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日常蹴辺

身辺雑記

13日22時過ぎに、ラウンドテーブルへの参加承認メール到着。18日は他の用事が出来てしまったので、申込多数→抽選→落選を期待していたのだが。「他の用事」の方をペンディングするしかない。

時間はみっちり2時間半。会議はあんまり好きじゃないのだが、目的がはっきりしているわけだし、実りのある話し合いになることを期待。
一昨日は立川に行って来た。一年ぶりの立川。昨年参加したゲーフラ作製会がオフィシャル・イベントとしてパワーアップして、

「スタジアムと街を緑に染めろ in TACHIKAWA」

として開催されたのだ。

今回は一応参加申し込みはしたものの、前日までに納得いくデザイン案ができなかったので、実際の製作よりも手伝いに精を出すことに。搬入やらセッティングやら受付やらであっという間に時間は過ぎていく。
事前の申し込み40名に、さらに当日飛び込みで参加された方もいたので、昨年の25名をはるかに上回る参加者数。こういうイベントだと、申し込むだけ申し込んで、当日ドタキャンする人とかいそうだが……そういう人は皆無! 見事に全員いらしてくださり、ちょっと感激しました。三原とオサマというサプライズゲストも嬉しかった。

製作時間内は、主にヤマミーの手伝い。なんだかんだでこの手のこと好きなんだよな。そのうちブログ上で、新作ゲーフラ製作ドキュメントでもやろうかな。

夕方からは今回のイベントのもうひとつの柱である、商店街の街頭フラッグ設置を手伝わせてもらう。僕の所属の班はみなさん大人で仕事が早くて、あっという間に持ち分を終わらせ、追加仕事までこなしたのであった。これもたのしい体験だった。その頃に公園の留守番組に悲劇が訪れていたとは想像もできなかったが……。

ゲーフラこそ作れなかったものの、充実したイベントを堪能させてもらった。当日までの下準備やら当日の運営やらで大変だったはずのKくんが最後まで公園のゴミ拾いをしていたのも、忘れがたい光景だ。稚拙なゲーフラに高評価をいただいた前回よりも印象深いものとなった今回のイベントだった。
まったくもってやる気のないブログですみませんね。
ネタがないこともないんだが、気が向いたら更新、という基本方針は動かし難いので。

07年1月31日 練習試合
ヴェルディ─浦安JSC

070131

今年はじめて、つまり新しいメンバーではじめての練習試合。
と聞いていても立ってもいられず、会社をノコノコと抜け出してランドへ。
相手は千葉県リーグ1部の浦安JSCで、メンバーは社会人+学生の模様。45分+35分+35分の3本という変則マッチ。

1本目
    25平本 9フッキ

  13佐藤      20廣山

    7名波  5ルイス

22服部 14富澤 17土屋 18海本

      21高木

浦安は3-5-2。
お互いの意思を確認しあうように、ゆっくりゆっくり丁寧にパスをつないでいくヴェルディ。ボールは保持していても、なにせスピードアップする場面が少ないので、まるで決定機のないまま終了。強いて言えばフッキをボールを持ったときか廣山が動いたときに形になってたかな。
まあ今の段階でどうこう言ってもしょうがないし、能力の高い選手たちだということは端から見ていてもわかる。たくさん声を掛け合いながら、その感触を確かめ合っているような感じ。

2本目
    28井上 19船越

      24吉武

  35練習生 6菅原 15金澤

3藤田 2萩村 30一柳 29福田

      1吉原

2本目は右サイドから福田がチャンスを作り続けた。
2分、福田のクロスから決定機を迎えるが、最後は菅原のシュートが外れる。
吉武の動きもよくて、鮮やかなミドルを見せたり、16分には船越を使ったワンツーからシュート、GKがファインセーブ。
22分には泰成のスルーパスから平がシュート、惜しくも左に逸れる。
サイド崩せばいいのは1本目の最初の方で明らかだったが、1本目のメンバーはあえてそこを突かずパス回しを楽しんでいた。2本目は福田がガンガン、たまに泰成も行くので浦安は4-3-3に変えて対応。
最後は31分、福田が右サイド深くからクロス、船越が無理矢理押し込んで1-0。プロの面目を保つ。

3本目
    33喜山 19船越

   28井上    24吉武

    40練習生 38新村

36園田 31キロ 37宮坂 29福田

     26柴崎

高卒新人たちが登場。特に期待の園田、最初は緊張からか積極性を欠く。が、監督から声をかけられてから動きがよくなった。3本目はこの園田の左が起点となるチャンスが多かった。
得点は22分、吉武のロングシュートがバーに弾かれたところを喜山がプッシュ。いいねー喜山、今年こそは…と思っていたところにまさかのローン移籍でがっかりである。

それにしても、3本ともほとんどメンバー替わらなかった浦安JSC、お疲れさまでした。


070131c

移籍情報が多くて、流れを掴めていないかも。横浜FC、なぜそんな大型補強が可能なのだろう? 横浜ダービー因縁だらけでたのしそうですな。

因縁といえば東北の方、永井篤志が仙台?! これもびっくりした。時差1年で財前と交換トレードか?
放出する山形、新加入に順天堂大の佐藤健太郎! あの順大のファンタジスタ か! どれだけ通用するかわからないけどたのしみだ。
ようやくフッキきた。後は名波か。7番空けて待ってますぜ。

昨年のJ2リーグ25得点は、ボルジェスの26得点に次ぐ得点ランク2位。すばらしく即効性のある補強に、素直に拍手を贈ることができればよいのだが…

    G   C  CCS S
フッキ 25  15  2  1
平本  15  11  0  1

我らが平本一樹選手と比べても、引けを取らないどころか堂々と上回っているそのカードコレクターぶり。
どうせどっちかいないということで、今年は1トップですか?
前々日の荒天がウソのような国立競技場。

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誰が考えたのか知らないが、青空とこの白・黄旗はいつ見ても爽やかだ。

2時間前に到着したというのに、絵画館の駐車場は臨時のグラウンドの方だった。昨年の決勝は超満員という記憶はないのだが、今年はなんだか盛り上がっているのだろうか。
観客の中に、Jチームサポが目立つ。隣に駐まった車の夫婦はF東だったし、3列前に座ってたおじさん2人もそうだったし、後ろの家族4人は浦和だった。普段Jを見ている人たちが、こういうカテゴリーにも関心を持つようになった? まあ、決勝だしね。

盛岡商業 4-4-2
     12石森

2平 5中村 4藤村 3土屋

   8千葉 6諸橋

 7松本     11林

   10東舘 9成田

────────────

     17櫻内
20濱中       11小室
     7宮澤

   8立川 10酒井

15長谷川 4堀谷 3石崎 13桑元

     1安井
作陽 4-5-1

FW10東舘の出場停止が明けて、本来の4-4-2に戻った盛岡商、試合開始のゴングとともにラッシュをかける。
9分には作陽DFのミスから9成田がGKと1対1に。これは安井がセーブして事なきを得る。両チームに緊張は見られたが、試合の入り方に成功したのは盛岡商のように思えた。

しかし、10分過ぎから徐々に作陽のパスが回り始める。また、盛岡商の攻撃の中心・11林の後ろのスペースへ右SB13桑元が進出。12分にオーバーラップから中央へ切り込んでミドルを撃ち、流れを引き寄せる。
18分には10酒井→7宮澤→20濱中→17櫻内とショートパスでの鮮やかな中央突破を見せ、25分には8立川のFKのこぼれを20濱中がシュート、27分にはまた13桑元が攻撃参加してシュートまで持って行くなど、チャンスを作り続ける。

逆に35分にはまたも盛岡商9成田が、作陽バックラインのパスをインターセプト、そのまま持ち込むが決められず。一方38分に前半最大のビッグチャンス、作陽左SB15長谷川がオーバーラップからクロス、ファーにフリーで飛び込んだ17櫻内がヘディング。シュートはわずかにバーを越えていった。

前半は予想されたゲーム展開で、最終ラインから個人技とパスで組み立てていく作陽が攻めるのを、自陣ではリスクを負わずに前線のアタッカー4人に任せる盛岡商が受ける、という形のまま終えた。このままなら作陽が得点するのは時間の問題に思えた。

ハーフタイム、野村監督が早くも動く。17櫻内に代えてエース9村井を投入。村井ってただのポストプレーヤーではなくて、高田FC出身だったのですね。同時に11小室と20濱中の左右を入れ替え。

54分、早くも村井効果。9村井からのボールで裏に抜けた俊足11小室、GKと1対1に。でも決められず。
しかし、その2分後。13桑元のパスをゴールに背を向けて受けた9村井、ターンして右足一閃! シュートはバーに当たってそのままはね返り、詰めていた桑元が頭で押し込んでついに作陽が先制!

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59分にも8立川→9村井が落として→13桑元ミドル、と右サイドが冴え、作陽イケイケかと思われた。

盛岡商は63分にボックス左手前隅で倒されたプレーで家本主審からPKをゲット。

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このPKを11林が外してしまう。盛岡商、ここまでか……。

ところがここからが凄かった。
齋藤監督は、7松本に代えて13大山を投入。

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71分、この13大山が左サイドを破ってクロス。中で11林が得意の左。

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同点。
さらに84分、やはり左サイドへ今度は9成田が侵出。

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中央11林がスルーして8千葉が決める。とうとう逆転。

盛岡商業 2-1 作陽

自分としては予想外だったが、PK失敗後の盛岡商の運動量・気迫と、作陽の濱中+桑元の攻撃的な右サイドを個人の力で逆にこじ開けていった盛岡商FW陣の強さに恐れ入るしかない。
万全な村井匠も見てみたかったが……これは後のおたのしみですかね。

超過密スケジュールは問題ではあるが、短期間でこれほどまでに内容の濃い大会を毎年見ることができるのは、本当にありがたいことだ。開幕戦と準々決勝に行かなかったことが今さらながら悔やまれる。
準々決勝は仕事始めが重なってしまったため断念した選手権。冷たい雨の降る今冬最悪の観戦コンディションの中、準決勝の舞台、国立へ。

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慌てて出かけたら、雨具を忘れていた。売店でレインコートを購入したが、いきなり袖と胴のつなぎ目が切れるという悲劇に襲われる。
こんな天候のため閑散としているバックスタンド、神村応援席の最後方で傘さしたまま観戦。

作陽 4-5-1
     1安井

13桑元 3石崎 4堀谷 15長谷川

   10酒井 8立川

     7宮澤
 20濱中       16高山
     17桜内

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

   10遠藤 20木村

  16永畑   24西別府

   7芝   15里

13柿原 4加藤 5塗木 8仮屋

     1矢野
神村学園 4-4-2

国立4強まで勝ち上がってくると、チームの完成度も高くなってくる。両チーム共スタメンやシステムは確立されていて、さらにベンチにジョーカーや交代要員(作陽の小室・村井、神村の鮫島・村田)も用意している。
作陽にしてみりゃようやく芝のはげた駒沢から解放されたというのに、芝は最高だが水の浮いた国立とは。見ている方も辛い。メモ取るどころじゃない。

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別に、穴沢主審を撮りたかったわけではなく。

両チームにチャンスはあって、結果的には作陽が勝負強かった、ということなのだろう。セットプレーのこぼれをCBキャプテンの石崎が蹴り込んだ決勝点。3回戦の室蘭大谷戦の時、石崎のポジショニングが悪くてピンチを招いたプレーのあと、コンビを組む2年生CB堀谷がガーッとなにか言ってたのが印象深かったが、よかったね、キャプテン。

作陽 1-0 神村学園

神村は、創部5年目・初出場でありながら、大会に参加したというだけでなく、鹿実を破り鹿児島を代表して出場するプライドを背負って、よい試合をしてきた。永畑はこの日も柔らかいパスから好機をつくっていて、もっと見たい選手だった。

さて、問題の第二試合。

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八千代 4-3-3
     17植田

18服部 2森田 4宮川 21佐々木

  6前田 8新里 14藤井

     10米倉
   11山崎  9下田

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

     9成田

 13大山 11林 7松本

   6諸橋 8千葉

3土屋 4藤村 5中村 2平

     12石森
盛岡商業 4-5-1

自分としては今大会初見のチーム同士。フォーメーションをメモしようにも、弱まることのない雨に加え、時折強風まで吹きつける始末。
八千代は攻撃時は米倉が前線に絡んで3トップ的に、守備時は下がって4-4-2になる感じ。
盛岡商はリスクを冒さない試合運び。最終ラインからはとにかく蹴り出す。高円のグループリーグでヴェルディユースと当たったときの印象は……大勝したのと、同日に滝二が大分ユースをチンチンにした印象が強すぎて、さっぱり覚えていない。でも、11番の林くん、ウマイわ。こんな子がいたのか。

中継かダイジェストをご覧になった方はご存知の悲劇が、ロスタイムに起こった。その場にいた人のほとんどがPKのことを考えていただろう。僕も、盛岡商のGKはゴールキックをことごとくミスしていて、PK戦にも影響があるんじゃないかと頭の別のところで考えながら、盛岡商の得たCKをぼんやりと見ていた。雨が降っていなければキャッチするだけのイージーボール。でも、あの天候でのあの結果を、誰が責めることができるだろうか。
それから後のロスタイムは、長かったような、短かったような。ここまで全力で闘ってきた者に対してこうも酷い幕切れというのは、昨年見た130試合の中には思い出せない。サッカーは恐ろしい。

八千代 0-1 盛岡商業
今日はようやくサッカーは一休み。でもとりあえず昨日見た試合のことを書いておかないと、昨年のように書かずじまいになってしまうので。

大津が二回戦で敗退してしまったことで、近場なうえに注目校対決の駒沢へ向かう。

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写真を撮ろうとおもったら、SDカードを忘れたことに気付く。まあいいや。こんな感じの風景写真を一枚携帯で。
でもそんな時に限って、すごい選手がいたりするんだな。

室蘭大谷 4-4-2
     1山田

13村松 5近藤 2清原 6福西

    7遠山 8柴田
 12桝沢      20西山

    9樋渡 10宮澤

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

     17桜内
 20濱中      16高山
     7宮澤

    8立川 10酒井

15長谷川 4堀谷 3石崎 13桑元

     1安井
作陽 4-5-1

いつもだと目が行くのは作陽の10酒井くんのような、小柄でテクニックと馬力のある中盤の底の選手なのだが、室蘭大谷の10宮沢裕樹、これはすごいのでは。今大会5試合目にして初めて、「エース」と呼べるFWだった。存在感といい強さといい、2年生なのに風格というか、エースの匂いがしている。
作陽はさすがによいサッカーをしている。20濱中が何度も左サイドを突破する。というか、どちらのチームも右SBがまずい感じ。20分過ぎからは作陽がボールを支配するが、決定的な得点機は室蘭大谷に多く、7分・19分・29分・39分に宮澤が足と頭で放ったシュートは、どれも見応えのあるプレーだった。

HTに作陽は16高山→11小室。前半よかった濱中を右に移し、中盤支配を強める。
しかし、先に決定機が訪れたのは室蘭大谷で、47分12桝澤のシュートはクロスバーに当たって真下に落ちたが、ノーゴール。逆に作陽は52分にカウンターから3対3になり、抜け出した11小室がドリブルシュート。決定的だったが、DFが触ってかろうじてゴール右へ。
64分に17桜内→9村井。ケガ人続出でベストメンバーが組めないでいた作陽、ついに本来のメンバーに。終了3分前に11小室の左からのクロスを8立川がシュート、バーに弾かれて決まらず。結局PKにもつれ込んだ。

室蘭大谷 0(PK2-4) 0作陽

PK戦でも両右SBが続けて決められず。試合内でのパフォーマンスが精神的に影響を与えないわけがない。

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第二試合は青森山田と静岡学園の緑チーム対決。なのにどちらもセカンドユニで、白対赤に。

青森山田 4-4-2
     1大久保隆

7和泉 6鎌戸 3大久保翼 4山田

   15小竹 5李澤

 8板倉      10フランク

   11佐々木 9川西

─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─ ─

   20大石 9國吉

 7枝本  8刈込  10杉浦

   11吉野 13藤井

  19川端 4小坂 25奥田

     17船崎
静岡学園 3-5-2

さすがに強豪同士で、どっちも巧いんだが……中盤の潰し合いが多くて、ゴール前では身体を張ってシュートを撃たせない。勝負所を抑え合ったタフな試合。
どっちも8番がうまいな、と思ってたのに、静学はHTに8刈込→12伊藤にチェンジ、前線の並びも

   12伊藤 20大石

 7枝本  10杉浦  9國吉

に変わった。國吉にベロカルのディフェンスもさせるということだったのかな。國吉はすごい頑張る選手で好印象。右サイドに回されたが左利きで、FKも任されている。
システム変更がはまった静学、後半は好機を量産。羅列してみると、
・50分 20大石ポストからオーバーラップした25奥田がシュート
・54分 ゴール前での混戦、20大石がふかす
・59分 右9國吉クロス、走り込んだ10杉浦?ダイレクトで外す
・62分 7枝本ロングシュート、GK左手一本でファインセーブ
・65分 20大石のシュートわずかに左
・69分 10杉浦自ら持ち込んでのシュート、外す
・79分 9國吉直接FK、GKがセーブ
という具合だった。
最後の最後に
・81分 20大石ヘディングシュートでゴール
だったんだけど、あのふわりとしたシュートはそれまでのチャンスに比べると入りそうな感じではなくて、GKがライン上で抑えたかのように見えたのだが、副審は割ったとの判定。後でテレビで見ても、確かに入っていたし、攻めていたチームが勝ったのは妥当と言えなくもない。

青森山田 0-1 静岡学園

でも、青森山田がつまらないチームだったかというとそんなことはなくて、ここまで見てきた6試合12チームはどこにもよいところがあって、敗北という重い責を負わされるにはあまりにがんばりすぎているように思える。昼間に観戦して、夜中、日テレのダイジェスト番組で試合後のロッカールーム映像を見てもらい泣きする生活をしていると、日テレの策略にまんまとハマっているのが非常に癪で、せめて80分延長なしPKというテレビ都合なレギュレーションはなんとかならんのか、と余計なところに毒づきたくもなるのだった。