ニホンミツバチの巣箱にスムシが! | たっちんの気象転結

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気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

RKB創立70周年企画として、今、ニホンミツバチの養蜂に取り組んでします。
養蜂することによって周りの環境について学び、生物多様性などの知識を深めます。
SDGsにつながる試みです。
 
糸島の民家のお庭に、ニホンミツバチの巣箱を3セット置かせていただいています。
覗き窓も作り、中の様子を観察できるんですよ!
 
 
こちらが、ニホンミツバチの出入り口。
スズメバチなどの天敵が入り込まないように、
絶妙な大きさになっています。
 
ところが、こちらの巣箱、出入り口がずいぶん汚れています。
これが、中にスムシが入り込んでいる印なんだそうです。
 
そこで、巣箱の底を見てみることにしました!

 

かなり汚れています。
 
 
そして、その中から、スムシを発見しました。
 
これがスムシ!大きさは、まだ、ハチと同じぐらいですが、
この後も成長して、3倍ほどの大きさにまでなります。
そうなると、ハチは巣や巣の中の幼虫を守れなくなり、
巣箱から逃げ出してしまうんです!

巣の中にいるので、通称スムシと呼ばれますが、
正式には、ハチノスツヅリガ の幼虫です。
かわいそうですが、たくさん見つけて焼却処理しました。
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また、ある日のこと、巣箱にハラビロカマキリが来ていました。
もちろん、カマキリの目的は、ニホンミツバチの捕食。
殺処分はかわいそうだったので、捕まえて遠くへポイ!
 
そして、一番怖いのがこちら!

 

捕まえ損ねたら、こちらがやられてしまいます。

駆除に活用しているのは、バドミントンラケットです。

使い方は、ご想像にお任せします!

 

ニホンミツバチの養蜂は大変です!
苦労は、まだまだ続きそうです!