128年ぶり 奇跡の再会!



「ゴッホとゴーギャン展」

【会場】
上野・東京都美術館

【会期】
2016年10月8日~12月18日

【開館時間】
9:30 – 17:30
※金曜日、10月22日(土)、11月2日(水)、
 11月3日(木)、11月5日(土)は20:00まで

【休館日】
月曜日、10月11日(火)
※10月10日(月)は開室





ずっと気になっていたので
観に行ってきました~!



入口で記念にパシャリ。

フィンセント・ファン・ゴッホと
ポール・ゴーギャンがお出迎えしてくれます。

19世紀末に活躍し、
今もなお世界中の人々に
愛されてやまない2人の画家に
焦点をあてた、日本初の展覧会。

2人の初期から晩年にわたる
油彩画を含む、約60点を展示しています。



2人は1888年の10月23日から
12月24日にかけて、約2ヶ月間、
南フランスのアルルにて
通称「黄色い家」で共同生活
(≠同棲)を送っていました。



ゴッホとゴーギャンの共同生活は
最初こそ上手くいっていたものの、
2人の絵画への考え方や性格の違いから
やがて意見がぶつかり合い、
激しく議論を交わすようになります。
…次第に関係は悪化。



ゴッホは人物画に高い関心を
持っていたのにも関わらず、
ゴーギャンのことを描いた作品は1点のみ。


【ゴッホ:ゴーギャンの椅子】



椅子の主はゴーギャンですが、
そこに座っている人物の姿はなく、
2冊の本と蝋燭があるだけ。

椅子にゴーギャンの面影を重ねたこの絵は、
象徴的肖像画と呼ばれています。





フォトスポットだったのですが、
椅子に座らせていただきました。
これはホントに嬉しい~!!



壁に書かれてあった
「絵は、花のように色あせてしまう」
って言葉も深いなぁと…。



写真撮影はNGだったので
代わりに最後のショップエリアで
購入したお気に入りの絵を。
(クリアファイルです)


フィンセント・ファン・ゴッホ《収穫》


画家自身がある1点の静物画を例外として
「他のすべての作品を完全に圧倒する」
と述べた自信作。

この絵の前には沢山の人だかりがあって、
そのすぐ横にはもうひとつの「収穫」が。




ポール・ゴーギャン《ブドウの収穫、人間の悲惨》


ゴーギャンの「収穫」は、
日本初公開となる《ブドウの収穫、人間の悲惨》
ワイン用のブドウ収穫を描いた本作について
ゴーギャンは、次のように手紙に記しています。

「このブドウ園の風景はアルルで目にしたものだ。そこに、ブルターニュの女性を配した。
実際にないことだがかまわない。今年描いた最高の絵画だ。乾いたらすぐにパリに送る予定だ」




" 現実を見つめ描くゴッホ "

" 想像を広げ描くゴーギャン "

共同生活をしていた2人の芸術性は
正反対であることがわかり面白かったです。




そして、僕が1番好きだったのはこの絵。


ポール・ゴーギャン《肘掛け椅子のひまわり》


ゴッホの死から11年後に描かれました。
展示の最後にあったこの絵を見た瞬間、
変わらぬゴッホへのリスペクトを感じて
鳥肌が立ちました。本当に感動!



あと他に購入したのはコレ。



まさかのフェイスパック!



だってなんか面白くないですか?
「ゴッホフェイスパック」ですよ。



裏面には"お肌と心にうるおいを"
そして"顔に着けている間も楽しめる"と
書かれています。…素敵だ(笑)



綾切 × ゴッホ

かなりシュールな絵になりました。
ラベンダーの香りがまた良い感じ!




さて、どっちが本物でしょう?





2人のことを知れば知るほど
込み上げてくるものがありました。
やっぱりゴーギャンはゴッホを
忘れていなかったんだなぁ。




公式サイトはこちら
http://www.g-g2016.com/


めちゃくちゃ楽しかったし、
感動してしまう~!



ありがとうございました。