旭川から特急大雪で網走へ。網走ビールと焼肉を堪能する☆北海道横断旅行記⑩【2021.8.27】
※【北海道横断旅行記⑨】の続きになります。
8月27日(金)、早いものでこの旅も7日目を迎えました。この日は朝から路線バスに乗っての移動です。
旭川駅から走ること約10分、北高前というバス停で降りるとすぐに「スタルヒン球場」の文字が見えます!
そう、ここはファイターズの公式戦も行われる スタルヒン球場 。なかなか公式戦では来る機会がなかったので、今回ぜひ足を運んでみたいと思っていたのです。
こちらが球場前に建つ ヴィクトル・スタルヒン の銅像。旧ロシア帝国から9歳の時に日本に亡命し、ここ旭川で育ったスタルヒンは、黎明期の日本プロ野球で活躍した大投手。19年間のプロ生活で303勝を挙げましたが、シーズン42勝と通算83完封は未だに破られていない大記録。中6日・分業制が当たり前の現代では、もはやアンタッチャブル・レコードと言えるでしょう。
…ちなみにこのスタルヒンの銅像から直線距離で260km先にある函館・オーシャンスタジアムでは、かつての名捕手・久慈次郎がキャッチャーミットを構えている銅像があります。この4日前に函館でその久慈次郎の銅像を見てきたので(旅行記)、すごく感慨深ったです。
もちろんこの日は球場の中には入れませんので、外周をぐるりと回ってみたいと思います。
1塁側のスタンドに刻まれた「スタルヒン球場」の文字。1982年にスタルヒンの功績を称えて命名されたそうです。
機材の搬入口から少しだけグラウンドとスタンドが見えました。いつか機会があれば、ぜひとも観戦で訪れたいと思ってます。
再び路線バスに乗り、旭川の中心部まで戻ってきました。こちら平和通買物公園からは、突き当りに旭川駅が見えます。
歩行者用の信号機が2つ並んでました。珍しいですよね~
…そうならない人もいるかもしれません(苦笑)
サックスを吹く人とそれを見つめる猫。こういうの好きです。
お昼はこちら、旭川ラーメンの人気店・ 天金 さんでいただこうと思います。
案内された席は、飛沫防止シートでまるで個室のようになってました(笑)
チャーシューメンをいただきました。前日に食べた「青葉」と比べるとややあっさりの印象でしたが、麺がすごく好みで美味しかったです☆
昼食を終えて旭川駅へと戻ってきました。ホテルに預けていた荷物を受け取ります。
これで旭川の街ともお別れです。このあとは12時41分発の特急大雪に乗り、網走を目指します!
ホームには既に列車が入ってましたので、このまま乗り込みたいと思います。
旅のお供はもちろんサッポロクラシック!旭川の飲食店ではノンアルビールしか飲めなかったので、「本物の」ビールはやっぱり最高です(笑)
途中で何とも不思議な形の岩が見えました。慌ててグーグルマップを開いてみると、 瞰望岩(がんぼういわ) と呼ばれており、高さは78mあるみたいですね。
そしてこの瞰望岩を過ぎるとすぐに 遠軽駅 に停車。ここ遠軽駅はスイッチバックの駅になるため、ここから列車はこれまでとは反対方向へ進むことになりました。
そして女満別駅を過ぎ…
旭川を出発してから走ること3時間54分、ようやく 網走 に到着!1週間前に津軽海峡を臨む街・函館から始まったこの旅は北海道を横断し、オホーツク海に面した街・網走までやって来たのでした☆
ここまでの函館・札幌・小樽・旭川・美瑛には以前にも訪れたことがありましたが、ここ網走へ来るのは今回が初めて。自ずとテンションも上がります♪
網走と言えばやはり「網走刑務所」「網走監獄」というイメージで、駅の構内にも記念撮影用の檻がありました。網走監獄にはこの翌日に行く予定です。
そして 網走駅 の正面へ。楷書体で縦に書かれた駅名の看板に目を引かれますが、これは網走刑務所から出所した元受刑者がもう二度と「横道に反れないように」という願いが込められているそうです。
こちらは先住民族「モヨロ族」の像。手に槍みたいなものを持ち、長靴みたいなのを履いているのがわかります。
「オホーツク」の文字にテンションが上がります。この日のホテルは駅の正面にあるルートインを予約してましたので、このままチェックインを済ませました。
夕食は人気の「網走ビール館」へ。地元のクラフトビールである「網走ビール」が直営する焼肉レストランです。
この日は北海道全域に発令された緊急事態宣言の初日。果たしてアルコールの提供はどうなんだろうと心配でしたが、19時までは提供してくれるとのこと!同じ北海道でも札幌や旭川の都市部とは政策が違うことを現地で知りました。
そうなるともちろん網走ビールをいただきます!こちらのお店ではさすが直営店だけあって、8種類の網走ビールが扱われてました(コロナの影響で一部が品切れでしたが)
網走ビール と書かれたキンキンのグラスで飲むクラフトビールは最高の一言!まずはオーソドックスな「網走プレミアムビール」をいただきましたが、市販のビールに似たキレが感じられるビールでした☆
お肉は、牛サガリ・国産牛カルビ・豚旨カルビ・ジンギスカン・牛タン・北海道産鶏セセリ・ウインナーの7種盛りを注文。
美味しいクラフトビールが飲めるなら肉は何だっていいやと思っていたのですが、こちらの肉が期待以上!意外と言っては失礼ですが、ホントに美味しくて、これは地元で人気なのも納得です。
こちらは「知床ドラフト」という緑色のビール。フルーティーな味でした。
「牛トロフレーク丼」もいただきました。凍った牛トロがご飯の熱で少しづつ溶けてくるのがたまりません♪
店内にはビール醸造の様子が見れるところもありました。
巨大な釜で造られるビール。ここのところすっかり地方のクラフトビールにはまってます☆
…ということで、網走での最初の夜はクラフトビールと焼肉をたっぷりと味わい、満足することができたのでした。
これでこの旅7日目が終了。やっぱり初めて訪れる土地はそれだけで気分がよく、おかげでこの日もぐっすりと眠ることができたのでした。
この翌日はいつか行ってみたいと思っていた「網走監獄」へ、朝から向かいます☆
※【北海道横断旅行記⑪】に続きます。
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[2021・北海道横断旅行記]
2021.08.21 【9年振りの函館。青函連絡船・摩周丸から赤レンガ倉庫へ】
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2021.08.23 【津軽海峡フェリーで函館へ帰還。朝の五稜郭公園を散策する】
2021.08.23 【函館名物シスコライスと、夜景が見えなかった函館山展望台】
2021.08.24 【函館朝市から特急北斗で札幌へ。ポプラ並木とジンギスカン】
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2021.08.27 【旭川から特急大雪で網走へ。網走ビールと焼肉を堪能する】
2021.08.28 【凶悪犯も恐れる網走監獄へ。日本最北の刑務所の史跡を散策】
2021.08.28 【旧網走監獄の舎房を見学。囚人に出される監獄食をいただく】
2021.08.29 【網走市街を散策。名物のくじら料理で旅を締めくくる】