どうも、ニュージーランドで花粉症に苦しんでいる数独です。
日本はだんだん涼しくなってきたようですね。
ニュージーランドでは暖かい日が続き、春の兆しが感じられます。
さて、突然ですが。
皆さんは、ニュージーランドにどのようなイメージをお持ちでしょうか?
私がニュージーランドに興味を持ったのは、映画「ロード・オブ・ザ・リング」の撮影地であったことがきっかけでした。
その影響もあって、私のニュージーランドに対するイメージは、『荘厳な景色』『自然が豊か』というもの。
また、ワーホリに向けてニュージーランドのことを調べていくうちに、『羊がたくさんいる国』『ニュージーランド人は友好的』などというイメージも持つようになりました。
十数年前、ワーホリで初めてニュージーランドに来た時は、すべてがそのイメージ通りでした。
特にトラブルもなく、ニュージーランドって最高!という意見のまま、ワーホリを終えました。
今思えば、1年ちょっとニュージーランドに住んだぐらいでは、その国の事情がすべて見えるわけでもなく。
色眼鏡をかけた状態でニュージーランドを見ていたんだな、と。
カメラでいう、写真をキラキラさせるフィルターを通して、ニュージーランドを見ていた感じでした。
ですが。
過去のワーホリも合わせると、ニュージーランドで過ごした期間は、約10年間。
それだけ長くニュージーランドに住んでいると、あまり良くないことも見聞きし、経験します。
結果、色眼鏡が外れ、キラキラフィルターもなくなり、無加工(?)の、ありのままのニュージーランドと向き合い始めるようになります。
ということで(?)。
私が見聞きした、ニュージーランドのヤバい話を集めてみることにしました。
誤解してほしくないのですが、決して、ニュージーランドのイメージを悪くしようと企んでいるわけではありません。
ただ、ニュージーランドのキラキラしてない一面を紹介したいだけです。
自然が豊かで、羊がたくさんいるだけの国じゃないということを書きたいのです(そう思っていたのは私だけか…)。
もしニュージーランドに移住を考えている人がいれば、もちろん応援します。
ニュージーランド人の彼と日本に移住する計画を立てている私が言ったところで説得力はありませんが、ニュージーランドにはニュージーランドの良いところがあるわけで。
また、住む地域によって、住みやすさも違うので、これから書くことが、ニュージーランドのすべての地域に当てはまる、というわけではありません。
それに、移住とまではいかなくても、海外旅行の目的地としては、ニュージーランドは良い国だと思います!
あ、でも、どうせオセアニア方面に来るなら、オーストラリアのほうがおすすめかも(本音)。
まぁ、ニュージーランドって、こういうこともあるんだ~、ぐらいの気持ちで読んでいただければ光栄です。
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- 車両盗難・車上荒らし
身近で起きたヤバい話の1つ目は、私の愛車が盗難未遂にあったこと。
土曜日の真っ昼間、人通りがそこそこある私の職場の駐車場にて起きました。
このことに関しては、以前詳しく記事に書いたので、割愛させていただきます。
興味のある方は、よかったら下の記事をどうぞ。
車両盗難・車上荒らしは、ニュージーランドでは、これといった特別な出来事ではありません。
私が通報した時に話したオペレーターの方も「いつでもどこでも起こってるもんなのよ。どれだけ頻繁にこういう被害が起きてるか知ったら、あなた、びっくりすると思うわ。」と言っていたぐらいですし。
実際、違う町でしたが、私の彼のお父さんも同じような被害にあったことがあるそうです。
サウナが好きなお父さん。
サウナを満喫した後、リラックスした状態で駐車場に戻ったら、とめておいた車がなくなっていたそう。
数日後、お父さんの車は、さんざん乗り回された後、町の外れで見つかったそう。
最近は、盗難車を使った犯罪も多くなってきているので、車の盗難はこれからも増え続けそうです。
先日、私の車の隣に駐車してあった大きな車のせいで、自分の車が見えず。
一瞬、「あ、盗まれたか?!」とドキッとしてしまいました。
ただの私の被害妄想でしたが、一回車を盗まれそうになっただけで、こんなにも安心感が消えるんだ、と、自分でもびっくりしてます。
私の愛車関連のトラブルでは、車の窓を割られたことも。
車上荒らしではなく、車を盗もうとした形跡もなかったので、酔っ払って(またはクスリでハイになって)浮かれた学生たちのいたずらだったと思います。
こういったいたずらは他にも起きているようです。
少し前、彼の職場の近くにある公共駐車場にて、ガソリンタンクのフタがこじあけられ、焦げた新聞紙が中に突っ込まれていた車を見つけた、と彼からメッセージが。
夜間、駐車場に残された車を見た誰かが、その車を火につけようとでもしたのでしょう。
同じく、度が過ぎたいたずらなのでしょうか。
昼夜問わず、車を駐車する場所に気を付けたほうがよいのは確実です。
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- 空き巣
幸い、私は経験したことはありませんが、少なくとも3人、空き巣の被害者を知っています。
1人目は、学生時代の大学図書館のバイト仲間。
一緒にシフトだったある日、急に連絡が入り、「ごめん、今日バイト行けなくなっちゃった。家が空き巣に入られちゃって。」と。
何を盗まれたか、被害の確認をしなければいけないので、バイトには出勤できない、ということでした。
もう6年ほど前の話ですが、それを聞いた時、とてもびっくりしたのを今でも覚えています。
2人目は、一緒に外食によく行っている友達J君。
彼のは、空き巣というか、強盗?不法侵入?
寝室で寝ていたJ君、真夜中に人の気配を感じ、バッと起きたら、寝室の中に誰かいたそう。
J君が起きたのに気づき、「やばっ」と言って、逃げて行ったそうです。
のほほんと話してくれましたが、いやいやいや、かなり怖いじゃん!
今は違う家に引っ越したJ君ですが、その事件が起きた後も、同じ家に長い間住んでいました。
さすが(?)ニュージーランド人?
私だったら、怖くて、できるだけすぐに引っ越すだろうなぁ…。
3人目は、大学時代の知り合い。
Facebook上でたまたま彼のプロフィールを見つけたので、「今はどうしてるのかな~?」と、彼の過去の投稿を眺めていたら。
数カ月前に、彼と彼の奥さんが仕事で家を空けていた際、空き巣に入られ、パソコン、テレビ、寝具、衣類などを盗まれたそう。
彼の奥さんの下着類なども盗んでいったそうです。
それだけでも、気持ち悪いのですが。
数日後、彼と彼の奥さんが仕事から戻ると、寝具類と彼の衣類のみ、家の周りにばらまいてあったそうです。
捨てるぐらいなら、なぜ盗んだ?ただの嫌がらせ?
寝具も衣類も、戻ってきたとはいえ、もう使いたくないですよね。
物を盗まれただけではなく、留守の間に知らない人が自分の家の中にいた、と思うだけで、ゾクッとします。
私の知り合いはもちろんのこと、彼の奥さんもかわいそう。
その夫婦が住んでいるのは、決して治安が良い区域とは言えませんが、治安がとっても悪いわけでもない区域。
幸い、彼と私が現在住んでいる区域は、割と安全なほうだと思います。
それでも、家のドアや窓の施錠は欠かせません。
引っ越す際、どんな評判・雰囲気の区域なのか、吟味するのは必須ですね。
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車上荒らし、車両盗難、空き巣…。
そんな大したことないじゃん、って思われるかもしれません。
ま、確かにね。
ただ、私がびっくりしたのは、すぐ身近な知り合いや身内のなかで、被害にあっている人がいる、ということ。
ただ運が良かっただけかもしれませんが、日本に住んでいた時は、周りでそういった被害にあった人を一人も知りませんでした。
「知り合いの被害者がいなかった=何も起きていない」というわけではありませんが、ニュージーランドのほうがそういった出来事が断然身近だな、と残念ながら感じます。
ま、実際、自分の身にも起きてるわけですし。
車を盗まれそうになった時も、「まさか私が!」という気持ちはなく、「とうとう私もやれられたか」という気持ちのほうが強く。
何も目新しいことではない、というのが悲しい事実。
さて、全部は書ききれなかったので、続きは次回の記事で。