函館名物シスコライスと、夜景が見えなかった函館山展望台☆北海道横断旅行記⑤【2021.8.23】
※【北海道横断旅行記④】の続きになります。
昼食のあとは再び街歩きを開始。路面電車の線路に沿って南へ歩いていきます。
路面電車が走ってくると、どうしてもカメラを向けたくなります（笑） 色んなラッピングの電車があるんですね〜
そして「千代台公園」という、函館の運動公園に到着。
こちらにあるのが、ファイターズの公式戦も行われる オーシャンスタジアム 。試合観戦ではなかなか訪れる機会がなかったので、今回立ち寄ってみたのです。
もちろん中には入れませんでしたが、内野スタンドと外野スタンドの境目からグラウンドの様子が少しだけ見えました。
こちらは昭和初期に「函館太洋倶楽部」という社会人野球のチームで活躍した 久慈次郎 の銅像。まだプロ野球がない時代の日本を代表する捕手でしたが、試合中に打席で相手捕手の送球がこめかみを直撃して死去。ちなみにこの銅像は直線距離で260km離れた旭川・スタルヒン球場にある、かつて全日本でバッテリーを組んだスタルヒンの銅像の方角を向いているそうです。
…余談ですが、都市対抗野球ではこの久慈次郎の闘志あふれるプレーを讃え、1947年に「久慈賞」を設立。2015年には元マリーンズ（現イーグルス）の酒居知史投手も受賞しています。
最寄は函館市電の千代台という電停。ここから再び路面電車での移動です。
そして函館中心部まで戻ってきました。
こちらの味のある建物は、「箱館高田屋嘉兵衛資料館」。私財を投じて函館の発展に貢献した豪商・高田屋嘉兵衛にまつわる資料が展示されているそうですが、こちらもコロナ禍で休館中でした。
そして一昨日に引き続き、金森レンガ倉庫 へやって来ました。
停泊する船を眺めます。いい雰囲気ですよね。
ラッキーピエロの店舗地図。函館ではこれだけ店舗を展開しているにも関わらず、他の地域には全く進出していないところにこだわりを感じました。
歩き疲れたので、スタバで一休み。こちらもかつて倉庫だった建物をリノベーションしているようです。
アンティークで落ち着いた店内。平日ということもあり、ゆっくりと休憩することができたのでした。
しばし休憩の後に再び散策を開始。こちらは 赤い靴の少女像「きみちゃんの像」と呼ばれているそうです。
ここにもラッキーピエロがありました。ホントに地元で大人気なんですよね〜
こちらはかつての倉庫ですが、現在は飲食店になっているようでした。
こちらは歩いていて偶然見つけた、日本最古のコンクリート電柱。1923年（大正10）に建てられたそうです。
こちらの「十字街」という電停から、電車に乗って函館駅の方へ向かいます。
函館駅へやってきました。こちらは駅構内にあったイカの像。やっぱり函館と言えばイカですよね♬
とりあえずホテルにチェックイン。夕方まで部屋で体力を蓄えます（笑）
そして再び路面電車に乗って移動。2両連結の車両を初めて見ました。
早めの夕食はこちら、カリフォルニア・ベイビー さんでいただきます。実はこちらは2012年にも来てるので、今回が2度目の訪問です。
思いっきりアメリカンなお店ではありますが、バドではなくハイネケンをいただきます。何故かそういう気分だったんでしょう（笑）
いただいたのは函館名物の シスコライス 。バターライスにフランクフルトが2本乗り、ミートソースがたっぷりとかかった函館市民のソウルフードになりますが、久しぶりで懐かしかったです☆
夕食を終えてから、函館山ロープウェイ の山麓駅までやって来ました。この翌日には移動するため、最後に函館の夜景を観たかったんですよね。
函館に来るのが3度目になりますので、もちろん函館山へ登るのも今回で3度目。チケットを購入し、出発時刻を待ちます。
そしてロープウェイに乗り込みます。今まで色んなロープウェイに乗りましたが、恐らくこの函館山ロープウェイのゴンドラが1番大きいのではないでしょうか。
定刻の18時15分にゆっくりと出発。徐々に地上から離れていくのがまた格別です。
やがて両側を海に挟まれた函館の街が見えてきました。もうあとしばらくで日没という時間です。
しかし途中から濃霧に囲まれ、下界が全く見えないという状態に。もちろん出発前にアナウンスでは聞いていましたが、山の天候は変わりやすいためそのうち晴れるだろうとの期待もあったのです。
そして函館山の山頂へ到着。何とわずか10数m先の景色までも霧に囲まれているという、ちょっと予想以上のバッドコンディションでした。
本来であればこの下には100万ドルの夜景が広がっているはず。展望台ではたくさんの人たちが霧が晴れるのをただひたすら待っているという状況でした。
まさかこんなシチュエーションになるとは（苦笑） 初日に来ておけばよかったと少し後悔です。
1時間ほど山頂で待ちましたが、事態が好転しないためこの日の夜景鑑賞は断念。下りのロープウェイに乗り込みましたが、あと少しで山麓駅に到着するというほんの数十秒だけ、夜景を見ることができたのでした。
ロープウェイの山麓駅があるのは元町界隈。せっかくなのでライトアップされた建物を楽しみたいと思います。まずは2日前にも立ち寄った旧函館区公会堂から。
旧北海道庁函館支庁庁舎。真っ暗ですが、まだ19時30分前です。
そしてこちらの「末広町」という電停から路面電車に乗り込みます。
函館駅へ戻ってきました。高いところに街灯がないからか、駅舎が真っ暗なのが不思議な感じがしました。
…ということで、これでこの旅3日目が終了。このあとはホテルへ戻り、疲れで爆睡したのでした（苦笑）
この翌日はまだこの旅で行ってない函館の名所、そう、「函館朝市」で朝食をいただく予定です☆
※【北海道横断旅行記⑥】に続きます。
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[2021・北海道横断旅行記]
2021.08.21 【9年振りの函館。青函連絡船・摩周丸から赤レンガ倉庫へ】
2021.08.21 【函館ベイエリアから元町界隈へ。そして老舗の函館ラーメン】
2021.08.22 【鮪の聖地・大間へ。絶品の大間のマグロを喰らう】
2021.08.23 【津軽海峡フェリーで函館へ帰還。朝の五稜郭公園を散策する】
2021.08.23 【函館名物シスコライスと、夜景が見えなかった函館山展望台】
2021.08.24 【函館朝市から特急北斗で札幌へ。ポプラ並木とジンギスカン】
2021.08.25 【雨の小樽へ。小樽運河を散策し、絶品の札幌グルメを楽しむ】
2021.08.26 【札幌から特急ライラックで旭川へ。人気の旭山動物園を歩く】
2021.08.26 【旭川ラーメン「青葉」から美瑛散策。締めは名物の肉ライス】
2021.08.27 【旭川から特急大雪で網走へ。網走ビールと焼肉を堪能する】
2021.08.28 【凶悪犯も恐れる網走監獄へ。日本最北の刑務所の史跡を散策】
2021.08.28 【旧網走監獄の舎房を見学。囚人に出される監獄食をいただく】
2021.08.29 【網走市街を散策。名物のくじら料理で旅を締めくくる】