Bad Wolves『Disobey』ハイキャリアなメンバーから成るバンドのデビュー盤! | (旧)喜怒音楽 -きど"おと"らく-

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2020年に引っ越しをしました。引っ越し先は最新記事からどうぞ。



世界最大級のゲームの祭典E3を経て、

様々なゲームのトレーラーが発表され、

それを見てワクワクが止まりませんね。

 

個人的にはやはりKH3

 

今回のE3トレーラー、確認しただけで3つもあるけど


パイレーツのヤツやばいな!


実写に寄せたCGに合わせて、ソラもちょっとリアル風になってる。


楽しみだなー楽しみだなー

 

てか、結局リリースは年またぐんやんけwww

 

まぁ今さらね、ゲームの大型タイトルの発売日が延びる

 

なんてのは、珍しいことじゃなくなってるんで。

 

あとダクソシリーズで有名なフロムソフトウェアの新作が

 

また似たようなものを…

 

しかも和テイストな分、仁王を彷彿とさせるんだが

 

それ仁王やれば良くね?

 

んなこと言ってたら、『仁王2』も出るとかw

 

コエテクの続編ってあんまり良いイメージないけど…w

 

あと、何気に『スパイダーマン』がすげー面白そうなんだよね。

 

と、トレーラー見てるだけでだいぶ楽しんでますが

 

何にせよKH3の発売日がようやく決まったので。

 

それまでに手持ちのゲームすべて終わらせねば!

 

どうも、トトです。

 

 


ライブがない分、続々とレビューしていきましょう。

今回のバンドは、最近よくある

有名バンドのメンバーから成るスペシャルバンド!

ってのが売りです。

頭に"Bad" が付くバンドとしては

Bad Religion
Bad Omens


に続き、個人的には3つ目になります。

iPodの一覧で見ると

Bad バンドが3つ並んで気持ちいい笑






Bad Wolves『Disobey』
01. Officer Down
02. Learn To Live
03. No Masters
04. Zombie (The Cranberries cover)
05. Run For Your Life
06. Remember When

07. Better The Devil
08. Jesus Slaves
09. Hear Me Now
10. Truth Or Dare
11. The Conversation
12. Shape Shifter
13. Toast To The Ghost






ex. Snot ex. Westfield Massacre

Ivan 一時離脱の際は、FFDPでも代役でボーカルを務めた

vo. Tommy

Westfield Massacre - 1枚目とは思えぬハイクオリティなセルフタイトル作



ex. Devil Driverdr. John

ex. God ForbidDocex. Bury Your Dead Chris

2人をギターに、

ex. In This Momentba.Kyle という

いずれも優秀なキャリアを持つメンバーから成るバンド

Bad Wolves

アルバムのリリース前、既にシングルの時点で

シーンから注目されていたバンドが

デビューアルバム『Disobey』 をリリース!


Tommy に至っては、実力は申し分ない中、

始まったばかりのWFMとしての活動の他に、

FFDPの代役ボーカルや、このBad Wolves も始めたり

それがWFMメンバーの反感を買ったか、

 

ほぼ強制的に脱退させられ…

Tommy の今のメインはBad Wolves だけだと思いますが。


そんなハイスペックなメンバーで編成されたバンドの

デビューアルバム、聴いてみました。



Officer Down
サイレンのような高音ギターが鳴り響くや、
サイレンはそのままにヘヴィなサウンドも入ってくるイントロ。
vo. Tommy のスクリームと共に激しいサウンドに。
しかし、個人的にツボだったのはサビ前の静かなクリーンパート。
やっぱTommy のクリーン良いわぁ。
その部分にあるシンガロングパートも
ギターソロと共に疾走するパートも良か。


Learn To Live
2曲目はMV化されている"Learn To Live"
djentのように細かく刻むリフに乗る
早口なパートが最近のバンドっぽい。
サビでの伸びのあるクリーンはやはりさすが。


No Masters
3曲目には早くもミドルテンポなメタルバラード。
ヘヴィメタルならではの重いサウンドに、
Tommy のクリーン主体で送るナンバー。


Zombie
4曲目はThe Cranberries のカバー曲"Zombie"
こちらは更にテンポを落としたスローバラード。
これがYouTube上でかなりバズッており、

この記事の下書きを書いている今月頭の時点で、
他の曲のLyric VideoやMVは50~350万再生に対し
この曲のMVのみ、公開3ヶ月で約7,000万再生!
Official Audioですら4ヶ月で約730万再生。
圧倒的すぎますね。
良質カバーなのもさることながら、MVも
原曲オマージュというか、リスペクトというか
そういったものが感じられるMVだからこそ、
再生回数を伸ばしたのかもしれません。
ちなみに原曲はコチラ
アコースティック版も公開されてますが、
これもまたバンドサウンドとは違う良さがあります↓

 




Run For Your Life
序盤からゆったりめの曲が続きましたが、
イントロの一定のリフから期待を煽り、
Tommy のスクリームと共にドラムの連打が心地良い曲へ。


Remember When
続く6曲目はラップ調のボーカルに、
ヘドバン衝動に駆られる、ミドルテンポで
ヘヴィなグルーヴ感で、ニューメタルを感じさせます。
そもそもTommy は、Lynn 亡き後、短期間だけど
Snot でボーカルも務めてましたしね。
この手の曲だっていけるでしょう。


Better The Devil
割と静かにゆったり始まりましたが、
サビは早口スクリームに、バンドの激しいサウンドへと

変貌する7曲目。
 

 

Jesus Slaves
のっけから攻撃的なサウンドで始まるも、
Tommy のクリーンの、秀逸なベースラインから為る
少しニューメタルを感じさせる曲調に。
しかし、やっぱこの手数足数の多いドラム良いな。

 


Hear Me Now
"Zombie" の次に再生回数に秀でるのがこの曲。
アルバムの方ではfeaturingしてないですが、
シングルカットされた方ではfeat. DIAMANTE
と、されていて、そっちがMV化されており、
公開約ひと月で、約745万再生。
カバーやフューチャリングならではかもだけど、
やっぱTommy の歌唱力を活かした、
ミドル~スローテンポの歌もの系は強いですね。


Truth Or Dare
ギターリフがちょっとゲーム音楽っぽい。
そんなこの曲もミドルテンポで、
いつの間にかスクリームがなくなってた
クリーン押しの曲でした。
しかし、それでも全然良いと思えるのは
やはりTommy の影響か。


The Conversation
今度はイントロからメタル感増し増し。
こちらもサウンドはヘヴィながら、
Tommy はスクリームなしのクリーン押し。


Shape Shifter
リズミカルにも聴こえるイントロ、サウンド
しかし、どこかダークな雰囲気漂う曲。
スクリームと共に入るブレイク、良い!


Toast To The Ghost
ラストはLyric Video化されているToast To The Ghost
ダークで重厚なイントロから、
一気に勢いを増すバンドサウンドにスクリーム。
そのあとはクリーンパートに入るも、
サビ前は叫び、サビでは疾走するブラストビートの上に
Tommy の至極のクリーンが乗る曲に。
ラストは極悪感のあるスクリームとブレイク。
アウトロ長めで5分半の曲を締めます。




以上、

Bad Wolves『Disobey

でした。

WFMもハイスペックメンバー編成で

1stのクオリティも文句なしでしたが、

Bad Wolves も同じく、メンバーに違わぬクオリティで

 

1stフル作を完成させましたね。

WFMの時から、もっと言うと

PTP好きにオススメの記事の時から、

Tommy の歌唱力を激押ししてきましたが、

それはBad Wolves でも変わらずでした。

やはりこの手のメタルシーンのボーカリストでも

歌唱力は上位組なんじゃないでしょうかね。

もちろんスクリームも申し分ないけど、

やっぱクリーンが良いバンドは強いと感じます。

それこそジャンルや音楽性にも寄りますが

どんなに驚異的、悪魔的、獣的なスクリームが出来たとしても

一般的にはクリーンがハイクオリティの方が

大成しやすいでしょうしね。

 

WFMでは残念な脱退劇を引き起こしてしまいましたが


このBad Wolves では上手くいって欲しいもんです。

 

 

 

こうしてBad Wolves をレビューしたので


レビューはしませんが、Tommy 絡みでこちらもついでに。

 

 

 

Five Finger Death Punch『And Justice For None』
01. Trouble (Bonus Track)
02. Fake
03. Top Of The World
04. Sham-Pain
05. Blue On Black
06. Fire In The Hole
07. I Refuse
08. It Doesn't Matter
09. When The Seasons Change
10. Stuck In My Ways
11. Rock Bottom
12. Gone Away (The Offspring cover)
13. Bloody
14. Will The Sun Ever Rise
15. Bad Seed (Bonus Track)
16. Save Your Breath (Bonus Track)


<インタビュー>FIVE FINGER DEATH PUNCH / Zoltan Bathory】(HMV)

 

 

現役世代で今、

 

最も売れてるメタルバンドのひとつじゃないでしょうか?


先日ベスト盤をリリースしたばかりのFFDPも


スタジオアルバムとしての7枚目となる新譜をリリース。


↑で使用した画像はボートラ入り初夏限定盤ですが


通常版のジャケは↓



トランプやろなぁ(。-∀-)笑

 

 

インタビューでZoltan も語っているように


今作もしっかりFFDPしてて安心安定のクオリティ。


Ivan の一時脱退を乗り越え、よくぞ完成させてくれました。


↓こちらのサイトでは

 

Five Finger Death PunchのIvanが昨年の事件について告白(Rock is not Dead)

 

その脱退時のことをIvan が語っています。


Tommy のことにも触れてますしね。


しかし、こうしてBad Wolves を聴いて、


FFDPの新譜を聴くと、代役がTommy だったことは


これ以上ないベストな選択だったと思えますね。


なので、Bad Wolves が気に入った方は


FFDPの新譜も是非!