日常蹴辺 -4ページ目

日常蹴辺

身辺雑記

周辺機器がうまく動作するかは個別の状況に負うところが大きい。あー何度設定しなおしても動かねー(怒)そんな時に頼りになるのはもちろんネットである。個人ブログとか2ちゃんとか。ホントに何度助けられたことか。
なので、私のようなシロウトでも、自分の動作環境を記しておくことは決して無意味ではない(はず)。

最近やったのは、IOデータ製無線LANルータ「WN-G54/R3」 のセッティングである。

ウチのネット環境はj:com の8Mという貧弱なもの。まあすごいことやるわけじゃないので別に不便ではないが、旧小田急ケーブルビジョン時代のように愛着を感じることは絶対にない。j:comに買われてからうるさいことばっか言うので嫌になってやめた知人も何人かいる。ウチが乗り換えないのはただ面倒だからだ。
こいつにはモトローラ製のモデムがついていて、そこからハブを噛ませてWindows機(デスクトップのVAIO)とMac(AirMac Express経由でPowerbook G4)を繋いでいた。コンピュータ2台だと追加IPで1000円も余計に取られるはずなのだが、なぜかそういう請求はなく、j:comは2台に別々のIPアドレスを振ってくれていた。

ところが、年末にAirMacが壊れた。保証期間はとっくに過ぎ、Appleに修理に出すとどうせ高いので、買い換えを検討。既存環境では家庭内LANが構築できない(単純なファイル共有だけだけど。なぜかiTunesの共有ライブラリは見えるのに)というのもあり、新たな無線LANルータ導入に至った。
で買ったのが前述の機種。IOかBUFFALOでいいやと思いながら(Coregaでさえなければ)、価格.com見てたら安かったので。現行のR4よりも先代のR3のが評価がよいようなので、こちらをチョイス。Amazonに注文した翌々日、ペリカン便で届いた。

J:com──CATVモデム──WN-G54──(有線)──VAIO
               └──(無線)──Powerbook

という至ってシンプルなLAN。WN-G54のIPはCATVのDHCPで自動取得。2台のコンピュータのIPはWN-G54のDHCPで自動取得。簡単なはずなのに……。
とにかくWN-G54がIPを取ってこない。たまに取ってきたかと思えば、今度は無線の方にIPを振らない。うまくいかない度にモデムやらルーターやらコンピュータやら全部再起動するが、するとうまくいってたところまでダメになる始末。
最初はj:comを疑った(そういう与件になるのはj:comのせいなのかオレが悪いのか)。しかし、たまたま全部うまくいってネット接続できていた状態で使用中に、突如WN-G54のIPアドレスが0.0.0.0になったので、原因はほぼこいつに特定された。

それからあらためてググってみると、2ちゃんでこの機種はボロクソに書かれていることがわかった。別に高いものじゃないが、悔しい。ちゃんと調べてから買うんだった。
とりあえずダメ元でファームウェアを上げてみることにする。IOのサポートページ へ。おや? 開発履歴に「・IPアドレス自動取得の環境で、IPアドレスが取得できない場合があった件を修正しました。」ってのがあるぞ。これでうまく行くかもしれない。
で、ファームウェア・アップデートした結果だが……あっけなく成功。安定してIPを取ってくるようになった。家庭内LANも全く問題なく設定できた。音楽ファイルのやり取りとか、すごく楽になった。

というわけで今回の教訓。「まず他人を疑え」

追記:その後使用していて、無線の方が取得していたはずのIPをロストしてしまう状況が頻発したのだが、固定を割り振ることで解決。大変快適に使えております。
7時間後には出発しなければならない状況で、今さら先週のことを日記に書いてみる。

10月20日(土)午前2時、家から出発。
ETC割・渋滞回避・一日フルに遊ぶということを考えると、この深夜出発の合理性に抗えない。
途中眠くなってSAで2時間仮眠。それでも朝9時前には白石ICを降りた。



秋の東北。気持ちいい天気。
弥治郎こけし村を経由して、宮城側の蔵王へ向かう。



最初に寄った牧場では、100円で牛乳飲み放題! 北軽井沢のリベンジを果たすべく、喜び勇んで牛乳に飛びつくオヤジ。コップが小さいので何度もおかわりするのが情けないが、軽く1リットルは飲んだ。でも、普通の牛乳なんだけど……。コドモたちはソフトを食べていたが、こちらも普通レベル。



妻が蔵王こけし館にはまっている間に、別の牧場に。子羊を愛でたり、



またソフト食べたり。こっちの牧場は去年も来たところで、こっちのソフトのが全然うまい。

ここから仙台市内へ。



遠征で仙台といえば、お約束のべこ政宗。ランチ時間ぎりぎりに飛び込み、あわてて牛タンを掻き込み、次は作並へ。



元同僚の新居を訪問。自然に囲まれた別荘地みたいなところ。すごいオシャレな、いい家だった。



気の利く人なので、おやつの揚げたて蓮根団子に刺さった串には、ちゃんと緑色の飾り付けをしてくれていた。
時間が押していて小1時間でおいとまし、宿泊地の山形側の蔵王へ。



まあ夕食は定番の芋煮なわけで。1日目はこんな具合で終了。


10月21日(日)朝、ダンマクだけNDスタに届けて他を回るつもりが、11時から幕張りだというので逃げ損ねる。



昼飯は寒河江で冷たい肉そばを食べるのを楽しみにしていたのに……。でも、山形サポが出店していた屋台のおかげで、スタジアムで肉そばにありつくことができた。味は悪くないのに、天かすが多すぎです。



息子の昼食は、スーパーおーばんの惣菜カツ丼。庄内豚使用。カツの厚さが3cmくらい、ご飯よりも厚い!という驚異的な食べ物。息子、途中で気持ち悪くなり一切れ残す。父、その一切れでギブアップ。



なのにさらにその後にデザートまで喰らう。天童駅前・フルッティアのフルーツポンチ、商品名は「フルーツポンチッチ」。昨夏、看板を見て大笑いしたのだが、名前はベタだが美味しかった。



夕飯は千歳山こんにゃくでという予定だったのだが、閉店間際でご飯ものは終了済み。残念。でもこの玉こんにゃくの充実感はちょっとうれしい。

帰りは霞城公園近くの福祉センターで一風呂浴びてから帰宅。なんて軽く言ってるが、500kmくらい? 途中セカンドドライバーに1時間替わってもらい、日付が変わる30分前に家に着いた。
10月14日(日)、天気は曇り時々晴れ。総勢10名で嬬恋村へ行ってきた。

前日に地図を見ながらルートをあれこれ考える。実はそういう下調べが大好きで、翌日の待ち合わせ時間が早いのに夜更かししてしまったりする。
ネットで調べていて一番心配だったのは、上信越道・碓氷軽井沢ICからアウトレットへの渋滞。以前那須に行ったとき、時間の読みが甘くて時間ギリギリになってしまったことがあり、もっと早い集合時間にしておけばよかったかな、と悩む。

なので当日は少し早めに家を出た。近所に住んでいるOくんを予告よりも10分早く迎えに行き、町田駅へ。IさんとKくんはちゃんと集合の7時30分より早く来てくれていた。エライ!
246→横浜青葉から東名→環八で8時過ぎには第2集合地点の荻窪に到着。ここでYカー組と合流。大きい人が多いので乗員を再振り分けし、いざ出発。

ところがいきなり道を間違える私。関越なんて滅多に乗らない上に、環八・練馬トンネルのあまりの快適さに、笹目通りをスルーしてしまう。光が丘の方から戻っていきなりのタイムロスだ。
それでも関越に乗ってからは、あっという間に軽井沢へ。渋滞のことは完全に杞憂で、スイスイと中軽へ抜けられた。

そこから北軽への道は「ロマンチック街道」の名に恥じぬ景色で、始まりかけた紅葉も美しく、これがなぜデートではなく男ばっかのドライブなのかは謎である。オッサンのオレはともかく、いいのか、20代の若者たち……。
で、軽快に走っていたのだが、また道に迷ってしまった。嬬恋村の大笹方面へ左折すべきところを、そのまま直進してしまったのだ。前方を走っていた他所の練馬ナンバーは間違いに気付いたらしくUターンしていたが、強引に走っていったらさっぱりどこだかわからなくなった。
一旦停車して地図を見直し、再出発。すると今度は有料道路である鬼押ハイウェイに入り込んでしまった。前方に料金所が見えてきたので引き返そうかな……と路肩に車を寄せようとしたら、そこに野菜直売所があった。店先にはキャベツや白菜が山積みされている。ちょうどいい、野菜買うついでに道を教えてもらおう。

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これは買ってきた野菜を後で撮った写真。買っている場面はユウキ's eyeに晒されてしまった……。キャベツと長ナス各100円、大根・ピーマン・葉唐辛子各50円でしめて350円也! 店のおばちゃんも「安いよー」を連呼していたが、笑っちゃうぐらい安い。
大笹方面への道を尋ねると、その野菜直売所の横の細い道を入っていって、道が左右に分かれているところを右に行き、五差路で一番左の道を行けばよいという。そんなんで大丈夫なのかな、と思いきや、おかげで正しい道に戻ることができた。おばちゃん、ありがとう!

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到着したのは、こんな具合に山に抱かれた平原。浅間山近辺から大分標高は下ってきたので、気温はそれほど低くなく、紅葉も始まっていない。芝生の上でコンビニ弁当を広げると、すっかりピクニック気分。(アップしていた選手のみなさん、緊張感を削いでしまって本当にごめんなさい)

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眼下を川が流れ、本当に気持ちいい大自然。ウチの近所もいいかげん田舎だけど、ここまで来るとなんにもないのがすばらしい。

現地ではいわゆる「スーペル・ゴラッソ」というのを目撃した。いや、目撃したはずなのに、自分たちのいた角度からはよくわからず、後でVTRを見させていただき、「うわあ、こりゃすげえ……」とようやく納得する始末。

帰りは浅間牧場に寄り、濃厚なソフトクリームに舌鼓。ジョッキ牛乳というのにも心惹かれたが、大きさが小ジョッキという感じだったのでやめた。たまには中高生みたいに1リットル一気飲みしてみたい。
ソフトクリームの写真がないのは、後で家族から「いいな~(怨)」と言われるのを避けるため。

帰りはさすがに道に迷うことこそなかったが、上信越~関越がいたるところ渋滞。運転していて眠くて参った。練馬IC付近からはスムーズだったのだが。
家にたどり着いた時には午後9時を回っていた。たいしたことをしていないけど一日仕事だ。それでも、疲れたというよりは、すごく楽しかった。

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嬬恋村のセブンイレブンで買ったワンカップ赤城山で晩酌。柄がすごくかわいい。山形もいろんな柄のワンカップがあるので、週末がたのしみ。

ちなみに、買って帰ったキャベツは、昨晩お好み焼きになった。妻(大阪人)渾身の作。外はカリッと、中はフワッと。フライ返しで押さえつけると、すごく怒られる。

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四国には何度か行ったことはあるが、陸路でというのは初めてだ。

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バスで車中泊というのはきついが、この明石海峡大橋の景色を見たら疲れも吹き飛んだ。天気も上々だ。
目的地の鳴門市運動公園には10時前に到着。
7時間のフリータイムを利用して、駅前まで散歩することに。

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ただの公衆トイレも、愛らしいスダチくんが出迎えてくれる。ただし、看板に偽りありで、中は「さわやか」ではない。

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鳴門駅は非常に寂れた風情で、鉄道に興味がまるでない私も思わず写真に撮ってしまいたくなる。
駅周辺に狙いを定めていたのだが、最初の目的地はここ。

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いかにも民家風な、手打うどんの店・たむら。事前ネット調査によると評判がよかった。

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完全に讃岐。隣県のものだが、讃岐で間違いないのだろう。冷かけ大盛りで230円。天ぷらはひとつ80円。つまり、これで390円だ。安い。味は普通に讃岐。おでんは売っていない。

その後は腹ごなしに駅前のスーパーをうろうろ。すだちとか鳴門金時とか売っているのだが、ここで買うのが安いのかどうかわからない。(一応買って帰ったら妻に「それはすごい安いよー!」と言われた。)
鮮魚売り場はすごい。地場で揚がった色々な種類の魚が、これは明らかに安い値段で並んでいる。しかし買って帰るわけにはいかない。

その他に「阿波銘菓」と書かれた小麦系の袋菓子を2袋も買うと、金額は安いがやたらかさばるお土産になった。

うどんといえばハシゴが相場ということで、2軒目のうどん店を目指す。

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途中でたわわに実るキウィを発見。収穫しないのだろうか。他の場所では柘榴がいっぱいなっていたり。棕櫚はめちゃめちゃ大きく育っているし、ここは南国なのだろうか。

道がわからなくなって予定していたうどん屋が見つからないでいたところに、看板に導かれて違ううどん屋に辿り着く。

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店構えからするとセルフとか半セルフの讃岐ではなさそうだが……とりあえず入ってみる。

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期せずして鳴門うどんだった。ふにゃふにゃの細麺、刻んだ揚げ。これがうまいかと聞かれたらちょっと答えに窮してしまうが、ここでしか食べられない珍しいものに行き当たった。このみついというお店、それなりに有名ではあるらしい。

http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20061223A/index.htm

お腹いっぱいで帰る途中で、こんなパン屋があった。

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この辺りでは第一次大戦中、ドイツの捕虜を抑留していたとか。ここのパン屋さんは名前だけドイツにしているわけではなく、ちゃんとハード系のドイツパンを売っていた。これがまた驚愕的に安くて、近所だったら買い込んでいるところだ。

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駅前から運動公園に戻る。いつもテレビに映る赤白の建物が気になっていたので、なんなのかをチェック。印刷工場のようだ。

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夕食はスーパーで買ってきたおそうざい。右はぼうぜの姿寿司。ぼうぜって何だ?と思って後で調べてみたらえぼ鯛のことだそうだ。固めというか、締まった食感はなるほど、そんな感じだった。左の太巻きはいろんな所で売っていた。ちらし寿司も地元の人はよく食べるらしい。うどん屋にもスーパーにも惣菜屋にも必ずあった。

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夜は花火大会。
会場内で買った芋棒という、大学芋を細くしたようなオヤツがおいしかった。

帰ってきて、翌日の昼は……

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買って帰ってきた徳島製粉・金ちゃんヌードル。関東では買えないのが残念な、無添加無着色で素朴な味わいのカップ麺。

やっぱり四国は小麦だな。お好み焼き屋がたくさん目に付いたのもそのせいなのだろうか。入ってみなかったのが心残りだ。
あまりに放置しすぎているので、趣旨を変えてなにか書いてみることにします。まあ、いつまで続くことやら……。観戦記は別にどっかに書いています。

今月はいつに増して緊縮財政を強いられており、まともな本を購入する原資が極めて少ない。なので主に文庫本を読むことに決めた。

まず1冊目は森達也の『クォン・デ─もうひとりのラストエンペラー』(角川文庫)。ドキュメンタリーは客観的なノンフィクションではない、自分の歴史観をしっかり刻みたいと公言する森さんだけあって、取材した事象から物語を紡ぎ出すのはすばらしく巧い。かといって、特定の思想的立場から都合のよいように解釈しているわけではない。そこに働く想像力こそが重要なのだ。

理念としてのアジア主義が「デモクラティックな」ファシズムに置き換わってゆく様。 革命の理想を成就することなく、時代に翻弄され、異国で死んでいったベトナムの王子の弱さ。しかし、クォン・デは単純に時代の犠牲者なのだろうか。彼は不幸だったのだろうか。そう読者に一度は考えさせる書きぶりはさすがだ。


2冊目は再読した野沢尚の『龍時01-02』(文春文庫)。以前は野沢尚というとドラマの脚本家としての方が馴染み深く、小説はまるっきり読んだことがなかった。『龍時』シリーズを初めて読んだのは作者が急逝してしばらく経ってから。『俺が近所の公園でリフティングをしていたら』が予想外に面白く読め、もしかするとサッカー小説というのは面白いのかもしれないと思い直し、ようやく手に取ったのだ。

『龍時』はさすがに『俺が~』とは違ってプロの小説家の書いた作品だった。サッカーを題材にするとどうしても教養小説になってしまうわけだが、そういう制約をもサッカーという懐の深い文化に吸収させ、エンタテイメントとして最高に面白い作品になっていた。どうして作家が生きている間に読んでおかなかったのだろうと後悔したし、作家がこのシリーズを3冊書いただけで未完のまま亡くなってしまったことも本当に残念に思った。

この1冊目は主人公のサッカー選手・リュウジの中学生時代から始まり、家族や恋人や友人などのバックグラウンドに丁寧に触れながら、スペインに渡って成功の端緒を掴むまでを描いている。
リュウジが感じた閉塞感は一介のJ2サポには縁遠いものではあるが、孤独と挫折、成功への渇望は読む者を圧倒する。多分、3度目に読んでもまた感動するだろう。

野沢尚が遺してくれた3冊を、大切に繰り返し味わいたい。

ユニ自慢が流行っているようなので、自分のもアップしてみました。

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なぜ家にソーイング用のボディがあるんでしょうか……まあ、ちょうどいいので着せてみました。スカート履いたまんまですが。
ysmamaさんのおっしゃるとおりで、開幕戦に間に合って欲しかったのだが、自分にとっては2戦目の仙台へは着ていけるのでよかった。新宿の加茂スポーツさん、本当にありがとう!


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3戦連続大爆発を期待。
メッセージボード は、敵の動向を知るため、というよりは単純におもしろいんでチェックしてるんだが、そんなんでfctyokyo.co.jpにアクセスしていたら、

試合当日の味スタの雰囲気が変わりました!

なんていう記事が目に入ってきた。
我々にしてみれば、自分たちのホームゲーム当日でさえ、飛田給を降りてすぐ目に入る毒々しいRGBからグリーンのみを抜いたようなカラーリングや、右側の倉庫のイシカワや左側のトヨタや正面のユーロのモニワに気分を害されてきたというのに、

飛田給駅からスタジアムまでの街頭フラッグがFC東京一色
(昨年まではヴェルディと交互に掲出)

とはどういうことだ?
試合当日のみのフラッグ掛け替えは、なぜむこうには可能になったのだろう。むこうにできたということはこちらにもできるのだろうか。経費の問題はあるだろうが、政治的な問題が絡まずにできるのなら、やることで生まれる価値は大きい。雰囲気は相当変わる。
フラッグかけなら立川でやってる人がたくさんいるので、ボランティアはすぐ集まるだろう。
J2第1節 ヴェルディ 5-0 草津@国立霞ヶ丘競技場

待ちに待ったシーズン開幕! この3か月というものの、高校サッカーやら海外サッカーやらでサッカー欲をなだめすかしていたわけだが、ようやく本気になれる季節の到来だ。
とは言っても、昨年12月2日の最終戦の後、

12月10日 ラウンドテーブル
12月31日 大津高-高志高戦(宮坂出場試合)
1月14日 多摩センターヴェルディギャラリー
1月21日 所属団体総会
1月28日 ファン感謝デー
2月4日 団体段幕作製会
2月11日 街を緑に染めろ in 立川
2月18日 ラウンドテーブル
2月25日 練習試合

と毎週のようになにかしらあったことを考えると、あんまり休んでいた気分ではないなあ。なんてえらそうなことを言ってはいけない。オフ中も仲間たちと会えたのはうれしかったし、シーズンを前に打ち合わせや調整や準備などなどで動いてくれていた人たちもいるのだ。感謝。

自分的にオフに準備したことといえば、まずフィジカル。筋トレしたり、ジョギングしたり……さすがにこの年になると、かえって疲れてよくない。
それと、真緑チェック柄のKANGOL帽と、真緑のスタンスミスを購入。スタンスミスは町田のオシュマンズの店頭ワゴンで2990円の値札をつけてころがっているのを救出。こんな靴、ヴェルディサポ以外のだれが履くというのだろう。

残念ながらレプリカは間に合わなかった。オフィシャルショップ以外ではマーキングできないということが、2月末に注文した店にシャツのみ入荷してから判明したのだ。甘かった。開幕戦にちゃんと背番号の入ったレプリカを用意するのはなかなか至難の業だ。昨年はギリギリで間に合ったのだが。

入場するとフロントの面々がお出迎え。「全緑疾走!」タオルの配布。気合い入ってる。MDPが4ページになったことなんて気にしない。選手獲るのにお金使う方がいい。

試合はスコア的には大勝。ボールポゼッションも圧倒。でも、こういうチームこそ足を掬われやすいことは、今年ヴェルダー・ブレーメンばっか見てたのでよくわかっている。自信は持っていいが、過信せずに、慎重にチーム力を上げていってほしいと思う。

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背番号7の人、すごく多い。ちょっと意外。ちなみに僕が注文したのは……入手したら写真UPすることにしよう。
という映画もあったっけ。ジョナサン・タロックの原作小説はものすごく悲惨なエンディングで、フットボールを通して貧困や階級問題を浮き彫りにするのだが、映画はあっさり爽やか、まるで違うお話のようですらある。

今年のシーズンチケットが昨日届いた。今回は桐の箱に入っていたりはしない。それがあるべき姿だと思う。
オマケのDVDは週末に見ようかな。一家族に1枚で十分なのに、2枚入っていた。余計な金使わないでもいいのに、というほどの費用はかかってないんだよな、ある程度大きな数DVDプレスする単価は。
ピッチ上にいながら、その上空を飛ぶ鳥のように、ピッチ全体の敵味方の位置を把握する能力 ─ ─プロサッカー選手といえど誰もがそのような能力を持っているわけではない。
しかし、左足でタクトを振るうと形容される名波浩が、その異能の持ち主であることに異論はないだろう。

今週号の「サッカーマガジン」を読んでいて、早速その能力が発揮されたことに驚いた。三浦憲太郎による記事。

元・日本代表・司令塔の名波は、チーム合流初日にロッカールームでMF菅原智に、昨年までのチーム現状を問い質した。「毎試合同じような試合ができなかったと聞いたけど“お前くらい経験のある奴がいて何やってんだ。それができないのはお前のせいだ”と言っておいた」と初対面でイレブンを叱咤。

入ってくるなり一発で、菅原が裏番であることを見抜いたのだ。そして「ボス猿は俺様だ」ということを高らかに宣言したのだ。名波恐るべし。