もともと、小学校の教員をしていました。

小さいころから、自分より小さい子が好きで、近所の子や友達の弟さん妹さんと遊ぶのが大好きでした。

 

 

母は本当は先生になりたかったそうですが、家庭の事情で叶わず、代わりに近所の子を集めて自宅で学習塾を開いていました。

その姿を見ていたことも、私が教員を目指した理由の一つかもしれません。

 

大学も地元の国立大学教育学部。

成績が芳しくなかったので、水泳しかできなかったのに保健体育専攻を受験しました。

これも、ほんとにギリギリだったんだけど。

 

高校で大嫌いになった水泳を大学でなぜかまた続け、まあわりと一生懸命打ち込んでいたのかな。

お酒を覚え、思い出したくもないような恋もして(笑)、勉強はほとんどした記憶がない・・・。

 

だから、教員採用試験に落ちましたタラー

1年間、市民プールの水泳教室指導員として働きながら、心を入れ替えて勉強!

 

ようやく、一浪の末、ずっと目指してきた小学校教師になれたわけです。

 

ん~、時代を感じる太眉と肩パット笑い泣き

 

 

がんばりましたよ~。そして、本当にやりがいのある仕事でした。

もちろん、大変なことも悩んじゃったこともあったし、やらかしたこともたくさん。

でも、きっと天職なんじゃないかと思っていたんです。

子どもたちかわいかったし、保護者さんたちとも信頼関係を築けるよう努力してきた。

 

ひどい板書だなもやもや

 

 

 

でも、いつごろからかな・・・。

少しずつ自信がなくなってきたんですよね。

ある程度の年齢が来ると、責任あるポストにどうしてもつかなきゃいけない。

自分のクラスのことで精いっぱいなのに、学校全体に目を向けたり若い先生の指導だったり。

 

「力不足だな・・・。」

 

という思いが年々強くなっていきました。

授業力も子どもへの対応も。

 

そして、私の最大の勘違いが私の人生を大きく変えていきました。

 

困り感のあるお子さんたちに対して、

「私がなんとかしてあげなくちゃ。」

と思い込んでいたのです。

 

 

大変なのはお子さん自身であり保護者さん。

それを一緒に抱え込んで一緒に悩んでしまっていたのです。

なんか、聞こえはいいかもしれないけど、教師はこれではダメです。

 

自分が悪いんだけど、ほんとに苦しかった。

 

辞めてから気付いても遅かったんだけど、子どもへの寄り添い方が間違ってた。

 

子どもはみんな、成長したいと思ってるんです。

なんだかうまくいかないけど、なんとかしたい。

そのもやもやが、意図しない行動につながってしまったり・・・。

 

一緒に悩むんじゃなくて、一緒に考えればよかったのかもしれません。

もっと話を聞く時間を作ればよかったのかもしれません。

そのときは、一緒に悩むことしかできませんでした。

 

 

そんなふうに、力不足感ハンパなかった頃、長男を通して「スポーツ栄養」の世界に興味をもちました。

 

「私にもまだ誰かの役に立つことがあるかもしれない。」

 

そう思うと、わくわくしてきました。

幸い、師と仰ぐ方の下で働きながら勉強する環境(飲食店)もあることがわかりました。

 

 

教師を辞めること。

 

子どもたちと過ごす時間はもう無くなること。

喜びも悲しみもやりがいも、みんな無くなること。

「小学校教諭」という肩書。

安定。

恵まれた収入。

 

もちろん、迷いがなかったわけではありません。

でも、なぜか目の前に明るい道が見えたのです。

多分、いや絶対、次にやりたいことがあったから決意できたことです。

 

 

ちょうど、早期退職者募集の時期でした。

大量のプリントの中に、いつもなら絶対目に留まらないのに、なぜかそのプリントを見つけたのです。

 

 

もう、これは運命だな。

 

 

校長先生、教頭先生に相談すると、っていうかもう決めてたから報告かな。

全力で引き留めてくださいました。

ありがたかったです。

 

でももう、前を向いて進んでいくしか頭にありませんでした。

 

 

 

未知の世界に飛び込んでから、それはそれは大変でした(笑)

 

当時の職場で取材していただいた時の記事です。

 

 

 

本当に大変だったけど、やりたいと願っていたことが少しずつ実現していく喜びは実感していました。

不思議と、教員に戻りたいと思ったことは一度もありません。

 

ただ、子どもが近くにいない環境はいつまでも慣れません(笑)

今でもできれば子どもたちに直接、食の大切さを伝えたいという気持ちが強いです。

 

そしてなんと、思いもよらなかった2度目の転職。

こんどは、一人です。

 

まだまだ弱っちいですが、教員時代に失敗した「私がやらなけらば・・・」という勘違いではなく、

「私にもできること」を少しずつ見つけて、伝えていけるようになってきました。

 

 

ホントに、人生どこで何が起こるかわからないもんだ。

お金はないが、なんとかなってる。

いろんな人に助けられて、「私にもできること」を探せてる。

そして何より、アスリートとアスリートを支える方々の役に立つ方法を本気で探せてる。

 

50歳で教員を辞め、55歳で2度目の転職をした私の経験です。

多分、幸せなんだと思います。

 

 

 

もっともっと、頑張ります!!

 

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【プロフィール】

加藤 扶美(ふみ)
【資格・経歴】
元小学校教諭(中学校・高校保健体育教員免許あり)
調理師(5年間飲食店勤務)
アスリートフードマイスター1級(静岡県で3人)
健康食アドバイザー
生活習慣病予防アドバイザー
ジュニア食育マイスター
アスリート料理アドバンスプランナー
身体に優しいアスリート料理認定講師
身体に優しいアスリート料理認定教室


【活動実績】
静岡県内強豪高校サッカーチーム栄養サポートスタッフ

静岡大学サッカー部チームサポート
静岡市・藤枝市・牧之原市等小中学校食育セミナー講師
J-STAR SPORTS FESTIVAL2019 「アスリートフード講座」講師
藤枝市生涯学習講座「時短・簡単バランス料理」講師
静岡市・藤枝市小学生サッカーチームセミナー講師

アスリートパーソナルサポート:
大学生フィギュアスケート(女子)
大学生・高校生器械体操(女子)
高校生やり投げ選手(女子)
高校生サッカー選手(男子)
二人のサッカー小僧たちを育てた母

 長男・二男とも静岡県内強豪校(二男は在学中)

 長男は関東大学リーグ一部蹴球部出身(日本代表選手、Jリーガー多数輩出)

【メディア】
SBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」出演
KMIX(FM静岡)「野菜をMOTTO presents おかえりマルシェ」出演