Portofino
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2003年7月
リグリア州
ジェノヴァ県
この時には結婚していました。夫と初めてのイタリア旅行でした。彼は地図の読める男。（２D制覇どころではないですね。私は３Dの男と呼んでます。建築をやっているわけですから、空間把握力が。 bravo ! です。）
私だって
地図は読めますがっ！私はイタリア語の情報収拾に専念できて楽になりました。
ミラノからレンタカーで。日本から自前の携帯を持って行くのが当たり前じゃなかった頃。借り物の携帯電話を持って。目指すポルトフィーノのホテルにも大分近付いた時、その電話を使ってみました。ホテルの場所を確認するために。イタリア語を話そうとして、気合い入れて電話を握りしめていました。
ホテルの人：「近くに何ある？」
私： 「教会！」
ホテルの人：「あっ、ちっ...教会はたくさんある。」
そうだよね。まだまだ、そんなことやってました。恥ずかしかった。
ホテルは港より高い位置にあったので、港までは小道をテクテク歩いて下って行きました。
道を下り切ると港が開けていて。
カラフル...。
じゃない。写真が古くて、そうでもない。
是非、色あざやかな港の写真をどこかで見つけてね。
港の後ろに斜面が迫っていて、そこには散策できるような小道もありました。そこから見れば...。
（夫の顔を写真で出しても良いかどうかわからないので、こんな風に。）
他の小道からも綺麗な眺めが楽しめました。
そういえば、この時には風邪をひいて発熱してました。
ここで数日過ごすうちに治りました。
焦がれてきた土地。何とかなってよかったね。
若いってすごい。
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