どうしていいかわからないとき、
一歩が踏み出せいないとき。
そのことばかりがグルグルと押し寄せるとき。
考えれば考えるほど、
アタマの中はどうなっていますか?
静かですか?
そんなことないですよね。
きっといろいろな声が鳴り響き、
渦巻いていると思います。
うるさいくらい。
もう耳を塞ぎたくなるくらい。
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!
「がんばっている自分を労えない」
「自分に自信がない」
「他人に合わせてしまう」
「職場の人間関係がしんどい」
そんな悩みをコーチとの対話で解決し
自分の人生を大切に生きていきませんか?
ライフコーチの
小国里恵(おぐにりえ)です。
➡私の【公式】プロフィールです
先日、友人の話を聴いていると、
それを実感しました。
ひとつではないんです。
アタマの中にいろんな自分がいる。
傷つきたくない。
もっとがんばらないと。
できない自分はいやだ。
そんな自分は見られたくない。
でもこれまで精一杯やってきた。
認めてほしい。
もうしんどい。
現実に起きている出来事は違いますが、
その奥で響いている声を聴いていると、
まるでかつての自分を見ているようでした。
私が、今のメンターコーチに出会う前。
究極にしんどかったころ。
仕事もプライベートも
やってもやっても何かが違う。
報われない。
これだけがんばっているのに。
これだけ考えているのに。
これだけ我慢しているのに。
そういうある特定のフィルター
(私の価値観というサングラス)
を通して世界を見ていた私が
果てに行きついた想いはこれでした。
「誰も私のことなんか見てくれていない。」
「誰も私のことなんか認めてくれていない。」
そうやって
「私にとっての現実」が出来上がるほど、
何かに私は追いつめられていました。
そして、私を見てもらいたくって、
「もっとがんばらないと」と思ったし、
上司である私を認めさせるために
思い通りにならない部下やチームを
「変えないと…」と思いました。
今振り返ると、そんな状態の私が
コーチングを受けだしたのです。
このブログで何度も書いていることですが、
そんな私が初めてのコーチングセッションで
コーチから言われた言葉が、
「どうぞ自分をもっと労ってあげてください。」でした。
アタマでは理解できるその言葉。
でも心の底では、
すぐに受け入れられなかったことを
今でもよく覚えています。
あれもこれもできていない、もっとやらないと、
と思っていた当時の私にとって、
「自分を労う」とは
そんな弱くてダメな自分を
「認めてしまう」ことでした。
私専用のフィルターで
捉えている世界は
「私にとっては現実」です。
茶色のサングラスをかけていると、
どんな景色をみても茶色く見えるのと一緒です。
…本当は色鮮やかな世界かもしれないのに…。
私がそうであったように、
クライアントさんは
自分が自分のフィルターを通して見た
「現実だと思い込んでいる世界」を
どうにかしたいと思って来られます。
それに対して、コーチは
クライアントさんが
「現実だと思い込んでいる世界」の奥深くに
何があるのか。
何が世界を茶色にさせているのか。
そこを見ています。
(これが「洞察」であると教わりました)
その人が現実だと思い込んでいる
外側の世界に対して
「それを作りだしている、
その人の内側の世界」には
なにがあるのか。
そこにはどんな価値観をもった自分がいて
何を求めているのか。
本当に聴いてほしいことは何なのか。
そこでは別々の価値観をもった複数の自分が
アタマの中でケンカをしていることもあります。
(それがいわゆる「葛藤」です)
今になってあらためて実感するのですが、
私が受けたコーチングもそうでした。
目を背けることも時にありましたが、
決して一人だけでは見ることのできない、
自分の内側にあるものを探し、
発見する「旅」のようなものでした。
コーチという、旅のお供がいてくれたからこそ、
たどり着ける場所がある。
それは、ジャンボジェット機で
最速、最短距離で無駄なく目的地に
たどり着くような旅ではないかもしれません。
いや、むしろ。
最速、最短で多くの山を登ってきた方こそ。
そんな自分になろうとがんばってきた方こそ。
ふと、そんな自分に違和感を感じたら。
もしや山を降りたいのかもしれない、と。
どこかで感じたら。
自分の内側をゆっくりと探求する旅に
出てほしいと思います
(おススメ記事)
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