突然ですが、読者の皆様(とブログを読んでいる私の家族)にご報告。

来年、日本に移住します!

来年のいつ頃になるかは、さっぱり分かりません。

どこに住むかも、どんな仕事をするかも、決めていません。

私も彼も、今の仕事は退職することになります。

日本での再就職ですが、現在正社員でバリバリ働いてくれている彼に人生の夏休みを取ってもらいたい、また、ニュージーランド人である彼が日本で就職するのは難しいかもしれない、という点を踏まえて、私が当面は大黒柱になりそう。

日本の雇用市場にて、私という人材がどのように受け止められるのか、一切分かりません。

(彼と二人で、日本で挑戦したいことはあるのですが、それを実行に移すまでは、ちゃんとお勤めしなければいけないかと。)
 

ビザの手続きや身辺整理など、日本に移住する前にしなければいけないことは山積みです。

日本に移住してからも、いろいろな手続きが待っているでしょう。

分かんないこと、これから調べなければいけないことはたくさんあります。

コロナ渦が終わってないため、来年、日本がどんな状況なのかも分かりません。

 

また、彼と私が日本に戻るのは、約4年ぶり。

私が日本に住むのは、約9年ぶり。

コロナ渦の影響もあり、日本もいろいろ変化したと思います。

ニュージーランドの生活に慣れてしまったので、日本でカルチャーショックを経験するかもしれません。

日本での猛暑、台風、豪雨、地震、寒波、花粉の嵐(?)…、今からビビってます。

 

 

 

もうね、不安要素がたくさん!爆  笑(笑うな)

 

 

 

それでも笑っていられるのは。

なんかダサい言い方になってしまうんですが…。

 

彼と共に、新しい冒険への一歩を踏み出す。

二人の人生の新しい章が始まる。

 

そう思うと、不安よりもワクワク感が勝ってしまうんです。

 

このブログでは、これからも、今まで通り食べログや過去の思い出話などを書いていくつもりです。

それに加え、日本の移住に向けての手続きや出来事を、記録として書き残していきたいと思います。

「なんか二人でバタバタやってるな」と、温かく見守ってくだされば。

そして、来年日本に戻ってきた際には、「おかえり」と迎えてやってください(なぜ)。


私事のご報告のみで、短いブログですが、今日はこの辺で。

すでにいろいろな手続きをしながら、一喜一憂している彼と私。

ブログを書くのをつい後回しにしてしまっています。

時間配分うまくしなきゃ。

 

では、仕事に行ってまいります。

 

 

ニュージーランドってどんなもの食べるの?と聞かれることがしょっちゅうあるのだけれど、答えに毎回困ってしまう。

 

なぜなら、いろんなものが食べれるから!

 

外食するなら、日本食、中華料理、台湾料理、韓国料理、タイ料理、ベトナム料理、マレーシア料理、イタリア料理などなど…。

挙げればきりがない!

 

うちごはんも、ニュージーランド人の彼が料理上手なのと、様々な食材が手に入るおかげで、レパートリーが豊富。

 

食べログでそんな私の食生活を紹介したいと思います。

 

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一カ月前、「新しいうどん屋さんに行ってきたよ。10点満点のおいしさ!正真正銘の日本食レストランで、かなりおススメだから、是非行ってみて!」と彼の友達からメッセージが入りました。

 

ベジタリアンの彼女は、野菜のかき揚げうどんを食べたようで、メッセージにはその時の写真も添えてありました。

 

お、おいしそう!

 

お店の名前は、ワイカトうどん(Waikato Udon)

今年の6月頃にオープンした、かなり新しいうどん屋さんです。

 

私たちが住んでいる町ハミルトンには、日本食レストランはいくつかあるものの、うどんがメインのお店はないので、私と彼は興味津々。

また、料理上手な彼ですが、手打ちうどんだけは、いまだマスターできておらず。

何度も挑戦していますが、いつもイマイチの出来なので、結局冷凍うどんに頼っています。

ということで、手打ちうどんを食べてみたい!というのもありました。

 

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早速、彼と2人で、ある日曜日のランチに行ってみました。

テーブル席とカウンター席がありましたが、そこそこお客さんがいて、空いていたのはカウンター席のみ。

料理が作られる過程を観察できるので、カウンター席のほうがむしろ嬉しかったりします。

 

 

スタッフは、日本人の男性と女性の二人のみ。

たぶんご夫婦で経営されているのだと思います。

旦那さんが主に調理をしていて、奥さんは調理補助に加え、注文を取ったり、お会計をしたり、食器をさげたり、テイクアウト用の商品を準備したり。

お二人でテキパキと動いておられました。

 

メニューには、タルタルとり天うどん、かき揚げうどん、スタミナうどん、カルボナーラうどん、カレーうどん、ざるうどん、などなど。

親子丼、牛丼など、丼物もありました。

 

彼が注文したのは、肉うどん。

牛丼のトッピングのような味のついた牛肉、卵、かぼちゃの天ぷらがのっています。

 

白米が欲しくなるぐらい、牛肉にはしっかり味がついていて、うどんのつゆが負けてしまった感じでした。

もうちょっとあっさりした味付けのほうが、うどんのつゆとの相性が良かったかもしれません。

または、うどんのつゆ無しで、牛肉のトッピングのみでも十分おいしくいただけたと思います。

 

私が注文したのは、タルタルとり天うどん。

タルタルソースがのったとり天、かぼちゃの天ぷら、レタスがトッピングされていました。

 

揚げたてのとり天は、衣はサクサク、中の鶏肉は肉汁がたっぷりでジューシー!

かぼちゃの天ぷらもサクサクで、うどんのつゆによく合います。

ただ、食べていくうちに、タルタルソースがうどんのつゆに混ざってしまい、またしても、うどんのつゆがタルタルソースに負けてしまった感じが。

とり天とタルタルソースは別皿でもらえばよかったな、と思いました。

 

肝心の手打ちうどんですが、はっきり言って、微妙でした。

うどんというより、小麦粉の生地を食べている感じ。

彼の失敗作のうどんと似たような感じの食感だったので、私も彼もかなりガッカリしました。

 

彼の友人が「10点満点のおいしさ!」とは言ったのは、なぜ?

ニュージーランド人には、これも美味しいうどんとして通用するのか?

彼の失敗作のうどんとそっくりだったのはなぜ?

もしかして、ニュージーランドでは、おいしい手打ちうどんを作ることはできないのか?

水が違う?小麦粉が違う?塩が違う?

 

様々な疑問が頭に浮かび、店を出た瞬間に、彼と話が盛り上がりました。

いろいろ話した結果、うどんは微妙でしたが、トッピング自体(とり天、牛肉、かぼちゃの天ぷら)はとてもおいしかったので、もう一度だけ試してみよう!と決めました。

 

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後日、友達のJ君を連れて、ディナーで再来店。

お客さんが数人いましたが、前回来店したランチの時よりも、断然落ち着いていました。

 

3人とも、カレーうどんを注文。

 

うん、カレーのいい香り。

小ライスもついてくるなんて、全部食べきれるかな?とも思いましたが、とりあえずもらっておきました。

 

ドキドキしながら、うどんを口に運ぶと…。

 

お、おいしい!

 

前回のうどんとは、全く別物。

コシがあって、これぞ、手打ちうどん!

つるつるっと箸が進みます。

 

途中で、隣に座っていた彼と目を合わせ、二人でついニヤリ。

おいしくて、嬉しくて、お互い笑みがこぼれました。

 

うどんを食べ終わった後は、残ったカレーに小ライスを投入。

「食べきれないだろう」と思っていたにも関わらず、一粒残さず完食しました。

久しぶりに食べたカレーうどんは、懐かしい味がして、お腹もココロも大満足。

 

後日、またカレーうどんが食べたくなったので、彼と2人、ランチで再々来店しました。

やっぱりおいしかった!

 

となると、疑問に思うのは、初めて来店した時のこと。

1回目のうどんは何だったんだろう?

あれは夢だったのか?幻だったのか?

 

うどんのあまりの豹変ぶりに、謎は深まりますが、おいしいうどん屋さんを見つけられたので、あまり気にしないことにしておきます。

 

お値段のほうですが、他の飲食店より良心的な価格設定だと思います。
かき揚げうどん:1,270円($15)
肉うどん:1,650円($19.5)
タルタルとり天うどん:1,780円($21)
カレーうどん:1,560円($18.5)

 

これからも、カレーうどんを食べにちょくちょくお邪魔することになりそうです。

 

 

 

前回に続き、ニュージーランドで見聞きしたヤバい話を書いていきます。
ニュージーランドにはこんな一面もあるんだ、ぐらいの気持ちで読んでいただければ。

1つ目の記事では、私の周りで起きた車両盗難、車上荒らし、空き巣について書きました。

 

2つ目の記事では、万引き、窃盗、強盗事件、また他人の親切心を利用した犯罪を紹介しました。

 

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  • ホームレス・物乞い

ヤバい話というほどではないかもしれませんが、ニュージーランドでは、コロナ渦になってからというもの、以前よりもホームレスが多くなった気がします。

スーパーの店頭、マクドナルドの入り口周辺、店が並んでいる町の中心部の歩道など、至る所でホームレスの人を見かけます。

 

「ホームレスの人がいる=治安が悪い」というわけではありませんが、女性の身としては、ちょっと身構えてしまいます。

先日、購入した食料品を車に載せていた女性に、ホームレスの人が近づいて物乞いをしているのを、彼が目撃したそうです。

店の出入り口付近に座っているだけならまだしも、近寄ってきて、声を掛けられたら、かなりビビってしまいそう。

コロナ渦だと余計ね。

 

あるスーパーでは、店の出入り口のすぐそばにあるベンチに、「恵んでください」的なことが書いてある段ボールを持った女性がいつも座っていて。

ホームレスではなさそうですが、前を通る客に声を掛けたりしていました。

 

そのスーパーに寄ったある日。

「あ、今日もいるなぁ」と思いながら、その女性の前を通り過ぎようとしたら。

私の前を歩いていた男性が、

 

お金が必要なら、人様が頑張って稼いだ金をもらうんじゃなくて、自分で働け!

それができないなら、政府からの手当てでももらえばいいだろ!

こんなところで物乞いをしてるなんて、どうかしてる!むかっ

 
サムネイル

 

と、その女性に説教をし始めるではないですか。

 

サムネイル

仕事ができるなら、とっくに働いてる!

他人がどんな状況にいるかも分からないのに、口出しするな!むかっ

 

と、女性も黙っておらず、ちょっとした口論が始まりました。

関わっても良いことはないので、そのまま店内に入りたかったのですが、前の男性のショッピングカートで通行が阻止されてしまい、微妙な展開に。

結局、後ろに人がつかえているのに気づいた男性が、ブツブツまだ何か言いながら、店内に入っていきました。

 

また、一週間前にも、ちょっとビビった出来事が。

彼と私とJ君の3人で晩ご飯を食べに行ったある日。

ご飯を食べ終え、とめてあった車に戻ろうと3人で歩道を歩いていました。

話しながら、3人で横一列に並んで歩いていたのですが、急に違和感を感じ。

無意識のうちに、彼の後ろに回りました。

 

すると、前方から歩いてきた男性が、私たちに寄ってきて。

なにかと思いきや、開口一番、「襲うつもりはありません(I'm not going to mug you.)」と。

私は彼の背後に隠れていたので、よく聞こえなかったのですが、食べ物を買いたいから小銭をくれ、とせがまれたそうです。

彼は「現金持ってないから」と断り、そのまま3人で歩き続けました。

 

面白い(?)ことに、私は、前方から近づいてくる男性の存在に気付いていませんでした。

ただ、なんかヤバい雰囲気を感じ、彼の背後にサッと隠れたわけで。

うまく説明できないのですが、こういうのを第六感というのかな。

一方、彼はすぐに気づいたそうで、その男性が近寄ってくる前から少し身構えたとのこと。

「数独、俺の後ろにまわれ!」と思ったら、もう私は彼の背後に隠れていたそうです。

 

夜の7時頃、外灯も少ない夜道で声を掛けられると、「襲うつもりはありません」と言ってくれたとしても、かなりビビります。

というか、「襲うつもりはない」と言われた方がビビるかも…?


ちなみに、この出来事が起きたのは、ちまたでは「クスリ公園」と呼ばれている公園のすぐ隣。

公園といっても、隅っこに遊具がいくつか置いてあるだけの、大きな芝生の広場といった感じですが。

この公園の近くに住んでいた友達J君の話によると、夜になると薬物を売買する人が集まってくるんだとか。

J君自身も、公園のそばを歩いていた際に、「なんか買う?」と聞かれたことが何度もあったそうです。

相手が警官かもしれない、あからさまに薬物を売っていると捕まってしまう、ということもあって、「なんか買う?」「なんか欲しい?」という曖昧な聞き方をするらしいですよ。

昼間には、な~んてことのないただの公園が、夜になると豹変するんだなぁ、とJ君の話を聞きながら驚きました。

 

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  • ギャング絡みの犯罪
ニュージーランドのギャングは、日本でいうヤクザのようなものですかね。
詳しいことは分かりませんが、ギャングのグループが対立して起きる犯罪もあるようです。
ギャング同士の競り合いに一般人が巻き込まれることはあまりない、という印象です。

今のところ。

 

先日、ネットで地元のニュースを読んでいたら、「ハミルトンの人通りの多い街中で銃が発砲された」という記事を発見。

詳しい内容を見てみると、対立するギャング同士が睨み合っていた際に、どちらかが威嚇射撃をした、ということでした。

威嚇射撃のみだったので、けが人もいなかったそうですが、店舗が連なった街中で起きた出来事。

近くにいた通行人の中には子供もいたそうで、聞いただけでヒヤッとします。

ニュースのサイトに、通行人が撮影した映像があったので、見てみたら。

 

あれ?

J君の家の近くじゃん!ガーン


まぁ、知ってはいましたよ。

J君が現在住んでいる区域が、ハミルトンの中でも一番治安が悪いことは。

J君が住んでいる真向いの家でも、毎日のように、喧嘩が繰り広げられているそう。

どんなに家賃が安くても、どんなに条件の良い物件があっても、私も彼も、絶対に引っ越したくない区域です。

 

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日本でパトカーのサイレンが聞こえると、「事故かな?」と思うのに対し、ニュージーランドでパトカーのサイレンが聞こえると、「あ、事件だな」と思ってしまう事実に、最近気付きました。

 

知人や友人など、自分の周りで起きたこと。

ニュースを通して、見聞きする出来事。

その影響もあって、ニュージーランドに対する見方が変わってきたような気がします。

私の見方だけではなく、実際に、ニュージーランドの治安自体が悪化しているのもあると思いますが。

 

今回でこのシリーズものは、一旦休止。

最近のニュージーランドは、ヤバい話が尽きないので、また気が向いたら再開するかもしれませんが、とりあえず次回からはもうちょっと明るい内容の記事にしたいなぁ、と思っています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

 

 

前回に続き、ニュージーランドで見聞きしたヤバイ話を書いていきます。

前回より少し過激(?)な内容になっているので、ネガティブな話が苦手な方はスルーしてください。

ニュージーランドではこういうこともあるんだ、ぐらいの気持ちで読んでいただければ。

 

私の周りで起きた車両盗難、車上荒らし、空き巣について、前回書きました。

 

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  • 窃盗・万引き

どこのお店に行っても、万引き対策がしっかり施されている印象を受けます。

アジア系のスーパーに行くと、監視カメラの画像を印刷したものが店の出入り口や店内の壁など、至る所に貼ってあります。
万引き犯の顔が映った監視カメラの画像を、指名手配のポスターのように貼ってあるというわけです。
大きな食料品スーパーでは、警備員が店内を巡回していて、怪しい人を見つけると、遠巻きに尾行・監視しています。
出入口に警備員が立っており、店を出る際にレシートをチェックするようなお店もあります(全員の客に対してではありませんが)。

また、最近、ニュージーランドで増えているのは、「ram-raid(ラム-レイド)」。

「ram」とは雄羊のことで、雄羊が突進するように、車を店舗に突っ込んで、店内に侵入し、品物を盗む犯罪のことです。
前回の記事で、「最近、盗難車を使った犯罪が多くなってきている」といったのは、この犯罪のこと。

盗難車を使えば、店舗に突っ込んだ時の車の損傷がどんなにひどくても気にならないですもんね。

 

店舗に置いてあった商品を盗まれるのはもちろんのこと、店舗自体の修理にも費用がかかりますし、精神的なダメージも相当なものだと思います。

いくらシャッターを下ろしたり、施錠を徹底しても、車で店舗自体に突っ込まれてはどうしようもできませんよね。

最近では、ラム-レイド対策のために、頑丈そうな図太いポールを店の前に設置している店舗もよく目にします。

 

主にオークランドで起きていると思っていたこのラム-レイド。

最近では、私たちが住んでいるハミルトンでも件数が増えています。

ちょうど一週間前の木曜日の夜間、ショッピングモールの宝石店、今の家に引っ越すまで私がよく利用していた酒屋の2件が、ラム-レイドの被害にあったそうです。

先週末の土曜日の深夜にも、別の場所でラム-レイドが起きたとのこと。

一週間以内に3件って…。

ニュースを読みながらため息が出てしまいました。

 

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  • 強盗

上のニュースと同時に報道されていたのが、刃物を使っての強盗事件。

私が住んでいるところから車で15分ほどのスーパーで起きたそうです。

事件が起きたのは、特別遅い時間でもなく、土曜日の夜8時頃。

スーパーで買い物をしていたお客さんはもちろんのこと、隣のレストランで夕食を楽しむ人もまだいた時間帯です。

 

犯行を行ったのは5~8人の若者で、主にタバコを盗んでいったそう。

幸いけが人は一人も出ませんでしたが、たかがタバコのために、店のスタッフ、お客さん、オーナー、すべての人の安心感を奪う行為に及ぶとは、あまりの愚かさに言葉も出ません。

逃走に使った車が乗り捨てられているのが発見されたので、やはり盗難車を使ってのことでしょう。

 

一か月前には、銀行の現金輸送車を狙った強盗事件もありました。

ハミルトンで一番大きなショッピングモールにて、月曜日の真っ昼間に起きたそうです。

こちらもけが人は出ませんでしたが、現金が入った袋を持っていた警備員は、ショットガンを突き付けられ、脅されたとのこと。

目撃者もいたようですが、ものの30秒ほどで犯人は現金と共に車で逃走していったため、本当に一瞬のことだったようです。

 

ラム-レイドも含め、どの事件も犯人は捕まっていないようです。

こういった事件は現行犯逮捕でなければ、犯人を見つけるのは難しそうですよね。

 

個人ではなく、銀行やスーパーなどの店舗を狙った犯行とはいえ、知っている店舗や自分が買い物をするショッピングモールで強盗事件が起きているのはショックですし、ニュージーランドの治安が悪化しているのを実感します。

 

上で紹介した2件は、私の住んでいる町で起きた事件で、たまたま私の目に留まったもの。

私が住んでいる町以外でもこういった事件は起きているだろうし、大きなニュースにならなかったり、私の目に留まらないニュースもあると思うので、強盗事件は割と頻繁に起きているのではないか、というのが私の予測です。

 

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  • 他人の親切心を利用した犯罪
これは、地元の情報を交換できるネット上の掲示板で見つけた話ですが。
 
バス停でバスを待っていた男性(投稿者)は、20歳ぐらいの女性に声を掛けられたそうです。
「強盗(もしくは引ったくり)にあって、スマホや金目のものを盗られてしまって…。母親に電話したいから、小銭を貸してくれませんか。」とのこと。
投稿者が現金を持っていないことを伝えたところ、「スマホを貸してもらえませんか?母親にお迎えをお願いしたいので。」と。
 
スクリーンロックを解除し、電話をかけられる状態にしたスマホを女性に渡した投稿者。
周りをキョロキョロしながら電話番号を打ち込んでいた女性でしたが、投稿者は「さっきの引ったくりでも探してるのかな」と思っただけだそうでした。
 
が、次の瞬間。
 
その女性は、投稿者のスマホを持ったまま、全速力でその場を逃走。
 
何が起きたか一瞬分からなかった投稿者。
慌てて彼女の後を追いかけましたが、結局、逃げられてしまったようです。
 
その投稿のコメントをチェックしてみましたが、そのような出来事はこれといって特別ではないようです。
小銭を貸してくれないか、と頼まれ、小銭を出そうと財布を出したら、財布ごと引ったくられて逃げられた、など。
他にも、「どうしてもお金に困っている。家族が家でお腹を空かせて待っている。」と乞われ、悩みに悩んだ挙句、現金を渡したら、もらったお金を持ってその人は酒屋へ入っていった、なんてことも。
 
数あるコメントの中で一番印象に残ったのは、「このご時世、見知らぬ人を助ける価値はなくなってしまった」というもの。
親切心を仇で返されることが多いため、そのように思う人が多くなってしまったのでしょう。

親切心を利用した犯罪が多いので、家族・知人・友人の域を超えた助け合いの精神がなくなってきているのかもしれません。

 
私も、先日、スーパーの駐車場で、40代ぐらいの男性に「ちょっと手を貸してくれませんか?(Can you help me?)」と声を掛けられましたが、即座に「急いでるので」と断って、その場を去りました。
その男性の近くに自転車が転がっていて、私が歩き去った後も、違う人に声を掛けていたので、本当に助けが必要だったのかもしれませんが。
現在のニュージーランドでは、親切心より警戒心が勝ってしまう気がします。
 
特に急いでいたわけでもないのに、冷たい対応だったかな。
助けを求めている人間を無視するなんて、一人の人間としてどうなのかな。
などと、後からいろいろ考えてしまいましたが、結局、私の取った行為は、正しい正しくないはとにかく、安全な行為だった気がします。
 
万引き、窃盗、強盗事件ほど大きい事件ではありませんが、「他人に助けを求められたら、警戒せよ」という風潮は、大きな事件以上に悲しく思えてしまいます。

 

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なんか暗い話ばかりになってしまいましたが…。

これもニュージーランドの厳しく、悲しい現実。

羊がただメーメー鳴いているだけの国ではないのです(誰もそう思っちゃいないから)。

 

お口直しといってはなんですが、最近我が家の庭に遊びに来ている猫ちゃん達の写真をどうぞ。

 

左の真っ白な猫ちゃんは、最近引っ越してきたご近所さんの飼い猫かな?

初めてこの子を見た時、私がいつも読ませていただいているブロガーさんの白猫ちゃんのことが真っ先に頭に浮かびました。

右にいるのは、前にも紹介したことがあるパンダという名前の猫ちゃん。

 

2匹とも、我が家の庭がかなりお気に入りのようで、木に登ったり、昼寝したり、追いかけっこしたり…。

2匹とも人懐っこいので、撫でてあげたり、遊んであげたり、もう癒されまくりです。

やっぱ動物はいいなぁ~。

 

 

どうも、ニュージーランドで花粉症に苦しんでいる数独です。
日本はだんだん涼しくなってきたようですね。
ニュージーランドでは暖かい日が続き、春の兆しが感じられます。

さて、突然ですが。
皆さんは、ニュージーランドにどのようなイメージをお持ちでしょうか?

私がニュージーランドに興味を持ったのは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の撮影地であったことがきっかけでした。
その影響もあって、私のニュージーランドに対するイメージは、『荘厳な景色』『自然が豊か』というもの。
また、ワーホリに向けてニュージーランドのことを調べていくうちに、『羊がたくさんいる国』『ニュージーランド人は友好的』などというイメージも持つようになりました。

十数年前、ワーホリで初めてニュージーランドに来た時は、すべてがそのイメージ通りでした。

特にトラブルもなく、ニュージーランドって最高!という意見のまま、ワーホリを終えました。

今思えば、1年ちょっとニュージーランドに住んだぐらいでは、その国の事情がすべて見えるわけでもなく。

色眼鏡をかけた状態でニュージーランドを見ていたんだな、と。

カメラでいう、写真をキラキラさせるフィルターを通して、ニュージーランドを見ていた感じでした。


ですが。

過去のワーホリも合わせると、ニュージーランドで過ごした期間は、約10年間。

それだけ長くニュージーランドに住んでいると、あまり良くないことも見聞きし、経験します。

結果、色眼鏡が外れ、キラキラフィルターもなくなり、無加工(?)の、ありのままのニュージーランドと向き合い始めるようになります。

 

ということで(?)。
私が見聞きした、ニュージーランドのヤバい話を集めてみることにしました。

 

誤解してほしくないのですが、決して、ニュージーランドのイメージを悪くしようと企んでいるわけではありません。
ただ、ニュージーランドのキラキラしてない一面を紹介したいだけです。

自然が豊かで、羊がたくさんいるだけの国じゃないということを書きたいのです(そう思っていたのは私だけか…)。

 

もしニュージーランドに移住を考えている人がいれば、もちろん応援します。

ニュージーランド人の彼と日本に移住する計画を立てている私が言ったところで説得力はありませんが、ニュージーランドにはニュージーランドの良いところがあるわけで。

また、住む地域によって、住みやすさも違うので、これから書くことが、ニュージーランドのすべての地域に当てはまる、というわけではありません。

 

それに、移住とまではいかなくても、海外旅行の目的地としては、ニュージーランドは良い国だと思います!

あ、でも、どうせオセアニア方面に来るなら、オーストラリアのほうがおすすめかも(本音)。

 

まぁ、ニュージーランドって、こういうこともあるんだ~、ぐらいの気持ちで読んでいただければ光栄です。

 

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  • 車両盗難・車上荒らし

身近で起きたヤバい話の1つ目は、私の愛車が盗難未遂にあったこと。

土曜日の真っ昼間、人通りがそこそこある私の職場の駐車場にて起きました。

このことに関しては、以前詳しく記事に書いたので、割愛させていただきます。

興味のある方は、よかったら下の記事をどうぞ。

 

 

 

車両盗難・車上荒らしは、ニュージーランドでは、これといった特別な出来事ではありません。

私が通報した時に話したオペレーターの方も「いつでもどこでも起こってるもんなのよ。どれだけ頻繁にこういう被害が起きてるか知ったら、あなた、びっくりすると思うわ。」と言っていたぐらいですし。

 

実際、違う町でしたが、私の彼のお父さんも同じような被害にあったことがあるそうです。

サウナが好きなお父さん。

サウナを満喫した後、リラックスした状態で駐車場に戻ったら、とめておいた車がなくなっていたそう。

数日後、お父さんの車は、さんざん乗り回された後、町の外れで見つかったそう。

 

最近は、盗難車を使った犯罪も多くなってきているので、車の盗難はこれからも増え続けそうです。

先日、私の車の隣に駐車してあった大きな車のせいで、自分の車が見えず。

一瞬、「あ、盗まれたか?!」とドキッとしてしまいました。

ただの私の被害妄想でしたが、一回車を盗まれそうになっただけで、こんなにも安心感が消えるんだ、と、自分でもびっくりしてます。

 

私の愛車関連のトラブルでは、車の窓を割られたことも。

車上荒らしではなく、車を盗もうとした形跡もなかったので、酔っ払って(またはクスリでハイになって)浮かれた学生たちのいたずらだったと思います。

 

 

こういったいたずらは他にも起きているようです。

少し前、彼の職場の近くにある公共駐車場にて、ガソリンタンクのフタがこじあけられ、焦げた新聞紙が中に突っ込まれていた車を見つけた、と彼からメッセージが。

夜間、駐車場に残された車を見た誰かが、その車を火につけようとでもしたのでしょう。

同じく、度が過ぎたいたずらなのでしょうか。

 

昼夜問わず、車を駐車する場所に気を付けたほうがよいのは確実です。

 

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  • 空き巣

幸い、私は経験したことはありませんが、少なくとも3人、空き巣の被害者を知っています。

 

1人目は、学生時代の大学図書館のバイト仲間。

一緒にシフトだったある日、急に連絡が入り、「ごめん、今日バイト行けなくなっちゃった。家が空き巣に入られちゃって。」と。

何を盗まれたか、被害の確認をしなければいけないので、バイトには出勤できない、ということでした。

もう6年ほど前の話ですが、それを聞いた時、とてもびっくりしたのを今でも覚えています。

 

2人目は、一緒に外食によく行っている友達J君。

彼のは、空き巣というか、強盗?不法侵入?

寝室で寝ていたJ君、真夜中に人の気配を感じ、バッと起きたら、寝室の中に誰かいたそう。

J君が起きたのに気づき、「やばっ」と言って、逃げて行ったそうです。

のほほんと話してくれましたが、いやいやいや、かなり怖いじゃん!

今は違う家に引っ越したJ君ですが、その事件が起きた後も、同じ家に長い間住んでいました。

さすが(?)ニュージーランド人?

私だったら、怖くて、できるだけすぐに引っ越すだろうなぁ…。

 

3人目は、大学時代の知り合い。

Facebook上でたまたま彼のプロフィールを見つけたので、「今はどうしてるのかな~?」と、彼の過去の投稿を眺めていたら。

数カ月前に、彼と彼の奥さんが仕事で家を空けていた際、空き巣に入られ、パソコン、テレビ、寝具、衣類などを盗まれたそう。

彼の奥さんの下着類なども盗んでいったそうです。

それだけでも、気持ち悪いのですが。

 

数日後、彼と彼の奥さんが仕事から戻ると、寝具類と彼の衣類のみ、家の周りにばらまいてあったそうです。

捨てるぐらいなら、なぜ盗んだ?ただの嫌がらせ?

寝具も衣類も、戻ってきたとはいえ、もう使いたくないですよね。

物を盗まれただけではなく、留守の間に知らない人が自分の家の中にいた、と思うだけで、ゾクッとします。

私の知り合いはもちろんのこと、彼の奥さんもかわいそう。

 

その夫婦が住んでいるのは、決して治安が良い区域とは言えませんが、治安がとっても悪いわけでもない区域。

幸い、彼と私が現在住んでいる区域は、割と安全なほうだと思います。

それでも、家のドアや窓の施錠は欠かせません。

引っ越す際、どんな評判・雰囲気の区域なのか、吟味するのは必須ですね。

 

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車上荒らし、車両盗難、空き巣…。

そんな大したことないじゃん、って思われるかもしれません。

ま、確かにね。

 

ただ、私がびっくりしたのは、すぐ身近な知り合いや身内のなかで、被害にあっている人がいる、ということ。

ただ運が良かっただけかもしれませんが、日本に住んでいた時は、周りでそういった被害にあった人を一人も知りませんでした。

「知り合いの被害者がいなかった=何も起きていない」というわけではありませんが、ニュージーランドのほうがそういった出来事が断然身近だな、と残念ながら感じます。

 

ま、実際、自分の身にも起きてるわけですし。

車を盗まれそうになった時も、「まさか私が!」という気持ちはなく、「とうとう私もやれられたか」という気持ちのほうが強く。

何も目新しいことではない、というのが悲しい事実。

 

さて、全部は書ききれなかったので、続きは次回の記事で。