[Bi] 愛は怖れをサバ折りにする | 英語は度胸とニューヨーク流!

[Bi] 愛は怖れをサバ折りにする


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やあ、週末は久々にゆっくりできたワシです!
ついでに月曜の今日もゆっくりしてるんだけど…

土日は天気もよく、あちこちでイベントやら観光客を見かけました。
ワシも2日とも浴衣を着て出かける機会がありまして、
土曜は明るいうちから、昨日は夕立後にさっそうと(?)バイクなしで出かけました。
バイクだと酒飲めないし、何より前が全部はだけてフラッシャー☆状態になるかんね。
でも地下鉄乗るのも気恥ずかしかったんで、タクりましたけど…

ところで、
土曜にアップした日本人嫌いの記事はおもしろいコメントをたくさんいただきましたよ!
時間があったらぜひコメ欄も読んでみてください。

英語関係のブログと決めてるんで、読者の意識も一般の日本人よりは偏ってるでしょうが、
改めてみなさんとの共通の価値観みたいのを認識でき、楽しかったです。

そんな中でちょっと思い出したのが昔読んだ本のこと。
人を嫌ったりモノを嫌ったりする理由を説明してくれて、
それを払拭するためのメンタリティを教えてくれる本です。

LOVE IS LETTING GO OF FEAR

たしか日本での斬新なサブタイトルが『愛は怖れをサバ折りにする』

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嫌悪は怖れの裏返し。
その原因となっている過去のいやな記憶とおさらばして、
前向きにやっていこうって内容のハウトゥ本だったと思います。

何気なく苦手に思ってる人や、物事、食べ物がありますよね。
そうしたものは何かあなたの命や存在価値を危うくさせるようなもの。
だからこそ嫌い、避けるように脳の記憶システムが働くんですね。

だから、怖くないとわかればもう嫌いでなくなる。
そのためには愛が必要。日本語で言えば、思いやりです。
他人やモノに対してだけでなく、自分へのケアが大事と言ってるんだと思います。

この本で改めて言われなくても60年代に発表されたポップスがすべてを語ってくれてます。

ビートルズの ALL YOU NEED IS LOVE

ジョンレノンはそのずっと後まで、Imagine に代表されるような愛を説いた伝道師では?

残念なのはこの思想が強化ガラスのようにまったく浸透しない人種がいることです。

いつまでも恐れを抱き続け、自分と違う種類の人を嫌い、
そのために強がり、他を攻撃する原始的な生き物。
野生動物がほとんどこれです。
そして精神的未発達な人たちも。

子供の頃はいろんなものが嫌いか好きかだったと思います。
ここでオトナになっても変らない人たちを責めれば自分も同じになりますから、
分析して同情するに留めます。でもいい迷惑なのは確か。

違う種類の人を嫌う、と言いましたが、もうひとつは近親憎悪。

自分に似てる人。特に欠点だと思ってるところが似てる人を、人は嫌います。
自分が見たくないと思ってる部分を見せる鏡を避けたいのは自然です。
これも、自分のすべてを受け入れると決めることで、かなり解消されます。
つまり自分をほんとの意味で愛すること。

一般に自分を愛するということを言う人たちの多くが、
たんに自分を甘やかすこと、と誤解してるように思います。
甘やかすことと愛することは別だというのは、子どもを持った人や、
ペットを持ってる人は特に、いやというほど認識してるでしょう。

この甘やかしでは嫌悪をなくすことは難しいし、恐れも克服できない。
恐れを克服できないと、精神的引きこもりとなり、外界に興味をもてなくなる。
人を好きにならなくなり、交友もへる。自然と知識も刺激も少なくなる。
こんな悪循環が生まれてきます。
そうするとその精神的弱みに付け込むのが、いろんな団体です。

基本的に恐れが多く、家族や友人がない人の勧誘に成功する様々な団体。
新興宗教もそうですし、社会運動団体もそう。
内的目覚めを促進するように見えて、供給するのは実は帰属意識。
誰かと一緒にいる、自分がそこにいてもいいという安心感です。
これはこれで需要と供給のバランスですが、
みんなでやれば怖くない、的なロビー活動や他への攻撃であることも少なくありません。
平和を祈りながら更なる対立を生むすべての団体がこんなメカニズムです。

終戦記念日も間近になり、改めて平和を祈る人も多いでしょう。
ただ祈るのではなく、こんなシステムを再確認して、さらに1歩。
人を理解し、欠点までもいとおしく思う気持ちを取り戻したい。
そんな風に感じさせてくれる懐かしいものを紹介させていただきました。

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