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たっちんの気象転結

気象キャスターとして取材先で出会った「季節の花鳥風月」などを
写真でご紹介します

毎月末の月曜日に行われる、能古島の観察会です。
 
 
 

ヌルデ(白膠木)の赤い花、雌花です。

ヌルデの名は、かつて幹を傷つけて白い汁を採り塗料として使ったことに由来するとされています

 

 雌花は赤い、雄花は白い

 

ジムグリ(地潜)、全長70~100センチ

 

お腹側の市松模様が特徴的な日本固有種の無毒ヘビ。 

 

名前は「地もぐり」に由来する

 

カゼグサ

 

メヒシバ

 

オヒシバ

 

今回も、「天使の梯子」を観測。早起きは三文の徳

 

米搗きガニの砂ダンゴ

 

 

 

民家の生垣にサカキ

 

キクイモ

 

ツメレンゲ

 

 

ムラサキゴテン

 
 

オオフタバムグラ

 

 
アカネ(茜)の黄緑色の花、根が赤い事から〔あかね〕と名が付く。
この根は、日本で最も古くから使われた赤系の染料で、日の丸の赤はこの染料で染められている。
4枚輪生している葉のうち、2個は托葉が大きく発達したもの。
茎、葉柄や葉の裏面脈上に下向きの刺がある。

 

 

 

ツルボ(蔓穂)、

名前の由来は、花を咲かせる姿が連なって見えることから連穂(ツルボ)とよばれるようになった説や

球根の皮を剥ぐとツルっとした坊主頭のように見えることからツルボウ(滑坊)にちなむ説など。

ツルボの別名を「サンダイガサ」と言い、これは宮中に参内する公家が使っていた

柄の長い傘を閉じたものに似ていることから。

 
 

ツルソバ、海岸性のタデ科の植物

 

 

赤いオクラ

 

カラスウリ

 

 

ナキリスゲ(菜切菅)、葉の縁がざらついて菜っぱを切ることができそうなところから

 

イヌコウジュ(犬香需)

名前の由来は、薬草となるナギナタコウジュに対し役に立たないことによる。

 

テイカカズラの種

 

シオジの実

 

 

オオアオイトトンボ

 

クサギの花

 

クサギの実

 

 

出くわした蛇 毒は無いよと 摘み上げ


龍朗


 

 

約3か月ぶりに参加した「かなたけの里の観察会」の続きです。
 

アキノノゲシ

 

カラムシにフクラスズメの幼虫、すごい色です。

近づくと、体を激しく揺らして威嚇します。

 

エノキ

 

赤い実が見られました。

 

キヅタ(フユヅタ)の花

 

ゴマダラチョウ(胡麻斑蝶)、幼虫はエノキなどの葉を食べる。

 

雑木林の上空や周辺を、時々滑空しながら軽快に飛ぶ。クヌギ、コナラなどの樹液によく飛来する

 

ムクノキ、青い実が沢山です。これが黒くなったら美味しい!

 

 

ナガコガネグモ

 

クモの巣に、白い帯状の模様が入っていることがあります。この、クモの巣の白帯(はくたい)は、

X字状、ジグサグ状、直線状など様々な形のものがあります。白帯の形は種によって決まっているわけでなく、

同じ個体が日によって別の形を作ることもあれば、成長に伴って白帯の形が変わる種もいます。

昔は、クモが隠れるために作っていると考えられていて、隠れ帯(かくれおび)という名でしたが、

最近は、その他にも役割があることがわかってきています。

まず、白帯は紫外線をよく反射し、獲物をおびき寄せると考えられています。

X字状の白帯は、獲物にとって紫外線を反射する4つの花弁を持った花のように見えている可能性があります。

また、白帯はクモバチによるクモの捕食を回避する役割を果たすとも考えられます。メカニズムとしては、

目立つ大きな白帯によって、クモバチがクモの居場所を見つけにくくなるという可能性が挙げられています。

 

 

サネカズラの花

 

サネカズラの実

 

観察会の後、

取材の下見で、今宿の田んぼアートを見に行きました

「今宿田んぼアート 15th FINAL! 今までありがとう」と書かれています。

今年で15年目を迎え、関係者の高齢化で人員確保に苦慮したことなどもあって、一旦幕を閉じることしたそうです。

 

 

パノラマ撮影もしてみましたが、なかなかキレイには読めませんでした。ドローンが必要ですね。

 

 

蜘蛛の巣の 白きジグザグ 気付く秋

龍朗

 

月に一度の、かなたけ観察会です。
 
 

ハシカグサ(麻疹草)アカネ科、

名前の由来は、葉が乾くと赤褐色に変る様子が、はしかの発疹の症状に似るため

 

花弁が落ちたホウノキの花

 

ジュズダマ

 

ジンジャー

 

 

 

ヒメジャノメ、羽の裏側(羽を閉じたときの外側)に白い直線が入る

 

ウスカワマイマイ

 

チョウセンカマキリ

 

ホウキギク

 

ツルボ(蔓穂)

 

エゴノキの実、葉っぱは台風で飛ばされてしまったよう

 

ノササゲ(野大角豆)、葉は3小葉からなり、裏面は白っぽい

 

名前の由来は、野に生えて、ササゲ(食用にするインゲンマメなどのこと)に

似ていることから、別名キツネササゲ

 

 

 

ヌスビトハギ、2つ連なった実に縞ができる

 

シュウブンソウ(秋分草)、秋分の頃に咲くのが名前の由来、キク科

 

マユタテアカネ、オス

マユタテアカネ、雌

 

オオシオカラトンボ、後ろ翅の根元が黒い

 

大きなキノコ

 

 

軸が赤いので、アミタケの仲間かな?

 

オオブタクサ

 

 

ツチイナゴ

 

ミズタマソウ(水玉草)、アカバナ科

 

朝露と 比べて見たし 水玉草

龍朗 

 

 

今宿野外活動センターの「今宿の四季を楽しむ」というイベントに参加しました。
 

コメツキムシ(米搗虫)

 

死んだふり!?指で触ると、ぴょんと跳ねて、驚かせる

 

カエデドコロ(ヤマノイモ科)の花

 

タチスズメノヒエ、ススキによく似ている

 

タチスズメノヒエ(イネ科)、基部の葉鞘(ようしょう)が紫

 

メヒシバ、種子がびっしりは付いていない

 

 

 

 

メヒシバ(イネ科)、小穂(しょうすい)が出ると所がズレる

 

スズメノヒエ(イネ科)

 

紀州スズメノヒエ、優しいV字型

 

 

ヤハズソウ(マメ科)の花、

 

クサギの花後、確実に受粉させて種子を作るため花が閉鎖する、

クマツヅラ科で対生

 

カッコウアザミ(霍香薊)、葉っぱのかたちが薬草のカッコウ(シソ科)に似ていて、

アザミのような花が咲くことから付けられた、キク科カッコウアザミ属

 

 

カクレミノ(ウコギ科)、ヤツデのような花がたくさん咲く、香りが強くスズメバチなどが多数飛来
老木の葉は全縁

 

幹は直立し9メートルにも

 

ボタンヅル(キンポウゲ科)、センニンソウと同じく有毒植物

4つガク片が十字形に並び花弁のように見える。花弁はない。

 

 

栗の花と実が一緒に

 

 

ツユクサ(ツユクサ科)、花弁に近い黄色いもの4つは飾り雄しべ、

下に伸びている3本のうち、外側の2本が本来の雄しべ、真ん中の1本が雌しべ

 

 

クマツヅラ(熊葛)、クマツヅラ科。

鳩がこの草を好むことから「pigeon grass」(鳩の草)、「pigeon meat」(鳩の餌) と言う呼び名も持つ

茎は四角形で直立し、上部で枝分かれする。全体に細かい毛が生える。

 止血効果を持ち、はりつけにされたキリストの出血を止めた聖なる薬草とも伝えられている。

 

 

ヒナギキョウ(キキョウ科ヒナギキョウ属)、朝夕や雨がふったら花が閉じている

 

 

カツラ(桂)
湿った場所を好む

 

葉は、鋸歯がなく柔らか。

 

 

クズ(マメ科)

 

クズの葉は、他の葉にも 日が当たるように、昼間は立ち上がる。万歳をしているようです。

(強い日差しによる水分の流出を防ぐために万歳をしているという説もあります)

そして夜は、同じマメ科のネムノキなどと同じように、葉をたたんで寝てしまいます。

 

 

 

葛の葉や 陽分け合はんと 立ち上がり

龍朗

久しぶりのヒゴタイ公園です。
 
ヒゴタイの花にブルービーが来ているとの情報で、訪れました。
 

タムラソウに、ツマグロヒョウモンの雄

 

秋の七草、オミナエシ

 

さすが、ヒゴタイ公園

 

ただ、ブルービーはいない

 

 

 

タムラソウにキアゲハ

 

 

 

サワヒヨドリ

 

クレオメ

 

エゾミソハギに幸せの青い蜂、ブルービー

 

正式名は、ルリモンハナバチです。

 

ヒゴタイ公園での一番の目的は、このブルービーに逢うこと。無事に出会えて良かった

 

 

奥に薄く、天使の梯子が見えています❣

 

ママコナ

 

 

 

 

やっぱりヒゴタイが良い感じ

 

 

 

ミヤマアカネのメス

 

エゾミソハギにクロマルハナバチ

 

ノコギリソウ

 

 

散策の後は、立ち寄り湯。いつもお世話になる宝泉寺温泉の「山の湯」さんです。

 

竹灯籠が、いい感じです。

 

汗を流して旅を締めくくりました。

 

 

 

おまけです。

 

大濠公園で9月2日に見かけた白いリコリス

 

 

 

こちらは、9月1日に撮影。百道浜のナツフジです。

 

 

 

 

新涼や 青きヒゴタイ 青き蜂

龍朗

 

 

 

 

原生林で知られる黒岳の登山口、男池を訪れました。
 

オタカラコウ(雄宝香)、オタカラコウの舌状花は5~9個、

似ているメタカラコウ(雌宝香)は舌状花は1~4個

 

オタカラコウのツボミ

 

エゴノキの実

 

ヨロイグサ、別名オオシシウド

 

チューリップのような葉が特徴のダンコウバイ(壇香梅)

シロモジの葉はもっと切れ込みが大きい

 

 

トチバニンジンの実

 

 

ブナの葉

 

株立ちするアブラチャン

 

アブラチャンの葉は互生で、先端は細くなる。

葉の色が明るく、赤みのある葉柄とのコントラストが清涼である

 

葉が3出複葉のミツバツツジミツバウツギでした!すみません。

 

果実は先端が2つに分かれた袋状の面白い形。

 

相撲の行事が持つ軍配のような形の種子の中には5mmほどの種子が入っている

 

 

クコ(枸杞)、茎は細く、下部で分枝して斜上し、長さ1〜1.5m。茎には稜がある。

葉身は長楕円形または楕円形、先はやや鈍いかとがり、全縁で、下部は葉柄に流れる

 

 

清流で見つけたカワガラスの若鳥?でいいですよね!?

 

 

キケマン

 

カワミドリ

 

ハガクレツリフネソウ

 

ミソハギ(禊萩)、萩に似て禊ぎに使われることから、

または溝に生える溝萩から名付けられました。

 

フシグロセンノウ

 

 

 

産山村の池山水源にも訪れました。

 

 

 

ミヤマアカネのメス、前後の翅(はね)の先端付近に褐色の太い帯状の模様があり、

このような特徴を持つ赤トンボはミヤマアカネだけ。

翅の先端部に長方形の縁紋(えんもん)があり、オスはこれが赤く、メスは白い。

 

 

 

アキアカネの雄かな?

 

 

 

13.5℃の冷水に足を浸す!

 

みんな、平気そうな顔をしていますが、足がちぎれるくらいに冷たかった

 

冷泉に 震え我慢の 秋暑かな

龍朗

 

 

 

たで原湿原の2回目です
 
 
シムラニンジン(志村人参)、東京都板橋区志村に多く生えていたのが名の由来

 

ウド(独活)

 

 

 

ウメモドキ(梅擬)かイヌウメモドキ(犬梅擬) 

ウメモドキの葉柄や葉脈などには毛があり、イヌウメモドキのそれらには毛が無いことで区別するのだそうです。

現場ではそこまで確認してなかった!

 

 

ススキが風に揺れます、日がずいぶん高くなってきました。

 

ハンカイソウの実

 

ちょっと遠いですが、コウライトモエソウ

 

こちらはツボミ

 

ビジターセンターの解説です。

 

 

ウドにキアゲハの幼虫

 

 

 

ヒゴシオン

 

キセルアザミ

 

 

タムラソウ

 

シラヒゲソウ

 

 

アケボノソウ

 

 

 

サワギキョウ(沢桔梗)

 

クヌギの葉にナミテントウ(並天道)

 

マルバハギ

 
 
 

ヌルデの雌花、赤っぽく見えるのは子房です。

 

ヌルデの雄花、黄色っぽく見えるのは花びらから飛び出した5本の葯。

 

ヌルデは雌雄異株

 

クサフジ

 

 

マツムシソウ

 

サイヨウシャジン

 

 

ワレモコウ

 

 

紅一点 野にありてこそ 吾亦紅

龍朗

 
 

九重の旅の2日目です。

 

 

2日目も晴れ。山の端が朝日に輝きます。

朝6時に、たで原湿原に出発です。

 

コオニユリ

 

花序が葉より短く、

葉が円いので、マルバハギ

 

ちなみに、花序が葉より短く、葉先が尖るのは、ミヤギノハギ。

花序が葉より長く、葉先は円形または窪むのは、ヤマハギ。

 

ウド

 

山は山頂から夜が明ける

 

サワギキョウ

 

 

 

奥には三俣山

 

 

イタドリの雌花は黄色っぽい

 

イタドリの雄花は白っぽい

 

タケカレハという蛾の蛹(さなぎ)でしょうか?

 

5つに割れそうなので、ツリバナのようです

 

ウスゲクロモジ

 

ヤマアジサイ

 

緑のハムシの仲間

 

 

ムラサキシキブ

 

 

 

この実の形は、ウツギの仲間かな?

 

 

タンナサワフタギ(耽羅沢蓋木)

 

葉は互生で、鋸歯が鋭い

 

 

 

ノブキ(野蕗)

フキの葉にやや似ているが、葉の先がややとがり葉柄に狭い翼があるので見分けがつく

 

 

 

ノリウツギ

 

 

 

人の世も 頂からの 秋の朝
龍朗

 

台風が過ぎた翌日、大濠公園を回ってみました。
すっかり、秋の気配!

 

水路では、ハヤの仲間、タカハヤのようです。

 

 

 

 

 

 

コブシの実

 

台風の影響で、地面に落ちあたものも沢山ありました

 

セイヨウニンジンボクの花が返り咲き?

 

白い彼岸花、リコリス

 

台風で少し傷んでいました

 
 
左足が不自由でも、たくましく生きるドバト
 
 
キバナコスモス

 

 

キバナコスモスにナミアゲハ

 

 

 

 

 

 

この大濠公園の様子は、
きょうこの後、
RKBテレビ午後6時30分過ぎの天気予報の中でお送りします。

よろしければ、ご覧ください!

 

 

 

 

台風一過 風も心も 穏やかに

龍朗

 

石松野草園、とうとう最終回。
 
 

キクバヤマボクチ(菊葉山火口)、葉がキクの葉に似ていて、火付け材に使ったため

下部の葉は切れ込む。上部の葉は切れ込まない。

 

ジャコウソウ(麝香草)

茎や葉を揺するとほのかな香りがすることから、ジャコウ鹿の香りに例えた。

こちらの野草園に来ると、見て回るのに必死で、香りを楽しむのを度々忘れます。

 

 

 

ミヤコワスレ紫

 

ミヤコワスレ白

image

 

ミヤコワスレの花後、葉が特徴的です

 

クサフジ

 

オグルマソウ

 

ホソバオグルマ

 

サワヒヨドリ

 

サワギキョウの赤

 

サワギキョウ紫

 

ヒロハトラノ

 

フロックス、

ギリシア語の炎(phlogos)が語源で、その燃えるような花色に由来する

 

カザグルマ(風車)、クレマチスの原種

 

カラスバサラシナショウマ(カラス葉晒菜升麻)
銅葉(カラス葉)のサラシナショウマですが、花のガクもブロンズ色

 

 

ツチアケビ(土木通)ラン科

 

名の由来は実がアケビに似ているのでツチアケビ(土木通)

アケビというよりウインナーソーセージみたいですが、食用にはあまり適しない

 

テンニンソウの蕾

 

穂状の蕾を天人に見立てて、テンニンソウの名になった

 

ベニバナヤマシャクヤクの葉

 

ダンギク白

 

この日のお泊りは、九重虎乃湯でした。

「夕焼けは晴れ」、あすも天候に恵まれそうだ!

 

 

夕焼けや あすの好天 約束す

龍朗