日本に移住することを報告した前回の記事に「いいね!」を押してくださった方、温かいコメントを残してくださった方、本当にありがとうございました。
ブログに書くことによって、彼と私の中でも日本移住の現実味が増してきた気がします。
また、皆様の温かいコメントを読むと、「大丈夫だ!」という自信が湧いてきて、とても心強いです。
本当にありがとうございます
さて、日本に移住すると決めたら、まず決めなくてはいけないのが、「ニュージーランド人の彼が日本に移住する方法」。
日本人の私が日本に戻るのはもちろん簡単なこと。
ですが、ニュージーランド人の彼が日本に住むとなると、必要になるのがビザ!
ニュージーランドと日本の間でワーキングホリデー(ワーホリ)の協定が結ばれているので、まず考慮したのが、ワーホリビザ。
30歳までという年齢制限がありますが、彼はまだ20代なので大丈夫。
ワーホリビザは、ニュージーランドとアイルランドに行った際、私も利用したビザなので、身近に感じられるビザです。
日本へ移住することは数年前から考えていて、当時の計画は、
- ワーホリビザで日本に入国
- ワーホリビザが有効な1年の間に、日本で結婚し、配偶者ビザに切り替え
というものでした。
ワーホリビザの良い点は、自由なところ。
多少の制限があるとは思いますが、働くことも、就学することも可能。
働かず、勉強もせず、ただただ日本を旅行するだけでも、全然いいのです。
つまり、日本での過ごし方は当人次第!
考えただけでワクワクしますよね。
しかーし!
コロナ渦のため、ワーホリビザの申請に規制がかかってしまいました。
コロナ前は、ニュージーランド人であれば、誰でもワーホリビザを申請することができたと思います。
が、現在ワーホリビザを申請できるのは、日本での就職・就学が決まっているニュージーランド人のみ。
日本の企業・学校から、ERFS(エルフス)という証明書のようなものを発行してもらわなければならず、この証明書がなければ完全アウトです。
日本での過ごし方が自由なワーホリビザに魅力を感じた彼と私にとって、これは大打撃。
数年ぶりの来日になるので、日本に着いて少しの間は、日本をたっぷり堪能したい!
就職・就学している場合じゃない!
この時点で、少し打撃を食らった彼と私でしたが…。
いずれワーホリビザの規制も緩和され、就職・就学が決まってなくても、ビザの申請ができるようになるだろう!と信じていました。
待つこと、数ヶ月。
待つこと、もう数ヶ月。
いまだ変化なし。

在ニュージーランド日本国大使館のウェブサイトに頻繁に通い、ワーホリビザの情報が載っているページと睨めっこ。
もちろん変化なし。

このまま、ワーホリビザの規制は緩和されないのではないか。
緩和される頃には、私も彼もおじいちゃんおばあちゃん
になっているのではないか(大袈裟)。
少しの打撃を通り越し、大打撃を食らい始めた私たち。
コロナの心配もあり、外国人の受け入れに規制をかけなければいけないのは、十分理解できます。
しかし、今の日本は、ウォールマリア・ローゼ・シーナの3つの強大な壁に囲まれた聖地のように入りがたい(なぜ進撃の巨人)。
内部に入りたくても入ることを許されない巨人の気持ちが、今なら分かる気がしました(分からんでいい)。
が、泣いていても何も始まらない!
巨人が壁をカリカリひっかいても、何も変わらない!
考えるんだ、巨人!
どうやったら壁の中に入れるかを!
そこで思ったのが。
ワーホリビザが有効なのは1年間のみ。
ワーホリビザで入国したとしても、どちみち1年後には別のビザに切り替えなければいけないわけです。
ということは。
ワーホリビザで日本に入国
ワーホリビザが有効な1年の間に、日本で結婚し、配偶者ビザに切り替え
1つ目のステップを飛ばしてしまえばいい!
配偶者ビザであれば、ERFS(エルフス)という証明書は必要ありません。
つまり、日本に入国する前に、就職・就学が決まっていなくても大丈夫。
挫折のもとに生まれた新しい計画はこちら。
- 配偶者ビザで入国
あれ?
こっちのほうが、シンプルじゃん!
私がニュージーランドでの居住ビザ・永住権を取得できたのは、彼がパートナーだったから。
つまり、私がニュージーランドで取得したのは、配偶者ビザのようなもの。
いろいろ書類は集めなければいけませんでしたが、ニュージーランドでは、割とスムーズに私の配偶者ビザが取れました。
だったら、彼も日本の配偶者ビザを取ればいい!
ワーホリビザの期限が切れる前に、どちみち配偶者ビザに切り替える予定だったので、ある意味、簡素化になるかもしれない!
早速、日本の配偶者ビザを取得する方法を調べ始めました。
しかし…。
その日、数独は思い出した。
ニュージーランドの配偶者ビザの制度の緩さを…。
日本の外国人受け入れに対する厳しさを…。
次回に続きます。