先日の記事…だけではなく
他の記事でも言ったことがある気がしますが
流行りものと、それに乗っかる連中が嫌いなワタクシ。
昨今、いちばん鬱陶しいなって思ってんのが
チョコミント
一時期、むしろ悪評のが多かった気さえするのに
ここへ来てなんで今さら流行り出してんの？
うざいわー、ホンットうざいわー
どうも、トトです。
直近のヤツをがしがしレビューしてきましたが
５月頭にリリースされた新譜のレビューするのを
すっかり忘れてました。
今年購入した"パンク"バンドとしては、
３バンド目、３枚目の作品になりますかね。
１曲１曲の変化に乏しい(と思ってる)ので、
パンク盤のレビューは正直避けてきました。
自分の知識と語彙力じゃレビュー出来んぞ、と。
Pennywise の新譜も買いました。
Main Line 10 の新譜も買いました。
両方聴きました。両方良かったけど…
やっぱレビューはできねーなぁ(。-∀-) と笑
しかしコレなら！
と思ったのが今回の作品になります。
Strung Out『Black Out the Sky』
1. The Architect
2. Black Out the Sky
3. Town of Corazon
4. Unkoil
5. Requiem
6. Duke of Sorrow
7. Matchbook
8. Presidio
Pennywise と並ぶ、ワタシのPUNKヒーロー
Strung Out の新譜にして初？となる
アコースティックEPがリリースされました。
リリース元は言わずもがなのFAT WRECK
PUNKバンドながら、メタリックなリフが特徴で
当時"最速"とまで言われたスピーディーなPUNKバンドが
アコースティック！
アコースティック盤とは思えない禍々しいジャケットですが笑
どんな仕上がりになっているのか、
早速聴いてみました。
The Architect
１曲目からStrung Out の曲では決して多くない
４分を超える曲。今回はアコギ盤ですからね。
そんな１曲目を飾る"The Architect"
アコギならではのエモーショナルさに加え、
サビはコーラスと共に良きハーモニー。
Black Out the Sky
２曲目はタイトルトラックの"Black Out the Sky"
イントロを聴いて真っ先に浮かんだのは…
マイケミの"Helena" だよね。
しかし、１分を超えたあたりで雰囲気がガラッと変わり
アコギながら一気に多幸感あるサウンドに。
Town of Corazon
今作で最初にMVが発表された曲"Town of Corazon"
サウンドとマッチしたMVの雰囲気がとても良い。
もちろん相乗効果でサウンドもとても良い感じです。
Unkoil
ここで『An American Paradox』 に収録されている
"Unkoil" の原曲とは全く違う雰囲気で送るアコギ版。
今作の他の曲とも違い、終盤は
少しエスニックな香り漂うセルフアコギカバー。
Requiem
今作２つめのMV曲となった"Requiem"
少し暗くダークな雰囲気を醸し出し、
低く怪しいコーラスがこだまするや否や、
荒ぶるドラムと共にバンドサウンドを強める。
ある意味、今回のジャケットデザインと
最も近い雰囲気をもった曲ですね。
Duke of Sorrow
そこから一転、一気に明るく陽気なリズムで
楽しげな雰囲気で始まる"Duke of Sorrow"
アップテンポで、曲調も明るく楽しく、
サウンドのイメージはさながら南国ですね。
ラストサビ前の鍵盤パートも良い感じ。
Matchbook
セルフカバー２曲目となる『Twisted by Design』 に
収録されているキラーチューン"Matchbook"
原曲も好きだけど、アコギ版も良いっすなぁ。
半分過ぎたくらいのクラップ＆コーラスパートも○
原曲の良さに比例して、アコギ版も申し分なし。
Presidio
ラストを飾る"Presidio" は、アコギだけでなく、
序盤からバンド感も強く、そういった意味では
サウンド的な賑やかさは今作イチ。
でも、そこはあくまでアコギ作品。
"激しい"とか"うるさい"とかっていう感じではなく
アコギを前提としたバンドサウンドを奏でてくれています。
以上、バンド初となるアコースティックEP
Strung Out『Black Out the Sky』
ジャケットデザインにまるで合ってない、
エモーショナルで癒しなアコギ盤でした笑
しかし、やっぱアコギ盤… 良いですね！
アコギ作品といえば
アルバム１枚を丸々アコギ盤としてリリースした
Yellowcard とかが印象強いですが。
それでも昔、国内盤のボーナストラックにも
収録曲のアコギverが収録されてることも多かったですよね。
本来のバンドサウンドとはまた違った良さが
アコギ版で垣間見ることができます。
静かで、優しい音色になるアコギですから
自然と歌にも聴き入ってしまいます。
それ故に、歌唱力に秀でていれば
尚のこと、良さが存分に引き出されます。
もっと色んなバンドにも
こういったアコギ作品をリリースしてもらいたいものです。
そしてそのStrung Out
今年も来日が決定済みです。
ここ最近、UNIONWAYの持ち球は
Strung Out とUseless ID しかないのか(。-∀-)笑
ってレベルで、毎年のように来日してくれてますが。
ありがたいんですよ？
海外のバンドを日本に呼んでくれること自体は
本当にありがたいし、感謝してもし足りない。
でも、正直こう… ほぼ毎年のように来日が続くと
『…また？』っていう気持ちも否めない笑
贅沢なこと言ってますよねｗ
そしてもちろん、Useless ID も来日します笑
他にSpit 、U.S. Bombs と計４バンドを一気に招聘し
UNIONWAY 2018 JAPAN TOUR
を開催。
行くなら初日のStrung Out/Useless ID の２マンかなぁ。
この辺の日取りで、他の来日が被らなければ検討しよう。