ニュージーランド人の彼と、来年(2023年)日本に移住することを決意してからのドタバタを記録しています。

 

 

ニュージーランド人の彼が配偶者ビザを取得する形で、日本に移住することを決めた私たち。


早速、配偶者ビザについての情報収集開始。

必要な書類の一覧を見ていると、『結婚証明書』『婚姻事実の記載がある戸籍謄本』などの文字が。

入籍していないとダメみたい。
 

彼と私はまだ入籍しておらず、事実婚の状態。

ずばり、グーグル先生に聞いてみよう。
『配偶者ビザ 事実婚でも取れる?』と検索。

 

 

不可能』だそうです。
まぁ、予想はしていたけれど。

 

ちなみに、私がニュージーランドで取得したパートナーシップビザ(Partnership Visa)は、日本でいう配偶者ビザのようなものですが、入籍しているかどうかは重視されません。

 

それよりも、

  • 同棲しているか
  • 2人の関係が真正で安定したものか
  • 家族・友人・知人が認識している関係か

などの要素を重んじるようです。

結果、彼と結婚していなくても、私は無事にパートナーシップビザを取得することができました。


というのも、ニュージーランドでは、3年以上同棲していれば、事実婚として認められ、法律上結婚しているものと同様に扱われるそう。

事実婚を終えた場合、財産なども均等に分け合わなければいけないそうです。

まぁ、同棲以外の要素も多少関係してくるとは思いますが…。

 

事実婚の場合、相手に対して使われるのが『パートナー(Partner)』という言葉。

文字通り、人生のパートナー、人生の伴侶といった感じで、『夫』や『妻』と同じような意味合いで使われています。

私も彼も、お互いのことを第三者に話す時、この『パートナー』という言葉を使います。

 

日本に一時帰国した際に思ったのが、日本語には『パートナー』と同じように使える言葉があるかな?という点。

私の彼は、『彼氏』ではない。

私にとっては『彼氏』以上の存在。

でも、入籍していないので、『夫』ではない。

彼のことを『夫』と呼ぶと、入籍したものだと思われてしまう。

 

そんな葛藤からか、私の彼を周りになんと紹介していいか分からないと、母親に言われたことがありました。

「娘の連れの〇〇です」って紹介すればいい、と返答した私。

 

この『連れ』という言葉が大好きなんですよね、私。

なんか、響きが好き。

ケーズデンキで彼が行方不明になり、店員さんが一緒に探してくれた時も、彼のことは『連れ』と呼びました。
まぁ、『パートナー』と呼んでもいいかもしれませんが、あまり浸透していないイメージなので。

ちょっと話がズレてしまいましたが…。

そのような言葉の違いも経験してることから、日本の配偶者ビザを取る際、入籍してるかどうかが関係してくるのはなんとなく想定内でした。

また、現在はどうか分かりませんが、「彼氏・彼女 → 婚約者 → 夫・妻」という流れが当たり前だ、という風潮の中で、私は育った気がします。

もちろん、それが悪いわけではありませんし、何が正しいのかも分かりませんが。

早速、彼に報告。

 

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事実婚じゃ、配偶者ビザは取れないみたいだよ~ 口笛

あぁ、そんな気はしてたけど。真顔

 
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まぁね ニヤリ

じゃあ、結婚するか ちゅー

 
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そうだね~ 照れ


ということで、今月2度目のご報告。

結婚することになりました。

プロポーズも婚約指輪もムードも何もない状態で結婚が決まりましたが、何事も十人十色。

ある意味、私たちらしい形で結婚が決まったなぁ、と思っています。

 

さて、彼と結婚することを決めましたが、ニュージーランドの結婚制度など、私も彼も一切知らず。

日本のように、市役所のような場所に婚姻届を出せば、ニュージーランドでも、すぐに入籍できるものだと思っていました。

時間に余裕がある時に届出を出せに行けばいいか、ぐらいの気持ちだったのです。

 

そんな状態で、結婚を決めてからダラダラと(!)数週間が経ち。

彼と結婚する旨をすでに伝えてあった姉とズームで話していたある日。

 

「ニュージーランドでは、どうやって入籍するの?」と姉が聞いてきました。

 

そんな姉の質問が、ダラダラと過ごしていた彼と私の尻に火をつけることになり…。

ここからまたバタバタします。

次回、「国際結婚を甘く見ていた!」、乞うご期待!