緊急:第1報 2月26日から27日のノイズについて
流山観測点での、現在のノイズ観測状況を緊急にお知らせします。
流山観測点では、本日、平成19年2月27日、午前6時から午前10時10分頃にかけて、
上記のように、ノイズκは、通常よく見かける前駆ノイズと思われますが、
ノイズλは、その数倍の大きさであります。
このような大きさのノイズは、過去に、
平成19年1月9日、午前5時から午前8時20分頃にかけて、以下のようなノイズα
が観測されていますが、この時は、その後、
平成19年01月13日14時24分 気象庁地震火山部 発表
13日13時24分頃地震がありました。
震源地は北西太平洋 ( 北緯46.1°、東経154.2°)で震源の
深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は8.3と推定されます。
の地震が発震しています。
今回観測されたノイズλが、地震前兆による前駆ノイズなのか、
または、Eスポなどによる電波攪乱によるモノなのかは、
ただ今調査中でありますが、
もしも、地震地震前兆による前駆ノイズであった場合、
前回の考察が正しければ、
場所はわかりませんが、
東日本周辺で、大変大きな地震が発生する可能性があります。
日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。
沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。
住宅内など、厳重な警戒が必要です。
壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。
みなさまの周辺の対地震防災体制を今一度確認されることをお勧めします。
ただし以下の注意事項も良くお読みになって、冷静に対応してください。
↓
※注意
地震予測はたいへん難しく、
はずれる確率の方が高いので、
必ず予測した地震が来るというわけではありません。
ですので、この情報を見たからと言って、
むやみに怖がることは全くありませんし、
もしかしたら来るかもなぁ・・・ぐらいに
思って見てください(^_^;
また、はずれる確率の方が高い情報ですので
この情報を友人や家族、親類など、
他の人に伝える場合には、
流言飛語の流布
デマの伝搬
にならぬよう、
使用する言葉に十分に注意してください。
平成19年02月25日26日の地震と流山観測点データについて
平成19年02月25日11時42分 気象庁地震火山部 発表
25日11時37分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.5°、東経141.4°)で
(茨城県那珂郡東海村沖付近 流山観測点から震央までの距離130キロ)
震源の深さは約40km、
地震の規模(マグニチュード)は3.8と推定されます。
平成19年02月26日00時41分 気象庁地震火山部 発表
26日00時35分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.6°、東経141.0°)で
(茨城県日立沖付近 流山観測点から震央までの距離121キロ)
震源の深さは約50km、
地震の規模(マグニチュード)は3.2と推定されます。
の地震が発生しましたが
流山観測点の02月24日からこれらの地震発震までのデータは
下記のようなモノでした。
それぞれノイズεζ、ノイズθηが前駆ノイズと思われますが、
震央までの距離が130キロ、121キロと遠いことから未評価としました。
また、25日の地震の前駆ノイズがε、26日の地震の前駆ノイズがζ、である可能性もあり、
その場合は、近いうちに、ノイズθ、ノイズηに対応する地震が発震する可能性もあります。
26日の地震の後も、小さなノイズが観測されていますので、
再度、地震の発震があるかと思われますが、
どちらにせよ、今後大きなノイズが観測されなければ、
発震したとしても、M4前後の小さなモノであると推測しています。
平成19年02月23日の地震と流山観測点データについて
平成19年02月23日20時10分 気象庁地震火山部 発表
23日20時04分頃地震がありました。
震源地は茨城県南部 ( 北緯36.1°、東経140.1°)で
(茨城県つくば市春日4丁目筑波大学付近 流山観測点から震央までの距離28キロ)
震源の深さは約70km、
地震の規模(マグニチュード)は3.0と推定されます。
の地震が発生しましたが
流山観測点の02月19日からこの地震発震までのデータは
下記のようなモノでした。
この地震の前駆ノイズとしては、2月20日のノイズA・B・Cが、
他のノイズと若干形状が違うことから考えられますが、
震央までの距離28キロと、流山観測点から近い割には
ノイズ量がとても小さいのが少し気になります。
比較的大きなノイズ、ε・ζが観測されています。
他の電磁波観測などでは、地震によるノイズは必ずしも地震発震前に観測されるわけではなく、
地震発震後に観測されることもあるという事例が報告されています。
このノイズε・ζの場合も、どちらかというと、
流山観測点から半径50キロ圏内の茨城県南部の地震の前駆ノイズに近いのですが、
流山観測点のデータでは、過去に、地震発震後にその地震のノイズが観測された事例は記憶にありません。
このノイズε・ζが、上記地震の発震後に出たノイズなのか、
それとも今後さらに、流山観測点から半径50キロ圏内の茨城県南部で発震があるのか、
もしくは、今までと全く違うパターンとして、別な場所で地震が発震するのか、
今後の地震に対して注意深く観察する必要が出てきました。
ただし、
万が一、このノイズε・ζが、これから起こる流山観測点から半径50キロ圏内の茨城県南部の地震
の前駆ノイズだったとしても、人的被害が出るような大きな地震ではないと推測されます。
茨城県南部で発震するとすれば、過去の経験から、M4前後の地震であると思われます。
また、このノイズε・ζが、この地震によってなんらかの影響が出た別の地点より出たモノである
とすると、
最近の考察で想定されるのは、フィリピン海プレートでの発震です。
その場合は、少し大きく揺れるかもしれません。
平成18年02月15日から現在までの流山観測点データについて
流山観測点の2月15日から現在までの観測データは下記のようなモノです。
また、この間に起きた顕著な地震は下記のようなモノでした。
平成19年02月17日09時07分 気象庁地震火山部 発表
17日09時03分頃地震がありました。
震源地は十勝沖 ( 北緯41.6°、東経143.9°)で
震源の深さは約50km、
地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定されます。
平成19年02月18日23時12分 気象庁地震火山部 発表
18日23時07分頃地震がありました。
震源地は東京湾 ( 北緯35.0°、東経139.8°)で
(千葉県館山市館山湾付近 流山観測点から震央までの距離100キロ)
震源の深さは約50km、
地震の規模(マグニチュード)は3.3と推定されます。
ご覧になってわかるとおり、17日の十勝沖M6.6の地震では、
流山観測点のデータは特別な反応は見せなかった模様です。
また翌18日の館山湾M3.3の地震に対しても同様に、
流山観測点のデータに、顕著な反応は見られませんでした。
この期間に一日に数回の頻度で出ている小さなノイズは、
前回の考察が正しければ、主に、フィリピン海プレートの地震の前駆ノイズ
と判断されます。
そうすると、東京湾の千葉県よりの深部、深さ70キロ以上で、
神奈川県側が主に揺れる異常震域の地震の発震が懸念されますが、
今後、より大きなノイズが観測されなければ、
人的被害をもたらすような大きな地震にはならないと思われます。
平成19年02月10日の地震と流山観測点データについて
平成19年02月10日05時04分 気象庁地震火山部 発表
10日04時58分頃地震がありました。
震源地は茨城県南部 ( 北緯36.0°、東経140.0°)で
(茨城県つくばみらい市十和付近 流山観測点から震央までの距離14キロ)
震源の深さは約60km、
地震の規模(マグニチュード)は3.2と推定されます。
平成19年02月10日17時37分 気象庁地震火山部 発表
10日17時31分頃地震がありました。
震源地は茨城県南部 ( 北緯36.2°、東経139.8°)で
(茨城県古河市下片田付近 流山観測点から震央までの距離35キロ)
震源の深さは約50km、
地震の規模(マグニチュード)は3.5と推定されます。
の地震が発生しましたが
流山観測点の02月05日からこの地震発震までのデータは
下記のようなモノでした。
10日04時58分 D60 M3.2 の地震の前駆ノイズは、07日のノイズβ、
10日17時37分 D50 M3.5 の地震の前駆ノイズは、08日のノイズγだとすると、
09日に観測されているノイズδに対応する地震は、まだ起きていない事になります。
また、上記の2つの地震発震後にも下記のように
小さなノイズが複数観測されていますので、前回の考察が正しければ、
今後近いうちに、流山観測点から半径50キロ以上100キロ未満の場所で、
地震の発震があるかもしれません。
流山観測点の平成19年02月05日から現在までの観測データについて
流山観測点の02月05日から現時点までの観測データは下記のようなモノでした。
2月7日午後9時40分頃に、非常に大きなノイズβが出ています。
その後、8日の午前3時30分ごろに、珍しい形のノイズγと
その後に、3回の小さなノイズ。
そして、午後8時ごろに、ノイズβを小さくしたようなノイズF
が観測されました。
対応する地震の発震がまだ見られませんので、
前回の考察が正しければ、流山観測点の近く、
半径50キロ以内の茨城県南部で発震があるはずです。
規模についてはわかりませんが、
前回、1月24日のノイズEの時は、翌日の25日の23時37分頃
震源地は茨城県南部 ( 北緯36.1°、東経139.9°)で
(茨城県坂東市沓掛・沓掛小学校付近 流山観測点から震央までの距離22キロ)
震源の深さは約50km、
地震の規模(マグニチュード)は3.5
の地震が発震しました。
またその前日、1月23日のノイズDのときは、翌日の24日の10時30分
震源地は茨城県南部 ( 北緯36.1°、東経139.9°)で
(茨城県坂東市沓掛・沓掛小学校付近 流山観測点から震央までの距離22キロ)
震源の深さは約50km、
地震の規模(マグニチュード)は3.8
の地震が発震しました。
今回も同程度の規模であるとは思いますが、
地震に対して警戒されることをお勧めいたします。
平成19年02月04日の地震と流山観測点データについて
平成19年02月04日21時10分 気象庁地震火山部 発表
04日20時59分頃地震がありました。
震源地は千葉県北西部 ( 北緯35.6°、東経140.1°)で
(千葉市中央区中央港1丁目千葉ポートパーク付近 流山観測点から震央までの距離36キロ)
震源の深さは約80km、
地震の規模(マグニチュード)は4.2と推定されます。
の地震が発生しましたが
流山観測点の1月27日からこの地震発震までのデータは
下記のようなモノでした。
この地点は、断層があるためか、過去に複数回地震が起きており、
去年2006年にも、
平成18年12月06日震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は3.2
平成18年06月27日震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は3.9
平成18年02月22日震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は4.2
の、3回の地震の震源となっている地点です。
そこで、過去のデータを参照してみますと、
平成18年02月22日震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は4.2
の際の、流山観測点でのデータは、
平成18年06月27日震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は3.9
の際の、流山観測点でのデータは、
平成18年12月06日震源の深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は3.2
の際の、流山観測点でのデータは、
というもので、過去に同じ場所、同じ深さで発震した地震において、
それぞれに、事前にノイズの変動を捉えてはいるモノの、
この地点での前駆ノイズの出方がまちまちであることがわかります。
また、地震ごとの気象庁発表の震度分布図の違いを見てみますと、
という違いになっており、この震源での地震は、いずれも、
震源の千葉県側より、東京湾を挟んだ神奈川県で大きく揺れる異常震域である
ことがわかります。
このように、異常震域を起こす地震の前駆ノイズは
発震の度に、出方がまちまちで、
流山観測点から36キロと近い地震ですが、前駆ノイズから、
ここでの地震を推測するのは、かなり難しいのではないかと考えています。
流山観測点の平成19年01月31日から現在までの観測データについて
流山観測点の1月31日から現時点までの観測データは下記のようなモノでした。
もしも、前回の考察が正しければ、
流山観測点にこのような、小さなノイズが複数現れる場合、
フィリピン海プレート自身の運動、もしくは、遠地の大きな地震によって起こるフィリピン海プレートのストレス
により、フィリピン海プレートから出るノイズと推測しています。
ですから、これらのノイズから今後近いうちに、
近ければ、
関東南部の100キロ以上深部、もしくは、伊豆半島周辺から駿河湾にかけての10キロから30キロ前後の浅いところで起こるM5未満の地震
遠ければ、
千島海溝やマリアナ海溝、インドネシア周辺などのプレート境界周辺で起こる、M7前後以上の地震
が発震するのでは・・・・と考えています。どちらにしろ、
今後、大きなノイズが観測されなければ、東京周辺では、そう大きな揺れにならないのではないか
と推測しますが、
今後のデータの推移に注意が必要だと思われます。