まあるい世界 本帰国で見えてきた母のココロ 「日本人だけど、日本人じゃない自分③」
The Stories of Us”海外暮らし”をキーワードにこのブログ上にみんながそれぞれの物語を綴っていく参加型コミュニティです。こんにちは。しばらくご無沙汰でしたが復活Yukikoです。私は4年間駐在したマレーシアから昨年7月に帰国しました。(↑名前をクリックいただければプロフィールに飛びます)まあるい世界〜アジアから本帰国したファミリーの物語③ までお兄ちゃんのことを書きまあるい世界〜アジアから本帰国したファミリーの物語 IIでは、妹ちゃんのことを書いています。まあるい世界〜アジアから本帰国したファミリーの物語<覗いてみようマレーシアの保育園事情>マレーシアの保育園事情についてわたしの視点から書かせていただきました。そして、母編を書き始めました〜〜。まあるい世界〜本帰国で見えてきた母のココロ 「日本人だけど、日本人じゃない自分」まあるい世界〜本帰国で見えてきた母のココロ 「日本人だけど、日本人じゃない自分②」シリーズで書かせてもらっているまあるい世界息子編娘編に続いて、母編を書いています。本日は第3回目を書いていきます。無敵な母さんになりたいと題してお送りします。本帰国して、日本が外国に見えたあの日…(遠い目)から、間も無く1年が経とうとしています。が、あの時の気持ちは本当に鮮明で…忘れられない体験になっています。さて、今日のお話です。本帰国後間も無くしてようやく新居に入居して実家に居候する放浪家族から、晴れて住民となりました。ここからが、本当の意味での始まりです。荷解きをして、新生活が始まり、家族としての生活が動き始めました。私の生活もかなり変化がありました。娘と24時間一緒の生活に加えて育児全般、掃除、洗濯、料理、買物…全部自分の仕事になりました。まさかの全部!実はマレーシアでは、メイドさん(家事をお手伝いしてくれるヘルパーさん)をお願いしていて、料理以外の大抵のことは、手伝ってもらっていました。メイドさんについては考え方は家庭それぞれですが、私達家族は、頼れる人がいる安心感を優先しました。でも、日本ではとてもじゃないけど頼めません…笑さらに、夫の出張スタイルも平日の短期間出張から、休日も含む長期間出張へと変化していきました。『自分で全部やるしかない!!』初めての事、何かを決断するのが苦手な私に、このマインドが、さらに自分に追い打ちをかけ、結果的に自分も家族も苦しめました。今思い出すだけでも、苦しくなります。それからというもの、毎日とにかく走り続けました。おかげで毎日クタクタ…やってもやっても終わらない家事サッと片付けてホッとしたいのにホッとするのが後回し…我慢の連続でした。みんなどうやって幸せを感じているんだろう?空を見上げてふと思った事です。毎日丁寧に暮らしている事に気づかず、自信が持てない時期でした。『自分で全部やる』→家の中の事をコントロールして 自分で全部できるようにすると、思っていました。お察しのとおり、たくさんの壁にぶつかります…w息子の授業参観の案内に、『在園児のきょうだいはなるべくお連れにならないで下さい』と、書いてありました。恐る恐る実家に聞いてみたところ、姉に1回、母に1回娘を預かってもらえる事になりました。ただ、どうしてもあと1回予定が合わず、預かってもらえなくなりました。なぜ、恐る恐るか…なんですが、姉も母も働いています。暇なのは私。という位置関係。それなのに、働いていない私の娘の子守をお願いしなくてはいけない事が違和感でしかありませんでした。たまたま友人から、保育園には一時保育という預かり制度があると聞いていたのをきっかけに、問い合わせたところ、なんと、私たちの街にも同じ制度がある事がわかり、娘は近所の保育園に預かってもらう事になりました。保育園に行きたかった娘の夢を叶えてあげられる結果となりました。(これをきっかけに娘は週1回程度、保育園に通うようになりました。)夫の出張の回数が増えるたびにワンオペコントロール育児で行き詰まり…改善して…の繰り返し。現在は、だいぶこのペースに慣れて来ました。絶対数が違うので、全部自分で。という根本は変わらないのですが、全部やるのではなく、責任を持つ。やらなければならないのではなく、出来ないときは、やらない!やらない自分も認めて…います。今朝も、起きたら、昨日のお鍋が置いてありました。(洗い物半分やったところで、寝る時間となり、子供達と寝落ちしてしまったのです。)ま、良いでは無いですか。と、思いながら洗ってます。頭の中では、分かっていたけど、わたしはこうやって経験しないと分からないのかなーと思っています。では、次回もお楽しみに!ご拝読ありがとうございました。