Aqours 6th "OCEAN STAGE" 参加レポート 前編
皆さんこんばんは。たまです。名古屋のバンテリンドームで開催されたラブライブ!サンシャイン!! Aqours 6th LoveLive!~KU-RU-KU-RU Rock 'n' Roll TOUR~OCEAN STAGEに、2日間現地参加してきましたので、レポートをお送りします。Aqours のナンバリングライブは、2019年6月にメットライフドームで開催された5th ライブ以来、実に2年半ぶり。2020年に中止となってしまったドームツアーの代替という点でも、いろいろな意味を持つライブとなりました。今回の参加メンバーは、いつも通りの俺、まるすけ、ケロケロくんの3人体制。ただ、まるすけがDay.1に参加できずDay.2からの参加となったため、往路はケロケロくんと2人での道中となりました。ケロケロくんの車に同乗させてもらい、一路名古屋へ。いつもお世話になります。。。高速道路の途中、岡崎SAの矢場とんで味噌カツ丼を食べました。今回は名古屋飯も楽しみな行程です。ホテルにチェックインし、荷物を整理してから電車でバンテリンドームに移動。最寄り駅『ナゴヤドームまえ やだ』。西武球場前駅なんかもそうですが、ネーミングライツで球場の名称が変わっても駅名は変わらずに昔のままなんですね。駅名変更は鉄道事業法か何かの法律に基づくので、球場名を変更するよりハードルが高かったはず。おいそれと変えるのは難しいのでしょう。戸惑わないためにも、下調べは大事です。駅で電車を降りて、しばらく歩くと。。。着きました!今日の舞台、バンテリンドーム!!Aqours がこの会場でライブをするのは初。自分としても、このドームに訪れるのはこれが初めてです。せっかくなので、早めに入場してケロケロくんと内部を散歩してみました。コンコースの雰囲気は東京ドームに近いように感じましたが、ゲートを潜って中に入ると、東京ドームともメットライフドームとも違う感じでなんとも不思議な感覚。空間はすごく広いんですけど、不思議と全体的にコンパクトにも見えて、広いのか狭いのか、なんだかよくわかりませんでした。ステージの構造がいつもと違ったからですかね。今回のステージは、下図のようになっていました。画像は公式サイトより拝借。白いところがステージ、黒い線が花道です。メインステージ、センターステージ、バックステージがあり、それぞれが縦方向の花道でつながっています。Aqours 4th ライブと同じ構成ですが、今回はセンターステージから左右に花道が延びて、スタンドの目の前でメインスタンドと接続する構成。自分が知る限り、Aqours の単独ライブでは初めての構成です。初日の座席は、その1塁側の花道の手前わずか3列目。入場して座席に着席してみたところ、メインステージやバックステージには少々距離がありましたが、花道は本当に目と鼻の先。キャストの表情はもちろん、流れる汗の一滴まで見えてしまいそうな近さです。ドームライブのアリーナは Aqours 2nd 以来、そんな久々のドームのアリーナでこの近さとは・・・やはり持つべき者は抽選強者の相方です。まるすけが初日欠席になってしまったことで、罪悪感は加速。今回もお世話になってしまいました。ただ、まるすけ以外にも初日はアリーナでも空席が目立ちましたね。チケットは販売済みのはずなので、急用で来られなくなってしまったり、状況を考慮して欠席された方が多かったのではないかと思います。私の座席の両サイドが欠席で、なおかつ感染症予防対策で1席ずつ空いていたので、私の両サイドはなんと左右3席ずつ空いていました。さすがにこれは初めての経験。とはいえスタンドの方は5階席上段あたりまで埋まっており、客足は十分です。たくさんの観客に見守られる中、ライブは定刻に開演しました。暗転しているステージにAqoursが入場。1曲目は『KU-RU-KU-RU Cruller!』。6th ライブの表題になっている曲を開幕に持ってきました。衣装もMVを再現した新規衣装で、満を持して送り出してきたことが伺えます。この曲はとにかくダンスが可愛かった!両手を伸ばしてクルクル回す振り付けが特にキュート。一番手前にいたあんちゃんに自然と視線が集中しました。後で触れられていた通り、この衣装では珍しくポニーテールスタイル。先日のDreamy Consertといい、私は一曲目にはあんちゃんを見てしまう性分なのでしょうか。。。(笑)2曲目は『Hop?Stop?Nonstop!』。スクリーンにビデオを構えた月ちゃんがデンと登場したので、ホプストだとすぐにわかりましたが、予想していなかったのでかなり意外でした。9人での披露は2019年のアニサマ以来、実に2年半ぶり。昨年9月のCYaRon!ライブで見ているはずなのに、ずいぶんと久々に感じました。CYaRon!ライブとの対比では、曲の迫力という点であのライブの生バンド演奏の方が正直に言うと上。だからこその生バンドではあるので、当然といえば当然なのですが、この曲は特に生バンド演奏が映えるんですよね。たぶん、しゃろともズの皆様がちょっとアレンジ入れていると思います。いつか生バンドで、9人のこの曲のパフォーマンスを見たいなと感じました。自己紹介MCを挟み、『DREAMY COLOR』で3曲目。昨年末のExtra Concert のテーマ曲が早くも登場です。花道を優雅に歩きながらこちらに近付いてくるAqoursちゃんの姿はなんとも華麗。やはりこの曲のパフォーマンスをしている Aqours ちゃんは、ステータスを美しさに全振りしてるなぁと思いますね。MVでもライブでもファンを魅了したパフォーマンスは、色褪せることなくまだまだ健在です。バックステージまで移動した4曲目は、まさかの『夢で夜空を照らしたい』でした。3年生3人が降壇し、1,2年生6人でのパフォーマンス。AZALEA 2nd@横浜 Day.1 で小宮有紗さんとおすわによる3年生2人バージョンは観劇したことがありましたが、オリジナルバージョンを生で見るのは私はこれが初めてでした。リミット技は基本的に積み残しがちなので、こうやって回収できるのは貴重です。ステージまで少し距離はありましたが、十分に楽しかったです。続く5曲目では2年生も降壇し、1年生3人がトロッコに乗って『MY LIST to you!』を披露してくれました。トロッコが逆サイドに走って行ってしまい、内心で落胆。。。もっともキャストのパフォーマンスの安定性は言うまでもなく、曲のブリブリ感を損なうことなく1年生のわちゃわちゃ感が出ていたのが良かったです。ここから学年曲タイムかな?と思っていたところ、セトリは再び変化球。学年曲ではなく、デュオトリオコレクション vol.2 の時間が始まりました。先陣を切って登場したのが、おすわとにゃー、かなまり。バックステージで『涙が雪になる前に』を披露してくれました。これめっっっっっちゃ良かった!衣装も歌唱も振り付けも全部凄かった!間違いなく今回のライブのハイライトの1つです。劇中で関係性の描写が濃密だったからこそ出せる雰囲気が満載。それを生で見せてくるおすわとにゃーの表現力も圧巻です。シックな衣装も2人共すっごい似合っていました。例によってブレードを振るのも忘れてステージを凝視。最高でした!デュオトリオ2組目はようりこ。しゅかと逢田さんによる『Misty Frosty Love』です。広大なメインステージの横幅を2人だけで思いっきり使用し、少しずつセンターに近付いていくポジションシフトがなんとも曲調とマッチしていました。それでいて最後はすれ違うポジショニングなんだもんなぁ。。。創作物とわかっていても、哀愁を感じずにはいられません。続いてはふりときんちゃん、すなわちルビまる。『キモチもユメも一緒だね!』をセンターステージで披露してくれました。思えばオンラインライブでこの曲を披露した一昨年の年末ライブの時、きんちゃんは適応障害でリアルタイムでは欠席していたんですよね。後に起こる兆候があの時には既に出ていたのかもしれません。この曲の最中にそれをふと思い出し、ステージ上で楽しくパフォーマンスをしているきんちゃんを見て改めてそこにいることが嬉しくなりました。その点を抜きにしてもこの曲のパフォーマンスは圧巻。アップテンポで気分が楽しくなるところにふりときんちゃんのキュートな振り付けを見せられると、自然と心が弾みます。テンションが上がっちゃって、サビではブレードでセンターステージを差していました。左右にスペースがあるとこういうことができる(笑)デュオトリオの最後を飾ったのは、ダイちかよしトリオ。ぐーりんぱによる『Party!Party!PaPaPaParty!』です。私はこの曲が音源で聴いていた時から凄く好きで、オンラインライブで動画を見てさらに好きになっていたので、生で見られて凄く嬉しかったです。ぐーりんぱの枠組み自体が個人的にお気に入りなんですよね。1年生組とも違う賑わいというか、パフォーマンスで見せながらもちょっとしたおふざけを投入してくるあの感じの塩梅が絶妙だと思います。小宮さんの「ありだよー」のところでは赤く点灯させたブレードを掲げてアピール。あそこも好きなんだよな~。見られて本当に良かった。曲の後はMCはなく、そのまま幕間映像に突入。生首ドラマではなく、ロックにアレンジされた Aqours の曲を流す形式でした。イントロでは何の曲かわからないくらいアレンジが効いていて、聴いていて凄く楽しかったです。ナイス幕間。インターバルを経て、ライブはセンターステージから再開。10曲目は、『Aqours Pirates Desire』でした。Aqours 9人全員で観客の前で披露するのは、これが初めてなんでしたっけね。その点でプレゼンスは十分でしたが、それ以上に目を引いたのが衣装。黒とピンクを基調としたオリジナル衣装で、どの曲もMVもモチーフになっていない初出しの衣装です。9人全員バラバラのデザインながら、どれもスタイリッシュな印象を抱かせるクールビューティな雰囲気で色以外でも統一感がありました。イラストの再現ではなく、かつ9人完全にバラバラなデザインとなると、Aqours では珍しいですよね。Aqours がステージに登場した瞬間から、目が離せなくなりました。すっかり魅了されてステージを凝視していたところ、おすわがセンターステージから自分の座席がある方の花道を歩いて歩いて移動してくるのが見えて大興奮。ここまで9曲、一度も使われてこなかったセンターステージ横の花道がついに使われる時間がやってきました。しかも、曲の途中からはおすわが自分のド正面にポジションを取ってパフォーマンスをしてくれるという奇跡。近い、滅茶苦茶近い。実際にキャストが来たら、本当に流れる汗まで見えました。やっぱりここは神席だった・・・!!!この時ばかりは推しも何も関係なく、目の前にいるおすわを凝視。踊っている姿は神々しいまでに美しく見えましたね。衣装もキャストの中でも指折りに大人っぽくて、超絶クール。曲の終わりにはセンターステージに戻ってしまいましたが、とても感情が満ち足りた時間になりました。何度も味わいたい時間だった。。。11曲目はそのままセンターステージで『Daydream Warrior』。Aqours ファンにはすっかりお馴染みの曲で、年季すら入ってきましたね。何度見ても色褪せない、迫力のダンスパフォーマンス。間奏中のしゅか、きゃん、あんちゃんのハードなダンスには今回も楽しませてもらいました。この曲には 5th でシェイクダウンとなった黒ジャケットのオリジナル衣装があるので、それもまた見たいなと思いますね。12曲目は、『君の瞳を巡る冒険』。キタコレ!また花道!て感じで、歌いながらまたセンターステージから目の前の花道を歩いてきてくれました。きゃん、ふり、にゃーを背後に従えてキリッとした表情で先頭を歩いてくるきんちゃんが超絶カッコいい!!!歩いているだけで魅了されるなんてファッションショーかよ、と自分ツッコミを内心で入れていましたが、あの華やかな衣装でキメキメで歩いてきてくれたら、それはもはやファッションショーさながらですよね。さきほどのおすわほどではないにしてもきゃんが近くでパフォーマンスをしてくれていたので、こちらも見応えがありました。やっぱり近くで見られるとテンションが上がります。曲の後にMCを挟んで、13曲目は『恋になりたいAQUARIUM』。個人的に現地拝聴に非常に縁があるこの曲、生で見るのは14回目になりました。これがまぁ飽きないもので、毎回楽しいものですから驚きます。こうなるともう、この先何度生で見られても楽しめると思いますね。14曲目の『WATER BLUE NEW WORLD』は、けっこう久しぶりな気がしました。実際にはオンラインで視聴したカウントダウンライブで披露されているので、やっぱり生で聴いた時の記憶の方が鮮明に残るようです。Aqours の振り付けにあわせてスクリーンで青い羽が舞う映像が流れたときには鳥肌が立ちました。ライブ中はどんな席でもキャストを眺めるようにしていて、スクリーンは極力見ない派ですが、あそこだけはスクリーンを見る価値があります。以前に感じたことをこの時にしっかりと思い出せる程度には記憶していて、それが自分でもちょっと嬉しかったです。ここで2回目の幕間。ロックアレンジされた曲が流れます。未ホラのロックアレンジが凄く良かった!あとはクルクルも良かったですね。音源もリリースしてくれるのかな?してくれたら是非欲しいところです。幕間明けは、メインからセンターに移動しながらの『青空Jumping Heart』。お馴染みの曲を、お馴染みの衣装で。。。と思いきや、衣装がリメイクされて従来の衣装より全体的にキラキラ感が大幅にアップしていました。遠巻きでも凄くキラキラしてるのがはっきりわかるくらいの超大幅アップデート。同じ衣装がリメイクされるのは君ここ衣装以来ですかね。こういうのを見られるのもライブの楽しさんも1つです。いつも通り、ブレードで楽しく盛り上がりました。続く16曲目は、センターステージから『冒険Type A,B,C!!』。年末のDreamy Concertに続いての、9人全員での披露です。嬉しいことに、この曲でもAqoursが花道を歩いて間近に来てくれました。1塁側に来てくれたのは、1年生&2年生の6人。あんちゃんとしゅかが先頭でわちゃわちゃと絡みながらこちらに接近、Aメロの曜ちゃんパート「さあ来いよ!じゃあ来いよ!」のしゅかの煽りが目の前で炸裂!!この挑発的なパート、個人的に凄く好きなので、至近距離で見られて滅茶苦茶嬉しかったですね。。。Aqoursはそのまま花道からトロッコに乗ってステージ後方に移動、ドームのスペースを目一杯に使ってパフォーマンス。上記の件もあってテンションがすっかり上がってしまい、サビの「冒険Type A(B,C)!!」のところでブレードを力を込めて掲げたりして思いっきり楽しませてもらいました。この曲、本当にめっちゃ良い。大好きです。17曲目はアリーナ後方からトロッコで花道に戻りながらの『Step!ZERO to ONE』。1,2年生とポジションを入れ替え、先ほどは自分のいる座席とは反対側に行ってしまっていた3年生組が今度はこちら側に近付いてきてくれました。やはりアリーナ特権、トロッコや花道に来るとキャストが滅茶苦茶近い!!トロッコで小宮有紗さんが近付いてくるのを見て、私はタオルを取り出しました。先日の小宮有紗さんのBPで購入した、「やっぱり有紗だ・・・」タオルです。BPのトークで「ライブに個人グッズを持っている人にはけっこう気付く。嬉しい」と小宮有紗さんが話していたので、念のため今回のライブにも持ってきていました。花道からは絶対に見える距離なので、見つけたら喜んでくれるかな、と。頭上に掲げることはせず、左右のスペースを使って胸の高さくらいで思いっきりタオルを広げてアピールしてみました。ついでにタオルを持っている両手のブレードを赤色にチェンジ。どう見ても小宮さん推し、一目瞭然です。トロッコから花道に降りて、こちらに近付いてきた小宮有紗さん。観客に手を振りながら、私の目の前に。。。こちらを見る小宮さん。少し目を開いて「あっ!」という顔。目が合った瞬間、笑顔になって俺に指差し。そのままこちらに両手で手振り。ステップで目の前から移動しセンターステージへ。ちょっと待て、今、何が起こった?しばらくドキドキが収まりませんでした。気付くどころか、笑顔で指差し&手振りという、いわゆる爆レスを頂戴しました。今までライブやファンミで「目が合った」と感じたり、お見送りやお渡し会で自分宛に大きな反応や言葉を貰えたりしたことはありましたが、曲のパフォーマンス中に自分宛にあんな明確な反応を貰えたのは初めてです。不思議なもので、あんなに観客がいる中でも自分宛だとはっきりわかるんですね。今回ばかりは思い込みでも妄想でも勘違いでもありません。小宮有紗さんが、ライブ中に私にレスをくれました。ライブ後にtwitterで検索してみたところ、私以外にも小宮さんのタオルを出していた方が何名かいらしていたようで、同じように小宮さんからレスを頂いていたようです。これまたライブ後に、小宮さんがファンクラブサイトで会員向けにこの件に言及していて、その中で「みんなに返事をしたつもり」と書いていました。意識的に反応をしてくれていたんですね。やっぱり勘違いじゃなかった!ライブを通していろんな印象深いシーンがあった中で、このレスポンスの件がDay.1の個人的なハイライトであることは否定できません。レスを貰い慣れている人にとっては日常かもしれませんが、初めてだと強烈に印象に残ってしまいます。。。強烈だったあまり、曲の後のMCの内容を覚えていません。それくらい、感情が動いた瞬間でした。MCが終わってライブは終盤戦、18曲目は『涙×(なみだじゃない)』。オンラインライブやユニットライブでも披露されておらず、ここでお初です。先ほどまでは情熱的だったり楽しげに魅せてきた Aqours が、今度はバラードで柔和な時間を演出します。このギャップがAqoursの凄いところであり、また見ていてたまらないところ。輝く衣装と相まって凄く綺麗で、先ほどの爆発的な喜びから一転して今度はじんわりと見入ってしまいました。センターステージの中央、広い会場の本当にど真ん中で歌うあんちゃんが言葉では説明できないくらい綺麗で。。。恐らく私以外の観客の皆様も圧倒されていたのでしょう、アリーナもスタンドも息を呑むかのように静かでした。いや、声出し禁止なのでずっと静かだったんですけど、雰囲気的にみんな見入っているような感じ。なかなか感じられない、独特の雰囲気でした。息もつかせぬまま19曲目、まさかの『MIRAI TICKET』です。1期のラスト、作中で名古屋を舞台に披露されたこの曲は、2ndライブツアーの名古屋公演で披露されないというまさかの扱い。アニメ放送から5年、2ndライブ名古屋公演から4年の時間を越えて、ようやく聖地での再現となりました。そんな機会に立ち会えたのが凄く光栄で、何度か生で聴いている曲なのに改めてすっかり圧倒されてしまいました。曲中のあんちゃんの台詞、「みんな一緒に輝こう!」。やめてくれあんちゃん。。。その台詞は俺に効く。。。危うく2ndミラチケショックが再来するところでした。あっぶなかった。ミラチケでライブはいったん終了。Aqours が降壇し、アンコールに入ります。私も拍手でアンコールに参加。まだまだAqoursを見たいです。席に座って拍手をしつつお茶を飲んだり汗を拭いたりしていたところ、スタンドになにやら見覚えのある光景が浮かび始めました。列ごとにブレードが色分けされていく、これは。。。Aqours Rainbow だ!!2年半前、メットライフドームで炸裂した Aqours Rainbow が、ここバンテリンドームでも少しずつ出来上がっていました。これを見て、私も躊躇うことなくブレードの色を変更し、Rainbow に参加。アリーナの私はもちろんみかん色です。ほどなくして、バンテリンドームに綺麗な虹がかかりました。2年半ぶり、ドームクラスのAqours Rainbowの完成です。実はtwitterでAqours Rainbowを呼びかける声があるのは見かけていて、試みがあることは知っていました。ただ、その呼びかけがあまり多くの人には届いていないように見えたことと、新型コロナウイルス感染予防の観点から開演前の現地での声掛けが行われなかったことから、実際にやれるかどうかはわからないなぁと予想していました。Day.1はちょっと時間がかかりましたが、それでもちゃんと綺麗な虹を描き出すことができたのはお見事。事前に知らなくても周囲の空気を読んで即興で合わせた人がたくさんいらっしゃったのではないかと思います。Aqours RainbowにおけるAqoursファンの連携は本当に凄いですよね。たまにこうやって見事な技を見せる Aqours ファンが私は好きです。スタンドに描き出された虹に迎えられ、Aqours がステージに再登場。アンコール1曲目は『not ALONE not HITORI』です。曲の歌い出し、ソロパートの先陣を切ったふりさんが、感極まって涙声になっていたのがなんとも印象的。MCでキャストが感情を溢れさせているのを見たことが何回かありましたが、パフォーマンス中にあんな風になってしまっているのはあんまり見た記憶がなく、けっこうビックリしました。それを抜きにしてもこの曲のパフォーマンスは見応えが半端じゃなかったです。昨年、一昨年とライブが何度も中止になってきた中で、おそらくみんなが感じていたであろう想いに寄り添うような歌詞がとても素敵。それをAqoursの声で、生で聴くからこそ、心に滅茶苦茶響きました。ラブライブANNがなければこの曲は誕生していなかったかも。。。と思うと、あの番組には感謝しかありません。今後、何度でも拝聴したい一曲になりました。曲の後にラストMC。キャストが一人ずつ、それぞれの想いを述べてくれました。目の前の Aqours Rainbow にキャストがみんな言及していて、喜んでもらえているんだなと今更ながらに一安心。2年半前の Aqours 5th で虹が完成した後はMCがなかったので、ライブ中にリアルタイムに感想を言って貰えるのはこれが初めてだったんですよね。喜んでくれているのを見ると、やり甲斐があったというものです。よく見たらふりさんだけでなく逢田さんも目がめっちゃ潤んでいて、ちゃんとこちらの想いが届いているのを実感しました。最近、MCで心に残る言葉を投げ込みまくる Aqours さん。この日の言葉も、記憶にとても残りました。さて、いよいよ本当に最後の曲です。「最後まで盛り上がっていくぞー!」という言葉と共に、Aqours メンバーがメインステージ、センターステージ、バックステージ、さらには花道と方々に散開。私の座席の近くには、あんちゃんが来てくれました。さあ最後は何だ、と思って身構えていたところに投げ込まれたオーラスは、『SUKI for you.DREAM for you!』。本当に盛り上がってくヤツきたーー!!!実はこの曲のことを知らなくて、始まった瞬間に「なにこの曲!?」とビックリしてしまったのですが、知らなくてもノリだけで十分に楽しめる曲だったので、さっさと思考を切り替えて楽しむ方に全振りしました。アップテンポな曲調、ポジティブな歌詞、キュートかつアクティブなダンス、全部最高。超盛り上がる。超絶楽しい。逆に予習していなかったから良かったのかもしれません。声だけ我慢して、それ以外は一切我慢せず全力でブレードを振って楽しみました。目の前のあんちゃん、動いているのめっちゃ可愛い。ずっと綺麗だと思って見ていましたが、この時ばかりは可愛さ全開。あー、花道とこの座席、マジありがたいわぁ。。。Bメロからはあんちゃんとポジションチェンジをしてしゅかが目の前に。ここから曲が終わるまでずっと目の前で踊ってくれました。ダンスのキレがヤバい。え、マジ凄いんだけど。凄いし、可愛い。激し目の振り付けの曲だと、ダンサー畑出身のしゅかの素養が全開。特に落ちサビのところは本当に凄かったです。タップダンスのように弾むステップと指先までビシッと伸びる上半身、あれはもう芸術の域ですね。。。ブレードを振って楽しみながらも視線がしゅかに釘付けになって離すことができませんでした。曲が終わった時には一気に疲労に襲われ脱力。超絶怒涛の数分間、またしてもAqoursにキラーチューンが誕生してしまいました。この曲、本当にヤバいです。全ての曲が終わり、楽しかったDay.1もいよいよ閉幕。最後にまたメインステージから方々に挨拶に来てくれました。センターステージに来るとき、まさかの小宮有紗さんが全力疾走!小宮さん最近ライブでの奔放ぶりが凄いですよね(笑)おすわとにゃーがそれを追っかけて走っていって、3年生組だけめっちゃはしゃいでる感じになっているのが面白かったです。あんまり見ないパターン・・・!退場していく最後の瞬間まで、楽しませてもらいました。後編に続く。