この記事で書いていたこと。
それは、人は誰でも、
複数のパーソナリティ(人格)を
もっている、ということ。
そして、その自分の中にたくさんある
パーソナリティや価値観の生みの親、
それは「環境」だということ。
↓↓↓
環境ということでいうと、
私の場合は生まれ育った環境が
ちょっと変わっていて、
家族の仕事の関係で
高齢者施設(老人ホーム)の敷地内に
自分たちの住まいがありました。
そういう場所だったので、
当然、私の小さな頃を思い出すと
そのホームに住んでおられた
人たちとの映像が出てくるのです。
七五三の写真には
父も母も出てこないけれど、
ホームのお年寄りの姿は登場します。
兄と一緒に 左は祖母 後ろのお二人が可愛がってくださったお年寄り
その空間独特のにおいや
(ありますよね、お家のにおいっていうのも)
質感や手触りのようなものも
同時によみがえってきます。
そんなことを思い出しながら
書いてみたいと思います。
こんにちは。
対話空間「旅するコーチング」へようこそ!
「がんばっている自分を労えない」
「自分に自信がない」
「他人に合わせてしまう」
「職場の人間関係がしんどい」
そんな悩みをコーチとの対話で解決し
自分の人生を大切に生きていきませんか?
ライフコーチの
小国里恵(おぐにりえ)です。
➡私のプロフィールです
施設の敷地内に家があったと
書いていますが、正確にいうと
つながっていました。
扉一枚で隔たれていただけ、というか。
当時2階に住まいがあったのですが、
1階におりて、
扉を開けるとそこは
もうお年寄りたちの
「生活空間」でした。
おそらくほとんどの方はどういうところだか、
想像がつかないと思いますが。
まあ病院の廊下をまずは想像してください。
(もっと生活感あふれていますが)
幼い私にとってはまさに
お年寄りの居住空間は「遊び場」でした。
本当に個性あふれる
いろいろな方がおられました。
優しい方やらチョット気難しい方。
元芸者さんやら、絵描きさん。
クラシックのレコードをたくさんお持ちの方。
「認知症」という言葉はまだなかったですが、
そのような症状のある方もおられました。
そして、当時はほとんどが身寄りのない方。
事情は後から知っただけで
可愛がってもらえるところに
無邪気に遊びに行ってました。
元芸者さんはいつも
着物姿(普段着の着物)も完璧で
姿勢もシャンとしてキセル煙草をふかす姿が
子ども心にいつもカッコよく映っていました。
「こおりばあちゃん」と呼んでいた方は
いつも遊びにいくと「氷砂糖」をくれた人。
小学校に上がると、
毎日、階下におりて扉を開けて
お年寄りのお部屋が並ぶ廊下を通って
施設の正面玄関から出て
学校に向かうという毎日。
廊下は夏はひんやり、冬は寒く、
独特の空気感がありました。
別にわざわざお部屋の前の廊下を
とおらなくっても、
外に出られる裏口はあったのですが、
きっと、子ども心に
そこを通りたかったんでしょうね。
朝の早いお年寄りは毎日私に
声をかけてくれました。
「りえちゃん、いってらっしゃい」
今でも覚えているのは
毎日、行きも帰りも顔を合わせるのに
それなのにいつもいつも会うたびに
「りえちゃん、大きなったなぁ」と
しみじみと言ってくれるおばあちゃん。
「朝、おうた(会った)とこやのになぁ…」
ちょっと不思議に思いながら、
でも嬉しくもあり、
自分なりにその言葉を受け止めていました。
サービスショットやで~(^^♪
施設で行うイベントには
地域の方もたくさん集まっていました。
運動会、バザー、盆踊り…。
ちびっこの私は
足もはやく、踊りも上手かったそうで。
なんの不思議もなくその環境に
なじんでいたのだと思います。
でも、小学校後半?中学生?
大きくなるにつれ、
自分の育っている家が
どうも「普通」じゃない、ということに
気づいていきます。
「普通」ってなに?って感じですが、
いわゆる会社に行って帰ってくる
お父さんがいる家ではない。
とかく人と違うことに敏感な年齢に
なってくると、いろいろなことに
モヤモヤが湧いてくるようになりました。
ってことで…。
さて、続きは書けるのか
いや、また書きたいと思います
いま、まさに最前線を支える福祉職の方へ
25年、福祉の世界で働いていました
ほんの少し、自分のための時間をとってみませんか
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