2018年にしたカスタムについてブログにあげてなかったので上げていくシリーズ第四弾
ECUフラッシュについてです。
電気系カスタムで最初にやったのは速度リミッター対策です。
それまでは必要ないと思っていましたが鈴鹿サーキット(国際コース)のフルコース走行会(先導付き、追い越しなし)に参加して180kmの速度リミッターが効いてストレートで周りの方に迷惑をかけてしまいました。
あんなに簡単に180km出るとは思っておらず速度リミッターをカットする必要性を感じました。
とりあえずリミッターカットが必要!
今後の取引を考え予算と相談して決めたメーカーはヒールテックでした。
X-TREです。
スズキのリミッターは各ギアに付いています。
4速からリミッターが付いていて各ギアで180kmまでの回転数まで回ります。
ヒールテックはシフトの情報をECU側に騙して送って回転数の上限を引き上げます、なので正確に言うとリミッターカットではないんですね

ヒールテックのX-TREは価格も安く優れた商品でした。
実際に200kmの速度でも問題ありませんでした。
しかしデメリットもありました。
スズキは各ギアで燃調のセッテイングを変えています(最近のバイクは多分みんな変えてると思います)。X-TREは4速固定の信号を送ってしまうのでどのギアを使っていても4速のセッテイングです(ギアは任意で4-5-6のどれかで固定できます)。
こんなデメリットを感じました
・アイドル付近の回転が力がなく発進がしにくくなりました。
・6速でのクルージングでの余裕がなくなりがギクシャクして乗りにくくなりました。
・取り付け時には ECUから出てる配線をカットします…精神安定上良くないです
・どのギアでも加速のピックアップが良く気を使うようになりました。
ノーマルでのメーカーの各ギアでのセッテイングが良く固定にして全体的に乗りにくくなった感じですね。
4速固定の弊害ですね。
通勤にも使っていたため、どのギアでもレスポンスよく反応するのは扱いにくさを感じました。
まー仕方ない。
カスタムとはこんなんです。良くなると悪くなる所が出るです。
前後しますが乗りやすさ改善のために内圧コントロールバルブ付けたり、PPSをつけたりはしました。私は乗りやすいのが好きなんです。
しばらくはX-TRAで走行していましたが転機が来ます。
マフラー交換です。
スコーピオンはスリップオンでしたがバッフルがないため抜けが良かったんですね。
そこで不安になったんです。
薄くならないかと

でヒールテックのサブコンを買いました。
輸入元には直接連絡して取り付けの確認を取りました「輸出用ですが大丈夫でしょう」と言われたんですがね…

つかなかったんです。
私の下調べも足らなかったんですが、その後の対応は嬉しくないものでした。
ヒールテックは諦めました。FIT-Proは私のいらん在庫になっちゃいました、高い勉強代でした。
ちなみにサブコンをつけるにあたり空燃費計もつけました、燃料の濃い薄いをコントロールするなら最低限の装備です(取り付けはまた書きます)。
あとパソコンも買い増した

中古でやっすいものを秋葉原で

FIT-Proはパソコンでコントロールするので。
サブコンが嫌になった私はEUCフラッシュをしようと決意します

ECUチューニングで有名なのは2社でしょうか。
東のMotoJP、西の10FACTORYですね。
有名な2社ですがフラッシュのベースになるプログムなり機器なりは各社とも自社ではありません、当たり前ですが開発には莫大な費用がかかります、2社とも海外のメーカーのものを使用しています。
FT ecuとWoolich Racingですね(違ってたらごめんなさい)
ただこの辺のは全てそうなんですが、商品がそのままだと使えないものがほとんど、国内用にリセッティングの必要があります。
なので施工の台数が重要になります、数=データっことになるので。
今後の取引のことを考えて選んだのはMotoJPさんでした。
現在もお付き合いあります

今と施工代金が違う時代に出しました。
私の施工内容はこんな感じです
・燃料マップ/点火マップ
(オリジナルマップで適切に)
・STP開度調整
(吸入のサブバタフライ、抵抗にならないように)
・アクセルオフ時燃料カット解除
(エンブレの緩和)
・冷却ファン作動温度 5度下げ
(水温=エンジンの調子を保ち保護します)
・リミッターカット
(サーキットでの必需品)
・排気バルブN=純正 1-6全開
(マフラー内にある排ガス対策、走行中は無駄な抵抗を取ります)
これは大正解でした
。
ECUフラッシュしてめちゃくちゃ乗りやすくなりました。エンジンのギクシャク感もなくなりスムーズに乗れるようになりました。そしてエンジン保護もできます。
X-TREや内圧コントロールバルブなんかは車体のベースの状態に少し手を加える感じなんですが ECUフラッシュはその車体のベースから変えてしまうんですよね。
基本となるところを変えるんです。
純正の各ギアでのセッテイングの良い所を残してエンブレを緩くしてパワフルになりました。
レスポンスよくトルクフルでコントラーラブル、エンブレも自然になり全てが満点です(横文字を使うとそれっぽいですね
)
デメリットはまるで無しです。
理想のチューニングですね、これを求めていました。
ほんと大回りしました。
制御を無くすのは大正解、緩和とか誤魔化しではどこかに無理が出ます。
MotoJPさんは依頼前にこちらの状態を伝えます、もちろん車体持ち込みでセッテイングできるのが理想でしょうけど依頼時にお願いしてるものに対して最適になるようにしてくれます。
車検も通ります、アイドル付近はノーマルのままなので車体側に問題なければ通ります。私の時も車体側に問題ありました。
ただレーシングパーツ扱いです。
ないんでしょうけど ECUが壊れても保証はありませんし、メーカー保証なんかも通らなくなります。
電気系、燃料系のカスタムを考えているならECUフラッシュが1番良いと思います。
MotoJPさんはおすすめしますよ
一応ステッカー貼りました
車体につけると
見えんです

リミッターカットや燃調に関することは、まずはECUフラッシュして不要な制御を外して(燃調含む)それでもやりたいならサブコンを付けたら良いと思います。
ただECUフラッシュでほとんどの問題は解決すると思います
そんなこんなでリミッターカットから始まる話は終わりです。
なんかMotoJPの宣伝マンになってますね

私もそうでしたが悩む所です。変に大回りするよりでECUフラッシュが良いと思います…私は遠回りしましたが良い勉強したと思っています

あと海外メーカーは気を付けないといけませんね、国内代理店が詳しくないことも多く最終的にダメってこともあります。
信頼できる代理店かってことが重要です。
最近のバイクは電気制御が凄いですね。
サブコンもそのうち勉強でつけたいですね。