心の拠りどころ
ドイツ生まれのスイスの実業家、
エミール・ゲオルク・ビュールレ氏の
コレクションが64点が来日!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/9e/2d/j/o0920063014144587977.jpg?caw=800)
至上の印象派展
ビュールレ・コレクション
観に行ってきました~!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/7f/76/j/o1254075514144588938.jpg?caw=800)
数多くの名作を誇る世界的な
プライベート・コレクションの一つ、
スイスのビュールレ・コレクションは、
これまでヨーロッパ以外でまとまって
所蔵品が公開された事はありませんでしたが
今回27年ぶりに日本でのコレクション展が実現。
ビュールレ・コレクションは
2020年にチューリヒ美術館に移管
されるために、その全貌を日本で
見ることが出来る最後のチャンス…!?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/5f/27/j/o1280096014144588560.jpg?caw=800)
彼のコレクションは
印象派中心に徹していて、
その他の作品は印象派を
補完するものとして
蒐集されています。
その原動力となったのは
モネの「ヒナゲシ畑」を
描いたものだったそうで、
本展覧会にも1点出展
されていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/04/t-ayagiri/d9/3c/j/o0800062614145235777.jpg?caw=800)
<出典 NAVERまとめ>
空との対比が凄いです…!
【展覧会名】
至上の印象派展
ビュールレ・コレクション
Impressionist Masterpieces
from the E.G. Buehrle Collection,
Zurich (Switzerland)
【会期】
2018年2月14日(水) ~ 5月7日(月)
【開館時間】
午前10時~午後6時
(毎週金・土曜日、4月28日(土)
から5月6日(日)は午後8時まで)
※入場は閉館の30分前まで
【休館日】
毎週火曜日
(ただし5月1日(火)は除く)
【会場】
国立新美術館
企画展示室1E〔東京・六本木〕
【アクセス】
〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
東京メトロ千代田線乃木坂駅
青山霊園方面改札 6出口(美術館直結)
東京メトロ日比谷線六本木駅
4a出口から徒歩約5分
都営地下鉄大江戸線六本木駅
7出口から徒歩約4分
※美術館に駐車場はございません。
名立たる巨匠たち!
名作への期待に胸膨らませて
会場を訪れた来館者を先ず
お迎えするのは、肖像画の数々。
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《アルフレッド・シスレーの肖像》
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/03/t-ayagiri/6a/51/j/o0855106114145230717.jpg?caw=800)
<出典 公式HP>
経済的な困窮など
苦難に見舞われる前の
若きシスレーの姿が…。
風景画+印象主義
シスレーは59年の生涯で
800点ほどの油彩画を
残していますが、
静物画と風景画20点弱を除き、
風景画ばかりを描きました。
先へ進むと「ヨーロッパの都市」
第2章はタイトル通り、
ヴェネツィア、ロンドン、
パリといったヨーロッパの
大都市を描いた作品の数々!
アントーニオ・カナール(カナレット)
《サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ヴェネツィア》
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/03/t-ayagiri/62/4e/p/o1044084114145232247.png?caw=800)
<出典 公式HP>
121×152cmという大きさ
以上に大きく感じたのは絵の
迫力なのかなと思いました。
もう本当に吸い込まれそうで…。
暖かな陽光と輝く水面、
澄んだ大気や建造物の細密さ。
感動してポカーンと立ち尽くす。
そして、
これと対に展示されていた
ポール・シニャックの
《ジュデッカ運河、ヴェネツィア、朝》
(サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/03/t-ayagiri/36/54/j/o0640045114145233507.jpg?caw=800)
<出典 NAVERまとめ>
同じ場所を描いている作品なのに
まるで別の世界のように見えます。
目の前にいた男性が
「さ、最強のモザイク…!」
と興奮した様子で話していた。
そっかぁ~
色んな見方が出来るなぁ~
さらに展示の奥へと進む。
印象派の画家たちは、肖像、静物、
風俗など様々な主題に挑戦しましたが、
最も熱心に取り組んだ画題が風景でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/04/t-ayagiri/6b/60/p/o0970123914145234232.png?caw=800)
<出典 公式HP>
こちらは
エドゥアール・マネ
《ベルヴュの庭の隅》
日本初公開…!
マネが夏の間過ごしていた
パリ近郊の別荘とその庭です。
ポール・セザンヌの作品も
沢山展示されていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/04/t-ayagiri/ca/0d/j/o0748099014145237099.jpg?caw=800)
<出典 公式Twitter>
近代美術の金字塔!
セザンヌの肖像画のなかでも
最も有名な《赤いチョッキの少年》
展示のキー・ビジュアルに
なっていて絵の前は
人が集まっていました。
よく見ると両腕の長さに
違いがありますが、
パッと見であまり違和感を
感じないのが不思議だな~!
頭を支える腕の直線や、
背中や手前に長く
引き伸ばされた腕の曲線が、
カーテンやテーブルクロスの
斜めの線と絶妙な均衡を
保っています。
遠近法に基づいて
絵を描くべきという
大前提を崩す独特の視点。
絵はモチーフを上手く
再現するだけではなくて
構成も大事な要素なんだなぁ。
知れば知るほど深いです…
絵画史上、最も有名な少女像とも
いわれるルノワールの“可愛いイレーヌ”
《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/04/t-ayagiri/39/af/j/o0748092414145238728.jpg?caw=800)
<出典 公式HP>
展示メイン・ビジュアル。
裕福な銀行家の
ルイ・カーン・ダンヴェール伯爵の
長女イレーヌを描いた作品です。
ポスター等で見ても綺麗だけど
実物はより美しく感動しました。
セザンヌと並ぶポスト印象派の
代表的画家ファン・ゴッホの
コレクションも沢山ありました。
僕が以前観に行った
「ゴッホとゴーギャン展」
を思い出したり…
■ ゴッホとゴーギャン展
炎の人と呼ばれるこの画家が、
いかにその短い生涯を
燃やし尽くして作品を
生み出したのか?
僕も頑張ろう!と
刺激を受けました。
先に進むと
ピカソやブラックなど、
20世紀のモダン・アートに
スポットを当てたコーナーへ。
絵画革命の熱気が凄い!
個人的にアンドレ・ドラン
《室内の情景(テーブル)》が
めちゃくちゃ好きでした。
最後は写真撮影OK!
第10章「新たなる絵画の地平」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/f7/27/j/o2327165014144589263.jpg?caw=800)
クロード・モネ
《睡蓮の池、緑の反映》
高さ2メートル×幅4メートルの大作
《睡蓮の池、緑の反映》は、
これまでスイス国外には1度も
出たことがありませんでした。
日本人がまだ見たことのない
モネの「睡蓮」でございます。
門外不出といわれた
モネの最高傑作です!
個人でこれだけ
集めてしまうって
もう本当に信じられません。
絵の具の厚みや艶感、迫力は
生で見ないとなかなか
伝わらないかもしれません。
やっぱり来て良かった…!
感動しました。
グッズ販売のコーナーもあり
気になったものを購入です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/d4/69/j/o2560144014144588688.jpg?caw=800)
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
《コンフェッティ》がキュート!
つい何回も見てしまいます。
ゴッホとモネの絵が描かれた缶
中身はチョコレートなのですが
筆箱としても使えそうな感じ。
とってもお洒落です!
目的を持って
収集してこそ
価値が生まれる。
筋の通った審美眼…!
“至上の印象派コレクション”
本当に素敵でした。
楽しかったな~!
【虎彦くんと行く美術館ブログ】
■ 岡本太郎記念館
■ ティツィアーノとヴェネツィア派展
■ ミュシャ展 2017
■ ブリューゲル「バベルの塔」展
■ アルチンボルド展
■ Point-Rhythm World-モネの小宇宙-
■ 「怖い絵」展
■ オットー・ネーベル展
■ 「北斎とジャポニスム」展
■ ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜
【美術館や展示会の記事一覧】
http://ameblo.jp/t-ayagiri/theme-10101315658.html
【アイ★チュウの記事一覧】
https://ameblo.jp/t-ayagiri/theme-10101316448.html
それでは、またね~!
ドイツ生まれのスイスの実業家、
エミール・ゲオルク・ビュールレ氏の
コレクションが64点が来日!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/9e/2d/j/o0920063014144587977.jpg?caw=800)
至上の印象派展
ビュールレ・コレクション
観に行ってきました~!
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/7f/76/j/o1254075514144588938.jpg?caw=800)
数多くの名作を誇る世界的な
プライベート・コレクションの一つ、
スイスのビュールレ・コレクションは、
これまでヨーロッパ以外でまとまって
所蔵品が公開された事はありませんでしたが
今回27年ぶりに日本でのコレクション展が実現。
ビュールレ・コレクションは
2020年にチューリヒ美術館に移管
されるために、その全貌を日本で
見ることが出来る最後のチャンス…!?
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/5f/27/j/o1280096014144588560.jpg?caw=800)
彼のコレクションは
印象派中心に徹していて、
その他の作品は印象派を
補完するものとして
蒐集されています。
その原動力となったのは
モネの「ヒナゲシ畑」を
描いたものだったそうで、
本展覧会にも1点出展
されていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/04/t-ayagiri/d9/3c/j/o0800062614145235777.jpg?caw=800)
<出典 NAVERまとめ>
空との対比が凄いです…!
【展覧会名】
至上の印象派展
ビュールレ・コレクション
Impressionist Masterpieces
from the E.G. Buehrle Collection,
Zurich (Switzerland)
【会期】
2018年2月14日(水) ~ 5月7日(月)
【開館時間】
午前10時~午後6時
(毎週金・土曜日、4月28日(土)
から5月6日(日)は午後8時まで)
※入場は閉館の30分前まで
【休館日】
毎週火曜日
(ただし5月1日(火)は除く)
【会場】
国立新美術館
企画展示室1E〔東京・六本木〕
【アクセス】
〒106-8558
東京都港区六本木7-22-2
東京メトロ千代田線乃木坂駅
青山霊園方面改札 6出口(美術館直結)
東京メトロ日比谷線六本木駅
4a出口から徒歩約5分
都営地下鉄大江戸線六本木駅
7出口から徒歩約4分
※美術館に駐車場はございません。
名立たる巨匠たち!
名作への期待に胸膨らませて
会場を訪れた来館者を先ず
お迎えするのは、肖像画の数々。
ピエール=オーギュスト・ルノワール
《アルフレッド・シスレーの肖像》
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/03/t-ayagiri/6a/51/j/o0855106114145230717.jpg?caw=800)
<出典 公式HP>
経済的な困窮など
苦難に見舞われる前の
若きシスレーの姿が…。
風景画+印象主義
シスレーは59年の生涯で
800点ほどの油彩画を
残していますが、
静物画と風景画20点弱を除き、
風景画ばかりを描きました。
先へ進むと「ヨーロッパの都市」
第2章はタイトル通り、
ヴェネツィア、ロンドン、
パリといったヨーロッパの
大都市を描いた作品の数々!
アントーニオ・カナール(カナレット)
《サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂、ヴェネツィア》
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/03/t-ayagiri/62/4e/p/o1044084114145232247.png?caw=800)
<出典 公式HP>
121×152cmという大きさ
以上に大きく感じたのは絵の
迫力なのかなと思いました。
もう本当に吸い込まれそうで…。
暖かな陽光と輝く水面、
澄んだ大気や建造物の細密さ。
感動してポカーンと立ち尽くす。
そして、
これと対に展示されていた
ポール・シニャックの
《ジュデッカ運河、ヴェネツィア、朝》
(サンタ・マリア・デッラ・サルーテ聖堂)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/03/t-ayagiri/36/54/j/o0640045114145233507.jpg?caw=800)
<出典 NAVERまとめ>
同じ場所を描いている作品なのに
まるで別の世界のように見えます。
目の前にいた男性が
「さ、最強のモザイク…!」
と興奮した様子で話していた。
そっかぁ~
色んな見方が出来るなぁ~
さらに展示の奥へと進む。
印象派の画家たちは、肖像、静物、
風俗など様々な主題に挑戦しましたが、
最も熱心に取り組んだ画題が風景でした。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/04/t-ayagiri/6b/60/p/o0970123914145234232.png?caw=800)
<出典 公式HP>
こちらは
エドゥアール・マネ
《ベルヴュの庭の隅》
日本初公開…!
マネが夏の間過ごしていた
パリ近郊の別荘とその庭です。
ポール・セザンヌの作品も
沢山展示されていました。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/04/t-ayagiri/ca/0d/j/o0748099014145237099.jpg?caw=800)
<出典 公式Twitter>
近代美術の金字塔!
セザンヌの肖像画のなかでも
最も有名な《赤いチョッキの少年》
展示のキー・ビジュアルに
なっていて絵の前は
人が集まっていました。
よく見ると両腕の長さに
違いがありますが、
パッと見であまり違和感を
感じないのが不思議だな~!
頭を支える腕の直線や、
背中や手前に長く
引き伸ばされた腕の曲線が、
カーテンやテーブルクロスの
斜めの線と絶妙な均衡を
保っています。
遠近法に基づいて
絵を描くべきという
大前提を崩す独特の視点。
絵はモチーフを上手く
再現するだけではなくて
構成も大事な要素なんだなぁ。
知れば知るほど深いです…
絵画史上、最も有名な少女像とも
いわれるルノワールの“可愛いイレーヌ”
《イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢》
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180308/04/t-ayagiri/39/af/j/o0748092414145238728.jpg?caw=800)
<出典 公式HP>
展示メイン・ビジュアル。
裕福な銀行家の
ルイ・カーン・ダンヴェール伯爵の
長女イレーヌを描いた作品です。
ポスター等で見ても綺麗だけど
実物はより美しく感動しました。
セザンヌと並ぶポスト印象派の
代表的画家ファン・ゴッホの
コレクションも沢山ありました。
僕が以前観に行った
「ゴッホとゴーギャン展」
を思い出したり…
■ ゴッホとゴーギャン展
炎の人と呼ばれるこの画家が、
いかにその短い生涯を
燃やし尽くして作品を
生み出したのか?
僕も頑張ろう!と
刺激を受けました。
先に進むと
ピカソやブラックなど、
20世紀のモダン・アートに
スポットを当てたコーナーへ。
絵画革命の熱気が凄い!
個人的にアンドレ・ドラン
《室内の情景(テーブル)》が
めちゃくちゃ好きでした。
最後は写真撮影OK!
第10章「新たなる絵画の地平」
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/f7/27/j/o2327165014144589263.jpg?caw=800)
クロード・モネ
《睡蓮の池、緑の反映》
高さ2メートル×幅4メートルの大作
《睡蓮の池、緑の反映》は、
これまでスイス国外には1度も
出たことがありませんでした。
日本人がまだ見たことのない
モネの「睡蓮」でございます。
門外不出といわれた
モネの最高傑作です!
個人でこれだけ
集めてしまうって
もう本当に信じられません。
絵の具の厚みや艶感、迫力は
生で見ないとなかなか
伝わらないかもしれません。
やっぱり来て良かった…!
感動しました。
グッズ販売のコーナーもあり
気になったものを購入です。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20180307/00/t-ayagiri/d4/69/j/o2560144014144588688.jpg?caw=800)
アンリ・ド・トゥールーズ=ロートレック
《コンフェッティ》がキュート!
つい何回も見てしまいます。
ゴッホとモネの絵が描かれた缶
中身はチョコレートなのですが
筆箱としても使えそうな感じ。
とってもお洒落です!
目的を持って
収集してこそ
価値が生まれる。
筋の通った審美眼…!
“至上の印象派コレクション”
本当に素敵でした。
楽しかったな~!
【虎彦くんと行く美術館ブログ】
■ 岡本太郎記念館
■ ティツィアーノとヴェネツィア派展
■ ミュシャ展 2017
■ ブリューゲル「バベルの塔」展
■ アルチンボルド展
■ Point-Rhythm World-モネの小宇宙-
■ 「怖い絵」展
■ オットー・ネーベル展
■ 「北斎とジャポニスム」展
■ ブリューゲル展 画家一族 150年の系譜
【美術館や展示会の記事一覧】
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— 綾切拓也 (@Ayagiri_Takuya) 2017年3月24日
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