The Tower of Babel



ブリューゲル「バベルの塔」展
観に行ってきましたー!


ブリューゲルの代表作と名高い
「バベルの塔」が24年ぶりの来日、
同時代の絵画や彫刻など90点を展示。

ヒエロニムス・ボスの油彩画2点も
初来日ということで気になっていました。





虎彦くんも一緒です。
いつもありがとう~!!





【期間】
2017年4月18日~7月2日

【会場】
東京都美術館

【チケット料金】
一般:1,600円
大学生:1,300円
高校生:800円
65歳以上:1,000円



会場入り口にはこんな展示が…!



大友克洋さんが
バベルの塔の内側を描いた
「INSIDE BABEL」




大友克洋さんの「AKIRA」も
大好きだったので見れて嬉しい~!




実際にオランダ・ロッテルダムの
ボイマンス美術館へ取材に赴き、
現地学芸員との意見交換を行うなど
入念な研究と検証をされたそうです。





旧約聖書に登場する
「バベルの塔」の物語



全ての地は、同じ言葉と同じ言語を用いていた。
東の方から移動した人々は、シンアルの地の平原に至り、そこに住みついた。

そして、「さあ、煉瓦を作ろう。火で焼こう」と言い合った。
彼らは石の代わりに煉瓦を、漆喰の代わりにアスファルトを用いた。
そして、言った、「さあ、我々の街と塔を作ろう。塔の先が天に届くほどの。あらゆる地に散って、消え去ることのないように、我々の為に名をあげよう」。

主は、人の子らが作ろうとしていた街と塔とを見ようとしてお下りになり、そして仰せられた、「なるほど、彼らは一つの民で、同じ言葉を話している。この業は彼らの行いの始まりだが、おそらくこのこともやり遂げられないこともあるまい。それなら、我々は下って、彼らの言葉を乱してやろう。彼らが互いに相手の言葉を理解できなくなるように」。

主はそこから全ての地に人を散らされたので。
彼らは街づくりを取りやめた。
その為に、この街はバベルと名付けられた。

主がそこで、全地の言葉を乱し、そこから人を全地に散らされたからである。

聖書「創世記」 11章1-9節




誰も想像できなかった壮大な構図、
でも実際に絵を見て驚いたのは
その小ささです。(60×74.5cm)


(写真はフォトスポットでの1枚)

その中で推定510mに及ぶ塔が
めちゃくちゃ緻密に描かれている…


当時の建築技法だったり
材料となるレンガや漆喰を運んだ後
塔を建築する人々、塔に暮らす人…


もう本当に感動します!!





あと「大きな魚は小さな魚を食う」に
登場する奇妙なモンスターたちも
見れば見るほど面白かったです。


漫画「ボボボーボ・ボーボボ」に
出てきそうな感じ、理解が追い付かない(笑)


僕も発想力を鍛えねば!と思いました。




最後はグッズ販売のコーナーです。
これがまたユニークで流石過ぎる…



「バベルの塔」にちなんで
高く高く積まれた"タオルの塔"

僕が行った時は結構崩れていましたが
「スタッフが随時、補充しております」
とのことでした。 (¥550)

ホント面白いなぁ~
僕もちゃっかり崩しておきました←
ありがとうございます!





とっても濃い時間でした。

混雑時には絵画の近くに
寄れないこともあるかも(?)

なので、単眼鏡等を
お持ちだとより楽しめそうです。



【65歳以上の方が無料になるシルバーデー】
期間中、次の日程で行われます。

4月19日(水)
5月17日(水)
6月21日(水)

第3週目の水曜日。
この日は混雑が予想されます。


【公式ページ】
http://babel2017.jp/



ブリューゲルやボスの
貴重な作品を見られる機会…

お見逃しなく~!






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またね~!