大きなニュースが飛び込んできた。

人気TVアニメ『アンパンマン』の作者やなせたかし氏が2013年10月13日(日)に亡くなられた。満94歳だった。

 アンパンマンは私の子供たちも大好きだったので一緒にTVでたくさん拝見している。アンパンマンを始め、カレーパンマン、ショクパンマン、バイキンマンなど・・たくさんのユニークなキャラクターが登場する。私はなぜかバイキンマンが好きで、悪役でありながら憎めないキャラクターに描いていることに作者の思いを感じたりした。以前、そのことをエッセイに綴ったこともある。

 アンパンマンは決してかっこ良いヒーローではない。相手を一方的にやっつけたりしない。やなせさんは先の戦争での出征体験から、この世には絶対の正義も悪もないことを知っていたのだろう。本当の強さとは優しさであることをこの物語は気付かせてくれる。

 

 やなせさんは遅咲きの人。今では漫画家として有名だが、ずっと漫画家としては芽が出ず、漫画やイラストの仕事よりも舞台装置の製作や放送作家、作詞家としての仕事の方が多かった。「アンパンマン」を生んだのは50代も半ばになってからで、「アンパンマン」が人気を博すようになったのは70歳になってからだった。そうした経歴を見ると、私は自分が今こうやって沢山のストリップ童話を書いていることにすごく励みを覚える。いつかは自分も芽が出ると信じて書き続けたいと思う。

 ふと、彼の経歴を読んでいたら、「ワレメちゃん」という性教育用語を、「ウルトラQ」脚本家北沢杏子とともに考案したことが知られているとあり、笑ってしまった。私と同じく、ジョークを解するスケベなファンタジストなのかなと親近感を覚える。

 

 アンパンマンを生み出した彼のエピソードが心に沁みる。

 高知で育った子供時代、出かけた帰りに電車賃を落とし、遠路を歩いて帰ったことがあった。へとへとになったときに、知り合いのおじさんからアンパンをもらう。ひもじい気持ちの中、涙が出るほど嬉しくて、またアンパンが元気をくれた。この味は一生忘れられない、と語っている。アンパンマンがひもじい人に自分の顔をちぎって食べさせるのは、そんな思い出が下敷きにある。

 

 私も、若い頃は女性にもてなくてひもじい思いをしていたから、やなせさんの「ワレメちゃん」に負けないように、童話「マンマンマン」(?)を書いちゃおうかな。

                                   

 

 

 

 

 

『それいけ! マンマンマン -ストリップ界のアンパンマン-』 

 

 ななは小さい頃からアンパンマンの大ファンだった。だから、アンパンマンのように、ひもじい人たちに何かを与えられる仕事をしたいとずっと考えていました。

 年の離れたお姉さんがストリッパーの仕事をしていたことから、ストリップの仕事に興味をもつ。女性にもてない男性、奥さんに相手にされなくなった旦那など、淋しい男たちが集うところがストリップ劇場。「私のこんなヌードでよければ、男性を喜ばしてあげたいわ」と思い、ストリップ界のアンパンマンならぬストリップ界のマンマンマン(?)になる決意をしました。

 

 ななの可愛い笑顔はたくさんの男性のハートを鷲掴みにしました。

 最初のうちは夢中でステージを努めました。人前でヌードを晒すのはすごく恥ずかしくて抵抗がありました。でもお客さんがとても喜んで、元気になるのが分かりました。まるでアンパンマンが自分の顔をちぎって相手に与えるごとく、あそこを指で開くと、目がぱちくり、お口があんぐり、そう!、お客さんの笑顔が開くんです。なんか面白くって! 次第に見せるのが快感になりました。 

マンマンパーンチ★★★

お客さんが皆メロメロリン♪

ななのオープン爆弾は定評になりました。今では立派なマンマンマンです(笑)。

 

 一人の客が毎日のように、ななに会いに来ました。彼はいつもニコニコ笑顔で、ななを見つめていました。ななは彼の笑顔、手拍子、彼のくれる手紙などの応援に励まされました。お客さんを元気にするはずが、逆に自分が元気になります。ななは彼のことを私のアンパンマンだと思いました。

 他にも、ななを気に入って、ファンになった客がたくさんいました。ショクパンマンHやカレーパンマンSなどなど・・・

 

 ななはアンパンマンが現れるのをいつも心待ちにしていました。最初のうちはたくさん会いにきてくれたアンパンマンがぷっつりと顔を見せなくなりました。アンパンマンに事件があり、もう会いに来れなくなったみたい。

 久しぶりに顔を見せたアンパンマンは言いました。

「ぼくは、ななさんのアンパンマンではない。事情があって、いつも傍にいて元気にさせられなくなった。でも、もちろん今でもななさんのことが大好きだよ♡

 たまに、ふらりと現れたときには笑顔で迎えてほしいな~」

 彼はバイバイキーンと言って立ち去って行きました。

 

 ななは思いました。「彼はアンパンマンではなく、バイキンマンだったのかしら?」と。

 

                                    おしまい

 

 

 

 

 

今回は、コメディアンの萩本欽一さんの話をします。

 

日本経済新聞に「私の履歴書」という著名人の人生を綴ったコーナーがある。一か月間に亘って本人が執筆している。

著名人と言っても、ほとんどは経済人なのだが、経済人以外の有名な方もよく登場する。年末年始は特に有名な方が多いが、今回H26年12月号は萩本欽一さんだった。コメディアンがこのコーナーに登場するのは初めてらしい。ちなみにH27年1月は王貞治さん。

以下、萩本欽一さんをTVの愛称とおり‘欽ちゃん’と呼ばせて頂く。

 

欽ちゃんは言うまでもなく茶の間の有名人である。私は「私の履歴書」も興味ある人しか読まない。面白くなければ途中で読まなくなる。そんな中、欽ちゃんは有名人なので彼の人生に興味がないわけではない程度に読み始めた。ところが読み始めたら一瞬で引き込まれ、一気に読み終え、自分のエッセイで書き綴ろうと思ったほどに感動した。ものすごく人間味あふれる方で、読んでいて何度も心を掴まれ、最後には人間として惚れた。

どうしてストリップ・エッセイで取り上げるのかと思うでしょ。私も今更ながらの驚きなのだが、欽ちゃんはストリップ劇場出身なのである。新聞掲載の最初の頃に、ストリップ劇場の名前が頻繁に登場してドギマギした。

欽ちゃんは高校卒業後、東洋劇場に就職した。浅草に東洋劇場が当時あったのに驚いた。現在の大阪東洋ショー劇場につながっているのだ。たしかに昔は全国に東洋劇場があり、現在の仙台ロックも私が学生時代に初めて行った時は確かに東洋劇場だった。いつの間にかロック座に買いとられていた。

ストリップ劇場で踊り子さんのショーの合間に、コメディアンが場つなぎをしていたのは常識。フーテンの寅さんこと渥美清も、今や一流映画監督のビートたけしも、みんなストリップ劇場出身。コント55号の萩本欽一&坂上二郎も同じくストリップ劇場からスタートしている。私が実際に劇場で拝見したコメディアンで記憶にあるのはダチョウ倶楽部。有名になる前に昔の渋谷道頓堀劇場で一度観ている。

 

考えてみれば、ストリップ劇場は今よりもずっと社会的地位が高かったような気がする。風俗の代表格であり、踊り子さんも大きな劇場にのる方は特別な存在であった。全国各地にたくさん劇場があり、映画館や小さな小屋でも盛んに踊り子さんは登場した。どさ回り芸人がたくさんいたわけだが、大きな劇場にのる踊り子は別格であった。

いろんな風俗が登場し、ストリップはどんどん衰退していく。衰退を防ごうと、なんでもありのエログロ路線に走ったのが間違い。典型は本番まな板ショー。これが風営法で徹底的に取り締まられどんどん廃業に押しやられた。時代の流れの中、どうしようもないところではあったが、現在はアイドル路線に切り替え生き残っている。しかしAV業界など他の風俗が台頭することもあり未だに衰退の一途を辿っている。

踊り子さんも劇場もきれいになる一方で、どうもストリップの社会的地位は落ちている実感がある。成年男子にとって極めて清潔で健康的な遊びと思われるが、社会的な市民権は得られていない。昔は職場旅行などで温泉街に行くと大勢でストリップ劇場に流れ込んでいたものだが、いまでは職場内でも蔑視される。昔の上司はストリップ劇場のことを楽しく語ってる人もいたが、いまではストリップ通いしていると退職事由にされかねない。ストリップ客で目立つ人がいるとサイトで誹謗中傷する始末。仲間内でも楽しくストリップ観劇することを阻止する酷い輩までいる。誠に悲しい実態である。

だからこそか、欽ちゃんの若い頃の劇場模様がやけに新鮮に目に飛び込んできた。

 

欽ちゃんの奥さんが踊り子であることに衝撃を受けた。そのなれそめが胸に刺さる。

欽ちゃんは三つ年上のお姐さんにかわいがられた。コメディアン見習いを始めた18歳のときから「欽坊、有名になりなよ」と応援してくれ、全く売れずにいるも「あなたは必ず成功する」と励ましてくれ、困ったらこれを売りなさいとネックレスをくれた方がいた。欽ちゃんは恩に着ると同時に、彼女に強く憧れた。

欽ちゃんがコント55号としてTVに出だして売れるようになって、男のけじめとしてプロポーズした。すると、そのお姐さんは「私なんかより若いかわいい娘と一緒になりない」と言い残してぷっつり消息を絶ってしまった。お姐さんの名前は澄子さん。

八方手を尽くして何とか見つけ出した澄子さんは何度プロボースしても「有名人の妻にはなりたくない」と首を振る。それでも思いは変わらなかった。ようやく結ばれて、三人の男の子に恵まれる。私は読みながら思わず拍手していた。

 

私はこうして物書きを趣味にしているが、私の文章を愛してくれる踊り子さんが多い。私はいつか文章で愛するストリップに恩返しをしたいと密かに考えている。そのためにも今は書き続けたい。いつか必ず芽が出ると信じている。踊り子さんの励ましがどんなに勇気づけられるか分からない。

 

最後に、欽ちゃんがスター誕生の司会をやっていた時のエピソードを二つ紹介する。

スター誕生初の優勝者・森昌子さんに「君の頭はたわしみたいだね」と言ったら昌子さんが固まってしまった。そのときに「人の心を傷つけるようなジョークは二度と云わない」と心に誓った。そのとき以来、森昌子さんは欽ちゃんの中で先生になった。森昌子さんのデビュー曲は『先生』なのが面白いね。

欽ちゃんは歌番組などでスター誕生出身者と会っても会話しないようにしていた。そんな欽ちゃんのことを周りは冷たいねと思っていたようだ。実はそれはスター誕生出身者以外の人の気持ちを察してのものだった。そのことをだいぶ後になって、スター誕生同窓会で欽ちゃんが話して、みんなにお詫びをしたところ、いつもクールな山口百恵さんが泣き出したという。

他にも、坂上二郎さんのこと、お母さんのこと等、こうした人生の機微というか粋というか人情というか、それらが満載の人生が綴られていた。

 

平成27年1月           

 

 

 

 

 

 今回は「一期一会の気持ち」について語ります。

 

 昨年末に、心無い客のサイトへの誹謗中傷及び会社への通報により、ストリップ通いを止めなければいけなくなる事態に陥り、激しいショックを受けた。

 一時ストリップ通いを中断したが、やはり止められず、また劇場に足を運んでいる。

 いつまた通報されて、息の根を止められるか分からない。

 そんな中で観劇しているので、以前のように心から楽しむ気持ちの余裕がなくなってもいるが、逆に、こうやってストリップを観れていることが本当に幸せなことだと実感する。目の前のステージが観れなくなることを考えると、今、このステージを大切に観たいという気持ちに満ちてくる。

「一期一会」という言葉が浮かぶ。いま目の前にいる人とは、いつ何事があってか、もう二度と会えなくなるかもしれない。だからこそ、今のこの出会った一瞬をこれが最期のつもりで相手に接したい、という意味。

「一期」は仏教語で、人が生まれて死ぬまでの間のことで、人の一生を意味する。「一会」とは一度の出会いという意味なので、人と人との出会いは一度限りの大切なものということです。この一期一会は、元々は茶の湯の教えを説いた言葉で、たとえ今後、幾度かの茶会を開く機会があっても、この茶会と同じ茶会は二度と開くことは出来ない。だから、茶会は常に人生で一度きりのものと心得て、相手に対して精一杯の誠意を尽くさなければならない。これは、千利休の弟子宗二の『山上宗二記(やまのうえそうじき)』にある「一期に一度の会」から出てきたもの。

 まさに、「一期一会の気持ち」でステージを大切に観たい。

 

 ストリップを観ている時は、至福のひととき。

 また、私には夢がある。ストリップから与えられた感動とメルヘンを私の筆で綴りたい。そしていつかは世に出したいと密かに夢見ている。

 しかし今は家庭や仕事をもつ平凡な社会人として、ストリップという趣味を公にはできない。まだオープンにする時期ではない。だから今は、せっせと観劇レポート、エッセイ、童話、ポエムを書き溜める時期なんだと考えている。すでに本を何冊も書ける程の文量になっている。このまま本にもできるし、これらを材料にストリップの小説を書いたら面白い。こうしたことを老後の楽しみに考えている。

 私の文章を通じて、人々にストリップの感動やメルヘンを伝えられたら、衰退著しいストリップの再興に一役買えるかもしれない。これだけ楽しませて頂いたストリップに対し、私のできる形で恩返ししたいと思っている。

 

 心無い人の誹謗中傷は、私のこうした夢をぶち壊そうとしている。

 他人から楽しみを奪い、その不幸を喜ぶなんて、人間として最低の行為。絶対に許されない犯罪行為だ。

ストリップ通いしている人は普通にいい人が多い。だいたいが控えめで優しいタイプ。こうして趣味を同じくして仲良くなれる方も多い。彼らに会うのもストリップの楽しみのひとつ。そんな中に、こうした最低な輩がいることが情けなく、たまらなく悲しい。爆サイなどに踊り子や客の誹謗中傷を書き込む奴らはストリップを観て楽しむことより、誹謗中傷を書き込むこと自体に喜びを感じる変質者だ。実際にストリップ劇場に足を運ばずに、サイトだけで楽しんでいる人が多い感じ。そういう人はストリップを語る資格もないし、ストリップの世界から出て行ってほしい。

 

 私はストリップを楽しむ時間も欲しいし、夢の実現のために文筆する時間も欲しいから、時間がいくらあっても足りない。全てのエネルギーをそこに注ぎ込みたいから、無駄な時間は費やしたくない。AVも観ないし、爆サイなど見ようとも思わない。人を誹謗中傷するようなマイナスイオンのある場には近づきたくもない。ずっとそう思って無視していた。

 ところが、自分の知らないところで、こうした誹謗中傷に遭い、傷つけられ、かなりショックを受けた。いつも親しげに挨拶している仲間の中に、こうした誹謗中傷している輩がいるとなると思うと人間不信にもつながる。実際に、書き込みをチェックしていたら何人かが特定できた。中には私によく挨拶したり、また席を譲ってくれる人もいる。中には、よくステージ中に居眠りしていると思ったら、真夜中に踊り子さんや客の誹謗中傷を書いていて、そりゃ居眠りもするよな。・・いろいろ思うことがあるが書き込みの全員を特定できないわけだし、仕返しする気にもなれない。せっかくストリップという世界で知り合ったのにと思うと、ただただ悲しくなる。

 

 ストリップは心を癒しに来るところ。ひとときを楽しんで、また明日への活力を得るところ。女性に縁のない男性にとっては夢のような場所。

ストリップを「一期一会の気持ち」で大切に扱ってほしいと心から念ずるばかりだ。

 

平成25年1月                             

 

 

 

 

 

今回は、エッセイ「ストリップを楽しむ心に国境はない」を語ります。

 

 

新宿のストリップ劇場三館には、外国人のツアー客がたくさん訪れる。

私のホームTSには、ツアーのひとつのルートになっているようで、毎日のようにツアー客がやってくる。アベックの女性客が多いのが特徴。十人前後の客数が一度に入ると、狭いTSだと一瞬場内が溢れかえる。わいわいはしゃいでいる。しかし、長居はせず、一時間ほど見学して帰って行く。ツアーが帰ると場内が静まり返る。まるで津波が押し寄せて引いていく感じ。以前、私はこれを「潮の満ち引き現象」と称してエッセイを書いた記憶がある。

 

最近は、アジアからのツアー客が多い。一時は、中国人が圧倒的に多かったが、尖閣諸島問題で激減している。今は、台湾、韓国、東南アジア系が多いのかな。

彼らは、ストリップのマナーやエチケットを知るはずがない。一番困るのは、席に荷物が置いてあれば、それをどかして座ってしまう。慌てて、「この席は私の席だ」と説明する。説明すればたいがいは納得してくれる。

ベッドショーのときのお喋り、携帯電話の使用などマナー違反はたくさんあるが、丁寧に説明すれば納得してくれる。彼らにはそのくらいの常識は当然ある。

ストリップ常連の中には、席をとられて怒り、蹴飛ばすようにどかせる方もいる。「あいつらは話しても分からないから」と言う。ツアー客は驚いたように席を外す。しかし、丁寧に説明すれば彼らは分かってくれる。

以前、リボンさんが端の席に積んでいたリボンを崩してしまったツアー客がいた。リボンさんは喧嘩腰に「表に出ろー!」と叫んでいた。せっかく作ったものを崩されたリボンさんの気持ちは分かるが、これはリボンさんが悪い。ツアー客は驚いて委縮していた。

ツアー客は、旅行として日本文化に触れに来た。余興のひとつとしてストリップに寄っているわけで、楽しい思い出を作ってほしい。それなのに、こうした日本人の態度は彼らに悪い印象を残してしまう。

 

先日、我がホームTSでこんなことがあった。四回目ステージに外人客が入って来た。アメリカ系か、とても陽気な仲間数人。女性が一人いた。陽気で綺麗な方で、仲間の一人の奥さんらしい。最初は、座っていない席の荷物をどかして座ったり、ステージ中すごく煩(うるさ)い感じ。説明したら女性の方が申し訳ないと席を立ち、他の席に移ってくれた。話したら紳士的な対応をする。彼らは単に陽気にストリップを楽しんでいることが分かり、出演中の時咲さくらさんは彼らとフレンドリーに接していた。ポラにも快く応じた。外人客はTS常連からタンバリンを借りて楽しそうに叩いていた。

さくらさんのお蔭で、外人客がストリップを楽しむ。いい光景である。ちなみに、私はさくらさんのポラのときに、「ストリップを楽しむ心に国境はないね」と話したら「太郎さん、いいこと言うねぇ~」と喜んでいた。

欧米にはポールを使ったストリップのイメージがあるので、ストリップの文化があるはず。昔は欧米のヌードダンサーがたくさん日本に来ていた。最近は全くいなくなったなぁ~。どうしてかな。ストリップがポラ中心になってきたからかな。

これに対して、アジアにはストリップの文化はないようだ。女性のヌードを鑑賞するのは世界共通の楽しみのように感ずるが、不思議にアジアに根付いていない。前に上海に一週間ほど出張したときにストリップがないのを知り、私はストリップ禁断症状が出た(笑)。私はストリップなしに生きていけないよぉ~♪

いずれにせよ、日本のストリップ史は日本固有の独特な発展を遂げている。

 

ツアー客が落とすお金は馬鹿にならない。団体割引で多少安くしていると思うが、人数が多い分、劇場収入のかなりの部分を占めるはず。

今や、経営的に、ツアー客の存在を無視できない。マナー違反がないように一緒に来ている旅行会社の人がしっかり説明すべき。客とのトラブルは、直接、ツアー客に文句をいわず、従業員を通じて旅行会社の人と話すよう徹底すべき。ツアー客が不愉快な思いをしないよう工夫すべき。

ツアー客が楽しめる工夫ももっとすべき。よく踊り子さんがポラを買ってもらえるように、中国語、韓国語、英語のプラカードを持って舞台を回っている。一歩進めて、中国語、韓国語、英語で、ストリップを楽しむ要領やマナーを記載したチラシを配ったらどうだろうか。相手によって中国語、韓国語、英語別に分けてチラシを配る。そうしたらいちいち説明する手間も減り、トラブルが激減するはず。それを旅行会社が事前にツアー客に配っておくことである。

ツアー客に旅行のいい思い出としてストリップを味わってほしい。ストリップは観光であるとともに、大切なひとつの文化交流と考えたい。

 

 

平成26年5月                       TSミュージックにて    

 

 

 

 

ストリップ・エッセイ「新人さんが続かない理由(わけ)」を語ります。

 

 最近、新人さんがデビューしないと愚痴をこぼしたばかりだが・・・ようやくデビューしてくれた!と大喜びしていたら、すぐ辞めてしまう。一体どうなっているんだー!と叫びたくなる。叫んでいてもどうしようもないから、私のストリップ歴から見聞したことを基に冷静に分析してみよう。

 

  新人の踊り子さんがすぐに辞めてしまう理由(わけ)としては、・・・

 第一は、楽屋生活にある。

 ストリップというのは10日間刻みの仕事のため、楽屋に缶詰状態になる。集団生活を修学旅行気分で楽しめる人ならいいが、なにせ年功序列のある女の世界。上の人への気遣いなど精神的にかなりのプレッシャーになるだろう。どこの世界もそうだろうが、ほとんどの方はいい人だが、たまに気難しい先輩がいる。たまたまそういう先輩と当たったら終わってしまう。10日間すら耐えられないだろう。

 今はフリーターや派遣がたくさんいる時代で、収入にこだわらなかったら仕事も自由に選べる。休みも自由にとりたい。嫌なら辞めればいい感覚。そんな若者には10日間の拘束なんて考えられないだろう。

 風俗感覚でストリップを選んで「裸を見せて簡単にお金を稼ぐ」なんて安易に入ってきたら、とんでもない話。一日と持たないだろう。

 以前、ある新人さんが楽屋に入って新人としての仕事が多いのに閉口していた。ステージは平等にこなさなければならないのに、なぜ新人の雑用がこんなに多いのか納得いかないとこぼしていた。すべてのお姐さんがそれをこなして今がある。どの世界でも、新人にやらせる雑用というのはあるから、一年だけ我慢したら!いずれ下にまた新人が入ってくるからね!と何度も言い聞かせたけど結局その方は半年で辞めてしまった。

 

 第二は、エロポラにある。

  新人とってエロポラというのはかなりショッキングなもの★ 抵抗なくこなせる新人もいるが、衣装ポラはできるがエロポラは絶対にイヤ!と言って初日で辞めていく方もこれまで何人かいた。

 エロポラは慣れだと思う。だから、新人のデビュー週は衣装ポラだけにして、徐々に解禁して慣らしていったらいい。エロポラ好きは必ず追いかけるから、そのほうが結果的にポラがたくさん売れるはず。

 今は逆に、新人がすぐ辞めてしまうかもしれないと、今のうちにエロポラをたくさん撮っておけ!と考えるエロポラ好きが多い。しかも、カエルポーズだ! 接写だ! など過激なものを要求する。最近は警察の規制もあり、こういう過激なポーズを牽制している劇場も増えてきたが、もっと徹底したらいい。

 これだけストリップが廃れてきたのだから、ファンはもっと踊り子さん、特に新人を大事にしなければならない。私はエロポラは撮らないので、エロポラ好きの気持ちは分からないが、ストリップが好きならもっと我慢すべきと考える。エロポラは、踊り子さんと仲良くなってから、夜のおかずにお願いしたらいい。笑って撮らしてくれるはず。

 またエロポラは踊り子さんの側のサービスと割り切ればいい。だから、踊り子さんも、無理なポーズは遠慮なく断ったらいい。劇場始め、そういう雰囲気作りをしたい。

 

 第三は、客とのトラブルにある。

 先日、ある新人さんが客から携帯やメール・アドレスを聞かれて、教えるべきかどうか悩んでいた。新人のうちは絶対に教えてはダメだ!

長く踊り子を続けるためには客との距離感は大切で、新人のうちはステージのみで応援してもらった方がいい。私は踊り子と客の恋愛関係を否定する気はないが、踊り子さんも男性を見る目を培ったうえで相手との対処方法を考えるべきと思う。純粋なストリップ・ファンにとって大切な踊り子さんにちょっかいを出す輩は敵である。

 

 最近ひどいのがサイトでの誹謗中傷である。踊り子さんにつれなくされた輩が書き込んでいるようだ。とんでもない闇の世界。顔が見えないからと好き勝手に書き込める状態は異常だ。こんなことが許されるのはこの世の終わり。早く規制しないといけない。一歩譲っても名前や顔が分かるようにしてから発言するようにすべき。そうでなければ表現の自由どころではなく、被害などマイナス面が大きすぎる。これについては別の機会に詳しく述べたい。

 

 以上の状況を踏まえた上で、新人をしっかり教育する体制作りが必要。教えるのは踊りだけではなく、もっと基本的な心構えがあるはず。これを劇場側とベテランのお姐さんが協力して実行すべき。事前だけでなく、アフターのフォローも大切である。こういうことは昔から飲みに連れていったりして行うものだが、最近は飲み会を嫌がる人もいるから厄介ではあるが。

 

 他にも、踊り子が突然辞める理由は、男か親バレだとよく言われる。これは新人も含め一般的な話なので省く。みなさん、いろいろ事情があると思う。

 個人的な話ではあるが、会社生活を振り返り、年満まで勤めあげて、みんなから感謝され、惜しまれ、気持ち良く辞めていくのが一番ほほえましいなぁと感ずる。踊り子さんも、きっちりと引退を宣言して、感謝され、惜しまれて辞めていく形がベストだと思う。そうすれば次の人生に幸多かれとみんなから願ってもらえる。

 突然なんの前触れもなく、なんの連絡もなく消えていく方もいるようだが、これは社会人のマナーとして問題だろう。

 あるベテランのお姐さんが言っていた。「最近はデビューしても全く続きませんね。金儲けで入ってくる子はまず、辞めますね。やっぱステージが好きでないと務まりません。」その通りだと思う。ストリップはそんな甘い世界ではない。

 

平成25年5月 

 

 

 

 

 

今回は「新人好き受難の時代」という話を書かせて頂きます。

 

 

「最近は新人が出ないねぇ~」。。。我々新人好きストファンのボヤキ声。

 一方、従業員さんの新人ラッシュがある。池袋ミカドの社長しげさんが失踪しちゃうし、従業員も大変そうだ。TS系も東洋も最近若手の新人さんがたくさん入っている。新人欠乏症のせいで、従業員でも「新人」と聞くとピクリ☆となる。(笑)

 

私は、ここ数年はTSミュージックと大阪東洋をホームにしていたので、この二つの劇場からデビューした新人を中心に応援してきた。それだけでも手が回らないほど、いい新人が次々とデビューして嬉しい悲鳴をあげていた。しかし、この二館とも警察のガサ入れでH25年度の殆どを休館していた影響もあり、全く新人がデビューしなくなった。少しはデビューするもすぐ辞めてしまい全く定着しない。今、TSで一番の若手はH24年3月デビューの時咲さくらさん、東洋ではH23年8月デビューの渚あおいさんとなる。この二人には個人的にずーっと新人(?)として相手してもらっている。(笑) それにしても、新人が出ないため夫々の劇場の若手は今やフル回転状態。連投し過ぎで体調を崩し心配になるほど。

新人が出ないと、新しい興行の目玉がなくなりマンネリ化するし、なにより組織として衰退し将来展望がなくなる。

あるスト仲間が、非ロック系の踊り子さん二人(DX系と道劇系)を熱心に応援していたのだが、そのうちの一人が辞めるということで、その彼女に代わりの新人候補を紹介してもらったらしい。ところが新人さんはロックしか出ないからと、非ロックにはこだわらずに、とうとうロックの新人を応援し出したと聞いた。

結局、非ロック系劇場は新しい新人を出すロックに次々と客を奪われる。ただロックが独り勝ちでも、ストリップ界全体として発展がなくなる。多くの劇場が切磋琢磨してこそストリップ界は元気になるのだ。

 

最近の新人事情をお話しする。

最初に渋谷道頓堀劇場から。

渋谷はTSや東洋に比べて、コンスタントに新人をデビューさせている。ベテランのお姐さんが次々と抜けていくので新人を入れないとメンバーが足りなくなる切実な状態がある。ところが、いい新人がデビューするもなかなか定着しないというのが問題。

返す返すも、昨年7月にデビューした花形美由さんが半年で飛んだのが痛い。今年は彼女を中心に応援していこうと密かに考えていたのだがお正月から思惑が崩れた。

また、この3月中に渋谷デビューした可愛実梨さんを私は一目で気に入り応援しようと張り切っていた矢先、二週目(4月中の渋谷)で飛んでしまった。親バレとのこと。私は喜び勇んで初日の渋谷に顔を出し、三番手の実梨さんのステージに間に合ったかどうか確かめるべくもなく、すでにラス前のステージになっていて、ずいぶん香盤が巻いていて驚いたら、当日は実梨さんが欠場して五人香盤だと分かった。実梨さん欠場情報は、入口に貼ってあったと聞くも、目に入らなかった。私は新人の実梨さん目当てで渋谷に来たので、いないと知るとすぐに別の劇場(DX歌舞伎とTS)に走った。

DX歌舞伎には、綾瀬ナナさんが出演。彼女は先月の渋谷で実梨さんと一緒だった。ナナさんは実梨さんが飛んだと知って驚いていた。また、同じ渋谷道劇の先輩、香坂玲来さんと六花ましろさんがいた。この三人が、お目当ての新人が飛んでガッカリしている私を慰めてくれた。私は彼女たちの気持ちがすごく嬉しかった。お蔭でその週にDX歌舞伎に9日間も通ったほど。(笑)

渋谷は、昨年デビューして残っている紫りょうさんと美月春さんの二人、そして最近4月頭にデビューしたばかりの水鳥藍さんに期待している。

 

次に、TSの話。

2月頃に、一度、TSの香盤に二週続けて新人デビューの掲示があったが、すぐに取り消された。そろそろ新人がデビューしてもいい頃とは思ったが案の定のガセネタか。。劇場内にも宣材ポスターが貼ってあったというのに。

このGWに漸く新人がデビューすることになった。GW前半の4結でデビュー予定の月詠さんは、前週4中の池袋ミカドに踊りの稽古に行っていて、雛形ひろ子さんのステージの時一緒にポラ出演したらしい。その時にTS常連の加藤さんが撮影した写真がTSの宣材ポスターに使われる。その写真を見ても可愛い感じだったが、実物はずっと可愛いと彼女を見た客や従業員が言っていた。「太郎さん、今回の新人さんは期待していいですよー」と従業員の林さんが話す。期待に大きく胸を膨らませ、この週は他のメンバーもいいから久しぶりにTSを皆勤してもいいなと考えていた。すると、4結の週が始まる三日程前に、従業員の森さんから「残念ですが、新人さん、飛んでしまいました」と言われ、愕然。合わせて「5頭の新人さん二人(藤宮卯月さんと成瀬ねむさん)は必ず出演しますから・・」と付け加える。この二人はAVだから大丈夫とのことだった。

今度こそと期待して、GWを迎えようとしている。

 

 

平成26年4月                             

 

 

 

 

 

 今回は『新人さんが飛ぶ』という話をさせて頂きます。

 

 いやぁ~、最近、新人さんがよく飛ぶなぁ~

 TSに絞って話をしてみよう。

 H23年2月22日(火)、昨日デビューした新人さんが気に入って、翌日続けてTSに足を運んだ。いつものように受付で従業員さんから「誰を見に来ましたか?」とアンケートされる。即座に新人さんの名前を答えたら、従業員さんが困った顔をしている。もしやと思って、机の上のアンケート用紙を見たら、新人さんの名前が黒く塗りつぶされている・・・

「えーっ! 新人さん、初日で飛んだの??」と私が尋ねると、「連絡はとれているんですが・・・」という従業員さんのあいまいな返答。「今日は山咲みみさんが穴埋めで入ってます」と付け加えられた。

 

 昨日のこと、会社帰りにTSに寄って、今週デビューの新人・山下あんなさんのステージをラスト四回目だけ拝見できた。

 小柄で、お人形さんのような、どこか外人ぽい顔立ち。チャーミングな笑顔が映えていた。そして、とても初日の新人さんとは思えないほど、落ち着いた、いい動きをしていた。おそらくバレエか何かの素養があるのだろう。私がニコニコして手拍子をしていたのが嬉しかったのだろうか、ステージ前方で観ていた私とよく目があった。ペロペロキャンディを咥えて踊っていたが、なんとダンスの最後に私にそれを手渡してくれた。初対面での間接キッスに感激する私。ポラの対応もすごく感じが良く、手紙を手渡して「また明日来るね」と伝えると、嬉しそうな笑顔で応対してくれた。私は、この娘と仲良くなれる!と直感した。

 翌日、私は早めにTSに向かった。あんなさんのために長いステージ感想を書いて、手紙を準備していた。早く会いたいとウキウキしながら劇場に入り、あんなさんの欠場を知らされた。ええ~、そんなぁ~、あんな~!!!

 がっかりしていたら、TS常連に「昨日1ステージだけでも観れたから良かったじゃない!」と慰められたが、私の場合はステージを見れたからとか、エロポラが撮れたからいいというわけではなく、仲良くしたい目的なのだから辞められたらどうしようもない。ちなみに、昨日も来ていたTS常連から、昨日はエロポラ好きがたくさん来ていて過激なポラを強要していたから嫌気がさしたんだろうな、という話を聞いていた。案の定、トップのきよ葉さんから「新人のあんなちゃん、やっぱりポラロイドなどが恐怖で辞めてしまいました。とても残念ですが、とてもいい娘でしたよ!」と教えてもらい、やはりエロポラが原因かと確信した。

 

 ふと、三か月前(12月中)のTSのことを思い出す。

滝沢すみれさんという新人がデビュー。

 たまたま、その前週楽日に同じくきよ葉さんから「ちなみに来週デビューのすみれちゃん、リカちゃん人形さんみたいで、大人の色気を瞳から感じる踊り子さんです!!応援してあげて下さいね」と言われていたので凄く期待していた。

 私は二日目の日曜日に初対面。きよ葉さんが言うように、キュートな美少女タイプ。見るからに全くの素人さんで、初々しいというか、ステージ上ではおどおどした感じ。か細い身体で、たよりなげに踊る姿に、ストリップの父を自認する私は父性本能が激しく揺さぶられた。彼女もニコニコ観ている私に安心感を覚えたのだろうか、私とよく目があった。当日、私は舞台前方の二列目に座っており、彼女は私に向かってパンプレを投げてくれたのが嬉しかった。また私の手紙に丁寧に反応してくれ、お返事を頂いた。「昨日、初めてのステージで緊張のあまり頭が真っ白になり、まともにステップでさえ踏めず、大変でした。 実は本日、すごく悩んでました。仕事に行くか、行かないか・・(笑) ステージに立つのが怖くて、また真っ白になるのではないかと・・(笑)  結局来ましたが、こうして太郎様のように応援して下さる方がいまして来てよかったと思いました。」とあり、私の存在が少しでも役に立ってくれれば望外の喜び。私は絶対にこの娘を応援してあげようと心に誓った。

 翌日会社帰りに張り切って来たら、彼女は欠場していた。「これからも是非よろしくお願いします」と言っていたので、まさか辞めちゃうとは考えられなかった。このときも私自身かなりショックを受けた。しかし、この業界はこういうことは日常茶飯事、仕方ないとあきらめるしかない。

 ただ、本人も踊り子デビューの決意をして、時間をかけてダンスを練習しただろうにと思う。また劇場側としても、振付や衣装などの出費を思うと、なんで簡単に辞めさせちゃうのか納得がいかない。

すべてポラが悪い。ポラのやり方をもっと工夫したらいい。新人さんは最初の週は顔見世として衣装ポラだけにし、ポラに慣れた時点で、徐々にエロポラに移行させる。オープンなどは最後の最後でいい。むしろ、その方がエロポラ・ファンを長く引き付けられる。今のように最初になんでも撮らせてしまったら、後が続かない。エロポラ・ファンはエロポラが撮れるまで熱心に通うはず。今のやり方は、新人という大切な売り物を全く生かしてないうえ、潰しかねない。劇場側も一気に稼ぎたいとの思いが強いのかな、どうして長い目で儲けることに頭が回らないのだろうか。新人さんは、ストリップを盛り上げる大切な宝物であることをもっと強く認識すべきである。

 

最近のTSの新人さんを振り返ると、・・・

2月頭にTSデビューした三沢いまりさんは最高の素材。お蔭でその週は完全皆勤した。ところが彼女はまだ学生で、今回は春休み限定出演。これから是非追いかけたいと思っていたのに、ガッカリさせられた。3頭の上野までは出演するはずだったが、突然飛んでしまってこれまた大ショック!!!

同じ2月頭に上野にAZAMIさんがデビュー予定。初日に名前がなかったのでまた飛んだかと思いきや、三日目からデビューしてホッとさせられた。

今年TSデビューしてまだ続けてくれているのは、AZAMIさんの他、1月中デビューした立花えみりさん(彼女も辞めたと聞いて大ショック!!!)と、いまりさんと一緒に2月頭デビューしたAVの華原希さん。是非とも続けてほしいなぁ。

四月の香盤は新人デビュー・ラッシュの予定。4頭の海宙まみんさん、YAYOIさん、4中の水木カエルさん。変わった名前が続くが、それにしてもカエルさんとはすごい名だな。まぁ香盤予定に名前が出たり入ったりしているから、本当に出演するかどうかは最後まで分からないが・・・。

 

 ある踊り子さんから「太郎さんは新人キラーですね」と言われた。

 たしかに私は新人好きだが、新人さんにKILLされることはあっても、新人さんをKILLすることはない(笑)。今の私には若い娘を魅了する力はない。せいぜいキラーわれないようにするのが精いっぱい!?(いつもつまらないギャグですみません) 

彼女が私の大好きなストリップの世界に飛び込んできてくれたことに感謝し、ストリップの父として是非とも支えてあげたいと念じているに過ぎない。

 また、相性というものがあるために、必ずしも新人全員を応援することはできない。もちろん、時間的・金銭的な面もある。しかしまぁ、殆どが一二週で消えてしまうので選ぶ余裕もないが(苦笑)。

 ともあれ、すてきな新人さんとの出会い、ときめきがストリップの魅力のひとつであることは間違いない。すてきな新人さんが入ってくれるから、ベテランさんも刺激され、ストリップ全体が盛り上がり発展していくのだと私は信じて疑わない。

 

平成23年3月                            

 

 

 

 

 

 

 今日は、エロ丸出しで(笑)、私の「かぶりつき論」を話してみたい。

 

 私は、かぶりつきでないと満足しないほど、かぶりつきが大好き。というか、ストリップの醍醐味は、男性の女性のヌードに対する激しい欲求とそれに応える踊り子さんのサービス精神の攻防、それに伴う高い高揚感はかぶりつきでしか味わえないと確信している。見る方も満足していれば、見せる方にも快感が走る。そこにはストリップならではの桃源郷がある。

 

 昔の劇場、というか私が初めてストリップを見た30年ほど前は、盆の位置がもっと高かった気がする。今の浅草ロックの盆くらいの高さで、盆周りに椅子を寄せて座ると、ちょうど目の高さくらいに盆の位置があった。だから、ヒラメのように下から仰ぎ見る形なのだが、これが凄く興奮を呼び、これこそがかぶりつきの典型的なスタイルなのだと今更ながら感じる。

 今の劇場の盆はずいぶん位置が下がったが、かぶりつきに支障があるわけではない。

 

 私は自分のお気に入りの踊り子さんのヌードはホント穴が開くほど見つめたい。できれば近くでたっぷりと。

 それが満たされると凄まじい快感が走り、満足感が全く違ってくる。逆に、よく見えなかったりすると不満が残る。踊り子さんが、オープンやフィナーレなどに気を使って私に向かってサービスしてくれると、もうそれだけで気分上々。(単純です!)

 ストリップというのは見せてなんぼのもの。ただ客によってはかぶりに座るのを嫌がり、がつがつ見なくてもいいという方もいる。踊り子さんはどのお客が見せると喜ぶかをしっかり見極め、見たい人だけに精一杯サービスすればいい。

 あるストリップ仲間に聞いた話だが、虹歩さんのステージを見ていたかぶりの客が突然鼻血を出したそうだ。周りの客があわててティシュを渡し、鼻の中に詰めた。やっと収まったかに思われたのだが、それを見ていた虹歩さんが面白がり、その客にたっぷりオープン・サービスを始めた。するとまた鼻血が出てきた、という話だ。今の私からは、それだけ純情な気持ちでストリップを見れるのが羨ましい限りだとも思える(笑)。

 

 さて、次に、かぶりつきの客はどうやると喜ぶのか?

 TSの盃島楓さんのステージは、かぶりつきファンに凄く人気が高い。私も楓さんが大好きで、かつステージを見終えた後の満足感で今の彼女に叶う人はいないと思っている。楓さんのヌードがとてもキレイであることも前提だが、なんと言っても彼女は見せ方がいい。自分の武器を上手に活かしているのである。

 おそらく、彼女が意識している面と無意識のうちにやっている面があると思う。

 楓さんはお客さんに満足してもらうことを何よりも優先しようと考えている。ステージ全体を見渡し万遍無く見せようともしているし、また近くでオープンすれば誰が喜ぶかも知っていてサービスしてくれる。私が喜んでいるのも絶対に知っている(笑)。

 先日、彼女のステージを見ていて、あることに気付いた。楓さんのベッド・ショーやオープンは前からも後ろからもよく見える。彼女がどの方向を向いていてもヌードが楽しめる。なぜか? 常に腰を浮かしているから。同じ見せるにも、腰を沈めている人は一方向しか見えない。ところが腰を浮かせると、なんと言っても見やすいし、後ろからも見える。前後左右の客がみんな楽しんでいる。だから、時間内にたっぷりヌードを拝めたという満足度が違う。

 回転する盆でベッド・ショーをしているときも、お客さんによく見せようとしている踊り子さんは盆にべったりと座らず、必ず腰を浮かしたり捻ったりしてよく見せる心がけをしている。中には、かぶりの人に喜んでもらえるように、より客に近い盆のへりで演技をしている。意識するとか無意識とかにかかわらず、お客さんに満足してもらうにはどうするかを常に考えて行動している踊り子さんのステージは素晴らしいし、人気が高い。

 

 踊り子さんは見せてなんぼ! お客が満足して帰ってくれるのが仕事である。

 

 

 

 

 

 

 今回は「チェックしたり、されたり」という題名です。変な題名でしょ!?

 

  12月の渋谷道頓堀劇場に、綾瀬ナナさんと白雪恋叶さんのお二人が出演した。ナナさんとは私がストリップに通いだした11年前から、恋叶さんとは5年程前のデビュー以来のお付き合いで、長く仲良くさせてもらっている。

 ちょうど今年の8月にも同じく二人がここ渋谷に出演していて、そのときには5日間通った。お二人と今年デビューの道劇三人娘(白鳥美羽さん、桐生綾さん、香坂玲依寧さん)と楽しい時間を過ごさせて頂いた記憶が新しい。

 その週もさっそく初日から渋谷に足を運んだ。

 二人は私の顔を見つけて喜んでくれた。長くお付き合いして頂いているお姐さんとの、こうした瞬間がストリップの楽しみのひとつである。

 ナナさんと恋叶さんとは仲がよく、お二人は私のことをよく話題にしているらしい。今回も、東洋の新人・柚月のどかさんと会ったときに、私の話で盛り上がったという話をお二人からしてもらった。私は今年8月のTSでのどかさんを気に入り、先月も大阪東洋まで遠征したほど。こうした情報がしっかり他の踊り子さんにも伝わっているところがこの業界の怖いところ(笑)。

 

 その週は、道劇期待の新人(宮地真矢さん)がデビュー。新人好きの私は初日にチェックしに出かけたわけ。そして一目で気に入って今週は渋谷に通うぞ!と心に決めた。

 仲良しの綾瀬ナナさんと白雪恋叶さんもいるし、今週は渋谷で楽しめそうだとワクワク気分でいた。

 そんな私の心の内を、お二人はしっかり見抜いていた。ポラタイムのとき、ナナさんがのどかさんの話題をして驚いたが、ボラのコメントにも苦笑い。「新人さん、めでたくデビューしました~。太郎さん!?来るかなぁ?とか思ってなかった?でーすーよー。(笑)」 図星である。同じく恋叶さんものどかさんの話をしたうえで「太郎さん、今週もここ渋谷に皆勤かな?」と私の目を探る。私も通うつもりだったので「また来るね」「待ってるからね」と言葉を交わした。

 

 新人さんをチェックしに来たが、逆にベテランのお姐さんにチェックされていたわけ。

 ストリップというのは、チェックしたり、チェックされたりするところかな(笑)。

 

 さてさて、今週の渋谷は楽しくなりそう。次はいつ行こうかな?と思っていた。

 ところがところが、新人の宮地真矢さんが2日目から飛んでしまった。これには驚いた。初日にお会いしたときには「これから頑張るので応援してね」と言われてたのでショックだった。(体調を崩したのだったらまた出演してくれるかなと思っていたら、精神的に耐えられないようだと後に従業員から伺った。これまたショックだった。)

 これを聞いた瞬間に、渋谷へ足を運ぶエネルギーが消えてしまった。

 その週は、のどかさんが出演していた池袋ミカドに一度ご挨拶に行った。のどかさんはナナさんと恋叶さんにお世話になっていることを話してくれた。そして、のどかさんから「渋谷に行ったらナナ姐さんと恋叶姐さんによろしくお伝えください」と言われていた。しかし、その週はストリップ熱が醒めたみたいな状態になった。仕方なく(?)仕事に精を出した。

 

  先ほど、‘ストリップというのは、チェックしたり、チェックされたりするところ’と話しましたが、改めて、ストリップというのは新人さんへのときめき&ベテランのお姐さんとのやすらぎという程よいバランスが大切なんだなと感じた。

 最後に・・・

 ナナさん、恋叶さん、本当にすみません。私が顔を出さなくなって苦笑いしていたかな・・・私が顔を見せなくなったときは決して他の新人さんのところに行っていたわけではなく、仕事が忙しいんだろうなぁ~と思って下さい。はい (無理かなぁ~笑)

 

 

平成22年12月                           渋谷道劇にて          

 

 

 

 

         

 

 

 今回は「重ねること」という話です。

 

男と女がいい関係を保つには『重ねること』が大きな要諦ではないかと以前から考えている。

男が女を好きになったら、相手を見ることから始まる。男が一方的に見るだけではダメで、女も男に関心をもち見つめ返してきて初めて関係がスタートする。これは「目」を重ねること。

次に、親しくなるために「言葉」を重ねようとする。デートに誘って楽しい会話が弾む。

会話は「声」を重ねることにもなる。声は異性のセクシャル・ポイントで、これでかなり相性が決まる。カラオケのデュエットが気持ちいいのはそのためである。

 更に関係が進展すると、「唇」を重ね、「体」を重ね合うことになる。

 

 結婚するということは、相手と「人生」を重ねること。お互いの時間も空間もひとつ屋根の下で重ね合うことが結婚である。

 私が結婚して大切だと思ったことは、「頭」を重ねること。たとえば子供のことを一緒になって心配し悩む。その繰り返しが夫婦の絆を強くしていく。頭を重ねようとしないと、相手を頼りなく感じ夫婦関係は疎遠になる。

 

 では、ストリップはどうか?

  劇場に入ってステージの踊り子さんを見て気に入る。最初は目を重ねようとする。そしてポラタイムで親しく言葉を重ねようとする。ここまでは一般の恋愛と同じ。出逢った場所が特異なだけで男と女の出会いであることに違いはない。

 ただ言葉を重ねる時間が極めて短いため、一般の恋愛と違い関係は深まりにくい。私のように手紙交換ができると、新たに「文字」を重ねることができ、関係は進展する。

 ストリップの場合、身体に触れることは出来ないので、体を重ねることはできず、それ以上の進展は望めない。

 ただ、私は「心」を重ねたいと思って踊り子さんと接している。それこそが手紙を渡す最終的な目的であり、私が踊り子さんに求める擬似恋愛の究極の姿である。

 

 日々劇場に通いながら、一日一日が大切な「思い出」を重ねているんだなと感じる今日この頃である。