英語は度胸とニューヨーク流! -10ページ目

Part 32. 頻度の英語 (類義語シリーズ⑩)

$英語は度胸とニューヨーク流!

いつも~する、とか、よく~する、という表現。
日本語でも使いますよね。

英語でもいろんな表現があります。
今回はこれを整理しときましょう。

How often ~? に答える時の単語(頻度)

always いつも、毎回
He is always late.
彼はいつも遅刻する。

often よく、しばしば
I often forget about time.
ボクはよく時間がたつのを忘れる。

sometimes 時々
Sometimes even dogs cry and sometimes smile.
犬だって泣くこともあれば笑うこともある。

from time to time 時々、折々、時期ごとに(不規則)
She travels abroad from time to time.
彼女は機会あるごとに海外へ旅行する。

rarely めったに~しない、たまにしか~しない
He is rarely wrong.
キミはめったに間違うことがない

seldom めったに~しない
He seldom commits an error.
彼はめったに間違いを犯さない

not seldom しばしば、おうおうにして
It's not seldom he makes mistakes.
彼はよくミスをしがちだ。

seldom or never まず~しない
He seldom or never talks to a stranger.
彼が知らない人に話しかけることはまずない。

occasionally 時折、不規則にたまに
There will be occasionally thunderstorm or shower tomorrow.
明日はときおり雷かにわか雨があるでしょう。

only occasionary まれに、たまにしか~しない
These days I play tennis only occasionally.
最近はごくたまにしかテニスをしない


How many times ~?に答える時は

once, twice, three times
1度、2度、3度
four times a week
1週間に4回
once in a lifetime
一生に1度
How many times do you go to gym per week?
-I go there every other day.

週に何度くらいジムに行く?
―1日おきかな。

a few times
2~3度
very few times
ほとんどない
several times
数回、何度か
Have you ever been to Paris?
- Yes, a couple of times.

パリに行ったことある?
― うん、2回ほど。

times の代わりに days, minutes などの時間、
または meals, visits などそのものズバリでも通じるね。
How many times can you jump per minute?
-I guess 30 jumps at maximum.

1分間に何回ジャンプできる?
ーできても30回くらいかな。


When ~?(時間、時刻、場合)に答える時

all the time ~の間ずっと、いつでも
She was crying in a car all the time on a way back home.
彼女は帰りの車の中でずっと泣いてた。
Why are you whining all the time?
何でお前はいつもグズグズ言ってるんだい?


every time (≠everytime という単語はない!!) 毎度、~するたびに
I feel happy every time I see her.
彼女に会うたびに嬉しくなる(= whenever I see her)

anytime(副詞) = at any time(名詞) どんな時でも、いつでも
When do you wanna go? Anitime is fine !
いつ行きたい? いつでもいいよ。

will always = forever, eternally いつまでも、永遠に
I will always be with you.
ボクはいつまでもキミといっしょだよ。


連続性・規則性をあらわす副詞
ly をとって形容詞にしても使ってみようね!

frequently しばしば、頻繁に
This is a frequently asked question from our customers.
これはお客さんからよく聞かれる質問です。

regularly 毎回、定期的に
They come to this restaurant regularly.
彼らはこのレストランンの常連だ。

periodically  期間ごとに、時間をおいて毎回
We talked about the issue periodically.
我々はこの問題に関して毎回話し合っただろう。

continuously 時間の空きがなく連続して、ずっと
The car alarm beeped continuously.
車のアラームが鳴り続けていた。

continually 時間の空きがあっても連続して、絶えず
He was continually snoring like a pig.
彼は豚のようにずっといびきをかいていた。

constantly 時間の空きがあっても連続して、しきりに、一定的に
She passed the exam by stydying constantly.
彼女は規則的に勉強することで試験にパスした。

consistently 首尾一貫して、最初から最後まで同じに
Her voice was resonant in the place consistently.
彼女の声はその場に終始一貫してよく響いた。

それぞれビミョーにニュアンスや意味、使いどころが違うから、
こんな時はどう言うの?という質問もお待ちしてます~!


英語は度胸と愛嬌!
面倒でなければここをプチッと!

讃える人は伸びる

$英語は度胸とニューヨーク流!


いや~、なんであんなにおもしろいんでしょうか?

のっけからわかりませんね?
高校野球のことです。

普段プロ野球にはあまり興味がありません。
春の選抜も観たことがありません。
でも夏の甲子園、
高校球児の熱戦は、
見始めると目が離せなくなります。

ワシは駅伝も大学対抗の箱根が好きなんですが、
どちらも普段はこの種のスポーツにあまり興味ない人が
けっこう見ていると思います。

アマチュアリズムとはいっても、
各校がコネと金を使って集めてきた選手が多い。
そうした批判もあるかもしれないけど、
本人たちにはそんな打算や計算をする余裕はない。

学生特有のあの悲壮感。
今がすべて。
勝つこと、負けないことにみんなが集中して、
出てくる出てくるガッツとミラクルプレイ。

プロならフェンスまでの目測もしっかりしてるのか、
ファウルと見極めて追わないボールも必死に追う。
網にぶつかっても追う。怪我しても捕る。
いい意味でバカかと思うほど、球しか見ない、見えない。
そんなひたむきな姿に感動する。

有り余るほどの緊張感が選手全員にみなぎる。
声を上げてる選手も空元気。ビビりまくり、興奮しまくり。
先走った走塁や大暴投などのミスも多く出るけど、
実力以上のプレイも出る。なんでアレが取れるのか?
何であんな遠くから球まっすぐ投げ返せるのか。

観てるとどっちも勝たせてやりたい。
負けてほしくない、と優柔不断な観戦者。
選手のアップに光る汗や涙が胸をつかむ。
それでも勝負はフシギにもつき、
勝ったチームの笑顔と、負けたチームのいろんな顔。
やり終えた、という満足感と疲労感。
もっとできたらという悔しさと、自己反省。
複雑な表情が敗者たちに浮かぶ。

試合後インタビューで両チームの談話が入る。
仕切りに選手を誉める監督、自己反省する監督。
中でも勝って不思議がる監督はおもしろい。
負けに不思議なし、勝ちにフシギの勝ちあり。

負けたときには必ず理由があるけれど、
勝ったときには実力以上のものが出たという不思議がある。
試験や仕事でもそうだ。
そんな運や実地での強さを讃える。

そして両チーム投げきった投手のインタビュー。
勝って相手投手の健闘をねぎらい、技を尊敬し、讃える。
負けて悔いなし、出し切った、相手が上だったと認める。
しっかりした口調と内容。

こういう高校生は伸びるんだろう、と感心した。
野球だけじゃなくて人生でも。
終わって悔しがるのも次へのモチベーション。
観察、分析、自己反省も次への勉強。
しかし、勝った相手を自分より上と認め讃えることは
すでに自分の目標を引き上げているのかな、と。
それは自分のまわりの限界を広げてるのかなと。

小笠原諸島で地元の貝殻を宿として、
長年小さな体を作っていたヤドカリが、
外来種のマイマイのカラを見つけて飛躍的に大きくなったように、
自分の目標を高く掲げ、伸びしろを大きくした球児に、
頼もしさと日本の明るい将来までを感じてしまうのは、
大いに感動させられた自分への照れ隠しかもしれませんね。



ピグで遊ぶ

いい歳して~っと言わんでね。

ピグは結局、着せ替え用の服や部屋のインテリアを揃えさせて
お金を使わせるためのゲームソフトみたいなもん。
だけど、まあ、このくらいで遊んでる分には楽しいね。
自分のカワイイ分身が、いろんなとこ行って楽しんで、
記念写真撮るのにハマってます。きっと一時のことだと思うけど…。

$英語は度胸とニューヨーク流!
まずこれね。パンツ1枚でこの世界に放り出されます。実際の我が家での姿と同じです。
もちろん、これ以上は脱げなくなってますから安心して。

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沖縄へ行きました。

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勝手に人ん家にお邪魔。誰もいないとこに裸で忍び込んで写真撮るやつ…
そいでもって次はシャボン玉を持ち込んで吹いてる。やり放題です…。

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んでパリのカフェへ。ギャルソンがお冷を配ってる。ありえないし…

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ブラックアイドピーという大好きなバンドが来日したときは
アメピグのイベにも参加。マジで彼らがピグになって登場するとは!

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黒柳さんにも会ってきました。90歳とは思えませんね(まだ行ってない?)
チャット機能で日本語が打てない時があるので、これは逆にチャンス。
時間さえ合えばワシ個人レスンしますよ!タイプ早い方はどうぞ。

$英語は度胸とニューヨーク流!$英語は度胸とニューヨーク流!
んで自分の殺風景な家に戻ったら、いつの間にかだれかがが目の前に。
びっくりしたな~もう。でも心はどっかへ行ってたようで動きませんでした。
後で改めてお会いしましたが、恥ずかしかったし、いつさよなら言えばいいか、難しい!
これはピグ友さんが用意してくれたおやつ。そんなことも出来るんですね。

まあ、アメバ側で用意するインテリアや場所は、なんかすべてセンスがないけど、
それなりにバーチャルを作り出そうとしてます。
早くいいデザイナーさんが欲しいですが、そしたらもっとお金かかるね?
幼稚園の自分に戻りたいとき(アルカ?ソンナノ)はいいかもしれませんよ。
ワシもすっかりタラちゃんイクラちゃんになってます。
他に自分の畑も持てるし、カジノでも遊べる。いろいろタダで遊べるのがありますよ。
今度どこかで会ったら気軽に声掛けてください。

では、Have a nice vacation ~!

[Bi] オトコはつまらん!



「ただ、お前がいい」by 中村雅俊  曲:小椋佳
『俺たちの旅』ワシが2歳のときのドラマだ!

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オトコっつーのはつまんない生き物である。

こんな風に思うことがよくあるし、
そうつぶやく人が多い。

先日行ったNYで、久しぶりにあった親友。
日本人のオトコ。
向こうでの苦しいときも楽しいときもいろいろ絡んでたヤツです。

今回は仕事もあり、あまり長時間いっしょに過ごすことはできなかった。
でもお互いに久しぶりに会える喜びでワクワクしてたのがわかる。
待ち合わせた飲み屋で半年振りの懐かしい顔を見る。
カウンターに置かれた酒のボトルで、もうすでに始めてる酒好き。
アメリカだから自然とハグが出る。
日本人、男同士、中年?という3つのハードルを越えられる。

会えた嬉しさを表すのはここまでで、
あとはいつもいっしょに飲んでるように
冗談めかした会話になり、お互いの近況を話すだけ。

「わぁ~ん久しぶりぃ、元気だったぁ~?キャピキャピ」
そんな風にできないオトコの照れ隠しみたいな会話。
くだけた調子になるのに酒の力を借りる。

近況報告やグチや仕事の話。
時間が遅くなって、明日の予定を気にしながらも、
名残惜しくてズルズル飲む。

で、やっと踏ん切りをつけて、ベロベロになって席を立つ。
タクシーをつかまえて、乗せる、乗り込む。
窓越しに見るヤツの表情もワシのも複雑。
もう少しいっしょにいたい、
せめてすぐまた会えると思いたい。
そんな想いが顔に出る。
またはそう思うだけか?

でも、じゃあまたなって車を見送る。
そんなときの切なさは、恋人と一時分かれるような気持ち。
ギュっとハグしたいような、
なんか気の利いたこと言いたいような
でもただ窓に拳骨くれただけ。

「もっと遊びた~い!」
とダダをこねて泣きたい気分。
子どもでもオンナでもないから難しい。
ホモじゃない?とか言われるのをいつも怖がるメンドくささ。
オトコってほんとにつまらんこと気にする生き物。

サッカーや高校野球の試合を観てて、
チームに貢献した選手がもみくちゃにされる。
そいつが愛おしくてしょうがない気持ちが表れる。
そいつをめちゃくちゃにしたいくらい好きなんだよな。
わかるよ、その気持ち。

他の事はけっこうワンパターンになるのが好きなオトコ。
性格的にはネコ型よりイヌ型が多いと思うオトコ。
なのに
素直にしっぽがもぎ取れるほどの喜びを表せないオトコ。

複雑で、つまらん。

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$英語は度胸とニューヨーク流!


Men are boring creatures.
So I often think and hear.

I met my best friend when I went to NYC last.
A Japanese guy, who was always there
even when I was in trouble or partying.

Since this trip was mainly for business,
we couldn't spend much time together,
but I knew we had been anticipating to see each other.

He was there before I got,
already with Sake bottle on the bar counter.
I saw the face after half an year of absense.
We hugged each other without hesitation
since we were in the States,
being Japanese nor men nor middle age
nothing of those stopped us from doing so.

That was all then, however, that we showed
our joy of seeing each other in pubric.
We started talking and joking as if we were always doing so.

" Long time no seeeeeee! How have you beeeeen? "
We couldn't do it like girls.
Just some conversation to hide some shyness.
Needed more Sake to loosen up more.

Reporting some happenings, complains, and work stuff.
Getting late and watching time,
we still couldn't leave the bar.

Then finally stood up staggering a liitle.
Found a cab and pushed him into the car.
There were funny expressions on both faces
when looking at each other through the window.

Wanted to stay together a bit longer,
wanted to believe we would see again soon,
such thoughts come out on our faces,
or is it just an imagination?

After saying See You!,
I saw off the cab and him leaving
somehow feeling my heart wrenched
just like lovers would feel.
Wanted to hug him hard?
or say something to remember?
but just gave a punch on the cab window.

" I wanna play more ",
so would cry if I were a kid,
but I'm not either a kid nor a girl.
Being afraid of looking as if I were gay,
I know it's a stupid idea to mind such things.


When I'm watching the soccer game or baseball game
by high school kids which is a huge summer event in Japan,
I often see the teammates gather,
hugging and hitting hard on a player
who has just won the point for the team.
They love him so much as they can almost hurt him.
I know how they feel.

Men tend to have many routines in their lives.
I would say we are more like dogs than cats,
but men can't show their tails wagging so hard
as it could be ripped off even when so happy.

Complicatedly boring...

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英語は度胸と愛嬌!
面倒でなければここをプチッと!


イソップ英語会話③ 都会のネズミと田舎のネズミ 後編

$英語は度胸とニューヨーク流!

初めてこのシリーズを読む方はこちらも先にどうぞ!

The Country Girl in City

前編はこちら

$英語は度胸とニューヨーク流!
聴きながら読みたい方はこちらもどうぞ~


a few days in the city passed...
都会での2,3日が過ぎ…

So Jane, how are you enjoying so far?
で、ジェーン、どう、楽しんでるとりあえず?

Amazing! Everything is going so fast here.
Even people talk faster here I think.

サイコーよ。すべてが早くすぎてくのね、ここでは。
人も速くしゃべるみたい。

Can be true. Did you enjoy talking with the french guy?
そうかもね。あのフランス人と話して楽しかった?

Yes, though I could understand very few words he said.
ええ、でも彼の言うことほとんどわからなかったけど。

What about the guy with big tattoo?
あの大きなタトゥのある彼はどうだった?

I liked him a lot, but he seemed lost interest in me.
すごく気にいったんだけど、むこうは興味なくしたみたい。

Maybe because he is gay.
きっとゲイだからよ。

Oh, no, is he? He didn't look so.
え、まさか、ほんと?そう見えなかったわ。

Maybe not, but it's always possible here.
違うかも。でもいつだってそれはありえるわ。

Then the two guys from wall street...
それからあのウォールストリート関係の2人。

Oh, how were they? I thought I could join you guys.
ああ、どうだったの彼ら?私も仲間に入れてもらおうと思ったけど。

They looked a bit too slick, didn't they?
ちょっとすれた感じじゃなかった?

Well they didn't look born yesterday for sure. What's wrong?
まあ、生まれたばかりの赤ん坊に見えなかったのは確かね。それがどうしたの?

I kind of felt uncomfortable with their attitude.
なんか彼らの態度に落ち着かない気分だったわ。

Come on, Jane, they are city boys.
ちょっと~あの人たちは都会の人よ

I noticed one of them wore a ring, too.
1人は指輪してるのも見たわ。

Of course they can be married.
It's unnatural if they weren't
in spite of making money and good looking.

もちろん結婚ぐらいしてるでしょ
じゃなきゃ不自然よ。お金もあってルクスも良くて。

So you mean you don't mind?
じゃあ気にしないの?
No, actually that's the point.
しないわ。そこがポイントなのよ。

What do you mean?
そういうこと?

We should enjoy excitement and thrill here.
みんな興奮とスリルを味わうべきでしょ。

Should we? I feel a bit scared sometimes.
そうかしら?ときどきちょっと怖くなるわ。

Oh, nonsense, Jane. You just be careful to desease!
ナンセンスよ、ジェーン。ビョーキだけ気をつけてればいいの。

Kathy! You wouldn't, you don't... sleep with more than one?
キャシィったら。まさか、あなた1人以上とやったりしてないでしょ?

Yes. I might as well have fun as other guys.
するわよ。アタシだって他の男同様楽しませてもらうわ。

Are you happy like that?
Don't you wanna meet someone special?

それでいいの?誰か特別な人に会いたくないの?

I do, but I also want thrills in my life. I feel so alive.
会いたいわよ。でもスリルな人生も欲しいの。生きてるって感じ。

Well, Kathy, that's the difference between us.
I think I enjoy quieter and more peaceful time than thrills.

そう、キャシィ、そこが私たちの違う点ね。
私は静かで平和の方がスリルよりいいのよ。

You mean beans and bacon in peace
rather than cakes and ales in fear?

じゃあマメとベイコンを平和に食べる方が
ケーキやビールを怖がりながら食べるよりいいってことね。

Right. So, thank you for your hospitality.
I'll go home tomorrow.

そのとおりよ。おもてなしありがとうね。明日帰るわ。

Well, let's do this again some time, okay?
そうね。でもまたいつかやりましょ、OK?

Yes, we shall, but without boys next time.
ええ、やりましょ。でもオトコなしでね。

That sounds fun, too.
それも楽しそうね。



The Town Mouse and The Country Mouse:
Better beans and bacon in peace than cakes and ale in fear.
素朴で退屈なものでも、豪華なものを怖れながら食べるよりいい。
(糖尿病の患者にも使えそうな言葉ですね!)


$英語は度胸とニューヨーク流!


英語は度胸と愛嬌!
面倒でなければここをプチッと!

ぐるっぽでの質問 英訳の仕方


ぐるっぽでされた質問に答えようとしたら、かなり長くなりました。
これはワシの読者にも興味があるかと思い、記事にしてアップしました。


$英語は度胸とニューヨーク流!質問:

次の日本語を、英訳と、英訳にするポイントを教えてください。
「酢には、食欲増進・疲労回復・高血圧の予防、
青汁には、風邪予防・冷え性の解消・アレルギー改善など、
他にもたくさんの効能があるので、みなさんも健康のために、ぜひお試しください。」

ここは気をつけなければならない、こうしたら英訳しやすくなる・・・
など、アドバイスをよろしくお願いします。


$英語は度胸とニューヨーク流!回答:

そうですね~、大きく分けて2つの文になりますね。

①まず主文である「みなさんも健康のために、ぜひお試しください」
②そして勧める理由を言います。

または原文のように
①「~の効能がある」ことを紹介して、
②「だから」で連結して「お試しください」という。

効能の部分は長く見えてもひとつの文
副文の書き方も2通り
①○○は~の効果を持っている。Vinegar has で始める文と青汁が主語のもの
②~には効果が存在する、酢の中には。There are ..... in vinegar.で始める文

やっかいなのが「効能がある」の表現。
辞書で見るとeffective, efficacious があります。形容詞。
efficacious は認知度、使用頻度とも低い言葉ですから×。
~するのに効果がある=effective to 動詞、effective for 名詞
名詞 effect の場合は効果が複数なので、has effects on 体や健康に(名詞)

もうひとつは
benefit 利点(名)、利益をもたらす(動)
Vinegar brings medical benefits as 名詞 ~のような薬効がある
beneficial  ~に利点がある(形)
Vinegar is medically beneficial for 体や健康に(名詞)

ここまでを英訳してみます

There are certain medical benefits for 食欲増進・疲労回復・高血圧の予防 in vinegar
and for 風邪予防・冷え性の解消・アレルギー改善 in green leaf juice,
so I would like to recommend to try them for your health.

~してください、というお願いではなく、~するのをオススメします。と表現。


食欲増進、などの熟語、名詞形にはぴったりの単語はないので、
動名詞をつかって表すか、to 不定詞を使って表します。
今回は for を使ったので動名詞にしてみます。

食欲増進・疲労回復・高血圧の予防=
gainning appetite, recovering from fatigue and preventing high blood pressure

風邪予防・冷え性の解消・アレルギー改善=
preventing cold, promoting blood circulation, relieving allergy and many other benefits.

この中で気をつけたいのが「冷え性の解消」と「アレルギー改善」です。
冷え性、は日本のような呼び名はありません。ここでは血の循環をよくする。
アレルギーを改善するのではなく、軽減するのです。
こうした日本語レベルでの一考も必要です。

最後にこうした情報が自分からではなく、文献や専門家から聞いたものなら、
It's known (that), I heard (that) というように伝聞形式をとるといいでしょう。

出来上がりがこれです。

It's known that there are certain medical benefits for gainning appetite, recovering from fatigue and preventing high blood pressure in vinegar, and preventing cold, promoting blood circulation, relieving allergy and many other benefits in green leaf juice, so I would like to recommend to try them for your health.


今回は2つのものの効果を言うためにthere are ~ in で文を少し短くしました。
しかし、ひとつの場合は、酢、や青汁、と言った言葉を主語にしたほうが、
読む側としては何のことを語っているかがすぐわかり、読みやすい文となります。

It's known that vinegar will bring certain medical benefits on your body for gainning appetite, recovering from fatigue and preventing high blood pressure, and green leaf juice is for preventing cold, promoting blood circulation, relieving allergy and many other benefits, therefore they can be worth trying for your health.

青汁のことを言うときはすでに酢で言われている
will bring certain medical benefits on your body
を省略できますから少しシンプルにできます。
そして堅い文なので so の代わりに therefor を使ってみました。

他にもいろいろ作文できますから、また更新するかもしれません。


英語は度胸と愛嬌!
面倒でなければここをプチッと!

イソップ英語会話③ 都会のネズミと田舎のネズミ 前編

$英語は度胸とニューヨーク流!

初めてこのシリーズを読む方はこちらも先にどうぞ!

The City Girl in Country
written and voice by terrysun

$英語は度胸とニューヨーク流!
聴きながら読みたい方はこちらもどうぞ~


Hey Jane, here I am at last!
ハイ、ジェーン、やっと来たわよ!

Hi Kathy, welcome to Hudson !
Hope your trip here was okay.

ハイ、キャシィ、ハドソンへようこそ!
ここまで来るのだいじょぶだったならいいけど。

Okay? It was awful frankly said, but I managed.
だいじょぶ? 正直言ってひどかったわ。だけどなんとか、ね。

Oh I'm sorry to hear it. How awful was it?
あら、かわいそうに。どうひどかったの?

Soon after arriving the stinking station,
this guy came to me and offered me a help.

あのぼろい駅に着いたとたん、
1人の男が来て手伝ってくれるっていうのよ。

Oh, how nice, but why is that so awful?
あらステキ。なんでそれがひどいの?

I thought he was gonna steal my stuff.
だって荷物を盗もうとしてるのかと思って。

Oh, you live in a city too long.
He must have meant well for you.

ああ、あなた都会に長く暮らしすぎたのよ
彼はきっとあなたのためを思って。

Must he? I didn't think so anyway.
Then I had trouble finding a cab.

そうかしら?とにかくそう思わなかったのよ。
それからタクシーを見つけるのが大変。

Why didn't you call us from the beginning?
You were supposed to let us know when to get there.

そもそもどうして電話してくれなかったの?
いつ着くか知らせてくれることになってたでしょ?

My cell went out of batteries
]and I couldn't find a pay phone either.

ケータイが電池切れだったし、公衆電話も見つからなかったの

Ah, that's why. I was just wondering.
そんなわけね。どうしたかと思ってた。

Never mind that.
Anyway, another guy came to offer me a ride, too.

それはどうでもいいわ。
とにかく違う人が車に乗せてくれるって来たのよ。

I don't doubt it. We usually give anyone a ride.
フシギじゃないわ。みんな乗せてくれるのよ。

Well it seems so, but I didn't buy it.
そうみたいね。でもあたしは乗っからなかったの。

Why? How did you get here then?
どうして?じゃあどうやってここに来たの?

Another guy asked if I'd like a ride,
so I took the chance.

また違う人が来て乗らないって言ったの。だからいちかばちか乗ってみたわ。

Was he nice?
彼ステキだった?

He looked all right.
Wasn't my type at all, but safe at least.

見てくれはまあまあよ。私のタイプじゃないけど、少なくとも安全そう。

Well, I'm glad you made it. Where is he now?
まあ、着いてよかったわ。その人はどこ?

Oh, he's gone. He lives a mile from here.
行っちゃったわ。ここから1マイルのとこに住んでるって。

Good, I may know him then.
You may bump into each other again sooner or later.

よかった。なら私も知ってる人かもしれない。
遅かれ早かれまたハチ合うかもしれないわね。

Where's Tom? How's he doing these days?
トムはどこ? 最近はどうしてる?

Oh, same ol here.
He's in a farm planting and watering under the sun.

ああ、相変わらずよ。
太陽の下で畑に植え込みや水遣りをしてるわ。

Good for you guys.
Wondered you guys were bored already.

それならよかった。もう飽き飽きしてるんじゃないかと思ってた。

Bored? There's no time for being bored here.
So many things to do, but I will make time to hang around with you.

飽きる?飽きてる時間なんてここにはないわ。
やることいっぱいで。でもあなたと過ごす時間はつくるわよ。

Great, let's go somewhere and buy me a drink first.
やった~。どっか行ってまず飲み物でもおごってちょうだい。


a few days passed...
2,3日後…

Jane, I think I'm going home tomorrow.
ジェーン、私明日帰ろうと思うの。

Oh so soon? I had some more days off for you.
え、そんなに早く?まだ2,3日あなたのためにとっといたのよ。

Thanks, but I'm already bored,
though I enjoy being with you guys.

ありがとう。だけどもう退屈しちゃって。あなたたちといられるのは楽しいんだけど。

Don't be silly.
What happened to the guy you met last ight?

なにバカなこと。昨夜会った人はどうしたの?

Oh, he's all right.
Sweet I should say, but that's all.

ああ、フツーよ。優しいっていうか、でもそれだけ。

He seemed so into you.
What more do you want?

彼あなたに夢中だったみたいよ。それ以上何を望むの?

Oh, you wouln't understand
caus' you are happy with Tom.

もうアナタにはわからないわ。だってトムで満足してるんだから。

I would. I find Tom sometimes boring, too,
but who else there?

わかるわよ。私だってトムは退屈だと思うけど他に誰かいる?

Exactly. Everyone here is sweet and boring.
At least to me.

そこよ。ここに住んでる人はみんな優しくて退屈。少なくとも私には。

You mean too safe and peaceful?
安全すぎて、平和すぎってこと?

Maybe. ...I've got an idea!
たぶんね。 そうだいい考えがあるわ。

What is it so suddenly?
そんなに突然なによ。

Why don't you come with me to the city for a few days?
シティの方へ私といっしょに2,3日来ない?

Oh, can I? You don't mind my staying in your house?
えっ、いいの? あなたの家に泊まっても邪魔じゃない?

Not at all. Do so and I take you all the places for fun.
ぜんぜん。そうしなさいよ、いろんな楽しいとこへ連れてくわ。

Wouldn't be so bad if I take a break from this country life.
この田舎の生活からちょっと離れるのも悪くないかもね。

Done then.
じゃあ決まり、ね。


to be continued

$英語は度胸とニューヨーク流!


英語は度胸と愛嬌!
面倒でなければここをプチッと!

[Bi] 愛は怖れをサバ折りにする


For English translation, click here

やあ、週末は久々にゆっくりできたワシです!
ついでに月曜の今日もゆっくりしてるんだけど…

土日は天気もよく、あちこちでイベントやら観光客を見かけました。
ワシも2日とも浴衣を着て出かける機会がありまして、
土曜は明るいうちから、昨日は夕立後にさっそうと(?)バイクなしで出かけました。
バイクだと酒飲めないし、何より前が全部はだけてフラッシャー☆状態になるかんね。
でも地下鉄乗るのも気恥ずかしかったんで、タクりましたけど…

ところで、
土曜にアップした日本人嫌いの記事はおもしろいコメントをたくさんいただきましたよ!
時間があったらぜひコメ欄も読んでみてください。

英語関係のブログと決めてるんで、読者の意識も一般の日本人よりは偏ってるでしょうが、
改めてみなさんとの共通の価値観みたいのを認識でき、楽しかったです。

そんな中でちょっと思い出したのが昔読んだ本のこと。
人を嫌ったりモノを嫌ったりする理由を説明してくれて、
それを払拭するためのメンタリティを教えてくれる本です。

LOVE IS LETTING GO OF FEAR

たしか日本での斬新なサブタイトルが『愛は怖れをサバ折りにする』

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嫌悪は怖れの裏返し。
その原因となっている過去のいやな記憶とおさらばして、
前向きにやっていこうって内容のハウトゥ本だったと思います。

何気なく苦手に思ってる人や、物事、食べ物がありますよね。
そうしたものは何かあなたの命や存在価値を危うくさせるようなもの。
だからこそ嫌い、避けるように脳の記憶システムが働くんですね。

だから、怖くないとわかればもう嫌いでなくなる。
そのためには愛が必要。日本語で言えば、思いやりです。
他人やモノに対してだけでなく、自分へのケアが大事と言ってるんだと思います。

この本で改めて言われなくても60年代に発表されたポップスがすべてを語ってくれてます。

ビートルズの ALL YOU NEED IS LOVE

ジョンレノンはそのずっと後まで、Imagine に代表されるような愛を説いた伝道師では?

残念なのはこの思想が強化ガラスのようにまったく浸透しない人種がいることです。

いつまでも恐れを抱き続け、自分と違う種類の人を嫌い、
そのために強がり、他を攻撃する原始的な生き物。
野生動物がほとんどこれです。
そして精神的未発達な人たちも。

子供の頃はいろんなものが嫌いか好きかだったと思います。
ここでオトナになっても変らない人たちを責めれば自分も同じになりますから、
分析して同情するに留めます。でもいい迷惑なのは確か。

違う種類の人を嫌う、と言いましたが、もうひとつは近親憎悪。

自分に似てる人。特に欠点だと思ってるところが似てる人を、人は嫌います。
自分が見たくないと思ってる部分を見せる鏡を避けたいのは自然です。
これも、自分のすべてを受け入れると決めることで、かなり解消されます。
つまり自分をほんとの意味で愛すること。

一般に自分を愛するということを言う人たちの多くが、
たんに自分を甘やかすこと、と誤解してるように思います。
甘やかすことと愛することは別だというのは、子どもを持った人や、
ペットを持ってる人は特に、いやというほど認識してるでしょう。

この甘やかしでは嫌悪をなくすことは難しいし、恐れも克服できない。
恐れを克服できないと、精神的引きこもりとなり、外界に興味をもてなくなる。
人を好きにならなくなり、交友もへる。自然と知識も刺激も少なくなる。
こんな悪循環が生まれてきます。
そうするとその精神的弱みに付け込むのが、いろんな団体です。

基本的に恐れが多く、家族や友人がない人の勧誘に成功する様々な団体。
新興宗教もそうですし、社会運動団体もそう。
内的目覚めを促進するように見えて、供給するのは実は帰属意識。
誰かと一緒にいる、自分がそこにいてもいいという安心感です。
これはこれで需要と供給のバランスですが、
みんなでやれば怖くない、的なロビー活動や他への攻撃であることも少なくありません。
平和を祈りながら更なる対立を生むすべての団体がこんなメカニズムです。

終戦記念日も間近になり、改めて平和を祈る人も多いでしょう。
ただ祈るのではなく、こんなシステムを再確認して、さらに1歩。
人を理解し、欠点までもいとおしく思う気持ちを取り戻したい。
そんな風に感じさせてくれる懐かしいものを紹介させていただきました。

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Love is letting go of fear


日本文はここをクリック

I received many interesting comments
on the article I wrote on Saturday,
Japanese who doesn't like Japanese.

It reminded me of the book I read before,
which explains why people dislike and hate others,
and how to get rid of this mental mechanism.

LOVE IS LETTING GO OF FEAR

This is translated in much funnier Japanese
" forward force down ", the name of Sumo technique.

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Hatred is another face of fear.
This book tells how to say goodbye to the bad memory
which is a source of the fear,
and move forward in your life.

There may be some people, things, and foods you don't like.
They appear to endanger your life and identity.
A human brain works to dislike and avoid these things.

So you wouldn't hate it if you don't fear it any more.
To do that, you need love.
In Japanese, it's called Omoiyari, caring spirit.
Caring not only others and things but yourself.

There was already a great song in 60s before this book came out.

All you need is love by beatles.

I believe John Lennon was a missionary man
who kept sending us a message of love.

Unfortunately, there are some people
who seem like fighting against this with own bullet proof glass.
The message never penetrates their mind.

People always fear and hate different kind of people,
use bluff and attack others are who I think very primitive.
Wild animals are like this and mentally immature people, too.

When you were a child, there must have been so many things you didn't like.
If I blame grownups who stay in the same as childhood,
it would be immature, so I should just feel sorry for them instead,
though I think they are not really good influence for others.

I said people dislike different kind of people,
but people also dislike someone who is a lot alike themselves.


He or she who shows you something you don't want to see in yourself.
It's one of the defense mechaisms that you avoid facing your shortcomings,
but this will be solved by accepting yourself, e.g. loving yourself.

Though people often misunderstand love as just spoiling oneself,
people who raised children and pets knows the difference very well.

Getting over fear is difficult by self deception instead of self loving.
Fear makes you stay inside of yourself and lose interest in others.
It leads you to hatred and friendlessness.
It means you start lacking to gain stimulations and knowledge from outside .
Very inconvenient cycle in your life.

Then there are various groups and ornizations
which come to canvass you in this cycle.

Their target is someone who has no family and friends but fear and hatred.
Some newly developed religeon, or some lobbying organizations,
or so called "patriotic" right wings and nationalits.
Many of them say they offer you a self awareness,
but actually it is only the feel of belonging.
Your lonliness and fear vanish by belonging to the organization.
You might say they fulfill needs and supplies.
I find many of their lobbying and attacking others are socially harmful.
Their wish for peace often turns out to be another conflict.

There is a war memorial day coming in Japan soon.
Not only pray for victims, step forward to learn this mechanism.
Understand others and love them even with their shortcomings.
That's what I was reminded and what I want to remind you of, too.


[Bi] 日本人の日本人嫌い

$英語は度胸とニューヨーク流!$英語は度胸とニューヨーク流!
こんな本も出てました…

Click this for English translation

タイトルからハハ~ン♪、と思った方がいるんじゃないでしょうか?
あなたの想像はきっと当たってます。

海外に行くとこんな日本人に出会います。

英語(やフランス語やイタリア語やドイツ語で)イッショケンメイがんばって、
自分はその土地になじもうと必死こいてるのに、
何で観光で来たあんたたちが、そのイメージぶち壊すようなことするの?
ああ、そこはそんなふうにしない、言わない!
ああ、恥ずかしい!日本人じゃない振りしよっと。

いわば身内にとても厳しい方々。
きっと自分にも多大なるコンプレックスを植え付けて、
それをバネにがんばっているんでしょう。

英語関係のブログを回っても、こんな人に出会います。
ネイティブはこう。ネイティブはそんな風に言わない。
ネイティブから聞いたからほんとうです。
でもこれはほんとはネイティブになりきれてないから出る言葉。
前にも言いましたが、何千何万種類というその土地生まれの人がいます。

移民に慣れてない今の日本人は確固たるネイティブイメージを持ってます。
現実とかけ離れた理想像を、知っている何人かのいいところを寄せ集めたデータで
作り出しているんですね。だからそのネイティブたちも太刀打ちできない人物像。
外見に関しても同じ像を無意識に作り出しています。
というか、外見から影響受けている人がほとんど。

背格好とかだけじゃなく、立ち居振る舞いや言葉使い。
ファッション、食べ物から文化や政策まで、すべて理想化されています。
もちろんこれは広範なデータを集めないで出すイメージだからです。
または見たくないとこを見ないで出したイメージというべき?
英語で言うbias(バイアス=偏見、先入観)な見方。
だから個人的にいやな事があれば、
まったくアメリカ人なんて…、だからフランス人て…と勝手な言い草もアリです。

国際結婚する女性にも多いです。
自分のハズバンドを敬愛するあまりか、他国文化に憧れた結果が今のダンナか。
どちらが先かわかりませんが、自分のもといた国の人たちを区別化します。
自分が影響をあたえるよりもダンナの影響が強いのは、
相手にコンプレックスが少なく、一方に多いからです。
自分を下に見れば、水は下に流れるのごとくですね。

人種のルツボ、異文化の波にもまれ、強い人も多いです。
とてもキツイ物言いも、イタリアではこうだから、とか突っぱねますが、
じつはモトからキツイ性格。いえ、はっきっりした性格と本人は言います。
たいがいそれは、自分以外の人にガマンが足らないワガママの裏返しな気がします。

結婚や恋愛でステータスアップを狙うのは圧倒的に女性とゲイ男性。
結婚を機に自分のレベルアップを図ろうとする向上心があるんでしょう。
その向上心が、まだ未熟で英語が小学生並の日本人を遠ざけます。

でも今挙げた人たちは、たいてい少し古いタイプ。歳は関係ありません。
若い人の中には特にプライドが持てず、ネイティブ神話を信仰する人が多いです。
経験も学習も少ないのでこれは英語に限ったことではないでしょうが。

海外旅行が安くなって早30年? ネットが普及して早15年。
今では外国人との出会いや交友が特別ではなく、
情報もいろいろあって、特にネイティブ神話に煩わされることなく、
英語や外国に接する人も多いでしょう。
だからこそ、自分の国の文化に目覚め、ルーツにこだわる人も増えてます。
海外で活躍したり、日本を紹介したり、売り込んだりしてくれる人も多い。
自分の生まれや育ちに確信を持ち、誇りにして、他と融合して向上させる。
ネイティブになりきるんじゃなく、その中で自己のルーツを表現する道を模索する。

差別や軽蔑は、実は自分のコンプレックスからしか生まれません。
人にされたからするようになるんではなく、自分の選択です。
区別化は必要ですが、差別意識や優越感はサルに近い行動です。
いわば進化に逆行しています。
自分が上に登る代わりに、他を押し下げているだけです。

外国に行ってまで日本人同士でしか付き合わない人もモッタイナイですが、
自分が抜け出した環境と、その中にいる人たちを遠ざけようとする態度は、
ある意味、狭い国土と高い人口密度の中でプライバシーを保つ訓練がなされた、
1番日本人らしい意識と行動かもしれませんし、そうなっているのも皮肉ですね。

日本で生まれ、日本で外国語を習って、そうして交友を目指すなら、
日本ぽい発音だろうと、稚拙な表現だろうと、まず使ってみましょう。
話し始めたら相手の好きなところをどんどん自分のものにしていけばいい。
あくまでも対等。尊敬と誇り。
それがいわゆる今の欧米の基本理念です。
それこそマネしましょ!


今日は広島原爆、祈りの日。
自国コンプレックスの生まれた日です。黙祷。


英語は度胸と愛嬌!
面倒でなければここをプチッと!