11月25日(金)
蓼科の朝。
八ヶ岳の日の出が眩しかった。
今日は一日良い天気のようだ。
そこで外の気温を測ってみると…
8時過ぎの気温は13℃。
蓼科山登山したいが、流石に山頂は真っ白。
あの山登るのは来年雪解け後にしよう!
ではどこへ行こうか?と昨晩考えていたが、車山も候補にあがったが、高所の車山は風も冷たそう。
そこで、低地の諏訪湖一周ウォーキングに決定。
諏訪湖一周は、今まで何度か歩いている。
最初は2013年4月。ブログを始めたきっかけとなった。
次は2016年7月、そして2019年11月の3回だ。
諏訪湖一周は16Km。歩く速さは時速4Kmとして4時間は最低かかる。
歩くたびに、16Kmの距離の長さがきつく感じてくるが、今回はどうかな?
頑張って歩こう!
諏訪湖一周する時、悩むのが駐車場。
諏訪湖周りには無料駐車場が沢山あるので、どこに停めるか迷ってしまう。
今回選んだのは「赤砂埼公園駐車場」
広い駐車場に車を停めて、諏訪湖一周スタート!
時間は9時50分。
駐車場前の湖畔では、既に大勢の釣り人。
ここから見る諏訪湖(富士山方面)
この湖は、さらに寒くなると凍り「御神渡り」が見られるが、最近の温暖化で見られない年もあるようだ。
今年はどうかな?
さて、今回の諏訪湖一周は左回り。
諏訪湖畔には、ジョギングコースが完備されている。
周遊路を歩いていくと、大勢歩いている人達とすれ違った。
広い諏訪湖を見ながらのウォーキングは、気持ちも良い!
足に優しい道を歩いていくと、目の前に鳥がいっぱい。
鴨だ!
歩いて来たお兄さんが石を投げたようで、一斉に飛び立つ鴨達。
この後も、至る所で多数の鴨と出会うことに。
スタートしてから20分程で岡谷温泉。
ここは無料で足湯を楽しむことも出来る。
この辺りは、湖畔に綺麗な公園が続く。
公園内には大勢の人がいた。
パターゴルフ場もあった。
遊具もいっぱい。
諏訪湖は、諏訪市と岡谷市にまたがっている。
ここは岡谷市。
公園も完備されているようだ。
「釜口水門」手前では、像がお出迎え。
オブジェも!
ここが「釜口水門」
この水門は、諏訪湖から天竜川が流れ出る地点に位置する水門で、天竜川の起点でもある所。
この流れは、ここから愛知県~静岡県を経て太平洋へ流れている一級河川。
その延長は213km。
その水の旅はここから始まる。
そんなことを考えていたら、水門の上に大勢の人が並んでいる。
近寄ってみると、皆さん釣りをしていた。
一人の釣り人に、何を釣っているのかお聞きしたら、ワカサギ釣りのようだ。
足元にはワカサギがいっぱい。
まだ10時半と言うのに、凄い釣果だ。
今夜のおかずはワカサギの唐揚げかな?
美味しそうだな~
水門下にも、釣りを楽しむ大勢の釣り人。
水門脇に変な電車?が展示されていた。
その説明書き。
これは旧釜口水門建設時の、トロッコをけん引する機関車。
購入は大正13年で、アメリカ製のガソリン4気筒エンジン。
当時は大工事だったのだろう!
その脇に、小口太郎像。
小口太郎は、長野県岡谷市生まれの日本の科学者、歌人で、琵琶湖周航の歌で有名。
隣には、その「琵琶湖周航の歌」の歌詞。
横にはボタンを押すと、その曲が流れる装置があった。
そこで疑問
なぜ諏訪湖なのに、琵琶湖
調べたらこんなことが分かった。
彼が三高ボート部員として琵琶湖周航中、故郷諏訪湖に思いを馳せながら書いた詩だからのようだ。納得
釜口水門辺りまでは、大勢の人が歩いていたが、水門を過ぎると急に静かになる。
案内があった。
向こう側はお店なども多数あったが、ここからSUWAガラスの里美術館までは、観光施設や公園も少ない。
水門向こう側と、こちら側では様変わりだ。
個人的には静かな諏訪湖は嬉しい。
静かさを楽しみながらのウォーキング。
諏訪湖一周の案内。
釜口水門までは、歩いたら暑くてジャンパーを脱いたが、急に寒くなる。
慌てて脱いでいたジャンパーを着こんだ。
気温を見ると、11℃と変わっていなかった。
この寒さは、釜口水門までは追い風で、体感上は無風状態。
釜口水門からは風上に向かって歩くので、風をもろに受けるからかな?
一周コースは整備されて歩きやすい。
右がサイクリングロード。左がジョギングロード。
案内がまたあった。
現在地は右下。歩き始めて50分程だが、まだ1/3も歩いていない。
諏訪湖は大きい!と改めて実感。
ワカサギの釣り船の店。
諏訪湖と言えばワカサギ。
その少し先に、湖を綺麗にする船があった。
以前来た時は、湖面に藻がいっぱい見えていて、この船達は忙しそうに作業をしていた。
諏訪湖は生活雑排などが多く流入。
そのため沢山の水草や藻が発生し、臭いという投稿が目立つ。
夏は特に臭いが、今日は冬だからかずいぶん臭いは少なかった。
釜口水門側の水は透明で匂いもなかったが、この辺りの上流側まで来ると水が澱むからか、匂いが漂ってきた。
水質浄化は難しい問題のようだ。
景色が綺麗なだけに、水も綺麗になると良いね!
SUWAガラスの里美術館を過ぎ、左に曲がった頃、こんなものが出現。
そこには、「諏訪湖の伝統漁法」と書かれた説明書き。
この漁法は、鯉やフナを捕らえる漁法のようだ。
今は行われていないのかな?
人の少ない周遊路は快適だ!
道は快適だが、久しぶりの長距離歩きは、流石に疲れてきた。
(YAMAP)
スタートして7.2Km、1時間45分。
まだ半分も歩いていないのに!
気持ちを切り替えて頑張ろう!
この辺りは諏訪湖の上流側。
あちこちに流れ込む川の水門があった。
諏訪湖向こう側に見える山々の名前を調べてみた。
(ARヤマナビ)
左の方に高ボッチ山。久しくいっていないな~。
山の上からは諏訪湖が一望で、諏訪湖の夜景が綺麗な所だ。
また行って見よう!
更に中央の山間に鉄塔が微かに見える。
そこは美ヶ原高原の「王ヶ頭」
諏訪湖から「王ヶ頭」が見えるとはビックリ。
周りの景色を楽しみながら、まだまだ続く諏訪湖一周。
道路向こう側に「すわっこランド」
諏訪市営の複合健康運動施設。
更に歩いていくと、湖畔の水が青く濁っている所があった。
これが臭いの原因か?
湖面は濁っているが、周遊路はとても綺麗!
こんな案内も。
諏訪湖は白鳥が飛来する湖。
もう直ぐ白鳥も見られるようだ。
魚族供養碑。
昔から鯉やフナ、ワカサギ等魚が豊かな諏訪湖。
魚に感謝する碑だね!
この辺りは、美術館などが立ち並ぶ所。
その一つの「原田泰治美術館」
その並びに、結婚式場の「サンタモリーナ教会」
湖畔の素敵な景色を背景に、白いウェディングドレスが似合いそう!
傍の湖面には、ウエディングドレスのように白い鳥(シラサギ)がいた。
本当に諏訪湖は大きい。
久し振りの長距離ウォーキングで、足指に水膨れが出来たようで痛い。
でも、まだ半分程残っている一周は、これからも続く。
1回の投稿でご紹介!と思ったが、本当に長い諏訪湖一周。1回では無理でした。
そこで今回はここまでとして、続きは次回とさせて頂きます。
ここまでお付き合い有難う御座いました。