イッツ・オンリー・トーク / 絲山秋子 | カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

カーツの歴史散策&御朱印作庭  庭は眺めるものではなく、       出てみるものなのだ、、

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電光影裏斬春風

知っているようで知らない歴史の裏側をそっと、

御朱印帳をたずさえぶらり、ふらり、、つれづれに、、、

日々徒然に

こんな人ほんとにいるのか?と少し SF的な感覚 になりながらもそこは絲山さん、無駄のない、それでいてきちんと色彩を感じさせる文章はデビュー作からしてすでにそうだったんだなぁ


 斉藤さんはブラジルツノガエルによく似た女性だったが
 五五体制の崩壊について猛然と語り出した。
 多分そういう話を誰かにしたかったのだろう。


 イッツ・オンリー・トーク / 絲山秋子


ブラジルツノガエルって💦 なんだかイメージ出来ちゃうのが少し怖い💦💦


そう云えば、

途中で 「挫折した本」 は記憶にないんだよなぁ



読み終わったあとに、この作家さんはもう読まない と感じることはままあるけれど

ただそれすらも、何故もう読まないと思ってしまったのか?を考えたり、また、振り返ってみるのも面白く、そういう意味では、京極さんがおっしゃるように、真に面白くない という本はないのかもしれないなぁ


とはいえ、

初読みになる作家さんには、少しドキドキするけどね



関連ブログ■
読書遍歴:ひとはなぜ 物語 を読むのか? 2018-11-28
・特に好きな日本の作家さん
・無人島に持っていく五冊
・そして死ぬまでに、XXX を読み終えたい、、
・2018年は、こんな本を読んできた ( ひとはなぜ 物語 を読むのか? (2018のまとめ) ) 2019-01-08
・2019年は、こんな本を読んできた ( ひとはなぜ 物語 を読むのか? (2019のまとめ) ) 2020-01-18
** あなたにとって読書とはなんですか? **


 死ねば大好きだったこの大切な本のページはめくれず、
 読み終えたかったという願いは叶わない。
 二都物語 / C.ディケンズ


※2020年に読んだ文庫本など
今昔百鬼拾遺 天狗 / 京極夏彦
・神はいつ問われるのか / 森博嗣
・ヴォイド・シェイパ / 森博嗣 再読
・ブラッド・スクーパ / 森博嗣 再読
・スカル・ブレーカ / 森博嗣 再読
・フォグ・ハイダ / 森博嗣 再読
・マインド・クァンチャ / 森博嗣 再読
暗い越流 / 若竹七海
楽園のカンヴァス / 原田マハ
沈黙 / 遠藤周作
・一本の道 / 平山郁夫
007 カジノ・ロワイヤル / I.フレミング
イッツ・オンリー・トーク / 絲山秋子
・羊と鋼の森 / 宮下奈都


いつの間にか泳いできて、いつのまにか夢の島へ誘われ、、
浮世に目覚めては、さて、どこまで読んだのだろうか? と、そのページを探してる自分がいる、、、

読書の供、それは寝落ち

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