平成18年02月15日から現在までの流山観測点データについて
流山観測点の2月15日から現在までの観測データは下記のようなモノです。
また、この間に起きた顕著な地震は下記のようなモノでした。
平成19年02月17日09時07分 気象庁地震火山部 発表
17日09時03分頃地震がありました。
震源地は十勝沖 ( 北緯41.6°、東経143.9°)で
震源の深さは約50km、
地震の規模(マグニチュード)は6.6と推定されます。
平成19年02月18日23時12分 気象庁地震火山部 発表
18日23時07分頃地震がありました。
震源地は東京湾 ( 北緯35.0°、東経139.8°)で
(千葉県館山市館山湾付近 流山観測点から震央までの距離100キロ)
震源の深さは約50km、
地震の規模(マグニチュード)は3.3と推定されます。
ご覧になってわかるとおり、17日の十勝沖M6.6の地震では、
流山観測点のデータは特別な反応は見せなかった模様です。
また翌18日の館山湾M3.3の地震に対しても同様に、
流山観測点のデータに、顕著な反応は見られませんでした。
この期間に一日に数回の頻度で出ている小さなノイズは、
前回の考察が正しければ、主に、フィリピン海プレートの地震の前駆ノイズ
と判断されます。
そうすると、東京湾の千葉県よりの深部、深さ70キロ以上で、
神奈川県側が主に揺れる異常震域の地震の発震が懸念されますが、
今後、より大きなノイズが観測されなければ、
人的被害をもたらすような大きな地震にはならないと思われます。