たっちんの気象転結 -32ページ目

たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

RKB創立70周年企画として、今、ニホンミツバチの養蜂に取り組んでします。
養蜂することによって周りの環境について学び、生物多様性などの知識を深めます。
SDGsにつながる試みです。
 
糸島の民家のお庭に、ニホンミツバチの巣箱を3セット置かせていただいています。
覗き窓も作り、中の様子を観察できるんですよ!
 
 
こちらが、ニホンミツバチの出入り口。
スズメバチなどの天敵が入り込まないように、
絶妙な大きさになっています。
 
ところが、こちらの巣箱、出入り口がずいぶん汚れています。
これが、中にスムシが入り込んでいる印なんだそうです。
 
そこで、巣箱の底を見てみることにしました!

 

かなり汚れています。
 
 
そして、その中から、スムシを発見しました。
 
これがスムシ!大きさは、まだ、ハチと同じぐらいですが、
この後も成長して、3倍ほどの大きさにまでなります。
そうなると、ハチは巣や巣の中の幼虫を守れなくなり、
巣箱から逃げ出してしまうんです!

巣の中にいるので、通称スムシと呼ばれますが、
正式には、ハチノスツヅリガ の幼虫です。
かわいそうですが、たくさん見つけて焼却処理しました。
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また、ある日のこと、巣箱にハラビロカマキリが来ていました。
もちろん、カマキリの目的は、ニホンミツバチの捕食。
殺処分はかわいそうだったので、捕まえて遠くへポイ!
 
そして、一番怖いのがこちら!

 

捕まえ損ねたら、こちらがやられてしまいます。

駆除に活用しているのは、バドミントンラケットです。

使い方は、ご想像にお任せします!

 

ニホンミツバチの養蜂は大変です!
苦労は、まだまだ続きそうです!
 

 
油山の最終回です。
 
イタドリ、若いときは赤い
 
シキミ、葉柄がある
 
ミヤマシキミ、葉柄がない
 
サネカズラ、別名ビナンカズラ
葉は互生。長さ5〜13cm、幅2〜6cmの長楕円形又は卵形。
縁にまばらに鋸歯がある。両面とも無毛。葉柄は長さ約1cm
 
イズセンリョウ
葉は互生する単葉で、長さ5~17cm、幅2~5cmの長楕円形となり、
両面とも無毛で、表面に光沢があります。葉の縁はまばらに低い鋸歯があるか全縁です。
葉柄は長さ1~1.5cmで無毛です。
 
 
ソヨゴ
 
ヤマボウシ、側脈に特徴がある
 
 
シナアブラギリ(支那油桐)
名前の由来は、葉の形がキリに似ていて、種子から油(桐油)を採っていたことから
長い葉柄を持ち、枝に互生
 
 
 
アケビ
 
ニカガシュウ、山芋の仲間、単子葉
 
コバンノキ
 
 
コブシの赤い実
 
カラスビシャクのむかご
 
ホトトギスにガ(?)の幼虫
 
油山観察会。これで終了です。
ご拝読、ありがとうございました❗️
 
 
植物を観察していると、昆虫のことも学べます!
覚えることが増えて大変ではありますが!
 
 
ナワシログミの葉にハモグリバエ(葉潜り蝿)の跡
 
 
ケクロモジ、クロモジに似ているが葉に毛が多い
葉は枝先に集まる。葉身は長さ8~16cmの狭倒卵形で全縁。
表面は深緑色で短毛が密生し光沢はない。
裏面は白緑色で全体に絹毛があり、ビロードのような触感がある。
 
コガクウツギ、茎が赤く、葉が対生
 
 
キッコウハグマ(亀甲白熊)の葉
 
キッコウハグマの花(友人提供、10月30日油山にて撮影)


シハイスミレとキッコウハグマの葉
 
一応、山頂には行っとかないとね!


タムシバ
名の由来は、葉っぱにタムシ状の白い斑点があることから「タムシバ」、
あるいは、葉を噛むと甘みがあるため「カムシバ」、
これが転訛してタムシバとなったという2つの説がある。
タムシバの葉は幅が狭く、裏側が白い。
タムシバの木肌、コブシの仲間
タムシバの赤い実
 
ハイノキ
ハイノキの葉の上に、アカスジキンカメムシ(赤筋金亀虫)の5令幼虫
4回脱皮した5令幼虫が終令幼虫、もう一回脱皮するとキレイな成虫に
アカスジキンカメムシの成虫(フリー素材より)、日本で最も美しいカメムシと言われる
 
アオハダ
木肌をこすると青色が
 
エゴノキ、木肌が黒い
エゴノキの葉、互生
 
アカガシの葉(表)
アカガシの葉(裏)、主脈が大きく浮き上がる
 
アカガシの木肌、赤っぽくて、皮がうろこ状に剥げる
 
油山報告、あと1回で終了ですよ!
 
油山での植物観察、3回目です。

 

コバンンノキ、葉の縁にギザギザはなく両端は丸みを帯び、裏面は白い。

 

 

ツルアリドウシ

 

シキミ(樒)、葉脈があまり見えない。

 

シラキ(白木)、樹皮は灰褐色または灰白色でなめらか。枝は灰白色で無毛。

枝や葉を傷つけると白色の乳液がでる。葉は互生

 


木蓮の仲間、タムシバ、芽が似ている、互生

 
ハイノキ、
灰を被ったように白い点々、葉柄が長いのではーいと手を挙げたよう、鋸歯がある
 
 
ソヨゴ、風に戦(そよ)いで葉が特徴的な音を立てる様が由来とされ、
「戦」と表記される。 常緑樹で冬でも葉が青々と茂っていることから「冬青」の表記も見られる。
鋸歯が無い。
赤い実がつくと、花柄が長いので、風に揺れてそよぐ
 
タムシバ(田虫葉)モクレン科、コブシと似ているが、タムシバは花の下に葉がなく、
葉はコブシより薄く、裏面が白っぽいことなどで区別する、葉は互生
「噛む柴」に由来し、枝先を噛むと肉桂のように少し甘い。
 
 
スダジイの木肌、海岸性で木肌がボコボコ
 
上がコジイ、下がスダジイのドングリ
 
 
クロモジ、葉は細長い楕円形で、先端が尖る。
成葉の表面は濃緑色で毛もないため、触れるとツルツルしている。
 
 
キガンピ(黄雁皮)は「黄色の花の雁皮」と言う意味
 
シシガシラ(獅子頭)、山道の脇などに生育する常緑のシダ植物。 日本固有種。
 
もう少しでゴールです!
 
植物観察をしながらの油山登山です。
 
ヒメキンミズヒキ(姫金水引)小葉は楕円形、鈍鋸歯がある。花は直径約5mm
キンミズヒキ(金水引)は、小葉の先端が尖っている。花は直径約8~10mm
 
 
イワガネゼンマイ、先端付近で急に狭まり尾状になる
 
 
イワガネソウ、先端付近で次第に狭くなっていく、葉の先がソウっと細くなる
 
 
クサギ
 
 
ヤマハッカ、葉に翼がある
 
 
フユイチゴ
 
 
アキノタムラソウ、葉が複葉
 
 
 
アスナロ(翌桧)の葉、ヒノキになりたかった木?(あす、なろう?)
名前の由来、俗説は「明日はヒノキになろう」から、
ただ一番有力な説は以下の通り。
古くは「アテヒ」と呼ばれた。アテは高貴を意味し、アテヒは「気品のあるヒノキ」。
これがアスヒに転訛。その後、明日を想起させる音から「アスハヒノキ」となり、
ヒノキになろうとしていると思われ「アスナロウ」。そして「アスナロ」へと変化したそう。
 
 
コシアブラ
 
コシアブラの実
 
ササクサ
 

 

コバンノキ(小判の木)葉の形が小判に似ているから

小判がザクザクザクザクたまるので互生、対生はキガンピー

 
キガンピ(黄雁皮)、葉は対生、9月の終わりごろに黄色い小さな線状の花が咲く
 
地味な草花ばかりでごめんなさい。
憶えるのが、かなり大変そうです。
油山登山2日目です!
2日続けて、同じ油山に登るなんて、私も好きね~。
 
フジバカマにアサギマダラの雄

後翅裏の肛角部に黒い斑紋がある方が♂雄

 

椿の種を乾燥させる、椿油作りの準備が始まっていました

 

シラヤマギク(白山菊)、下部の葉の長い葉柄には翼がある。

 

シロヨメナ(白嫁菜)

葉の基部はくさび型、三行脈が目立つ

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何でもねじれる、ネジキ
 
 
ヤクシソウ

葉が茎を抱く

 

ヤマハギ、葉よりも花柄の方が長い

 

 

コウヨウザン、中国南部や台湾を原産地とする常緑針葉樹

 

ハクサンボク、葉の上部に鋸歯がある、ガマズミは、全体に鋸歯あり。

 

ムラサキシキブ、葉は長い楕円形で対生、

葉の全周に細かな鋸歯がある。コムラサキは上半分に鋸歯。

葉は両面ともほぼ無毛。

 

いろいろと学ばせてもらっていますが、覚えてもすぐに忘れてしまいます。

忘却との戦いは、まだまだ続きます。

 

 

 
2日続けての油山登山となりました。
その一日目です。
 
ヌマダイコン
 
 
 
ヤマハッカ
 
ガマズミ(莢蒾)、名前の由来には、「神つ実」あるいは「噛み酢実」の転化したものなどの説
葉は対生。ふちには浅い鋸歯がある。両面とも毛があり、とくに脈上に多い。

 
ハリギリ
 
ビロードイチゴ(天鵞絨苺〉 バラ科キイチゴ属、葉は互生でビロードのような感触

ウリハダカエデ
樹皮が青い
 
ヤマボウシ
ヤマボウシの葉、対生。側脈は葉縁に沿うように曲がり、4~5対。葉の縁は不規則に波打ち、全縁。
ヤマボウシの短枝と長枝
 
タブノキだと思いますが、いかがでしょうか?
 
 
リョウブ
 
アマドコロの実

 
 
妙見望から景色、北側
 
北東側
 
ビロードイチゴ(天鵞絨苺)
 
シロダモの花と実、良い香りです。実はポプリにする

ヒサカキ、葉は互生、鋸歯があり、裏が白い
ヒサカキの黒い実
 
 
ハイノキ(灰の木)
名の由来は、この木の幹・葉を焼いて出た灰を使って染色を行っていたことから
九州ではイノコシバ(猪の子柴)とも。狩りで獲た猪を縛るのに、この木の丈夫な枝を用いたため
 
オケラ(朮)、もともとは「ウケラ」という名前で呼ばれていた。
万葉集でも「ウケラ」という名で歌が詠まれたほど。

信州の里謡には「山でうまいはオケラとトトキ。里でうまいはウリ、ナスビ嫁に食わすも、惜しゅうござる」と、歌われるくらい、おいしい山菜の代表格。

新芽を天ぷらに、湯がいたものはおひたし、和え物、汁の実。

また根茎の香りがよいので、屠蘇酒の材料の一つにする。

ちなみに、「トトキ」は「ツリガネニンジン」のこと。

 
ミヤマシキミ
 
 
ツルアリドオシ
 
アオハダ(青膚/青肌)の大木、これだと樹皮を剥いて青色を確認できないが、
樹皮には白斑ができることが多いらしい
 
アオハダの葉っぱ、長さ4~7センチ、幅2.5~4センチの卵形で先端が尖り、
縁には浅いギザギザがある。両面に細かな毛がある
 
 
果実は直径約7mmの球形で、9〜10月に赤色に熟す。リンゴのように果軸がついていることが多い。
 

ノシメトンボ(熨斗目蜻蛉)のオスかな
熨斗目とは和服の模様のひとつ。腰と袖にあたる部分に色がついています。ノシメトンボは翅の先端部分が褐色になっています。これが熨斗目模様と似ている、ということで名付けられました。
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次回は。油山登山2日目です。
 
 
今津干潟で野鳥の観察を行いました。
スマホだと、以下の写真が精一杯です。
今後は、ちゃんとカメラを持っていくようにしますね。
街中では市議さんに会ったりしますが、干潟で鴫さんたちに遭いました!
 
アオアシシギ2羽とアカアシシギ(手前)
アオアシシギは全長35センチ、アカアシシギは27.5センチ
他に、オグロシギもいました。
 
 
ハナスベリヒユ(花滑莧)、スベリヒユの名は、茎葉を茹でた際に出るぬめりに由来
同じスベリヒユ属の植物には、マツのような細い葉をつけ、ボタンに似ているマツバボタンがある
 
別名ポーチュラカ、この名はスベリヒユの学名に由来
花の中心から1本長く出て先が5つに分かれているのがメシベ、その周りの背が低いのがオシベ
 
 
メマツヨイグサが咲いていました
 
キクイモの花
 
 
アカメガシワの雌花
 
オキザリス

 

センニチコウ(千日紅)にヤマトシジミ

 

ゼラニウム

 

帰りには、銘木&喫茶「生の松原測候所」に寄って、能古島を眺めながらゆっくりお茶しました!

 

次回は、油山の散策をご紹介します!
 
 
 
 
 
 
今回の旅の最後に、登山好きのメンバーだけ、
黒岩山に登ることになりました。
 
牧ノ戸登山口の近くから観た三俣山
 
 
ノダケの花かな⁉️
どなたか、教えていただけませんか?
ツクシゼリでした。ご教授いただきありがとうございます。
葉っぱが上の方にチラリと見えています。
 
 
登山参加は3人でした。
 
片道およそ40分の山登り
 
竜胆が、いたるところに咲いていました
 
 
ヤマラッキョウ
 
 
黒岩山山頂、
牧ノ戸峠は標高1330メートルなので、高低差は約170メートル、全然たいしたことないのです。
 
 
黒岩山の山頂にて
 
地熱を利用した発電所が見えます
 
ナナカマドが、早くも赤く染まっています
 
ナナカマド、^ ^、赤いのは葉っぱではなく
実でした。
 
アキノキリンソウ
 
季節外れのツツジ
 
 
ピンクのクビキリギス、色素変異で、
5千から1万匹に1匹の割合で発生するそうです
 
 
チェリーセージ
 
 
 
フウセントウワタの花
 
おまけです。
男池の近くに咲いていたカラスビシャク
 
そして、こちら、
荻岳の麓で営業が始まるバギー体験の
試乗をさせて貰いました。
でこぼこ道を走ること約15分。かなり、スリリングな体験でした。癖になるかも⁉️
 
先頭を行くのは、荻岳を案内してくれた
久保田さんです。
それで、9月下旬の久住阿蘇の旅、終了です。
次回からやっと10月の報告に入ります。

長者原ビジターセンター主催の自然観察会、

日曜日の朝10時から2時間も行われています。

しかも、参加は無料!

この日も20人弱が参加し、2つのグループに分かれて散策しました。

 

ゲンノショウコ、現の証拠(白)

ゲンノショウコ(赤)

 

ユウガギク(柚香菊)。 ユズの香りをもつ菊の意味だが実際にはあまり香らない

 

ムカゴニンジン、シムラニンジンより花が小さく、ムカゴのような実が付く

ムカゴニンジンの実

 

ヤマラッキョウ

 

 

産卵しながら飛ぶ、赤トンボの仲間のペア(オスとメス)

 

 

 

ウリハダカエデ(瓜膚楓)

 

コシアブラ、葉が5枚

 

 

 

ブナ(椈、橅)

語源ですが、用途は広いが腐りやすく、歩合がよくないことから「分の無い木」の意味。

または、 風が吹くと葉が「ブーン」と音をたてることから

 

オトコヨウゾメの赤い実

 

 

シキミの実

 

ミズゴケ

 

 

コウゾリナ(顔剃菜、剃刀菜)

 

ミゾソバ

 

ハリギリ

 

 

スズメバチの巣

 

ハナタデ

 

 

ヌルデの花

 

ヤマシロギク(山白菊)

 

ナギナタコウジュ(薙刀香薷)、花が一方に偏ってつき、長い花穂が反り返る様子が

薙刀に見えること、独特の香りが中国のコウジュという薬草に似ることに由来

 

今度は、初冬に行ってみたいな~。この無料観察会は、超おすすめです!