知らない人と行ったポールの話。 | 40代50代「このままでいいの?」は大事なサイン!自分を知って、自分とともに生きていこう~対話空間「旅するコーチング」~

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 ~コーチとの対話をとおして自分を知り、もっと自分の人生を大切に生きていきませんか~

なぜかさっき、なんの前触れもなく

思い出したことがあります。

 

 

ポール・マッカートニーのコンサートの話。

 

 

いや、ポールの話ではなく、

ポールのコンサートに

ひょんなことから

まったく会ったこともない、

知らない人と行くことになった話。

 

 

せっかく思い出したので、

チョイ長め、小国里恵のツブヤキです音符

 

 

お付き合いください。

 

 

 

キラキラキラキラキラキラ

 

 

こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!

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ライフコーチの
小国里恵(おぐにりえ)です。
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もう、2年前になるだろうか?

来日コンサート。

でもその時はなぜか関西は来てくれず、

東京と名古屋だけだったと思う。

 

 

それで、どうしようかとかなり迷いつつ、

ギリギリの販売で名古屋ドームをゲットした。

 

 

2枚。

 

 

たいがい私はいつも、

誰と行くかは決めずにまずは買う。

とにかく2枚、きっと誰か行くだろうと。

 

 

その時もそんな調子だった。

いつもそれでなんとかなっている。

 

 

でもその時のポールは違った。

どんどんその日が近づいてくるが、

意外と行く相手が決まらない。

 

 

2週間前、1週間前。

いよいよカウントダウン。

まだ決まらない。

 

 

でも私は一縷の望みを持っていた。

 

 

実は名古屋に行く用事があった。

当時学んでいたNLP(心理学)のセミナーで

一日だけ名古屋会場に行くことになっていた。

 

 

そこで、誰かに声をかけるという作戦。

 

 

でも知り合いはいないんだけど。

初めて会う人ばかり。

 

 

名古屋会場だから、きっと名古屋近辺の人だろう。

そしたら行ける人もいるかもしれない。

 

 

今から思うと、そんな理由で

ポールのチケットが売れるのか?

…と思うが、当時の私はそれに「賭けて」いた。

 

 

そしてセミナー当日。

 

 

賭けていた、という割に、

始まったらすっかりチケットのことは忘れていた。

夜の懇親会も終盤になり、チラホラ帰る人も

出てきたころに、ようやく思い出した。

 

 

何しに来たんや、と自分にツッコみを入れた。

(いや、勉強ですけどもぐもぐ

 

 

そして、私は当日会ったばかりの男女に声をかけた。

 

 

「すみません。来週の〇〇日、

ポール・マッカートニーのコンサート、

名古屋ドームであるんですけど…。

誰か行く人、おられませんか?」

 

 

我ながら、よく言うよと思う。

一瞬ポカーンと間が空いた後、

 

 

でも皆さん親切な方で、

おもむろに手帳をあける人が出てきた笑い泣き

 

 

そして「その日は夜まで仕事で…」と。

(コンサートは平日の夜だった)

もしやポーズだったとしても、

その気持ちがすごく嬉しかったぐすん

 

 

でも良い返事は来ない(当たり前~)。

 

 

いよいよダメかとあきらめかけたところ、

一人の女性から声がかかった。

 

 

「あのー、いいですか?

生きてる間に一度でいいから

ポールを見たい、って

言う人がいるんですけど…。」

 

 

 

えー・・・・・・・・っ!!!

なんと、ここに神がいた汗汗汗

 

 

 

「ついこないだもそう言ってたんです。

生きてる間に一度でいいから見たいって」

 

 

もうなんて返したのかは

思い出せないけれど、めっちゃ興奮した。

そんな人にいま、巡り合っている。

 

 

でも見たいって言う人はその女性じゃない。

じゃあ、誰?

 

 

 

「私の元ダンナなんですけどいいですか?」

 

 

 

 

 

元ダンナ・・・笑い泣き笑い泣き笑い泣き

 

 

 

 

 

もう後には引けない。

知らない人だけど(当たり前真顔)、

 

 

いや、今日知り合った人の知り合い

(いや、元ダンナ)だから、

私にとっても、知り合いといえなくもないかもしれないかもしれないかもしれない…もぐもぐ

 

 

 

「はい、お願いします!」

 

 

 

どこに迷うことがあろうか!

変に度胸のついた私は高らかに返事すると、

彼女はその場から元ダンナに電話。

 

 

「ダンナ、行きますって言ってます!」

 

 

即、商談成立。

 

 

 

 

奇跡のような話。

周りで様子を見ていた人も

あまりの展開ぶりに呆気にとられてたアセアセアセアセアセアセ

 

 

長い長い一日が終わった。

 

 

 

 

おかげで最終の新幹線に乗り遅れたが、

彼女にホテルを探してもらった。

あまりのことに思考が回らなかった。

 

 

翌日、なんだかわからないけど、

あらためて言ってみるもんだな~と、

くすぐったいような

恥ずかしいような気分になった。

 

 

どっちにしても京都への帰り道、

気分はとても晴れやかだった。

 

 

 

そして当日。

彼女が元ダンナと引き合わせてくれるハズが

来れなくなり、座席でいきなり

私たちは会うことになった。

 

 

先に行った私の手には

京都からのお土産。

男性だから甘いものは苦手かも…と

お漬物だったっけ、持って行った。

 

 

誰かはワカラナイがあの女性の

「元ダンナという情報のみの人」がやってくる。

 

 

 

正直、ポールを前にして、

そっちの方がドキドキした。

 

 

 

私の前に近づき、

通り過ぎる何十人もの男性。

もしやあの人?いや、あの人?

落ち着けという方が無理やん。

 

 

 

 

そしてようやく…。

 

 

 

「元ダンナ」さんはとても物静かな方だった。

洋楽全般、とても詳しいと彼女から聴いていたが、

それをひけらかすような人でもなく。

 

 

コンサートが始まると、さすがに

もうポールに目が行く。

でも、元ダンナさんも気になる。

 

 

物静かとはいえ、始まったら弾けるタイプかも!

 

 

でも終始静かな人だった。

膝のあたりが時々、ピクッて動くから

ココロでは「ノッて」おられたと思う。

 

 

私は時々話しかけたりしながら

自分だけがノリノリでは悪いかなと、

そんなことを思っていた。

 

 

そしてコンサートも終盤。

正直私はうずうずしていた。

 

 

このまま、チョコっと席に座って

おとなしく見ていてよいものか???

 

 

まあ、アリーナではなく、3階席だったので、

皆さんお行儀よかったのですが。

 

 

いや、私がどうしたいか、だ。

ここは。

 

 

そして元ダンナさんに声をかけた。

「すみません、ワタシ立ってもいいですか?」

 

 

なんか許可もらうのも変だけど、

もうアカン、辛抱ならず!

 

 

後ろの人、ゴメン。

 

 

あなたも立って!

 

 

結局、私ひとりが立ち上がったことで

人の姿が目に入らず、

急に視界が広がって、

宇宙にいるような気分になった。

 

 

遠くにいるポールが浮かんで見えた。

 

 

そのことは今でも覚えている。

 

 

元ダンナさんは、そのままじっと

ポールを見つめていた。

ひとそれぞれ、楽しみ方があるんだ。

 

 

それでいいのだ。

 

 

 

あとで彼女にきいたところ。

元ダンナさん。

 

 

女性(私のこと)に会うからって

散髪して髪の毛染めたそうです。

 

 

そうかそうか、そうなのか。

ちゃんと楽しみにしてくれてたんだ照れ

 

 

残念ながら、会場は暗いし、

前がどんな人かわからないので、

「髪の毛切ったんですね!」とも

言えなかったけれど。

 

 

 

その後、どうされているだろうか。

 

 

せっかく今日、

なぜか急に思い出したので、

書いておこうと思います。

 

 

・・・・・

 

 

それにしても、

ときどきこういうことが起きる。

 

 

半径、3メートル以内の人にも

声をかけられないことがあるのに。

 

 

遠くて近い人。

近くて遠い人。

 

 

いろんな自分がいてもいいよね。

 

 

 

 

(おしまい!)

 

 

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