パリベ-ス現役CA,そして
キャリア&ライフアドバイザ―、
のYACHIです。
初めての方→プロフィ-ル
数日前は、羽田便で東京ステイ。
近いうちに、渡仏する方を
ご紹介いただき、今後カウンセリングを
受けて頂けるようにお会いすることに
なっていました。
私が、どのような気持ちでサポ-トしたいとか、
私自身のことも分かってもらえるように、
色んなお話をさせてもらいました。
自分の渡仏した時の話、
フランスでの子供との生活、
フライトがない休みの時は、
子供の日本語教育、
一緒に過ごす時間も
考えて、ランチも家で食べさせるために、
一日学校と家を4往復の生活。
航空会社での入社試験、
その後の国家試験の話、
年に一度パスしないと乗務できない
社内での試験のお話。
色んなお話をさせて頂きました。
そして、もちろん
彼女の今までのお話もお伺いしました。
それぞれ、人生で味わった、
自分の思い、人生に対する思い、
将来の思い、スト-リ-がありますね。
ちょうど、私が渡仏した年齢と
ほぼ同じくらいの女性。
自分の15年ほど前の自分と重なり、
何か気になり、この方の応援、
サポ-トをしたいなっと
思っているところです。
ご縁がある方とは、今後も
繋がるし、カウンセリングに興味ありそう
な方でも、繋がらない方もいらっしゃるし・・・
私は、無理なお誘いはしないこと
にしております。カウンセリングも、
ご自身のタイミング、カウンセリングを
受けて、何か変えたい!
そんなタイミングにも、ご縁が
あると思っています。繋がる方とは
繋がるし・・・繋がれない方とは
残念ながら・・・そんなスタンスでいます。
今回の意識の高い女性。
今後の繋がりがあると良いな~
と思っているところです。
滞在中は、ZOOMでフランスで
公認読書会をするための
勉強会にも参加しておりました。
何だか、あっという間の滞在。
そして、
羽田からシャルルドゴール空港行きの乗務便。
羽田出発が23時ごろの便。
皆さま、お疲れで、食事をとられたら
ほとんどの方がお休みになる
静かなフライトです。
通路に足を投げ出しているお客様も
いらっしゃるので、歩くときは
気を付けないと・・何度かつまずいて
転びそうになったことがあります。(笑)
機内は暗くなっているので、
結構、危険ですよ!
私のお仕事は、皆さんが想像する用に
サ-ビスすること。
具合が悪くなったお客様の対応、
火災、離発着時に起きる
事故に備えてのお客様の避難、
緊急の対応。
皆さんが想像できるお仕事です。
やらなければいけない最低限の仕事の
他に、私自身が意識していることがあります。
ギャレ-(配膳室)にお越しいただく
お客さまに必ずお声をおかけすること。
会話をもつようにすること。
コミュニケ-ションをとることを
大事にしています。お話しするのも、
お仕事の一つだと思っています。
特別、お話してもいいし、
しなくてもいいし・・
お客様から、頼まれることだけを
していても問題はないと思います。
私の中では、とても大事にしている
コミュニケ-ションとしての
お仕事の一部だと思っています。
お仕事といっても、自然に好きで
お話ししているというのが正直な
話ですが・・
お客様と繋がれる、
とても大事な時間です。
日本、フランスの長時間のフライト。
フランス人のお客様、
このおしゃべりが大好き。
また、眠れないフライトで、
窮屈な機内だと、
おしゃべりしていると、時間が
早くたつのもいいですね~。
よく、会社がお客様にアンケ-トをします。
「どうして他社でなく、フランスの会社を
選んでフライトしてくれるか?」
他社のマニュアル通りだけのサ-ビス、
対応だけでなく、臨機応変に対応、
機内での個人的なコミュニケ-ションが取れる
フランス人乗務員が働いているフランスの会社。
ということも理由の一つにあがる
ことが多いようです。
もちろん、機内のサ-ビスも重要でしょうが
結局、ハ-ド面では、
どの会社も大きく変わらず、
ソフト面、乗務員、私たちの対応により
フライトがよくも、悪くもなるということでしょう。
個人的にも、どんなに美味しいレストランでも
有名店でも、スタッフの対応が悪かった
お店には、絶対行こうとは思わないし、
友達にも紹介しません。
きっと、同じことでしょう。
皆さんも、色んな経験が
あるのではないでしょうか?
どうでしょうか?
確かに、日系の会社、
カタ-ル航空など中近東の会社。
サ-ビスの量、
質はよいのかもしれませんが、
乗務員とのコミュニケ-ションは、
フランスの会社とは違うのでは?
と思います。
これは、お客様の好みも
大きく分かれますが・・
日系の会社にも、今までに何度となく
乗ったことがありますが、
日本人の客室乗務員と
親しくお話したことは少ないです。
忙しくて、そんな時間が
ないということもあるかもしれません。
今回は、300人くらいいる
お客様の中で、二組の
印象に残るお客様がいらっしゃいました。
毎回のように、思い出が残る
お客様との繋がりがあります。
一組は、フランス人家族で、
日本に半年だけ仕事で滞在した
フランス人ムッシュ-とその家族。
ムッシュ-が、飲み物を取りにいらした
時に、長く話す時間がありました。
お子さんの日本での生活。
ムッシュ-が日本で生活
して感じたこと。
同僚との関係、地方に出張にいった
新幹線の中でのお話など。
興味深いお話を沢山聞くことが
できました。
そして、
もう一組は、
初めて海外旅行をする日本人の女性。
20代のお嬢様と二人での旅行。
「ずっと機内で座っていて足が痛くて・・」
なんてギャレ-にいらして。
フランスは、お嬢様が学生の時に
留学されていたようです。
テロがあって、一人娘のことが心配だったこと。
今回は、お嬢さまが仕事が忙しい中、
企画、準備してくれて、二人での
旅行を楽しみにしていたこと。
慣れない機内で、ドキドキしていたこと。
色々とお話して下さいました。
座席も真ん中に二人になってしまい、
自由に出たり入ったりできなくて・・
辛いということでした。
事前予約で、二人席なども
有料で予約できること。
無料でも、通路側など
前もって予約できることなど・・
機内でも、後方で少し広いところで
少しストレッチ、座っていても足首を
回して血流をよくすると良いという話。
そんなお話をしながら、
機内ではお水飲むことも
体調を維持するために必要
であるということで、
大きなボトルのお水(1㍑)を
特別にお渡ししました。
夜便だと、特に通路側の方が
ぐっすり眠られると
中々出にくいですよね?
本当に、真ん中のお席の方は、
大変ですよね?
そして、フライトの最後になり、
初めてのフライトということで、
折角の記念フライト。
「何かできることはないかな・・」
何て思っていました。
最近始まった、会社でのサ-ビス。
特別なイベント、思い入れのある
フライトの時(誕生日、ハネム-ン、etc)に、
乗務員として上司に相談することなく、
自分の意志でプレゼントをすること
ができるサ-ビスが始まりました。
そこで、
いくつかプレゼントの種類もあるのですが、
マダガスカルの石をプレゼント
することにしました。
「フランスでのお二人の旅行が
無事に、楽しいいものとなりますように。。」
そんな思いも伝えながら、
ビジネスクラスのポ-チも
余分にあったので、あわせて
お渡ししました。
とても喜んでくださり、
私も、とても嬉しい、
温かい気持ちでフライトを終えて
帰宅することができました。
* きっと、時差の辛さ、体力のいる仕事だけど、
こんなお客様との繋がりが、直接喜んでもらえる、
感謝の気持ちを頂ける・・だから、20年にもわたって
アメリカの会社で機内通訳、そしてフランスの会社で
CAの仕事を天職と思い、続けられるのだと思います。
フランスに戻っても、
何となく、素敵な親子のことが
気になりながら・・私は、私の
日常が始まりました。
ブロ-ニュと、ノルマンディとの
デユアルライフ中。
朝3時50分にフランスに到着。
朝早いので、タクシ-で、
誰もいないマンションまで送ってもらい。
仮眠した後は、1人で本格的に
フランスの田舎暮らしをする
ために荷物を整理、
準備しながら・・
そして、今回はお休みが1週間ほどあります。
長いお休みなので、ゆっくりと田舎のお家、
仮の住まい、義理両親宅に夕方には戻りました。
今回は、長いロテ-ションで、
3泊東京滞在だったので、
ほぼ1週間ぶりの子供たちとの再会です。
子供たちは、9月から田舎での学校に転校。
新学期早々、息子は、体調を崩して
学校から呼び出しがあったり、
娘も体調を崩して学校を休んだりして
大変だったようです。
娘、息子ともダブルでダウンしたのは
初めてです。 環境の変化に精神的にも
落ちているのかなっと心配しています。
私の留守の間、子供たちのことを
よくみてくれる、主人と義理両親には
感謝の言葉しかないですね。
* 正直言って、一時期は、義理両親、特に
義理母とうまくいかない時期ももありました。
日本もフランスも嫁姑問題はありますよ~。
日仏カップルの友人とあうと、
こんな話でもちきりです。
関係悪化していて話もしない、
実家にはいかないようにしてる。なんて話も。
コ-チングの勉強、心理学のこと、引き寄せ、
夢を叶える!!前向きなことをすることにより、
人間関係もビックリするくらい良くなりました!!
そして、フライト帰りの
次の日。天気の良い快晴!
前から気になっていたジベル二-。
* 紹介サイトより、
パリ郊外ノルマンディー地方の入口に位置するジベルニー村には、
印象派絵画の巨匠クロード・モネが晩年を過ごした家が今もそのままあり、
4月~10月末の間だけ一般公開されています。
一番の見どころは、広大な庭に植えられた季節折々の美しい花々…
手入れの行き届いた素晴らしい庭園…日本びいきのモネが作った
日本風庭園…その池に浮かぶ睡蓮…あの名作「睡蓮」のモデルと
なった実際の風景が見ることができます。
アトリエと住居としてモネが過ごした家には、
当時使用してた家具やインテリアがそのまま保存されており、
中でもダイニングルームの壁を飾る莫大な数の貴重な
浮世絵画には圧巻されます。
モネの家と庭園で有名な場所。
パリから電車で1時間くらい。
距離にして80キロくらいでしょうか。
夏の間にもいったのですが、凄い観光客。
義理両親宅、私たちが新しい田舎暮らしを
する予定の場所から車で20分くらいの所です。
敢えて、混雑している時に行かなくても・・・
ということで、その時は周辺を散策しました。
今回は、 3度目で、6年ぶりに
モネの庭園へ。 丁度、娘を妊娠中。
カナダから親友ががパリに来てくれて、
一緒に遊びにきました
(*東京で3年ほどル-ムメイトとして
一緒に生活していたカナダ人の友人です。)。
今回は、夏休も終わったし、
平日の午前中。人が少ないかと思って
主人と二人で行きました。
流石に夏休みも終わり、
子供はいなかったのですが、
㋈でも結構な観光客。
アメリカ人、日本人、韓国人、
中国人、もちろんフランス人
観光客もいましたよ。
買い物が大好きな中国人観光客に
おされているパリの日本人観光客ですが、
ここは、断然日本人のグル-プの方が
多くいましたね。
主人と、
「昨日、機内でお会いしたお客様と
あったりするかもね・・・」 なんて、
日本人の方の多さから、そんなことも
冗談で言っていました。
そんなことも話しながら、
庭園を散策します♪
ついこの間、ブログにも綴っていた
オランジュリー美術館に2週間ほど前に
訪れてモネがこの庭園を描いた作品に
触れてきたばかり、また前回訪れた時とは
違う気持ちです
そして、ベンチに座り、
この空間を楽しみ、色とりどりの
お花を眺めていた時。
遠くに、日本人女性。
何だか、見覚えのあるお顔が!!!
そうです!!
話の展開から想像して頂けてる
と思いますが、前日の機内であった
お客様、それも沢山お話していた方、
素敵な親子との再会を、パリでもなく、
何と、パリから100キロも離れたジベルニ-村。
その庭園の中で再会したのです!!
思わず嬉しくなり、私から
声をかけさせてもらいました。
その親子もビックリなのは
想像していただけますよね。
/
パリのサンラザ-ル駅で
結構迷ってしまい、こんな時間に
なってしまったんです。
本当は、もっと早くくる予定だったのですが・・
\
なんて、仰るのです。
こんなお客様との再会が
本当にあるとは?!
同じ庭園内に仮にいたとしても、
ちょっとの時間のずれで
お会いできない確率の方が
高いのに、同じ場所に、
同じ時間にそこにいる。
凄い~!
の一言しかありません。
これは、何という縁なのかしら?!
時々、フランス、日本のフライト。
日本からフランスのフライトで
偶然にも、ご一緒する
お客様もいらっしゃいます。
でも、機内、空港以外でのお客様との
再会というのは・・・連絡先を交換して
お約束して会う以外は、今まで
20年近く乗務していますが、
ないですね・・・・
1本のフライトで往復600名のお客様。
毎月、2000人近くのお客様との出会い。
そして、一年にすると24000人。
20年近く乗務ということで480000人、
50万に及ぶ、お客様との出会いが
今までにありました。
このように数字化すると凄い数ですね。
こんな数との方との出会い、
その中でのコミュニケ-ション、
深く繋がった方という確率の出会い。
そして、
この確率論でいくと、稀な出会い、
凄い再会はこの先10年、
20年?!乗務生活をするであろう期間を
考えても、そのフライト生活に終止符を
うつ時期を迎えたとしても、心に残る出会い
になるんだろうなっと思っているところです。
20代のお嬢様。
「フランスが大好きで、
フランス語も学生時代勉強して・・・
フランスに住みたいです!!」
何て話されていました。
もしかしたら、いつの日か、
フランスに生活基盤を
移すこともあるのかも?!
もしかしたら、その方のサポ-ト
を 5年後、10年後にすることも
あるのかもしれない?!
何て、素敵な再会、ご縁のある
出会いに、そんな思いを馳せながら・・
人と繋がること。
人との出会い。
出会いがもたらす幸福感。
出会いによる、旅の思い出。
旅、人の出会いって、
やっぱりいいな~。
人って、やはり人との
繋がりなしでは生きていけない。
幸せな人生、人生に彩りをもたらせてくれるのも
『人との出会い』 だなっと思わされるエピソ-ドでした。
素敵な再会があったので、
少々長くなりましたが、
皆さんにもシェアしたくなり
綴らせてもらいました。
皆さんも、人生の中での
忘れられない出会い、再会って
ありますか?
是非、シェアしてもらえたら
嬉しいです♪
YACHI (^^♪
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