ニュージーランド人の彼と、来年(2023年)日本に移住することを決意してからのドタバタを記録しています。
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日本のワーキングホリデービザ(ワーホリビザ)の規制が緩和されたので、配偶者ビザではなく、ワーホリビザを申請することにしたニュージーランド人の彼。
10月17日に申請書類一式を領事館に提出しました。
約10営業日後に、こちらからメールで連絡いたしますので、受付票を持って、ビザとパスポートを取りに来てください。

と、受付の方に伝えられ、その日からメールをチェックするのが日課となりました。
が、待てど暮らせど、領事館からのメールは来ず。
「ビザ申請の処理には、少なくとも10営業日かかります」と領事館のウェブサイトに書いてあったこと。
そして、私たちがビザの申請をしたのは、日本への入国制限が緩和された直後だったこと。
私たちがビザを申請した日も、「ビザの申請をしに来ました」という来館者がかなりいたこと。
これらの点を踏まえて、ビザが発行されるまでかなり時間がかかるだろう、と予想していました。
先週の木曜日、11月17日。
ビザを申請してから、1か月。
営業日で換算すると、22日。
とうとう痺れを切らし、彼に領事館に電話してもらいました。
「ビザはどこなんだ、バカヤロー」という感じの電話ではなく、もしかしたら申請書に記入した彼のメールアドレスに間違いがあったかもしれない、また、追加で提出しなければいけない書類があるかどうか、などの確認の電話を入れました。
日本に移住することを職場の上司や同僚に伝えていないので、彼は職場を抜け出して電話をかけたようです。
ソワソワと待つ私に、彼からメッセージが届きました。
ビザ取れたみたい。取りにきていいよ、だって。


は?メールは?
分からん。申請書に記入したメールアドレスをチェックしてもらったけど、正しいアドレスだったよ。


じゃあ、領事館からのメールは一体どこ?電話で聞いてみた?
聞いてみたけど、『Sorry』って言われただけだった。

ビザが取れたことが嬉しくて、電話口ではそれ以上追及しなかった彼。
一方の私は、領事館からのメールがなかったことに対し、モヤモヤ、というか、イライラ。
彼に確認しましたが、彼が間違ってメールを削除しちゃったなんてことは絶対ない、と。
迷惑メールのフォルダも一応チェックしましたが、そこに領事館からのメールはなく。
どう考えても、領事館側がメールを送らなかったとしか考えられません。
とりあえず彼は有休を取り、一昨日の月曜日、オークランドへ向かいました。
ビザが出ましたよ、と電話口で伝えられたはよいものの、実際に領事館からメールが届いたわけではないので、「本当に取れてるといいけど…」と半信半疑の私。
メールがあれば、なんかあった時に「いや、こういうメールをいただいたんですが…」とちゃんと言えるのですが。
電話口だと口頭で伝えられるだけなので、証拠がないんですよね(犯罪か)。
「同姓同名の人がいたりしてね」、と冗談を言いながら領事館へ向かい。
ビザの受付票を係りの人に渡すと、無事にワーホリビザが貼り付けてあるパスポートを返却されました。
待合室のイスに座り、「やったね!」とニコニコしながら、彼と2人でビザを見てみると。
ん…?
『ビザ発行日:10月19日』
私たちがビザを申請したのは、10月17日。
ビザが発行されたのは、10月19日。
申請した2日後にビザが発行されたの?!
ビザが取れたのは嬉しいのですが、1か月も待ったのが虚しい。
領事館がメールを送ってくれていれば、申請した次の週にビザを取りに来れたのに…。
領事館からのメールがなかったがために、1か月も待ってしまったわけです。
ビザの取得は、日本移住に向けての大きな一歩。
彼のビザが取れることで、彼と日本に行ける、と実際に分かるからです。
つまり、ビザを取得し次第、進められることがたくさんある!
それに加え、この1か月で一定の日付の安い航空券は売り切れてしまい、選択肢もかなり減ってしまいました。
もうモヤモヤ度が半端ない。
なんで領事館はメールをくれなかったのか?
『Sorry』の一言以外に、なんの説明もないのか?
本当は、その場でクレームを入れたいぐらいでしたが、なんだかんだ言っても、このワーホリビザは彼のビザ。
彼を差し置いて私が出しゃばるのはおかしいな、とグッと堪えました。
さすがに彼もあきれてはいましたが、彼はおとなしく、平和主義。
なるべく揉め事に関わりたくないタイプなので、結局、特に何か言うわけでもなく、領事館を後にしました。
私だったら、なんでこちらにメールが送られてこなかったのか、がっちり問い詰めると思います(ウザい)。
『Sorry』の一言で済まされちゃ~、たまったもんじゃない!
はい、穏やかな彼とは正反対に血の気にあふれて騒がしいのが私です。
領事館で何も言わなかった自分にびっくりしてます。
ビザを申請した時に思い描いていた未来は、領事館からメールが届き、「ビザが取れた!」と彼と2人で手を取り合って(?)喜ぶというもの。
そんな思い描いていた理想とは程遠く、現実はモヤモヤしながらのビザ取得でした。
が、しかし!
これも人生の糧となる経験!
似たような状況の場合、これからは目安の日になったら連絡を入れよう、と彼と決めました。
「まだかよ~」というクレームのようなものでなく、「確認だけしたくて
」という連絡です。
今回の件でいったら、10営業日経った時点で連絡するべきだった。
「少なくとも10日間」の言葉を鵜呑みにせず。
ビザの申請が殺到しているだろうという勝手な憶測もせず。
さっさと領事館に連絡を入れていれば、1か月も待つことはなかったのだから。
- 10月17日 ワーホリビザ申請
- 10月19日 ワーホリビザ発行
- 11月17日 領事館にこちらから連絡
- 11月21日 ワーホリビザ引き取り
と、思ったより時間はかかりましたが、とりあえず彼のワーホリビザが取得できたので、日本移住がまた一歩近づきました。