「あれ~?どうなっとんじゃろう・・・」手品で脳活性化! 2019年10月10日発信
「大田(地区)に変わった人がいる・・・」と時々、耳にしていた。何でも手品が上手で、あちこちに出向いては喜ばれているとか。
その噂の人、河原徳一さんが福渡の老人会「すずらん教室」に呼ばれているという。さっそく福渡コミュニティセンターに出向く。
会場にはいつもながら、ご婦人中心に20名ばかり(それにしても男は好奇心がない、これじゃあ頭が固くなってボケも近い?)
河原さん一行到着、総勢5名。会長の徳さんを筆頭に女性4名の構成。徳さん自己紹介。
「僕が何で手品をやるようになったか言うと、アメリカ
に行ったことがあって、そこで言葉が通じないので往生して、トイザラスで買った手品の道具でやって見せたんですわ。そしたら受けて、手品は言葉がなくても通じるんですわ」
そのうち、私も仲間に入れてと奥さんが入って、右手が不自由な植田さんと80歳代の山本さん、谷さんら2人が加わった。
(徳さん)「信じれます?片手で手品しようって言うんですよ、皆さん何不自由なく両手が使えてもやろうとは思わんでしょう。 それと80過ぎて手品を覚えたいなんて考えますか?スゴイでしょう、今日はそんなメンバーでやっていきます(笑)」
植田さん登場。何もない左手を握ってモミモミ、右手に取りつけたフックで引っかけて、出てきたのはスカーフ(拍手)
山本さん「あなたの誕生日の日にちを当ててみます」
複数の数字のボードを見せながら「ここにありますか?」何枚かすると「〇日です!」(おおー)
谷さんは一本の紐で輪を3つ作る。「こうして、こうして、こうすると・・・」(ああ、輪がいつの間に3つ出来とるわー)
オオトリは徳さんの今日が初公開となる「なんでもBOX?」
奥さんがそばで「なんか家でゴソゴソ作っていましたけど、ほんとにうまくいくんじゃろうか、もう心配じゃわー」とヤキモキ。
それを聞いて徳さん、「そんな心配しとるんなら、ちょっとくらい手伝え!」と場内を沸かす。
何にもないよと一旦、見せた箱を閉め、ふたたび開けて何やらつまみ出す、テーブルクロス、ハッピ、バナナ、ラッパ、紙おむつ・・・。
前にかじりついて見ていた女性、「あれー、まあ、どうしてー?」思わず感嘆。
それを受け徳さん、「ええ反応じゃなあ、そういうのが好きじゃなぁー(笑)」
後半は参加者が実践、「輪ゴムマジック」と先ほどの「1本の紐で作る3つの輪」
ところがどうした、タネが分っても手がうまく動かない。 わずか数秒の動作に「こりゃあ、ボケ防止になるわー」のご意見。
参加者募集!!
毎月第3土曜日午前10時 !
会場:大田コミュニティーにて練習 !
「わたしも、わしも入れてくれー」を待ってま~す
(取材・写真 三宅 優)