アスリートの保護者さまからいろいろな質問をいただくのですが、中でも多いのが

 

「朝食が食べられません」

 

というものです。

 

よりによって魚が焦げたときの朝食しか写真がない・・・

 

我が家の息子たちはわりと朝からもりもり食べられる方で、あ、もちろん量は高校生までに徐々に増えていったという感じですが。


ご相談いただいた中には全く食べられず、そのまま学校へ行く・・・という選手もいました。

 

すごく心配アセアセ

 

 

 

ではなぜ、朝食は食べたほうがいいのでしょうか。

 

 

朝食の役割

 

☑脳のエネルギー源となるブドウ糖を補給し、脳とからだをしっかり目覚めさせる

 

ごはんやパンに多く含まれるブドウ糖は、脳のエネルギー源です。

ブドウ糖が補給されないと、脳の目覚めが悪く、午前中なんだかぼーっと過ごしてしまうことになります注意

 

☑糖質やたんぱく質を摂ることで体温を上げたり体内リズムを整えたりすることにより、勉強や仕事の効率を上げる

 

たんぱく質は体温を上げるのに欠かせない栄養素。

教員時代、行事前に1週間体温を報告してもらうことがありました。(コロナ禍では毎日でしたね)

35度台の子どもが多くいたことには危機感を抱いていました。

体温が低いと免疫力が低下し、細菌やウイルスなどの病原体に感染しやすくなったり、自律神経の乱れ、内臓の冷えによる消化不良など、さまざまなデメリットがあります。

 

☑胃腸を動かし、スムーズな便意を促す

 

朝、トイレに座ったら出るうんち 健康なからだのバロメーター。

これも教員時代の調査ですが、ほんとに便秘の子が多いんですアセアセ

朝出ないだけじゃなくて、2~3日でない子も結構いました。

保護者さんも割と問題にしていなくて、私がひとりでうるさく言ってたんですけど。

食べて、消化吸収して、いらないものが溜められてるはずなのに出ないって、健康的じゃないですよね。

 

集中力、作業能力、学習能力、日中の記憶力を高める

 

朝食をとることで脳とからだが目覚め、午前中のエネルギーを得られます。

 

☑肥満予防

 

わたしたちのからだは、必要なエネルギーをとってくれないご主人様だとわかると、省エネを始めます。

つまり、使わないでいざというときのために溜め込んでおこうとする=体脂肪が増える=太る!

朝食を抜いたからだは、昼食を摂る頃には飢餓状態ですから、がっつり溜めますよ~ガーン

 

 

 

なぜ食べられないのか、どうすれば食べられるようになるのか

 

☑夕食の時間、内容、量

 

前日夜の練習が遅い場合、どうしても夕食の時間も遅くなります。

朝食時に食欲がない、まだ胃に残っている気がするときは、夕食の量や内容を見直してみましょう。

 

可能なら練習後すぐにおにぎりやバナナ、オレンジジュースなどの補食をとり、帰宅したらごはん、具だくさんの味噌汁、脂質の少ないおかず、果物などを摂るようにします。消化の良いものを食べるということですね。

 

脂質は消化が悪いので、あとは寝るだけというときにガッツリ食べると、朝起きたときに消化しきれていないことがあります。

平気な選手もいるんですけどね~。

 

☑消化吸収能力を上げる

 

同じ内容、量の食事をしても、食べっぷりは選手によって差がありますね。

 

もちろん、胃の許容量など個人の限界はありますが、消化吸収能力は高めることができます

それは、ふだんからバランスの良い食事を必要量しっかりとること。

そしてしっかり噛んで食べること。

 

これを毎日続けていくことで、胃腸も鍛えられます

 

柔らかいものばかり食べる、少食だからとサプリメントに頼るなどをして胃腸を甘やかしてはいけませんムカムカ

トレセンや選抜チームなどで合宿を行った際、消化吸収能力の高い選手はしっかり食べられて疲労回復も早く、結果を残して生き残りますグッ

 

 

 

食べる習慣がない選手は、いきなりしっかり食べるのは難しいでしょう。

まずはからだに「朝は食事をするんだよ」ということを覚えてもらうために、少しずつ食べられるものから始めましょう。

最優先は糖質、できればたんぱく質をプラスしてくださいね。

 

例えば、オレンジジュースなどの100%ジュース⇒バナナミルクなどのスムージー⇒果物⇒おにぎりやパン・・・・

みたいな段階かな。

少しずつクリアして、定食タイプにしていけたら素晴らしいですね拍手

 

また、朝練がある、家が遠いなどの理由で早朝から食べられないという選手は、家を出る前も食べられるものはなんでも食べておき、朝練後や学校に着いた後、更におにぎりなどが食べられたらサイコーです。


 

朝食をとって必要なエネルギーを確保し、元気に1日を過ごせるといいですねウインク

 

あ、もう一つ、便秘気味の選手は、出なくてもいいから朝トイレに座る習慣をつけましょう。

 

「朝はうんちをするんだよ」ということもからだに覚えてもらいますチョキ

 

 

朝食のとりかたについても、個別にご相談お受けします。

下差しのどちらからでも大丈夫ですグッ

 

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【プロフィール】

加藤 扶美(ふみ)
【資格・経歴】
元小学校教諭(中学校・高校保健体育教員免許あり)
調理師(5年間飲食店勤務)
アスリートフードマイスター1級(静岡県で3人)
健康食アドバイザー
生活習慣病予防アドバイザー
ジュニア食育マイスター
アスリート料理アドバンスプランナー
身体に優しいアスリート料理認定講師
身体に優しいアスリート料理認定教室


【活動実績】
静岡県内強豪高校サッカーチーム栄養サポートスタッフ

静岡大学サッカー部チームサポート
静岡市・藤枝市・牧之原市等小中学校食育セミナー講師
J-STAR SPORTS FESTIVAL2019 「アスリートフード講座」講師
藤枝市生涯学習講座「時短・簡単バランス料理」講師
静岡市・藤枝市小学生サッカーチームセミナー講師

アスリートパーソナルサポート:
大学生フィギュアスケート(女子)
大学生・高校生器械体操(女子)
高校生やり投げ選手(女子)
高校生サッカー選手(男子)
二人のサッカー小僧たちを育てた母

 長男・二男とも静岡県内強豪校(二男は在学中)

 長男は関東大学リーグ一部蹴球部出身(日本代表選手、Jリーガー多数輩出)

【メディア】
SBSラジオ「鉄崎幹人のWASABI」出演
KMIX(FM静岡)「野菜をMOTTO presents おかえりマルシェ」出演