ニュージーランドってどんなもの食べるの?と聞かれることがしょっちゅうあるのだけれど、答えに毎回困ってしまう。

 

なぜなら、いろんなものが食べれるから!

 

外食するなら、日本食、中華料理、台湾料理、韓国料理、タイ料理、ベトナム料理、マレーシア料理、イタリア料理などなど…。

挙げればきりがない!

 

うちごはんも、ニュージーランド人の彼が料理上手なのと、様々な食材が手に入るおかげで、レパートリーが豊富。

 

食べログでそんな私の食生活を紹介したいと思います。

 

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一か月ぶりの食べログです。

彼と友達J君の3人で今回向かったのは、Bird On A Wireというカフェ。

カフェの名前の通り、鶏肉、特にフライドチキンがメインのカフェです。

 

彼の去年の誕生日にブランチして以来なので、1年ぶりの来店。

前回はワッフルチキンを注文。

 

サクサクのワッフルに、カリカリのフライドチキンとベーコンがのっています。

ワッフルにはメープルシロップがかけてあり、バニラアイスクリームとマスカルポーネというクリームチーズも添えてあります。

甘いのとしょっぱいのが混ざりあった、とてもおいしい一品!

 

その時は、素敵なラテアートのカフェモカもいただきました。

 

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さて、1年ぶりの来店でしたが、メニューはほとんど変わっておらず。

変わったのは、値段だけかな?
1年前と比べると、料理は400~500円ほど値上がりしていました。
絶賛(?)物価高騰中なので、これは仕方ない。
 
まず、3人でシェアする用に頼んだのは、ローデッドフライ(Loaded Fries)。

フライドポテトの上に、チーズとグレイビーソースがかけてあるものです。

プーティン(Poutine)とも呼ばれています。

お腹ペコペコだったので、食べかけの写真になってしまいましたが…。

 

友達J君が頼んだのは、朝食メニューの盛り合わせのようなもの。

トースト、フライドチキン、ベーコン、卵(目玉焼き、スクランブルエッグ、ポーチドエッグから選べます)、ハッシュドポテト、マッシュルーム、と結構なボリューム。

ガッツリ食べたい人向けの一品です。

 

私は、またワッフルチキンを頼もうかな、別の料理も試してみたいな、と悩みに悩み。

結局、彼がワッフルチキンを頼むので、彼のを少しもらって、私は他の料理を頼むことにしました。

私が決めたのは、Chicken Parmigianaという一品。

日本語では、チキンパルメザン、チキンパルミジャーノ、チキンパルメジャーナなどと呼ばれているそうです。

鶏ムネ肉のチキンカツに、パルメザンチーズ、モッツァレラチーズ、バジルソース(ペストソース)、ナポリタンソースがのせられています。

見えませんが、フライドポテトがチキンの下に敷いてあり、サイドには、コールスローとフライドポテト用のケチャップ。

 

大きなチキンカツが2枚、チーズもたっぷり!

バジルの風味が好きなので、バジルソースは大当たりでした。

おいしかったにはおいしかったんですが、これなら家でも作れそうだな、という感じ。

フライドポテトは普通においしかったです。

 

残念ながら、コールスローは無味で、ただの野菜の千切りのよう。

ドレッシングを忘れたのかな?

それとも、こういうもの?

あまりにも味が無さ過ぎて、残しました。

 

こちらが彼のワッフルチキン。

 

少し分けてもらいましたが、お味の方は前回と変わらず。

メープルシロップ、アイスクリームとワッフルの甘さ。

フライドチキンとベーコンのしょっぱさ。

やっぱり最高の組み合わせですね。

 

遊び心で去年の写真と比べてみたら…。

 

ん?

なんか質が下がってる?

 

去年のワッフルチキンには、乾燥したフルーツのようなものが散りばめられていますが、今回はなし。

フライドチキンの積み方も、今回のはちょっと雑な気が…。

彼は「フライドチキンの量は去年より少なかったかな。盛り付けもイマイチだよね真顔。まぁ、写真の撮り方もあるだろうけどニヤニヤ」と。

まぁ、確かに、写真を撮るときの角度とかもありますが。

でも、写真の撮り方の違いを考慮にいれても、やっぱり去年のワッフルチキンのほうが豪華な気が。

これもまた、物価高騰のせいですかね?

ま、味が変わってないだけいいか。

 

お値段のほうですが、毎度のことく、かなり高め。

ローデッドフライ:1,150円($13.5)
朝食メニュー盛り合わせ:2,200円($25.5)
チキンパルメザン:2,200円($25.5)

ワッフルチキン:2,000円($23.5)

 

円安のせいもありますが、やっぱりニュージーランドの物価は高い!

2,200円あったら、すき家のとろ~り3種のチーズ牛丼(中盛)が3杯食べれちゃうよ!

(食べログ書くたびに、すき家のホームページに行っては、値段を比べてるんです、実は。)

 

以前にも書きましたが、カフェの料理はまずくはないけれど、ずば抜けておいしい!ってわけでもない。

一食に2000円以上払うなら少しは感動したいなぁ、なんて思ってしまうんですよね。

ワッフルチキンを食べに戻るかもしれませんが、だとしても、また1年後とかになるかもしれません。

 

味や値段はさておき、彼と友達と3人で楽しく食事ができたので、良しとしましょう!

 

 

前回の記事で、『大学生の時に経験したバイトについて書いているシリーズは、これで最終回!』と言いましたが、まだ書きたいことがありました。

今回で最終回です、たぶん…。

 

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まずは、バイトと言えるほどではありませんが、大学1年生の時に単発でしたお小遣い稼ぎ。

 

私が在学していた大学には、日本文化や日本語に興味がある学生が集まったサークルがありました。

そのサークルのフェイスブックのページに、日本語を教えてくれる人を探している、という投稿がありました。

 

面白そうだな、やってみようかな、と思った私は、投稿者に連絡。

いずれ日本に移住したい、と思っている学生さんでした。

一時間当たり1,500~1,700円($15~20)だったと思います。

 

一回目のレッスンは、大学の図書館にて。

日本語での挨拶や自己紹介の仕方についてのレッスンだったと思います。

順調に一時間のレッスンは終わり、代金も現金でもらい、次のレッスンの日時を決めました。

 

日本に移住したいということだったので、二回目のレッスンは、スーパーマーケット、コンビニ、レストランなどで使える日本語のレッスンを予定していました。

 

二回目のレッスンも、大学の図書館にて。

早めに図書館に行き、自分のテスト勉強などを進めることにしました。

約束の時間になり、「4階のバルコニーの近くの席にいます」とメッセージを送りました。

 

が。

時間になっても現れない。

 

「今日のレッスン、来ますか?」ともう一度メッセージをし、とりあえずテスト勉強を続けることにしました。

 

約20分後、「ごめんなさい、今日は無理です!」と、彼女からメッセージが。

 

お、遅っ!

とは思ったものの、自分のテスト勉強がはかどったので、「そうですか、分かりました」とだけ返信。

約束をすっぽかされたのがやっぱり嫌だったので、次のレッスンの日時は、自分からは提案しませんでした。

またレッスンを受けたいのなら、彼女から連絡してくるであろう、と。

 

しかし、その後、彼女から連絡が来ることもなく、一度きりのレッスンで終了。

 

彼女の日本語の勉強に対する熱意が薄かったのか?

ドタキャンしたのが気まずかったからなのか?

1回目のレッスンが想像していたものと違ったからなのか?

私の教え方が下手だったからなのか?

 

まぁ、考えても仕方ないので、ただご縁がなかったということで。

 

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もう一つ、大学1年生の時にした、単発のお小遣い稼ぎ。

 

私が1年生の時に取った履修科目の1つは、統計学の科目でした。

講義が始まる前、友達と毎週出される課題について話していました。

 

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今週の課題、もう終わった?ニコニコ

うん、印刷して提出するだけ。ニコニコ

今週の課題は意外と簡単だったよね!

 
サムネイル
サムネイル

そうだね~、いつもよりかは全然!

中間テストもこんな感じならいいよね~ 笑い泣き

 

この友達は、のちに、私と一緒に統計学部のアシスタントのバイトをするようになった友達で。

ほとんどの学生が嫌っていた統計学の科目を一緒に楽しめる数少ないクラスメイトでした。

 

すると、すぐ後ろの席に座っていた女の子が…。

 

あの~、盗み聞きするつもりじゃなかったんだけど…。

二人とも、統計学得意そう?

実は、授業の内容を理解するのに、結構苦労してて…。

毎週の課題を提出するのも、必死だし。ショボーン

単位が無事に取れるか、今から不安で。

お金は払うから、個人レッスンしてくれない?お願い

 
サムネイル

 

2人でケラケラ話していただけだったので、急に声を掛けられて、私も私の友達もちょっとびっくり。

私の友達は、恥ずかしがり屋というか、ちょっとビビリなところもあるので、「数独がやったほうがいいよ!」と、責任回避。

(彼女が統計学部のバイトを始めたのも、私がすでにそのバイトをしているからだったそう。できる人なんだから、もっと自分に自信を持てばいいのに!って私は思うのですが…。)

 

声を掛けてきた学生さんが結構困った様子だったので、「助けになれるか分からないけど…」と連絡先を交換。

どうやら、教授や講師とも1対1で会って教えてもらったそうですが、忙しいスタッフの時間を割くのが申し訳ない、そして、その申し訳なさから、分からなくてもつい分かったふりをしてしまう、とのこと。

優しい子なんでしょうね。

 

中間テストの少し前、テスト対策の個人レッスンを頼まれました。

こちらも、一時間当たり1,500~1,700円($15~20)だったと思います。

 

図書館で待ち合わせし、過去のテストを一緒に解きながら、分からないところは丁寧に説明しました。

「また分からないことがもしあったら、メールでもしてくれれば、できる範囲で答えるから」と伝え、1回目のレッスンは無事終了。

 

数回、質問のメールをもらったので、できるだけ分かりやすい文面で返信しました。

彼女のそんな努力もあって、中間テストは無事に合格基準の点数を超えたそうで、私もホッと一息。

 

期末テストの前にも、同じようなレッスンを数回しました。

なぜか、自分のことよりも、彼女が単位を取れるか、ドキドキしてしまった私。

期末テストの後、彼女から再度連絡が入り、無事に単位が取れたそう。

自分のことのように嬉しかったのを覚えています。

 

今思えば、統計学部のアシスタントのバイトに応募しようと思ったのは、この個人レッスンがきっかけだったのかもしれません。

人に教える喜び、それをもう一度感じたかったのかも。

 

統計学部のバイトに応募するきっかけをくれたのはもちろん、個人レッスンを通して、授業で学んだ内容をさらに理解することができたので、自分が単位を取る面でも、かなりプラスの経験になったと思います。

 

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続いて、不採用だったバイトについて。

 

大学1年目が終わる頃。

「大学二年目からはバイトをするぞ!」と決意していた私。

当時住んでいた学生寮で、翌年のRA(レジデント・アシスタント)の募集が出ているのを発見しました。

 

RA(レジデント・アシスタント)とは、寮に住んでいる学生が快適な寮生活を送られるよう、日々の生活をサポートする学生のこと。

もちろん、RAも寮に住むことになります。

私が住んでいた寮には、3人のRAがいました。

 

仕事内容は、入寮してくる学生の受け入れ、寮で行われるイベントの企画・運営、寮に住んでいる学生の相談への対応など。

私が住んでいた寮は、海外から来た学生が多かったので、ニュージーランドでの生活のサポートも仕事内容の一つだったと思います。

「〇〇のスーパーが安いよ」とか「市街地に行くなら、このバスがいいよ」などなど。

また、夜遅い時間にうるさくしている学生を注意することもありました。

 

実際、夜遅くに、隣のコテージのパーティーの騒音がひどかった時、RAに電話したことがあります。

電話に出たRAは寝ぼけた声だったので、たぶん寝ていたのでしょう。

「隣のコテージがうるさくて眠れないから、注意してくれませんか」と伝えたところ、すぐに出向いてくれたようで、パーティはお開きになりました。

寝ていたRAを起こしてしまったのは申し訳なかったけれど、それもお仕事ですしね。

 

さて、翌年も学生寮に住む予定だった私は、早速応募してみることにしました。

私にとっては、初めてのバイト応募だったので、試行錯誤しながら履歴書を準備し。

いざ応募してみたものの。

 

見事、不採用。

 

書類選考の時点で落とされたので、面接にさえ、たどり着けませんでした。

 

何が何でもバイトを見つけなきゃ、という謎の執念に襲われていたため、正直、ガックリしました。

そうでなくても、「不採用」という言葉は、自分を否定されたようでちょっと悲しい。

 

同じ寮に住んでいて、とても仲が良かったパキスタン人の友人は「この先、もっと良いバイトが見つかるから、受からなかったんだよ!そういう運命なんだよ!!」と励ましてくれました。

彼女は、良い出来事も悪い出来事も「そういう運命!」と片付ける人だったので、その優しい気持ちだけありがたく受け止めました。

 

が。

その後、図書館での学生バイトに無事に採用され、統計学部のアシスタントのバイトも決まり。

図書館のバイトはもちろん、統計学部のバイトは天職と言いたくなるほど楽しかったわけで。

 

あの時、RAのバイトに受かっていたら、たぶん他のバイトは探さなかった。

図書館のバイトにも、統計学部のバイトにも、出会うことはなかった。

そう思うと、パキスタン人の友人の言葉はあながち間違っていなかったなぁ、と感じました。

自分に合っているバイトに巡り合えるよう、RAのバイトは不採用になる運命だったのかも、な~んてね。

 

パキスタンに戻ってしまったけど、彼女との交友はまだ続いています。

なんか懐かしくなったので、彼女にメッセージでも送ってみよう。

7年前に言った言葉、彼女は覚えてるかな?

 

 

大学生の時に経験したバイトについて書いている、このシリーズ。

今回で最終回です。


今日は、学生寮の清掃バイトについて。

大学2年目が終わった夏休みにした短期バイトで、2016年11月から2017年2月までの4か月間、働きました。

 

バイトを始めるまでの経緯

 

私は、大学1年目と2年目、学生寮に住んでいました。
学生寮と言っても、木のコテージが20棟ほど集まった集落のようなものでした。
1つのコテージに4人の生徒が住めるようになっていて、個室が4部屋、共用のラウンジ、シャワー、トイレ、台所という間取りでした。

部屋には、机、シングルのベッド、衣装ケース、鏡などがありました。


 

この寮には、私のように、海外から来た学生が多く住んでいました。
大学の後期が終わり、夏休みが始まると、母国に帰ったり、ニュージーランド中を旅行したり、ほとんどの学生が寮を後にします。

学生が出ていった後、次に寮に入る学生のためにコテージを綺麗にしなければいけません。

学期中は、常勤の清掃係のおばちゃんがいますが、おばちゃん一人ではすべてのコテージを掃除するのは無理。

ということで、夏季のみ、清掃バイトが雇われます。

 

夏休みの間、短期の清掃バイトが雇われることは、友人を通して知っていました。
ですが、このバイトをすることになった経緯は、はっきり言って思い出せません。
清掃係主任のおばちゃんに、「夏休みも寮にいるなら、バイトでもしない?」と声を掛けられたのか。
「夏休み中にできるバイトを探してる」と私からアピールしたのか。
どちらにせよ、清掃係主任のおばちゃんは私のことを知っていたので、面接などもなく、即採用決定になりました。

 

時給

 

雇用契約書や給与明細が見つけられなかったので、おおよその時給ですが。

当時の最低賃金より60円ほど高い時給だよ~、という会話をした覚えがあるので、1,360円($16)ぐらいだったと思います。

 

勤務日・勤務時間

 

仕事量によって、勤務日や勤務時間は変わりましたが、基本、平日の午前中にお仕事でした。

午前8時に始まって、午後1時ぐらいには終わっていたと思います。

 

仕事内容


バイトの名前通り、学生寮の掃除がメインのお仕事でした。

私は生徒個人の部屋の掃除を任されることが多く、台所や洗面所(トイレやシャワーなど)は、ベテランのおばちゃん達がやっていました。

生徒の部屋はそんなに汚れていることがなかったので、今思えば、楽な仕事を回してくれていたのかもしれません。

壁、窓、机、棚、引き出しの内側などを一通り拭き、掃除機をかけるだけです。

掃除に使う道具や洗剤はもちろん支給されました。

 

寮が提供するシーツ、毛布、枕カバーなどを洗うのも、私の担当でした。

寮にあった洗濯機と乾燥機をエンドレスに回し続けたもんです。

 

デメリット・短所

 

掃除のお仕事なので、はっきり言って、そんなに楽しい仕事ではありません。

また、数時間も掃除や洗濯をしていると、身体的な負担もかかります。

 

↓↓↓少し汚い話なので、読むのは自己責任でお願いします。↓↓↓

 

掃除の仕事なので、汚い場面に遭遇することもあります。

女の子が使っていた部屋は割と綺麗でしたが、男の子が使っていた部屋は、ベッドの裏からポテチの袋が出てきたり、などなど。

 

一番びっくりしたのは、共用のラウンジにあるソファを動かしたら、床にたっくさんウジが這っていたこと。

かなりビビりました。

 

汚い思い出(?)はその一つしかないので、基本、そんなにひどくはなかったと思います。

 

私が住んでいた寮では、月に1回、寮の点検があり、清掃係のおばちゃんがコテージを1棟ずつ回り、学生たちがちゃんと掃除をし、綺麗な状態を保っているかチェックしていきます。

コテージが汚い場合は、再点検の日付を言い渡され、それまでに状況が改善されていなければ、罰金だったかもしれません。

そのおかげもあって、収拾がつかないほど汚いようなコテージは一つもありませんでした。

 

メリット・長所

  • のんびり働ける

つまらない仕事ではありましたが、私は音楽を聴きながら仕事をしていました。

時間に追われることもなく、のんびりとした雰囲気。

毎日、モーニングティー(朝のおやつ)の休憩が15分ぐらいあり、10時過ぎに、「休憩だよ~」と主任のおばちゃんが声を掛けに来てくれたものです。

 

  • 移動時間ゼロ
このバイトをしていた当時、私は寮に住んでいたので、移動時間がゼロ。
勤務時間ギリギリまで寝ていられるのも良かったのですが、仕事が終わってすぐに家に戻れるのも最高でした。
1時に仕事を終えて、5分後には自分の時間が始められるなんて、究極の時短!(なんか違う)
 
  • 気さくな同僚
学期中に常勤している清掃係の主任のおばちゃん、短期で働いているおばちゃんが2人。
3人のおばちゃんに囲まれて仕事をしていました。
3人とも気さくな人たちで、若い私を可愛がってくれたもんです。
1人のおばちゃんは特に威勢が良く、私があくびをしただけで、「昨晩は彼氏が眠らせてくれんかったのかい?若いなぁ~!ゲラゲラ」と一人で勝手にツッコみ、ガハハハハッと豪快に笑っていました。
 
  • 洗濯し放題

寮が提供するシーツ、毛布、枕カバーなどを洗うのは、私の仕事でした。

寮にあった洗濯機と乾燥機はコイン式で、1ドル硬貨を入れなければ使えません。

洗濯機と乾燥機がある建物の奥に、施錠された小さな部屋があり、その部屋の一角には、洗濯機と乾燥機から徴収したたくさんの1ドル硬貨が入った容器がおいてありました。

 

私が自由に洗濯機や乾燥機を使えるよう、その小部屋への鍵を渡してくれた主任のおばちゃん。

仕事で洗濯機や乾燥機を使う時は、小部屋に保管してある1ドル硬貨を使っていました。

その延長で、自分の洗濯ものをする時も、小部屋に保管してある1ドル硬貨をご拝借。

たいした額じゃないけれど、夏休みの間は無料で洗濯ができて、ちょっと得した気分でした。

(夏は一瞬で服が乾くので、乾燥機は使いませんでしたが。)

 

今思ったら、ちょっとアウト?

でも、一緒に働いていたおばちゃん達も、その容器から1ドル硬貨を取って、仕事の合間に自分たちの洗濯をしていたからいいかな?

 

  • 寮のマスターキーが使える
主任のおばちゃんがいない時に掃除や洗濯を頼まれることもあったので、学生寮のマスターキーを渡された私。
どのコテージにも入れるし、コテージ内のどの個室にも入ることができる、スーパーマスターキー!
 
私がそのマスターキーをどのように悪用したかというと(おい)…。
当時、彼は、住んでいた家から半強制的に追い出されたので、私の寮に転がり込んでいました。
でも、学生寮にはシングルベッドしかありません。
2人でシングルベッドに寝るのはキツい…。
 
ということで。
本来、誰も使っていない個室は鍵がかけられているのですが、マスターキーを使い、隣の空き部屋からマットレスと枕を拝借。
シングルのマットレスを二つ床に並べて、快適な夜を過ごしていました。
 
清掃係の主任のおばちゃんは、私がマットレスやら枕やらを隣の部屋から借りていることを知っていたようでしたが、特に何も言わなかったかな。
若気の至りだと、目をつむってくれていたのかも。
 
  • 大量の戦利品!

海外から来た学生が多く住んでいたこの学生寮。

私のように、2年間続けて寮に残る学生もチラホラいましたが、1年間のみの交換留学生が多かったので、1年経ったら母国に帰る生徒が大半でした。

母国に帰るとなると、大変なのが、荷作り!

 

スーツケースに入りきらなかったもの、使いきれなかったもの、いらなくなったもの、などなど。

掃除をしていると、いろんなものが寮に残されているのを発見したものです。

 

そして、嬉しいことに!

生徒が寮に残していったものは、清掃スタッフがもらってよし。

清掃係の主任のおばちゃんが、これは公認してました。

 

さて、どんな戦利品があったのでしょうか?

傾向としては、、持って帰るほどのものではないけれど、日常生活では絶対必要なものが多かった気がします。

ニュージーランドに住み続ける私と彼にとっては、そんな品が最高でした。

 

手に入れた戦利品で思い出せるものをリストにしてみました。

  • サンダル(男物)
  • 新品の靴下(男物)
  • 食品用ラップ
  • アルミホイル
  • クッキングシート
  • シャンプー
  • コンディショナー
  • ボディーソープ
  • ハンドソープ
  • ピンチハンガー
  • ハンガー
  • 洗濯用洗剤
  • 食器用洗剤
  • 殺虫スプレー

などなど…。

 

男物のサンダルと靴下は今でも彼が愛用しています。

ハンガーやピンチハンガーも、大活躍中。

 

学生が置いていった食料品もたくさんありましたが、未開封で、品質が絶対大丈夫そうなもののみ、もらっていたと思います。

インスタントヌードル、砂糖、塩とかね。

 

数えきれないぐらいの戦利品。

これが、このバイトの一番の長所・メリットだったと思います。

清掃のバイトを終えて、自分の部屋に戻っては、彼に「今日の戦利品はこれ~照れ」と見せ、2人で喜んでいたものです(幸せ者)。

 

ちなみに、あまりにもたくさんの食品用ラップと殺虫剤をもらってきたので、6年近く経っても、いまだに在庫があるのは、ここだけの話。

 

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ニュージーランドの大学に通っていた3年の間に経験した4つのバイト。

ペットホテル、大学図書館、大学の統計学部、学生寮の清掃。

仕事内容はもちろん、一緒に働いた人たちもさまざまで、貴重な経験になりました。

 

前にも書きましたが、学生時代を振り返る際、バイトのことは絶対に省けないぐらい、どのバイトも私にとって学生生活の大きな一部だったと言えます。

長くなりましたが、最後までお付き合いありがとうございました。

 

昔を思い出しながら書くブログは楽しいな~(書く側はね)。

次は何を書こう?

 

 

学生時代にしていた、大学統計学部のアシスタントのバイトについて。

 

2つ前の記事で、このバイトの長所・短所を書きました。

 

その記事の中で挙げた長所の一つが、『生徒から感謝される』というもの。

 

このバイトに関しては、「生徒からの感謝=やりがい」という関係が成り立っていた気がします。

生徒からの感謝が、直接、達成感に繋がるという感じですね。

 

もちろん全員の生徒からというわけではありませんが、一部の生徒、特に、勉強を頑張っている生徒からはよく感謝されました。

一生懸命教える努力をすれば、一生懸命勉強している生徒には、こちらの熱意がちゃんと伝わるもんだなぁ、と感じました。

チュートリアルが終わると、毎回お礼を言って教室を出ていく生徒もいましたし、学期最後のチュートリアルで丁寧にお礼を言ってくれた生徒もいました。

 

また、図書館のバイトで閉館作業をしていたある晩。

一つ前の学期に、私のチュートリアルに来てた生徒さんにばったり会ったことがありました。
私の顔を覚えていたようで、「あ、図書館でもバイトされてるんですか?」と声をかけてくれて。
「前の学期では、チュートリアルでいろいろ分かりやすく教えてくれて、本当に助かったんですよ。無事に単位も取れました。ありがとうございました。」と。
思わぬところで、過去の生徒さんからお礼を言われて、とっても嬉しかったのを今でも覚えています。

 

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私が行っていた大学では、学期が終わった後、自分が取った科目に評価をつけることができます。
生徒一人一人にメールが送られ、メールの中にあるリンクから、オンライン上のフォームへ行き、与えられた質問に答えていく、といった形です。

生徒が評価を残すのは任意で、もちろん匿名で提出されます。

教えられた内容や課題の量など、科目自体の評価はもちろん、教授・講師への評価も残せます。

その場合、「〇〇教授」「△△先生」とオンラインのフォームに出てくるので、評価を残したいスタッフの名前をクリックし、質問に答えていきます。
教授や講師と違い、アシスタントは正規のスタッフではないので、基本、評価の対象ではありませんでした。

 

が、私の卒業が間近だった、大学3年生の後期。
最初で最後だったと思いますが、なぜか、アシスタントの評価の対象に。

 

無事に卒業をできたことを喜んでいた2017年の年末。

大学から「あなたに対して、生徒がこんな評価を残しましたよ」というメールが届きました。
添付されていたのは、科目自体への評価、そして、私個人への評価がまとめられたレポートでした。

 

レポートによると、その科目を取ったのは173人。

うち、評価を残したのは19人。

 

まぁ、評価を残したところで、生徒が得るものは何もないので、評価をつける生徒が少ないのはどうしようもないのですが。

生徒が評価を残したくなる、なにか動機になるようなものがあれば、違うかもしれません。

評価をつけた19人の生徒のうち、私個人への評価をつけてくれたのは、2人。

こんなコメントをいただきました。

 

課題で出された質問を、私がちゃんと理解できるよう助けてくれました。

また、ただ単純に答えを教えるのではなく、こちらが考えさせられるような質問を投げかけてきたり、質問の言い方を変えたり、答えに繋がるようなヒントをくれたり。

生徒が自分で答えにたどり着けるようにサポートしてくれました。

 
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数独さんはとても良いアシスタントでした。

常に迅速かつ丁寧な対応で、課題へのフィードバックをくれたり、こちらの質問に答えてくれました。

彼女の説明は簡潔で分かりやすく、この科目の内容を熟知しているなぁ、という印象でした。

 
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なんともありがたいお言葉。

 

学んでいる内容を生徒がちゃんと理解し、自分の力で答えにたどり着くこと。

それが、課題やテストという場で非常に大事だ、と感じていました。

なので、アシスタントとして生徒のサポートをしつつも、生徒が自分の学びの主導権を持つように、と意識していました。

一生懸命考えた末に理解できた時の、生徒の喜ぶ姿が見たかったのもありますし。
 

一人目のコメントを読んで、少なくともその生徒には、私が生徒を教える際に意識していたことがちゃんと伝わっていたんだな、と感じました。

 

また、「このスタッフの改善点は?」という問いには。

 

改善点はありません。彼女はすごく良くやっていると思います。

 
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ありません ニコニコ

 
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と、嬉しいお言葉をいただきました。

 

このレポートは、理系の生徒が取る統計学の科目に対する評価でした。

その学期は、経営学の生徒が取る統計学のほうで忙しかったため、理系のチュートリアルは1つしか教えておらず。

結果、理系の生徒は、20人ぐらいとしか関わらなかったと思います。

 

その20人の生徒のうち、2人のみからのコメントでしたが。

生徒には特典もないのに、正式な評価を残してくれたこと。

貴重な時間を割いて、私個人への評価を書いてくれたこと。

感謝の気持ちでいっぱいでした。

 

今でも、そのレポートは大事に取っておいてあります。

 

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いろいろ長くなりましたが、このバイトはとにかく楽しかった!

自分のやりたいこと・楽しめることが仕事内容と一致していたような気がします。

ちょっと大袈裟ですが、天職だったのかも!なんてね。

 

実は、大学3年目が始まる前に、私が属していた学部の教授から似たような仕事のオファーをいただいたのですが、統計学部でのバイトを続けたかったので、そのオファーは断りました。

自分が属していた学部でバイトをすれば、いろいろとプラスになっていたとは思いますが、それよりも統計学部のバイトが好きだったんですよね。

 

大学を卒業した後も半年間働かせてもらいましたが、博士号を取得したばかりの、統計学に精通している正規の講師が雇われたと同時にバイトの枠がなくなってしまい。

その話を聞いた時は、正直残念でした。

 

しかし、「学生バイトだから、卒業と同時に契約を切られるだろう」と予想していた私にとっては、卒業後半年間も働き続けられたこと自体、とってもありがたいこと。

学生時代も含めて、2年間以上、楽しく働かせていただいたので、「今までありがとうございました」と、気持ちよく職場を後にすることができました。

 

次回で、学生時代のバイトシリーズ最終回です。

大学2年生の夏休みにしていた短期バイトを紹介します。

 

 

学生時代にしていた、大学統計学部のアシスタントのバイトについて。

 

前回の記事では、仕事内容、バイトのメリット・デメリットを紹介しました。

 

今日は、前回の記事では書ききれなかったエピソードを書いていきます。

 

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1つ目のエピソードは、バイト仲間と生徒の間で起きたトラブルについて。

 

同じアシスタントのバイト仲間だったK君。

私よりも1年か2年ほど先輩で、アシスタントのバイト歴も私より1年ほど長かったと思います。

別に仲が悪かったわけではありませんでしたが、「俺ってデキる男!」みたいなオーラを醸し出していたので、私はちょっと苦手なタイプでした。

実際、成績は良くて、優秀な学生だったとは思うのですが、俺様気質が半端なかったので、世間話をするぐらいの仲で、K君とはそこまで親しくはなりませんでした。

 

さて、K君と二人で担当していた、あるチュートリアル。

いつも通り、Excel(エクセル)を使っての授業でした。

 

私が生徒の様子を観察しながら教室を歩き回っていると、K君が近づいてきました。

 

今さっきさ~、生徒が「〇〇のやり方が分からない」って聞いてきたんだけど ゲラゲラ

 
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具体的な内容は忘れてしまいましたが、Excelの基本的な機能の使い方が分からない生徒がいたらしく、その生徒に助けを求められたそう。

 

ってか、そんなことを知らない人が今時まだいるなんてね!

びっくりしちゃったよ ゲラゲラ

 
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決して小声でもなく、他の生徒にも聞こえてしまうような声量で喋り続けるK君。

K君にとって基本だとしても、Excelを使ったことがない人からしたら、分かんない機能ばかりなのは当然。

それに、アシスタントは生徒を助けるのがお仕事。

「いや、そういう言い方はないだろ。ってか、生徒に聞こえるぞ。」と、この時点で私は居心地が悪くなり。

「そうなんだ~」とさらっと流し、さっさと会話が終わることを願う私。

 

が。

だって、〇〇って機能、基礎中の基礎じゃない?! ゲラゲラ

 
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K君ならぬ、KY君。

一向に黙りません。

「そうかな~」と返事を濁していたら、生徒が助けを求めて手を振っていたので、ホッとしながらK君を後にしました。

 

数分後…。

俺の授業のやり方に文句があるなら、出て行けばいい!ムキーッむかっ

 
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生徒の質問に答えていた私。

「何が起きた?」と、びっくりして振り返ると、一人の学生が教室から出ていくところでした。

その時は、「あ~、K君が言ってた生徒ってあの人だったのかな?そりゃ~、自分が質問したことを笑われたら嫌だよね…。」ぐらいしか思いませんでした。

 

数日後。

別のチュートリアルが始まる直前、統計学部のC教授が教室にやってきました。

当時、教授や講師がチュートリアルに顔を出すことはなかったので、「なんだろう?」と疑問に思いつつも、「生徒か他のアシスタントに用事があるのかな」と思っていたら。

まっすぐ私のところへ来たC教授。

 

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この前、K君と生徒の間で起きた出来事について聞きたいことがあるから、後で私のオフィスに来てくれないかな?

このチュートリアルの後、時間ある?

 

なんかトラブルになっとるや~ん、と心の中でツッコミを入れ(誰に)、そのチュートリアルが終わった後、C教授のオフィスに向かいました。

 

C教授から一通り聞いた話がこちら。

 

先日のチュートリアルの最中に教室を出て行った生徒(Aさん)が、大学に正式の苦情書を提出したそう。

もちろん苦情の対象は、K君。

 

私の予想とは違い、K君に基礎の質問をしたのはAさんではなく、別の生徒でした。

しかし、Aさんは、K君が私に話している内容を耳にしたそうで。

質問を聞いた生徒は、K君の態度には気づいていないようでしたが、K君が生徒の質問内容をあざ笑っていたこと、そして、生徒をバカにするようなK君の態度に気分を害したAさん。

K君に『そんなクソみたいな態度取らなくたっていいじゃないかむかっと言ったそうです。

 

日本語だとうまく表現できないのですが、Aさんが使った言葉はかなりきつい言葉。

いわゆるFワードよりかはひどくないですが、よっぽど他人には使わないような言葉。

(C教授によれば、「言葉遣いをもう少し選ぶべきだった」とAさんも反省していたようです。)

その言葉遣いにびっくりしたであろうK君は「俺の授業のやり方に文句があるなら、出て行けばいい!」とAさんに言い放った、というわけ。

 

大学に正式の苦情書が出されたことにはびっくりしましたが。

このAさん、高校を卒業したばかりの大学1年生というわけではなくて、社会人が大学に戻ってきた感じの20代後半~30代前半の男性でした。

やっぱり、社会を経験している大人だと、「これはおかしい」と思うことに対して、それなりの対応をするものなのかもしれません。

ちなみに、Aさん、結構イケメンでした(いらない情報)。

顔だけではなく、授業や課題に対する態度もちゃんとしていて。

チュートリアルで、AさんとK君とのいざこざが起きた時、「え?あのAさんがExcelの基礎の質問?」と、実は少し不思議に思ったんですよね。

C教授から、K君に質問をしたのは別の生徒だと聞いて、つじつまが合った気がしました。

 

さて、苦情の真相を調べるよう任されたC教授。

AさんとK君、双方から事情を聞いたので、第三者である私の供述(?)を聞きたかったそうです。

K君が私に言ったことも含め、すべて起きた通りのことを伝えました。

 

私たちアシスタントの仕事は、チュートリアルで生徒をサポートすること。

だから、K君の発言に違和感を感じた、とも伝えました。

それと同時に、K君は生徒の名前を覚えたり、彼なりにアシスタントとして頑張っているように見えていたので、その旨もC教授に伝えておきました。

(今思えば、後輩である生徒たちからカッコいい先輩として見てもらえるように頑張っていたような気もしますが…。ノリがチャラかったんだよな~。)

 

K君に何らかの処分があったのかは分かりません。

そのままアシスタントとして働き続けていたので、クビにはなっていませんでした。

Aさんは違う時間帯の、K君が担当していないチュートリアルに行くようになったと思います。

 

K君が生徒の質問内容に驚いたのは仕方ないとして、その後の行動や言動を、時と場所、場合に合わせてわきまえるべき。

いわゆるTPOってやつですか。

う~ん、でも、K君からしたら、自分の発言が上から目線だということ、生徒のことをバカにしているような発言になってしまっていることに、一切気付かなかったのかな?

だとしたら、TPO以前の問題かもしれません。

 

「そんなこと言わないほうがいいよ」とはっきりは言わなくとも、なんか私が一言、「ちょっと声大きいよ」とか「他の生徒に聞こえるよ」とか言っていれば、事が丸く収まっていたかな、とも考えましたが。

あれだけK君の俺様気質が激しいと、どうしようもなかったかも。

変に口出ししてたら、私が教室から追い出されてたかもしれないし、なんて。

 

人の振り見て我が振り直せ。
傲慢でいると良いことありませんね。

 

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なんか意外と長くなってしまったので、2つ目のエピソードは次回の記事に。

大好きな仕事だったゆえ、いろいろ書きたくなっちゃうんですよね。