平成19年04月28日から現在までのノイズについて | 地震前兆電波★千葉流山観測点★

平成19年04月28日から現在までのノイズについて

流山観測点での、04月28日から現在までのノイズ観測状況をお知らせします。


流山観測点の04月28日から現在までの観測状況は下記の通りです。
NRY2007/04/28
NRY2007/04/29
n20070430


概況:
①.4月28日の午前7時30分から午前9時時頃にかけて、大きなA型ノイズ、ノイズΡを観測しました。
②.4月28日の午後1時30分から午後4時頃にかけて、大きなA型ノイズ、ノイズΣを観測しました。
③.4月30日の午前1時頃に、B型ノイズ、ノイズΤを観測しました。
④.4月30日の午前11時から午後3時30分頃にかけて、小さなA型ノイズ、ノイズΥを観測しました。




予測モデルAに基づく、ノイズの解釈:
4月27日のノイズΠに対しては、4月29日に千葉県北西部で、D70 M3.5 の地震が発生し、予測通りのイベントが終了しました。

20070429


また、
②の4月28日のノイズΣに関しては、同じ時間帯に流山観測点は、激しい雷雨と強風でしたので、気象性のノイズと判断されます。
④の4月30日のノイズΥに関しては、流山観測点施設内の輪転機による電源ノイズです。




予測モデルAに基づく、今後の地震活動の見通し:
1.流山観測点周辺におけるM5未満の地震について
  4月27日のノイズΠに対するイベントは終了しましたが、
  4月30日に再びノイズΤが発生しています。
  このノイズΤに対応する地震が茨城県沖・茨城県南部・千葉県北西部など、
  流山観測点の周辺で起きる可能性がありますが、
  人的被害が出る地震ではないでしょう。

  地震発震の予測期間は短期(約1週間以内)です。


2.M5以上の地震について
  4月24日のノイズΛと4月28日のノイズΡに対応する地震は、まだ観測されていません。
  どちらの地震も、関東周辺ならM6クラス、
  日本海・太平洋上の広い範囲ならM7以上の大きな地震でしょう。

  地震発震の予測期間は長期(約1ヶ月以内)です。


  万が一、日本の陸地付近で発震するとすれば、
  能登半島や三重中部のような大きな地震に繋がる可能性があります。
  日本近海で発震すれば、大きな津波を伴う危険性があります。
  沿岸部の方々は、揺れを感じたら、ただちに避難できる体制を確認してください。
  住宅内など、厳重な警戒が必要です。
  壊れやすい物、倒れやすい物には注意してください。