皆さん、こんにちは。
イヤイヤ期の幼児に負けない勢いでイヤイヤしながら自転車通勤している数独です。
先日、通勤途中の公園を自転車でのんびり走っていると、小学校低学年ぐらいのかわいらしい女の子が自転車に乗っていて。
すれ違いざまに、「私も自転車に乗ってるの!(Hey! I’m riding my bike too! )」と、なんとも愛らしいアピールをしてくるではないですか。
女の子の無垢な笑顔に私の心も癒され、「自転車通勤も悪くないもんだなぁ」と一瞬思いました(一瞬だけ?!)。
ニュージーランドでは、だんだん夏も終わりに近づき、暑すぎず寒すぎず、天候としては、今が自転車通勤には一番いい季節。
自転車に乗って出発さえしてしまえば、風を切りながら走るのが気持ちいいのですが…。
家を出るまではやっぱりイヤイヤしちゃうんですよ、運動嫌いなので。
さて、車が使えても、頑張って自転車通勤しているのは、3週間前、勤務中に私の愛車が盗まれそうになったからでして。
詳細は↓の記事に書きましたが。
その記事に「私の車に何らかの被害があったのは、6年前にも経験済み」と書いたので、今日はその時の思い出話を。
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6年前、2016年2月末。
車を購入したのが2015年の11月だったので、車を買ってから3カ月ほど経っていました。
気になっていたサークルの集まりがあったので、友達と参加することに。
場所は、当時私が住んでいた学生寮から歩いて10~15分ぐらいのところにある、サークルのメンバーさんの家。
気軽に歩いて行ける距離だったのですが、そこは怠け者ぶりを発揮し(?)、車で向かいました。
決して治安が悪いような場所ではなく、車の通りもそこそこあります。
大学に近いこともあり、学生がたくさん住んでいるようなご近所さんなので、特に心配することもなく路駐しました。
友達も、私の車から3台分ぐらいのスペースを空けて、同じく路駐。
無事にサークルの集まりが終わり、友達と話しながら車へ向かって歩いていると…。
ん?なんか私の車の窓が白っぽい?
少し疑問に思いつつも、光の反射の加減かな?と思いながら、さらに車に近づくと…。
運転席の窓ガラスと運転席側の後部座席の窓ガラスが割られていました。
窓が白く見えたのは、窓ガラス一面に細かいヒビが入っていたから。
私も友達もびっくり。
他に被害がないか見るために、運転席のドアを開けると、ヒビが入っていた窓ガラスが見事に崩れ落ちました。
ガラスの破片の半分は地面に、そして、もう半分は運転席に落ちてしまい…。
それを見た友達は、さっきまでサークルの集まりをやっていた家に戻り、集まりの主催者から大きめのバスタオルをもらってきてくれました。
これを座席に敷いたら、とりあえず座れるし、運転もできるよね、と。
友達よ、ありがとう!
窓ガラス以外は何も被害がなく、車の中を荒らされた形跡も一切なし。
もともと車の中に何も置いていませんでしたが…。
窓ガラスを叩き割ったまま、その場を去った感じでした。
車を傷つけられた現場に長居するのも嫌だったので、友達にお礼を言い、窓ガラスが割れた車でとりあえず寮の駐車場に戻ります。
寮までの短い距離を運転中、少しの揺れで、後部座席の窓ガラスが崩れ落ちるのが聞こえてきて、何とも言えない気持ちに。
歩ける距離を歩かずに車を使ったから、罰が当たったのか、なんて考えたり。
寮の駐車場に着いたら、自動車の整備工場をネットで検索し、寮から近い工場へ電話。
今から来ていいよ、とオッケーが出たので、すぐに向かいます。
窓ガラスが割られた状態で駐車しておいたら、それこそ車を盗まれてしまいますからね。
車を預けた後、代車を借りたのか、それとも、歩いて寮まで帰ったのか…、思い出せません。
寮に戻ったら、保険会社に電話。
私が入っていた保険は、日本だったら、対人・対物賠償責任保険にあたるのかな。
とりあえず、今回の被害は保険の適用外だということが分かり、残念。
警察にも電話しましたが、車を盗まれそうになった時と同じく、オペレーターさんが私に詳細を質問しながら報告書を作っていく、という感じでした。
オペレーターの方の予想としては、大学付近、そして、大学の新学期が始まったばかりだったので、酔っ払って(またはクスリでハイになって)浮かれた学生たちが通りすがりに、面白半分で窓ガラスを割っていったんだろう、とのこと。
う~ん、盛り上がるのは勝手だけど、人のものを壊したり、他人に迷惑をかける行為はやめてほしいなぁ。
修理代、約5万円($600)かかりました。
車を盗まれそうになった時の修理代より高かったんだ、と家計簿を見返して、一人びっくりしてしまいました。
修理代が高いわりに、車内の掃除は微妙な出来具合で、数年前までは、車の掃除をするたびに、ガラスの破片がコロコロ出てきてました。
最近は見てないけど…。
修理代、ぼったくられたのか?と疑問に思ったので、この記事を書く時に、彼に聞いてみたところ。
「窓ガラスを二枚とも変えるのって、値段高くなりそう~」と言っていたので、ぼったくりじゃなかったことにしておきましょう。
6年前のことなので、詳しくは覚えていませんが、事件当日の夜は、さすがにやけ酒ぐらいはしたと思います。
買って3カ月しか経っていない車を傷つけられたのは、正直言って、かなり怒れました。
まぁ、怒っても犯人が分かるわけでもないし、お金で解決できたから、まだよかった。
それに、もしドアを凹まされたり、変なキズをつけられたり、直さなくても今まで通り運転できるけど、直さないと目に見えるようなことをされていたら…。
それはそれで厄介だっただろうから、逆に、絶対修理しないといけない、窓ガラスの破壊という派手なことをしてくれたのは、まだよかったのかな。
なんて考えるようにし、思考を切り替えた覚えがあります。
愚かなことをする人は、どこに行っても、どんな時代になっても、どれだけ気を付けようとも、いるもんですからね。
この事件が起きたのは、彼と出会う2カ月ほど前だったので、誰かに頼ることもなく、すべて自分一人で解決しなければいけませんでした。
大学二年目の始まりで、まだ慣れないこともあったけれど、この窮地(大袈裟!)をよく一人で切り抜けたなぁ、と自分でも思います。
偉かったね、よく頑張ったね、と今さら自分で自分を褒めてみたり。
ちなみに、私の車の近くに同じく路駐してあった友達の車は一切被害なし。
まぁ、彼女の車、地味だったからなぁ…(失礼)。
そりゃ~、私の愛車のほうが目を引きますよね!
なんつって。
そんなこんなで、私と私の愛車は、いろいろ苦難を乗り越えてきた仲なので(?)、最後の最後まで乗ってあげたい(というか、乗らせていただきたい)というのが、今の私の気持ちです。
これ以上、私の可愛い愛車の身に災難が降りかかりませんように…。