地震前兆電波★千葉流山観測点★ -3ページ目

平成19年04月30日から現在までのノイズについて

流山観測点での、04月30日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


流山観測点の04月30日から現在までの観測状況は下記の通りです。
NRY2007/04/30
NRY2007/05/01
n20070502



概況:
①.4月30日の午前1時頃に、B型ノイズ、ノイズΤを観測しました。
②.4月30日の午前11時から午後3時30分頃にかけて、小さなA型ノイズ、ノイズΥを観測しました。


予測モデルAに基づく、ノイズの解釈:
①の4月30日のノイズΤに対しては、5月1日に千葉県北西部で、D80 M3.6 の地震が発生し、予測通りのイベントが終了しました。


平成19年05月01日03時54分 気象庁地震火山部 発表
01日03時49分頃地震がありました。
震源地は千葉県北西部 ( 北緯35.8°、東経140.1°)で震源の
深さは約80km、地震の規模(マグニチュード)は3.6と推定されます。

20070501



②の4月30日のノイズΥに関しては、流山観測点施設内の輪転機による電源ノイズです。



予測モデルAに基づく、今後の地震活動の見通し:
1.流山観測点周辺におけるM5未満の地震について
  4月30日のノイズΤに対するイベントは終了しました。
  その後、現在まで、地震の前兆と思われるようなノイズは観測されていませんので
  しばらく地震は起きないでしょう。
  

2.M5以上の地震について
  4月24日のノイズΛと4月28日のノイズΡについては、
  5月1日に東海道南方沖D452 M5.4
  同じく1日に関東東方沖D84 M4.8
  の地震が発生していますが、それぞれの地震の規模と震央までの距離が
  予測モデルAに基づいたノイズの大きさと符合しませんので、
  対応する地震は、まだ観測されていない・・・・とします。

  どちらのノイズに対する地震も、関東周辺ならM6クラス、
  日本海・太平洋上の広い範囲ならM7以上の大きな地震でしょう。

  地震発震の予測期間はノイズ観測日から長期(約1ヶ月以内)です。


  万が一、日本の陸地付近で発震するとすれば、
  能登半島や三重中部のような大きな地震に繋がる可能性があります。
  日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。
  沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。
  住宅内など、厳重な警戒が必要です。
  壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。





平成19年04月28日から現在までのノイズについて

流山観測点での、04月28日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


流山観測点の04月28日から現在までの観測状況は下記の通りです。
NRY2007/04/28
NRY2007/04/29
n20070430


概況:
①.4月28日の午前7時30分から午前9時時頃にかけて、大きなA型ノイズ、ノイズΡを観測しました。
②.4月28日の午後1時30分から午後4時頃にかけて、大きなA型ノイズ、ノイズΣを観測しました。
③.4月30日の午前1時頃に、B型ノイズ、ノイズΤを観測しました。
④.4月30日の午前11時から午後3時30分頃にかけて、小さなA型ノイズ、ノイズΥを観測しました。




予測モデルAに基づく、ノイズの解釈:
4月27日のノイズΠに対しては、4月29日に千葉県北西部で、D70 M3.5 の地震が発生し、予測通りのイベントが終了しました。

20070429


また、
②の4月28日のノイズΣに関しては、同じ時間帯に流山観測点は、激しい雷雨と強風でしたので、気象性のノイズと判断されます。
④の4月30日のノイズΥに関しては、流山観測点施設内の輪転機による電源ノイズです。




予測モデルAに基づく、今後の地震活動の見通し:
1.流山観測点周辺におけるM5未満の地震について
  4月27日のノイズΠに対するイベントは終了しましたが、
  4月30日に再びノイズΤが発生しています。
  このノイズΤに対応する地震が茨城県沖・茨城県南部・千葉県北西部など、
  流山観測点の周辺で起きる可能性がありますが、
  人的被害が出る地震ではないでしょう。

  地震発震の予測期間は短期(約1週間以内)です。


2.M5以上の地震について
  4月24日のノイズΛと4月28日のノイズΡに対応する地震は、まだ観測されていません。
  どちらの地震も、関東周辺ならM6クラス、
  日本海・太平洋上の広い範囲ならM7以上の大きな地震でしょう。

  地震発震の予測期間は長期(約1ヶ月以内)です。


  万が一、日本の陸地付近で発震するとすれば、
  能登半島や三重中部のような大きな地震に繋がる可能性があります。
  日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。
  沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。
  住宅内など、厳重な警戒が必要です。
  壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。

平成19年04月24日から現在までのノイズについて

流山観測点での、04月24日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


流山観測点の04月24日から現在までの観測状況は下記の通りです。
NRY2007/04/24
NRY2007/04/25
NRY2007/04/26
NRY2007/04/27
n20070428


概況:

①.4月24日の午後5時から午後8時頃にかけて、大きなA型ノイズ、ノイズΛを観測しました。
②.4月24日の午後11時頃に、小さなA型ノイズ、ノイズΜを観測しました。
③.4月25日の午後2時30分頃に、小さなA型ノイズ、ノイズΝを観測しました。
④.4月25日の午後7時30分から午後9時頃にかけて、小さなA型ノイズ、ノイズΞを観測しました。
⑤.4月26日の午後11時30分頃に、B型ノイズ、ノイズΟを観測しました。
⑥.4月27日の午後11時30分頃に、B型ノイズ、ノイズΠを観測しました。
⑦.4月28日の午前7時30分から午前9時時頃にかけて、大きなA型ノイズ、ノイズΡを観測しました。



予測モデルAに基づく、ノイズの解釈:
②,③,④の小さなA型ノイズは、M5付近の地震の前駆ノイズと判断され、
②ノイズΜに対しては、4月25日に千島列島D30 M5.4
③ノイズΝに対しては、4月26日に愛媛県東予D39 M5.4
④ノイズΞに対しては、4月27日に十勝沖D60 M5.5
がそれぞれ起きています。
また、⑤,⑥のB型ノイズは、流山観測点周辺で起きるM5未満の地震の前駆ノイズと判断され、
⑤ノイズΟに対しては、4月27日に茨城県南部D50 M2.8が起きています。



予測モデルAに基づく、今後の地震活動の見通し:

1.流山観測点周辺におけるM5未満の地震について
  ⑥ノイズΠに対応する地震が茨城県沖・茨城県南部・千葉県北西部など、
  流山観測点の周辺で起きる可能性がありますが、
  人的被害が出る地震ではないでしょう。

  地震発震の予測期間は短期(約1週間以内)です。
  

2.M5以上の地震について
  ①ノイズΛと⑦ノイズΡに対応する地震が、それぞれ起きる可能性があります。
  どちらの地震も、関東周辺ならM6クラス、
  日本海・太平洋上の広い範囲ならM7以上の大きな地震でしょう。

  地震発震の予測期間は長期(約1ヶ月以内)です。
  

  万が一、日本の陸地付近で発震するとすれば、
  能登半島や三重中部のような大きな地震に繋がる可能性があります。
  日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。
  沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。
  住宅内など、厳重な警戒が必要です。
  壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。


ただし以下の注意事項も良くお読みになって、冷静に対応してください。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

※注意

地震予測はたいへん難しく、

はずれる確率の方が高いので、


必ず予測した地震が来るというわけではありません。


ですので、この情報を見たからと言って、

むやみに怖がることは全くありませんし、

もしかしたら来るかもなぁ・・・ぐらいに

思って見てください(^_^;


また、はずれる確率の方が高い情報ですので

この情報を友人や家族、親類など、



他の人に伝える場合には、

流言飛語の流布

デマの伝搬

にならぬよう、

使用する言葉に十分に注意してください。


平成19年4月24日の予測に対する状況について

流山観測点で4月24日に予測した


1.流山観測点から沖縄よりも近い場所でM5.5以上の地震が発震する。

2.流山観測点の付近で、M5未満の地震が発震する。

3.関東周辺でM6以上、もしくは、日本海・太平洋上の広い範囲でM7以上の大きな地震が発震する。


に対する現在までの状況についての見解をお知らせします。

まず、


1.流山観測点から沖縄よりも近い場所でM5.5以上の地震が発震する。

については、


平成19年04月26日09時10分 気象庁地震火山部 発表
26日09時03分頃地震がありました。
震源地は愛媛県東予 ( 北緯33.9°、東経133.6°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は5.4と推定されます。
20070426-02


の地震が発震しました。

これで、23日のA型ノイズ、ノイズΙについてのイベントは終了したと思われます。



2.流山観測点の付近で、M5未満の地震が発震する。

については、


平成19年04月26日08時16分 気象庁地震火山部 発表
26日08時12分頃地震がありました。
震源地は千葉県東方沖 ( 北緯35.7°、東経140.8°)で震源の
深さは約50km、地震の規模(マグニチュード)は3.2と推定されます。
20070426-01

の地震が発震しました。

これで、23日のB型ノイズ、ノイズΚについてのイベントは終了したと思われます。



3.関東周辺でM6以上、もしくは、日本海・太平洋上の広い範囲でM7以上の大きな地震が発震する。


これに対応するイベントはまだ発生していないモノと思われます。



以上。


平成19年04月23日から現在までのノイズについて

流山観測点での、04月23日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


概況:

流山観測点の04月23日から現在までの観測状況は下記の通りです。
NRY2007/04/23
n20070424




ノイズの解釈:

上記のように、4月24日の午後5時から午後8時頃にかけて、

大きなA型ノイズ、ノイズΛを観測しました。

昨日のブログで既報のように、流山観測点では、昨日23日には、

A型ノイズ、ノイズΙ、

B型ノイズ、ノイズΚ、

を観測していますので、

予測モデルAが正しければ、今後、数日中に予測される地震活動は、


1.流山観測点から沖縄よりも近い場所でM5.5以上の地震が発震する。

2.流山観測点の付近で、M5未満の地震が発震する。

3.関東周辺でM6以上、もしくは、日本海・太平洋上の広い範囲でM7以上の大きな地震が発震する。


と推測されます。


万が一、日本の陸地付近で発震するとすれば、

能登半島や三重中部のような大きな地震に繋がる可能性もあります。


日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。

沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。


住宅内など、厳重な警戒が必要です。

壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。


ただし以下の注意事項も良くお読みになって、冷静に対応してください。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

※注意

地震予測はたいへん難しく、

はずれる確率の方が高いので、


必ず予測した地震が来るというわけではありません。


ですので、この情報を見たからと言って、

むやみに怖がることは全くありませんし、

もしかしたら来るかもなぁ・・・ぐらいに

思って見てください(^_^;


また、はずれる確率の方が高い情報ですので

この情報を友人や家族、親類など、



他の人に伝える場合には、

流言飛語の流布

デマの伝搬

にならぬよう、

使用する言葉に十分に注意してください。

平成19年04月21日から現在までのノイズについて 追記

前回のブログに追記して、その後、流山観測点では、下記のように


nn20070423

短い時間に観測されるB型ノイズ、ノイズΚも観測されましたので、


前回のブログの予測地震とは別に、今後、一週間以内に、


茨城県沖、茨城県南部、千葉県北西部など、流山観測点周辺でM5未満の地震


も発震する可能性があります。


平成19年04月21日から現在までのノイズについて

流山観測点での、04月21日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


概況:

流山観測点の04月21日から現在までの観測状況は下記の通りです。


NRY2007/04/21
NRY2007/04/22
n20070423



ノイズの解釈:


21日、22日と、ノイズは観測されませんでしたので、

21日のブログでも記したとおり、

昨年末から始まった、一連の地震活動は、一度小休止となり、
今後はしばらく、大きな地震は起こらないのではないかと考えておりましたが、

4月23日の午前2時30分から午前4時頃にかけて、ノイズΙが観測されました。


現在の予測モデルA
1.M5付近を境目として、長い時間ノイズが観測されるA型と短い時間ノイズが観測されるB型に分けることが出来る。
2.短時間ノイズが観測されるB型ノイズが観測されたときは、その対応地震として、流山観測点の近くでM5未満の地震が起こる。
3.長時間ノイズが観測されるA型ノイズが観測されたときには、その対応地震として、流山観測点からかなり広範囲のエリアのどこかでM5以上の地震が起こる。
4.A型ノイズで、ノイズの大きさ(mV)も大きい場合は、M7近い地震で、海外が震源地の場合もある。
5.これらの前駆ノイズは、地震発生前に1回観測され、その後の余震では観測されない。


が正しければ、ノイズΙはA型ノイズで、
ノイズの大きさ(mV)は、前回沖縄本島付近のノイズΘよりも大きいので、

予測される対応する地震は、


今後、数日のウチに、
沖縄近海よりも流山観測点に近い日本で
M5.5以上の地震が発生する。


と推測されます。


がしかし、地震の予測は大変難しく、外れる確率の方が高い情報です。

万が一、日本の陸地付近で発震するとすれば、

能登半島や三重中部のような大きな地震に繋がる可能性もあります。


日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。

沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。


住宅内など、厳重な警戒が必要です。

壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。


ただし以下の注意事項も良くお読みになって、冷静に対応してください。
 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓

※注意

地震予測はたいへん難しく、

はずれる確率の方が高いので、


必ず予測した地震が来るというわけではありません。


ですので、この情報を見たからと言って、

むやみに怖がることは全くありませんし、

もしかしたら来るかもなぁ・・・ぐらいに

思って見てください(^_^;


また、はずれる確率の方が高い情報ですので

この情報を友人や家族、親類など、



他の人に伝える場合には、

流言飛語の流布

デマの伝搬

にならぬよう、

使用する言葉に十分に注意してください。


平成19年04月19日から現在までのノイズと地震について

流山観測点での、04月19日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


概況:流山観測点の04月19日から現在までの観測状況は下記の通りです。


NRY2007/04/19
NRY2007/04/20/02
ney20070421



ノイズの解釈:


04月19日のブログで懸案となっていました18日のA型ノイズ、ノイズΗ


NRY2007/04/18/02

について、


今後、数日のウチに、
流山観測点から広範囲のエリアの日本で、
M5以上の地震が起こる。
(ただし、過去の事例から、余震ではノイズは観測されないので、
能登半島や三重県中部など、既に地震か起きた場所は除く)


と予測していましたが、下記の通り地震が発生しました。


平成19年04月20日09時32分 気象庁地震火山部 発表
20日09時26分頃地震がありました。
震源地は宮古島北西沖 ( 北緯25.8°、東経125.1°)で震源の
深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は6.2と推定されます。
2007/04/20-01


平成19年04月20日10時52分 気象庁地震火山部 発表
20日10時46分頃地震がありました。
震源地は宮古島北西沖 ( 北緯25.7°、東経125.2°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は6.7と推定されます。

20070420-02


平成19年04月20日11時28分 気象庁地震火山部 発表
20日11時23分頃地震がありました。
震源地は宮古島北西沖 ( 北緯25.7°、東経125.0°)で震源の
深さは約20km、地震の規模(マグニチュード)は6.2と推定されます。
20070420-03


4月18日のノイズΗに対応する地震は上記のウチ、

10時46分頃に発生したM6.7の地震で、

それ以前のM6.2は前震、その後のM6.2は余震と考えられます。


そしてその後、TVノイズと重なってしまい見づらいですが、20日の午後4時頃から午後7時頃にかけて、

弱いA型ノイズ、ノイズΘが観測されました。
NRY2007/04/20/02


このノイズΘに対応する地震としては、


平成19年04月21日04時44分 気象庁地震火山部 発表
21日04時38分頃地震がありました。
震源地は沖縄本島近海 ( 北緯27.5°、東経128.5°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は5.9と推定されます。
20070421

が発生しました。




予測モデル:


今回の一連の地震は、19日のブログで発表した予測モデル、


1.M5付近を境目として、長い時間ノイズが観測されるA型と短い時間ノイズが観測されるB型に分けることが出来る。

2.短時間ノイズが観測されるB型ノイズが観測されたときは、その対応地震として、流山観測点の近くでM5未満の地震が起こる。

3.長時間ノイズが観測されるA型ノイズが観測されたときには、その対応地震として、流山観測点からかなり広範囲のエリアのどこかでM5以上の地震が起こる。

4.A型ノイズで、ノイズの大きさ(mV)も大きい場合は、M7近い地震で、海外が震源地の場合もある。


にほぼ準じた形で発震を見ることが出来ました。

そして、


(ただし、過去の事例から、余震ではノイズは観測されないので、
能登半島や三重県中部など、既に地震か起きた場所は除く)


とした考え方についても、一連の地震でノイズが出るのは1回だけという考えにも合致しました。

よって、予測モデルにこの項を加え、また、現在考えられるその他の項目を付記し、新たに下記とします。


予測モデルA

1.M5付近を境目として、長い時間ノイズが観測されるA型と短い時間ノイズが観測されるB型に分けることが出来る。

2.短時間ノイズが観測されるB型ノイズが観測されたときは、その対応地震として、流山観測点の近くでM5未満の地震が起こる。

3.長時間ノイズが観測されるA型ノイズが観測されたときには、その対応地震として、流山観測点からかなり広範囲のエリアのどこかでM5以上の地震が起こる。

4.A型ノイズで、ノイズの大きさ(mV)も大きい場合は、M7近い地震で、海外が震源地の場合もある。

5.これらの前駆ノイズは、地震発生前に1回観測され、その後の余震では観測されない。


この予測モデルが正しければ、21日の沖縄本島近海M5.9以降、現在のところ、

A型・B型ともに、今まで見られたような、ひとつの地震の後にすぐまた、次の地震のノイズが出るという、

ノイズ現象は観測されていませんので、
ney20070421


明日、明後日のノイズ状況を見守る必要はありますが、

昨年末から始まった、地震のドミノ倒し現象ともいえる一連の地震活動は、一度小休止となり、

今後はしばらく、大きな地震は起こらないのではないかと考えております。



がしかし、地震の予測は大変難しく、起こると言う予測にしても、起こらないという予測にしても、

外れる確率の方が高い情報です。

ノイズもなく、いきなり大きな地震に繋がる可能性もあります。


日頃から、地震に対する備えは怠らないように注意してください。



平成19年04月15日から04月18日までのノイズと地震について

流山観測点での、04月15日から04月18日までのノイズ観測状況をお知らせします。


概況:流山観測点の04月15日から04月18日までの観測状況は下記の通りです。


NRY2007/04/15
NRY2007/04/16
NRY2007/04/17
NRY2007/04/18/02



ノイズの解釈:


04月15日のブログで懸案となっていましたノイズΔについて、

予測対応地震は、
14日05時42分頃の、震源地茨城県沖、 震源の深さは約40km、
地震の規模(マグニチュード)は4.5の地震

と同程度、もしくは、それよりも若干小さい規模の地震
と予測していましたが、予測通り、


平成19年04月15日21時51分 気象庁地震火山部 発表
15日21時45分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.3°、東経140.9°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は3.4と推定されます。
20070415-02


の地震が発震しました。


また、その後、同15日の午後11時30分頃に、
ノイズΕを観測しました。
NRY2007/04/15

この、ノイズΕは、ノイズ発生時間が短いB型ノイズで、
予測対応地震としては、
やはり、14日の茨城県沖M4.5と同程度、もしくは、
それよりも若干小さい規模の地震
を予測していましたが、実際に起きたのは、


平成19年04月16日10時00分 気象庁地震火山部 発表
16日09時55分頃地震がありました。
震源地は父島近海 ( 北緯27.6°、東経142.6°)で震源の
深さは約70km、地震の規模(マグニチュード)は5.2と推定されます。
20070416

の地震でした。


また、その後、04月17日には、午後4時から午後7時にかけて、
長い時間ノイズが観測されるA型ノイズのノイズΖが観測されました。
NRY2007/04/17


このノイズΖの対応地震としては、


平成19年04月19日00時12分 気象庁地震火山部 発表
19日00時07分頃地震がありました。
震源地は胆振支庁中東部 ( 北緯42.6°、東経142.0°)で震源の
深さは約120km、地震の規模(マグニチュード)は5.5と推定されます。
20070419

の地震が起きました。




予測モデル:


これらのことから、流山観測点で観測される前駆ノイズは、


1.M5付近を境目として、長い時間ノイズが観測されるA型と短い時間ノイズが観測されるB型に分けることが出来る。

2.短時間ノイズが観測されるB型ノイズが観測されたときは、その対応地震として、流山観測点の近くでM5未満の地震が起こる。

3.長時間ノイズが観測されるA型ノイズが観測されたときには、その対応地震として、流山観測点からかなり広範囲のエリアのどこかでM5以上の地震が起こる。

4.A型ノイズで、ノイズの大きさ(mV)も大きい場合は、M7近い地震で、海外が震源地の場合もある。


・・・と考えることが出来ると思われます。


この予測モデルが正しければ、


流山観測点では、4月18日にも、午後2時30分から午後5時に渡って、
長い時間ノイズが観測されるA型ノイズで、
ノイズの大きさ(mV)は比較的小さな、ノイズΗ
NRY2007/04/18/02



が観測されていますので、


今後、数日のウチに、
流山観測点から広範囲のエリアの日本で、
M5以上の地震が起こる。

(ただし、過去の事例から、余震ではノイズは観測されないので、
能登半島や三重県中部など、既に地震か起きた場所は除く)


と予測することが出来ると思われます。



※4/20 予測モデルのA型・B型についての誤りを加筆修正しました。

※4/21 4月19日の胆振支庁中東部M5.5の地震が18日のグラフに記されていたのを修正しました。

平成19年04月13日から現在までのノイズと地震について

まずは、本日の三重県中部で発生した地震で被害に遭われた方々にお見舞い申し上げます。


次に、


流山観測点での、04月13日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


流山観測点の04月13日から現在までの観測状況は下記の通りです。


NRY2007/04/13
NRY2007/04/14
n2007/04/15


まず、B型ノイズに関してですが、


前回13日のブログで懸案としましたB型ノイズ、12日のノイズΒについて、


NRY2007/04/12

発生するとすると、

震源地は、茨城県南部・茨城県沖・千葉北西部など、流山観測点の近くで、

地震の規模は大きくてもM4前半と考えられ、人的被害が出る地震ではないと推測しています。


とした予測通り、対応地震として、以下の地震が発震しました。


平成19年04月14日05時48分 気象庁地震火山部 発表
14日05時42分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.7°、東経141.2°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は4.5と推定されます。
20070414-02



次に、大きな地震と関連があると思われるA型ノイズに関してですが、


前回13日のブログで懸案としましたA型ノイズ、11日のノイズΑについて、


NRY2007/04/11


今後1ヶ月以内に、

M6クラスで前回の鳥島近海よりも、より日本に近いか、

もしくは、

鳥島近海付近でより大きな地震

が発生するモノと思われます。


とした予測通り、対応地震として、以下の地震が発震しました。


平成19年04月14日03時16分 気象庁地震火山部 発表
14日03時11分頃地震がありました。
震源地は八丈島東方沖 ( 北緯33.7°、東経141.0°)で震源の
深さは約50km、地震の規模(マグニチュード)は5.4と推定されます。
20070414-01



そして、その地震の前、14日の午前2時前後に、ノイズ出現の間隔が長いA型ノイズである

ノイズΓ


NRY2007/04/14

が観測されていましたので、このノイズΓが、本日の


平成19年04月15日12時41分 気象庁地震火山部 発表
15日12時19分頃地震がありました。
震源地は三重県中部 ( 北緯34.8°、東経136.4°)で震源の
深さは約10km、地震の規模(マグニチュード)は5.3と推定されます。

20070415

の地震の前駆ノイズだったのではないかと推測しています。


このノイズに関して、流山観測点では、昨日03時11分頃の八丈島東方沖の地震発震後に確認しておりましたのですが、

正直、その時点では、今回のような内陸で大きく揺れる地震とは関連づけて考えることは出来ず、

プログを更新することが出来ませんでした。


気になる今後の地震の見通しについてですが、

現時点では、本日15日、三重県中部地震の前、午前1時40分頃に、

流山観測点で下記の通り、ノイズΛを観測しています。
n2007/04/15

このノイズΛをどう見るかなのですが、

過去のノイズ形状と照らし合わせてみる限り、ノイズ発生時間が短いB型ノイズと捉えています。

そこで、前回観測された4月12日のB型ノイズ、ノイズΒと比較してみると

少しノイズの大きさが小さいように見えますので、
NRY2007/04/12


今後、A型ノイズが観測されなければ、

12日のノイズΒで
茨城県沖 ( 北緯36.7°、東経141.2°)で震源の深さは約40km、

地震の規模(マグニチュード)は4.5でしたので、

起こるとしても、同程度、もしくは、それよりも若干小さい規模の地震が起こるのではないかと想定しています。



また、3月28日のプログで警鐘しておりました、

ユーラシア・フィリピン・太平洋・北米プレートでの

あっちが崩れれば、こっちに力がかかって、こっちも崩れ、
こっちが崩れたら、そっちに力がかかって、そっちが崩れるような、
地震によって、次の地震が引き起こされるというドミノ倒し的状態についてですが、


最近のM5後半以上のクラスの地震と、その前後のA型ノイズ、B型ノイズの出方を見る限り、

一日のノイズ回数が確実に減ってきていますので、

あっちが崩れれば、こっちに力がかかって、こっちも崩れ、
こっちが崩れたら、そっちに力がかかって、そっちが崩れるような、

プレートバランスの不安定な状態は収束傾向にあると思われます。


ですので、一つの地震がきっかけとなってドミノ倒しのように、次々と大きな地震が発生する状態は脱した

と思われますが、

それと同時に、

今までは、次々と大きな地震が発生することで解放されていたストレスが、

どこか一カ所の、または複数箇所の固着点に、ストレスがより蓄積されている次期であるとも言え、

現在では逆に、その固着点が耐えきれなくなって、一気に崩壊する可能性が高まってきていると思われます。


簡単なモデルで説明しますと、

ブラスチックの定規をまっすぐにした状態、つまり、ストレスを与えていない状態で、指で弾くと、

定規は柔らかく、長い時間、震動しますが、

ぐっと曲げた状態で指で弾くと、定規は堅く、震動も少なく短い。

のと、同じ考えです。


プラスチックの定規がプレート。指で弾くのがM5などの地震です。

そして折り曲げるのがプレートにかかっている根本的なストレス。

それが一気に崩落するのが、折り曲げているのが元に戻る状態です。


つまり、プレート間のせめぎ合いによるストレスを、今まで次々と崩れることによって解放してきたモノが、

どこか一カ所、または複数箇所の踏ん張り、引っかかりで、崩れなくなっている・・・


押された定規がどこかに引っかかって、曲がっている状態・・・・・とすれば、


プレートにかかっている圧力はより強いモノとなり、その力が加わっているために、

M5やM6ぐらいの地震では、プレートがびくともしないので、ノイズも出づらくなる・・・・・


曲げている定規を指で弾いても、定規は堅くて、震動も少なく短い・・・


と考えられ、

そのことと、最近の地震前後の、一日のノイズ数の減少が結びつけられるからです。


そして今後、

その、崩れることで解放されずに蓄積し続けた力により、

現在の固着点の踏ん張りが一気に崩落するのではないか・・・


定規の引っかかりが、定規を曲げている力に耐えきれずに外れ、曲がっていた定規が一気に戻る・・・


というのが、現在の状態に対する認識と、今後の地震に対する想定モデルです。


どちらにしても、今後の慎重な観測が必要です。