ニュージーランド人の彼と、来年(2023年)日本に移住することを決意してからのドタバタを記録しています。

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日本のワーキングホリデービザ(ワーホリビザ)の規制が緩和されたので、配偶者ビザではなく、ワーホリビザを申請することにしたニュージーランド人の彼。

ワーホリビザの申請時に提出しなければいけない書類は、

  1. パスポート
  2. 申請書
  3. パスポート規格の顔写真
  4. ビザを申請した理由を書いた手紙
  5. 履歴書
  6. 一年間の旅程・予定
  7. 銀行口座の預金残高証明書
の7つのみ。
 
自分の記録のために少し詳しく書いていきます。
 
①パスポート
コピーを取って返却されるかなと思いきや、パスポートも書類一式と一緒に提出。
どちみち使う予定はありませんが、2週間ほどパスポートとはお別れです。
 
②申請書
在オークランド日本国総領事館のウェブサイトにある申請書に必要事項を記入していくだけです。
氏名、生年月日、性別、国籍、パスポート番号、住所、職業、勤務先、身元保証人などなど。
不明な点は空欄のままでも大丈夫とのことでしたが、確認したいことがいくつかあったので、領事館に問い合わせの電話をしました。
 
まず、彼の上司・同僚には、日本に移住する計画を伝えていないため、彼の勤務先に領事館が連絡を入れることがあるのかどうか、確認しました。
勤務先に連絡することはないとのことで一安心。
 
そして、パートナー(私)の家族は、身元保証人として適切かどうかも聞きました。
問題ないとのことだったので、私の父にお願いしました。
身元保証人といっても、法令的・金銭的な義務はなく、ただ「ビザ申請者は日本で法令を遵守し、適法な滞在をします」という推薦をするようなもの。
別に身元保証人がいなくても、問題なく申請できるようです。
 
③パスポート規格の顔写真

6カ月以内に撮ったものでなければいけません。

申請書にのりで貼り付けます(ホッチキスやテープの使用は禁物)。
 
④ビザを申請した理由を書いた手紙
なぜワーホリビザを取得したいのか、A4の紙1枚にまとめます。
手書きではなく、印刷したものでなければいけません。
 
⑤履歴書
学歴や職歴が書いてある履歴書を提出します。
読み手に良い印象を与える、というよりも、今までの学歴や職歴をただ単に公開するイメージなので、就活に使うような履歴書ほど力を入れなくてもいいかな、というのが私の印象です。
 
⑥一年間の旅程・予定
領事館のウェブサイトにあるフォームに記入していくだけです。
 
 
どの都道府県で何をするか、一か月ごとの予定を書いていきます。
「未定」「同上」などという言葉は使わず、詳しい予定を書かなければいけないとのことでしたが、ネットで調べてみると、実際にワーホリビザを取得した人で、提出した旅程表に沿って行動している人は少ないよう。
一年間の予定を立て、それにキッチリ沿って行動するのも難しいですよね。
 
とはいっても、必要な書類の一つなので、ちゃんと予定を立ててみました。
 
日本に着いたら、まずは地元のレストランや懐かしいスポットを巡り、私の家族と時間を過ごす。
次の月は、九州・中国地方に住んでいる友人たちに会いに行くついでに、観光旅行。
地元に戻って、旅行から回復しつつ、私の家族と時間を過ごす。

そして、今度は私も彼もあまり行ったことがない四国へ。

その翌月は、彼のお母さんに日本に来てもらって、一緒に観光旅行。

などなど。
 
書いているだけで夢が膨らみます。
日本に移住するタイミング、日本の気候、私の甥っ子たちのイベントなど、いろいろな要素があるので、提出した旅程通りに動くのは難しいと思います。
でも、日本でやりたいことを書き出したことに変わりはないので、時期や順番は違えど、一つずつ実行していくんだろうな、と思っています。
 
⑦銀行口座の預金残高証明書
必要な残高は、
  • 帰りの航空券を購入していない場合は、$4,000(約34万円)以上
  • 帰りの航空券を購入済みの場合は、$3,000(約25万5千円)以上
残高のみではなく、前月の預金・引き出しなどの取り引きが一通り表示されている書類を提出します。
また、残高証明書には、名前と住所が記載されていなければいけません。
銀行のアプリ・ウェブサイトを使えばすぐに手に入るので、印刷するだけ。

 

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週末を利用して、二日ほどですべての書類を揃えることができました。
配偶者ビザとは比べ物にならないくらい楽~!
 
申請書類一式は、領事館に直接提出しなければいけないので、今週の月曜日、彼と二人でオークランドに行ってきました。
 
利用する有料駐車場もグーグルマップで調べておき、午前10時過ぎに家を出発!
私たちが住んでいるハミルトンからオークランドまでは、車で約1時間半。
朝のラッシュアワーを避けたので、スムーズにオークランドに着きました。
 

領事館が入っているビルを見つけ、エレベーターに乗って、領事館のある15階に行くと。
スタッフのおじさまがちょうど受付を閉めているところでした。

 

「あ、12時から1時までお昼休憩なんだよね」と言い渡される私たち。

 

時計を見ると、12:03。

なんというタイミング…。

 

「ここで待っててもいいけど、下の通りにおいしいカフェがあるから、コーヒーでも飲みにいったらどう?」というフレンドリーなおじさまのアドバイスを受け。

お昼ご飯もまだだったので、ビルの周りをウロチョロし、美味しそうな韓国料理のレストランでランチ。

(お腹が空いていたので、写真撮るのを忘れてしまいました。)

 

1時少し前に領事館に戻り、受付が開くと同時に書類を提出。

私たちの他にも、10~15人ほど来館者がいました。

私たちと同じようにビザの申請をしに来た人もいれば、パスポートや何らかの書類の受け取りに来た日本人もいました。

 

人間観察しながら待っていると、私たちより先に待っていた女性がカウンターに呼ばれました。

インターホン形式の窓口なので、盗み聞きしようとしなくても聞こえてくる会話。

 

この申請を受け付けることはできません。

ここの欄とここの欄の記入がされていませんし、滞在する予定のホテルの名前も書いてありません。

各欄、しっかりチェックしてから、書類を提出してください。

 
サムネイル

 

え、めっちゃ叱られてるじゃん?滝汗滝汗

こ、怖い!滝汗滝汗

 

(決して叱っていたわけではなく、ちょっとキツめに聞こえただけだったのですが。)

 

私の心臓はバクバクし始め。

彼も緊張した顔つきに。

 

どうしよう?

記入で抜けているところがあったら?

また後日出直してください、と言い渡されたら?

 

頭の中が半分パニック状態になろうとしていたその時、彼の名前が呼ばれました。

 

ドキドキしながらカウンターに向かうと。

 

だいたいでいいので、いつ日本に入国する予定なのか、ここに記入してください。

あ、後、どの空港かなのかも。

おおよその予定でいいのでね。

 
サムネイル

 

と申請書を渡されました。

 

あ、それだけ…?良かった…絶望

 

入国の日付は来年の5月頃、利用する空港は成田空港、と記入し、申請書を渡しました。

 

じゃあ、また座って待っていてください。

 
サムネイル

 

必要事項は何度もチェックしたので、大丈夫なはずだけれど、緊張は解けず。

「出直してきてください」的なことを、私たちの前の女性が言われているのを目撃してしまったのも、たぶん悪影響。

その女性はニュージーランド人ではなく、ビザもワーホリビザではなさそうだったので、私たちの申請とは全くの別物なのですが…。

 

落ち着かず、待合室のスペースの隅っこでウロウロする私たち。

日本語能力試験(JLPT)の単語本が待合室に置いてあったので、クイズを出しながら、緊張をごまかそうとする私たち。

 

待つこと5分ほど。

彼の名前が呼ばれました。

 

こちらがビザの受付票です。

約10営業日後に、こちらからメールで連絡いたしますので、この受付票を持って、ビザとパスポートを取りに来てください。

 
サムネイル

 

無事に終わった…!デレデレデレデレ

 

お礼を言い、ホッとしながら、領事館を後にしました。

 

車に向かいながら、彼と話していると…。

 

ん?

「この受付票を持って、ビザとパスポートを取りに来てください。」って言ったよね?

 

ビザとパスポートを取りに来てください。」?!

 

とうことは、ビザは取れる方向でいいんですか~?爆  笑

 

10営業日ということは、結果が分かるのは10月31日あたり。

まぁ、どんな結果になるかは分かりませんが、今はただ待つのみです。