詩仙堂から金福寺へ。一乗寺周辺は魅力的な寺が多くてなんとも贅沢です

 

◯金福寺(こんぷくじ)

・宗派:臨済宗南禅寺派

・御本尊:聖観世音菩薩

・住所:京都市左京区一乗寺才形町20

 

864年に慈覚大師の遺志により安恵僧都が創建。慈覚大師・円仁自作の観音像を御本尊として安置したとのこと。臨済宗南禅寺派の禅寺ですが、与謝蕪村の墓所があることで知られています。松尾芭蕉が滞在したことでも有名で、それこそ「芭蕉庵」という草庵もあります(この草庵は、与謝蕪村が再興したらしい)。また私は詳しくありませんが、「花の生涯」という歴史小説のヒロイン・村山たか女(井伊直弼の情婦?)という女性の終焉の地でもあるそうです

 

山門をくぐって拝観料をお支払いします

御朱印を手書きでいただけるようなので、こちらで御朱印帳をお預けしました

 

上の写真向かって左手に弁天堂

 

拝観受付から向かって右手に進むとお庭に出ます

 

本堂からお庭を見る

ここも皐月が綺麗ですね

何より人が少ないのでのんびりできるのが良い

 

庭を回り込むように上に登ります

 

すると、こちらが芭蕉庵

 

「耳目肺腸ここに玉巻芭蕉庵」蕪村

身も心もこの庵に込め、芭蕉の葉が開くように俳句の未来も明るいものであってほしい、との願いを込めて詠んだ俳句だそうです

 

芭蕉庵からさらに上ると高台に出ます

少しわかりにくいですが、京都の街並みが一望できるようです

こちらは与謝蕪村の墓所

 

ということで御朱印をいただきました

御本尊の聖観世音菩薩

 

こちらは蕪村の俳句でした