地震前兆電波★千葉流山観測点★ -7ページ目

流山観測点の平成19年01月21日の観測データについて

流山観測点での、平成19年01月21日のノイズ観測状況をお知らせします。

流山観測点では、昨日、平成19年1月21日、午後9時から午後9時40分頃にかけて、

下記のように、平成18年12月30日や平成19年1月10日に観測されたモノと

同じぐらいの大きさの、大きなノイズを観測しました。


平成19年1月21日のノイズ
NRY2007/01/21


以下参考

平成18年12月30日のノイズ
NRY2006/12/30

平成19年1月10日のノイズ

NRY2007/01/10



このノイズが発生した後、現在までに起こっている震度1以上を記録した有感地震は、

平成19年01月21日22時02分 気象庁地震火山部 発表
21日21時57分頃地震がありました。
震源地は静岡県伊豆地方 ( 北緯34.7°、東経138.8°)で
(静岡県賀茂郡南伊豆町蛇石峠付近 流山観測点から震央までの距離166キロ)
震源の深さは約10km、
地震の規模(マグニチュード)は2.8と推定されます。
20070121

と、

平成19年01月22日02時25分 気象庁地震火山部 発表
22日02時16分頃地震がありました。
震源地は福井県嶺北 ( 北緯35.7°、東経136.3°)で
(福井県南条郡南越前町広野三周ヶ岳付近 流山観測点から震央までの距離328キロ)
震源の深さは約10km、
地震の規模(マグニチュード)は4.4と推定されます。
20070122

がありますが、両方とも震源の深さが10キロと浅いモノの、

伊豆の地震はM2.8と小規模で、

福井の地震はM4.4はあるものの、流山観測点から300キロ近く離れており、

両方共に、このノイズの対応地震であるとは考えられません。



また、ちょうどこのノイズが出たほぼ同じ時刻に、遙か南方のインドネシアに於いて、

下記のような地震、


平成19年1月21日21時25分 気象庁地震火山部 発表
21日20時28分ころ地震がありました。
震源地は、インドネシア付近(北緯1.2°、東経126.3°)で、震源
の深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は7.2と推定されます。

M7.2

が発生していますが、

これも、記憶に新しい1月13日の千島海溝付近M8.3よりも、距離的にさらに遠く、

またマグニチュード自体も7.2と、約1違いますので、

このノイズが上記インドネシア付近M7.2の地震のノイズである可能性は

かなり考えづらい状況と思われます。


あくまでも推測の域を出ないことですが、もしも考えられるとすれば、

このインドネシア付近M7.2の地震によって、日本周辺の地下構造になんらかの大きな力が加わり、

そのストレスによって生じた、日本周辺から発生したノイズである

と考えることができます。


そして、これも推測の積み上げとなってしまいますが、

先日緊急更新でその後の状態を追った今年1月9日の非常に大きなノイズが、

かなり離れた千島海溝付近のM8.3の前駆ノイズであった・・・つまり、


M8クラスの地震であれば、流山観測点でもかなり遠方のノイズを捉えることが出来る


とするならば、

このノイズは、遠方の大きな地震か、観測点近くの大きめな地震の前駆ノイズである

と考えられ、その推測が正しければ、今後、


1.流山観測点が観測できる範囲(流山から半径100キロ前後)の断層またはプレート内でM6前後の地震が起こる

  

2.流山観測点より遠地のエリア(東海道沖・父島周辺・千島海溝・宮城県沖・北海道など)でM7以上の地震が起こる


の2通りの危険性が考えられます。

流山観測点では、この上記2つの可能性のウチ、文頭に記したように、


今回のノイズの大きさや、形状の近似性から、


どちらかと言えば、流山観測点が観測できる範囲の地震が起こる可能性が高いのではないか


と想像しているのですが、もしもそうだとすると、


去年12月30日に、似たような形・大きさのノイズが出たときには、

その後、1月4日に、東京湾浦賀水道付近で、震源の深さ100キロ、

地震の規模(マグニチュード)3.5 の地震が発震しています。


また、1月10日に、似たような形・大きさのノイズが出たときには、

1月16日に、伊豆半島で、震源の深さ約170キロ、
地震の規模(マグニチュード)5.7の地震が発震しました。


今回もこれらの地震の近似点での震源地で、

震源の深さも、太平洋プレート深部での発震になるかとは思いますが、

万が一、震源が浅いと、震度4や5弱などの、少し驚く地震になる可能性もあるかと思います。

その後本日22日の現時点までの観測データも下記の通り
n20070122

いったん収束しているようにも見えますので、

地震にご注意ください。



平成19年01月20日の地震と流山観測点データについて

平成19年01月20日22時48分 気象庁地震火山部 発表
20日22時43分頃地震がありました。
震源地は埼玉県北部 ( 北緯36.1°、東経139.4°)で
(埼玉県熊谷市沼黒付近 流山観測点から震央までの距離51キロ)
震源の深さは約70km、
地震の規模(マグニチュード)は3.2と推定されます。
20070120


の地震が発生しましたが

流山観測点の1月17日から19日のデータでは

下記のように、ノイズは観測されませんでした。

NRY2007/01/17
NRY2007/01/18
NRY2007/01/19

また、この地震発震後から現在までも、下記の通りに

ノイズは観測されていません。
NRY2007/01/20

n20070121


以上のことから、昨年末から連日続いた前駆ノイズは収束をし、

今後はそれら連日続いた前駆ノイズのウチ、

まだ、対応地震を発震させていないモノが発震する

という段階に来ていると思います。


地震は、まず前駆ノイズが観測され、それが収束した後に発震する

というパーターンが多く見られます。

今回の地震も、ノイズが収束した1月17日以前に連日観測されたノイズのウチの

どれかが前駆ノイズであった可能性がありますので、

現段階では、提唱してきた大きな地震が来ないとは断言できませんが、

今後、また、ノイズが出て、その数日後にそのノイズに対応すると思われる地震が発震すれば、

提唱してきた大きな地震の危険性はほぼ無くなったと言えると思います。


平成19年01月17日の地震と流山観測点データについて

平成19年01月17日13時43分 気象庁地震火山部 発表
17日13時37分頃地震がありました。
震源地は埼玉県南部 ( 北緯35.9°、東経139.4°)で
(埼玉県川越市大字笠幡、霞ヶ関CC付近 流山観測点から震央までの距離46キロ)
震源の深さは約60km、
地震の規模(マグニチュード)は3.2と推定されます。
20070117

の地震が発生しましたが

流山観測点の1月16日のデータは下記のようなモノでした。
NRY2007/01/16


また、1月17日の現在までのデータは下記の通りで
N20070116

本日の天候予想は小雨でしたが、

流山観測点での降雨開始時間は午後6時前後ですから、
ノイズ状況は現時点では、いったん収束したと考えられます。


昨日のブログでの予測どおり、

今後、観測された大きなノイズに対応する大きな地震は起きないとは思いますが、

この数日にもう数回、地震の発震があるかと思われます。


また、地震は、ノイズ収束後によく発震することがあり、

加えて、繰り返し申し上げておりますように、

地震の予測は大変難しく、予測したからと言って必ずその地震が起きるというわけではない

・・ということは、

地震の危険は無くなったと予測したからと言って、必ずその地震が起きないというわけではない

ということでもあります。


かなりノイズが無くなってきましたので、たぶんですが、

今後20日ぐらいまで、ノイズ状況と発震状況を比較検討すれば、

昨年末から観測された大きなノイズの対応地震が、既に起きたのか、まだ残っていそうなのか

の判断が出来るかと思われます。


念のため、20日前後までは、まだ、警戒されることをお勧めいたします。





平成19年01月16日の地震と流山観測点データについて

平成19年01月16日03時29分 気象庁地震火山部 発表
16日03時18分頃地震がありました。
震源地は静岡県東部 ( 北緯35.0°、東経138.9°)で
(静岡県伊豆市堀切付近 流山観測点から震央までの距離135キロ)
震源の深さは約170km、
地震の規模(マグニチュード)は5.7と推定されます。
20070116

の地震が発生しましたが、

1月14日からこの地震発震までの流山観測点のデータは

下記のようなモノでした。
NRY2007/01/14
NRY2007/01/15
nr20070116


この地震はM5.7と比較的大きめな地震ですが、

震源が流山から135キロと、100キロを超えていて、

しかも深さが170キロと深いモノでした。

平成19年01月04日に、東京湾浦賀水道、深さ100キロで発震した、

地震の規模(マグニチュード)3.5 の地震と同じ、

潜り込んでいる太平洋プレート内での地震と思われます。


以上のことから、年末から、驚くような大きなノイズを、12月30日、1月9日、1月10日と、

3つ観測していたことを踏まえ、整理しますと、

以下のことが考えられます。


1.1月13日の千島海溝付近M8.3が1月09日の大きなノイズ、

  昨日の伊豆半島M5.7が翌日1月10日の少し大きなノイズ

  の対応地震だとすると


  2006年12月30日の大きなノイズは、平成19年01月04日に、

  東京湾浦賀水道、深さ100キロで発震した、

  地震の規模(マグニチュード)3.5 の地震のモノとなり、

  大きなノイズに対応した地震は、全て発震済みで、

  今後は、その後に観測した小さなノイズに対応した地震(M4クラス)が、

  断続的に流山周辺の茨城県南部とかで起きる。



2.この地震が平成19年01月09日の大きなノイズの対応地震だとすると、

  1月13日の千島海溝付近M8.3が2006年12月30日の大きなノイズの対応地震となるので、

  1月10日に発生した少し大きなノイズ対応の、今回より少し小さい(M5前後か?)地震が来て、

  その後、所々で観測された小さなノイズに対応した小さな地震(M4前後か?)が断続的に続く。


の2通り考えられます。

どちらにしても、これから、1月9日の大きなノイズに対応したM5.5以上の地震が起こる可能性は、

かなり低くなったと見ていますが、何度も記述しております通り、


千島海溝付近の地震による前駆ノイズを流山のシステムが観測したとすることには、

M8.3だったとはいえ、震源の場所が遠すぎて、自信がありません。


同じように、伊豆半島のM5.7にしても、距離が135キロも離れており、深さも170キロと深いので、

そのような地震の前駆ノイズを流山のシステムで捉えられるのか、少し疑問があります。

太平洋プレート深部での地震ですから、震源近くではあまり揺れず、

揺れが、太平洋プレートが浅いところにある東関東の広範囲に渡ったのと同じように、

ノイズも、太平洋プレート沿いに伝わったので、

それが40キロ近くまで浮上してくる流山で観測できたと言えなくも無いのですが、

確証がもてません・・・・・。


1月10日の少し大きめなノイズがまだ少し気にかかりますし、

その後の小さなノイズ(それでも、いつもよりは大きい)の形が、

ノイズ直後にアベレージが下がるという形をとっているのも気になります。


また、この3つのノイズが、ひとつの大きな地震の前駆現象である可能性もぬぐいキレません。


したがって予測通り、解除は、もうしばらく、様子見と致します。

平成19年01月10日19時19分頃の地震と流山観測点データについて

平成19年01月14日01時42分 気象庁地震火山部 発表
14日01時36分頃地震がありました。
震源地は茨城県南部 ( 北緯36.0°、東経139.9°)で
(茨城県坂東市矢作付近 流山観測点から震央までの距離11キロ)
震源の深さは約40km、
地震の規模(マグニチュード)は2.6と推定されます。
20070114

の地震が発震しましたが、流山観測点では、

01月10日から01月13日までに下記のように、

不明なノイズを観測しました。


NRY2007/01/10
NRY2007/01/11
NRY2007/01/12
NRY2007/01/13

なを、規模が全く違うため、

この地震は、懸案の大きなノイズに対応する地震ではないと思われます。

北西太平洋でのM8.3の地震と流山観測点のデータについて

先日来、流山観測点では、観測を開始して最大とも言えるノイズをキャッチし、

東京湾南部での地震の発震の懸念を表明してきましたが

平成19年01月13日14時24分 気象庁地震火山部 発表
13日13時24分頃地震がありました。
震源地は北西太平洋 ( 北緯46.1°、東経154.2°)で震源の
深さは約30km、地震の規模(マグニチュード)は8.3と推定されます。


20070113

の地震が発生しました。


この地震発震までの流山観測点でのデータをまとめてみますと下記のようになり、


H19 ←クリックすると拡大します

(2006年12月28日~2007年1月13日までのノイズデータと流山観測点周辺の地震)


懸案であったノイズαと、この地震は、ノイズの量、発震のタイミングともに、

予測通りの時期・規模なのですが、


このエリアでは過去に、

平成18年11月15日20時14分に震源の深さ30キロ、M7.9

同じく15日20時40分に震源の深さ30キロ、M6.6

の地震が発生しており、

この時の流山観測点のデータはどうだったのかと振り返って見ると下記の通りで


H18 ←クリックすると拡大します

(2006年10月30日~11月15日までのノイズデータと流山観測点周辺の地震)


A・B・C・D などの比較的大きなノイズはありますが、

ノイズの大きさは、平成19年1月9日のαとは比較にならないぐらい小さなモノで、

時期も発震の15日前からと、発震4日前だったαとは、大きく異なっています。

しかし、流山周辺の地震とその前駆ノイズとの比較を見てみますと、

地震直前にノイズは出ないらしいということは言えるモノの、

何日前ということは、個々の地震によってバラバラであると言うことからもわかるとおり、

ノイズから発震までの期間には相関が見られませんので、

前回のA・B・C・Dや、αは、千島海溝付近の巨大地震の前駆ノイズであると見ることが出来るかもしれません。

そしてもう一つの例として、平成18年08月07日に、父島周辺で起きた、M6.2の際のデータを見てみると


H18.08.07 ←クリックすると拡大します

(2006年07月22日~08月07日までのノイズデータと流山観測点周辺の地震)

この時も、全般的に、ノイズが大きい状態が続いていたと見ることが出来ます。


地震のエネルギーは、マグニチュードが1増えると、約32倍になります。

2増えれば、エネルギーは32倍の32倍ですから1000倍になります。

今回の地震はM8.3ですから、父島周辺のM6.2の1000倍のエネルギーを放出したといえます。

とすると、平成19年1月9日のαは、今回の千島海溝付近M8.3の前駆ノイズだった可能性はあるかもしれません。


そうなると、流山観測点は感度の関係で、遠くの地震には反応しないという、

従来のデータに対しての認識を、

規模が大きな地震の場合、流山観測点の観測範囲は、かなり広い。

または、規模が大きなプレート境界型の地震場合、かなり遠くの震源であっても、流山観測点のデータにノイズが出る。

と、改める必要があると言えるのかもしれません。


が、しかし、そうしてみると、今度は、いくら規模が違うとは言え、

なぜ、中距離レンジの地震のノイズは捉えられなくて、なぜ離れた大きな地震のノイズは捉えられるのか

なんで千島海溝付近のノイズは捉えられるのか・・・・という疑問が湧きます。

地震のエネルギーは、マグニチュードが1増えると、約32倍ですから、

福島県沖や茨城県沖などで起こるM4クラスの地震のエネルギー量は、M8.3の100万分の一。

距離は圧倒的に近いですが、至近距離の茨城県南部などのM3クラスの地震のエネルギー量は、M8.3の3千3百万分の一です。


このように、M8.3と比較すると、M4やM3などは、遙かに小さなエネルギー量なので、

これらの地震の前駆ノイズを捉えられないのも無理はないのかなと思いますが、


距離20キロ前後の茨城県南部の地震のノイズは捉えられて、

その32倍のエネルギー量の、M4クラスの福島県沖や茨城県沖などの地震のノイズが捉えられない・・・


というように考えると、

距離が10倍以上離れているということを踏まえても、少し、納得がいきません・・・。

千葉県東方沖や房総半島南東の地震でも、同じ事が言えます。


また、千島海溝M8.3で、この大きさのノイズが出るとすると、東海や関東直下型では、

どんな大きさのノイズを観測するのか、という疑問も湧いて来ます。


どちらにしても、流山観測点が、遠遠距離の地震のノイズを捉えられるほど感度が良くない

という、従来の見解を覆すには、まだまだデータが不足していると考えております。

今後、もっと近くで、M8規模ではないでしょうが、M5.5以上の地震が起きるかもしれません。


従って、流山観測点では、


この千島海溝付近M8.3の地震は、懸案の大きなノイズに対応する地震ではない


と判断いたします。


以上のことから、既に公表している、


期間は、平成19年1月20日まで、

震源は、東京湾南部や、その沿岸の千葉県、神奈川県、

震源の深さは30キロ以内、

地震の規模はM5.5以上


の地震の発震の可能性があります。

ご家庭内での防災体制や、もしものための備えに

厳重な注意が必要であると思われます。


という見解を、流山観測点では、もう暫く提唱いたします。

今回の発震で安心されることなく、

落ちやすい、倒れやすい家具を固定されるなどのご家庭内の地震に対する防災、

万が一、地震が発震した場合の、家族の行動など、

地震に対する準備を今一度、ご家庭内で再確認されることを推奨いたします。


※ご注意


地震予測はたいへん難しく、はずれる確率の方が高いので、


必ず予測した地震が来るというわけではありません。


また、震源が予測より深かった場合には、揺れは小さくなる可能性も十分にあります。


ですので、この情報を見たからと言って、むやみに怖がることは全くありません。


もしかしたら来るかもなぁ・・・ぐらいに思ってください(^_^;


また、はずれる確率の方が高い情報ですので

この情報を他の人に伝える場合には、


流言飛語の流布、デマの伝搬

にならぬよう、

使用する言葉に十分に注意してください。



緊急更新:第7報

まず、

平成19年01月12日の完全なデータと、

本日の今現在までのデータを掲載します。
NRY2007/01/12

nry20070113

上記の通り、ノイズ状況は再び静穏な状態になっています。


千島海溝付近で発生した大きな地震と、流山観測点のデータについてと、

今後の見通しについては

次のブログ記事で記述します。

緊急更新:第6報

平成19年01月11日の完全なデータと、

本日の今現在までのデータを掲載します。
NRY2007/01/11

N20070112

ご覧のように、ノイズは11日にいったん収束したかに見えましたが、

12日のAM3時頃にもまた、ノイズが観測されました。

そして、そのノイズ発生直後からAM5時30分までと、

AM8時30分からAM9時30分の間に、青?マークのような

不思議な不安定なノイズ変動を見せました。


ノイズの収束が見られたのか、それとも、まだ、続いているのか、

判断するのに、もう少しデータを見守る必要があると思われます。

緊急更新:第5報

平成19年01月10日の完全なデータと、

本日の今現在までのデータを掲載します。


NRY2007/01/10

nry20070111


ごらんのように、ノイズ状況は収束したと思われます。

ただし、

先日、1月9日のブログ内で掲載した、

平成18年11月08日、

震源の深さ約90km、地震の規模(マグニチュード)3.2 の地震の

発生直前までの流山観測点でのノイズデータをご覧になってみてもわかるとおり、

その地震発震の数日前にノイズが出て、それが収束した後に発震する

というプロセスが、過去に多く観測されていますので、

今後の経過に慎重な観測が必要と思われます。

緊急更新:第4報 平成19年01月10日19時19分頃の地震と流山観測点データについて

平成19年01月10日19時25分 気象庁地震火山部 発表
10日19時19分頃地震がありました。
震源地は茨城県沖 ( 北緯36.6°、東経141.3°)で震源の
深さは約40km、地震の規模(マグニチュード)は4.0と推定されます。


20070110

の地震が発震しましたが、流山観測点では、過去例から、

茨城県沖の地震で、発震前・発震後に、大きなノイズが出たことは無いため、

この地震は、懸案の大きなノイズに対応する地震ではないと思われます。


なお、流山観測点での1月10日の現時点までのノイズ状況は下記の通りです。


NRY20070110