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経営とは掛け算である

先日外出した際、ちょっと時間ができたので近くにあったカフェに入った。


いすやテーブルも古い木材なんかを使っていて非常に落ち着く店内。


コーヒーや紅茶も本格的。


たぶんマスターらしき男性が個人で経営しているといった感じの小さなお店。


でもひとつ残念なのは、そのマスターが驚くほど愛想がなかったということ。


点数で言えば本当に0点。


よく経営とは足し算ではなく掛け算だと言われるが、本当にその通りだと思う。

項目にひとつでも0点があると、他の項目がどれだけ素晴らしくて結局0点になってしまうからである。


お客様のお店を評価する方法は、まさにこの考え方。


ひとつのがっかりで、全てが評価されなくなってしまうのはその為である。

判断力に見るスタッフの成長

閉店作業のひとつにレジの清算がある。


計算が合わない時は、現金とレジの売上がなぜ合わないのかを推理して間違いを見つけ出す。


こういう作業ができるようになったら完璧。


いくつかの勘違いや報告ミスが重なって、昨夜のレジ清算作業は大変だった。


でも昨夜のスタッフは、私に相談することもなく無事に解決してくれていた。


朝のスタッフも、何の指示がなくてもいつものように店を開けて営業してくれている。


各スタッフの成長の為にも、やはりトップがいなくても各自で判断して自動的に店が回るようになるのが理想的。


この形に少しずつ近づいている。


スタッフの成長が本当によくわかった1日だった。


最近では、こういう時が一番嬉しい。

コンセプトを決める重要性

ドトール系のエクセルシオールカフェでは、一部の店舗で全席禁煙にしたことがあった。


しかし2ヶ月ですぐに喫煙の座席も設けた。


理由は全席禁煙にしたら売上が激減したため。


でもスターバックスでは、全席禁煙でも込み合っている店舗が多い。


これは当初からやっていたからで、そういう場を求めるお客さんが店を指名して利用しているということ。


できればエクセルシオールでも、もう少し浸透するまで続けていれば違ったのではないかと思う。


流行り廃りだけを追い求めると、どうしても方針に一貫性が出せなくなる。


リピートの多い商売なら尚更のこと。


事業を始める際にコンセプトを煮詰める必要があるのは、それを防ぐためでもある。

目標の達成の上手い人

目標の立て方って意外と難しい。


最終目標が大きければ大きいほど、更に難しくなる。


それに人によってやり方も違う。


でも、最終目標を達成されている方達のやり方は以外と共通項が多い。


最終目標を決めたら、あとは目先の目標をとんどん達成することに集中されていて、その積み重ねで最終目標に近づいて行くというやり方と取っている。


以前にコツを伺ってみたことがあるが、小さな目標をクリアすると自然に次の目標が明確になってくるそうだ。


あとはそれを続けるとのこと。


これが結構難しい。


また、軸がぶれることもないし途中であきらめたりもしない。


この意志の強さと忍耐力。


基本はいつでも地味だが、ここが一番肝心である。

多発する人身事故

このところ電車に乗ると人身事故でダイヤが乱れていることが多い。


1月9日の夕方は、地元のJR2路線でほぼ同じ時刻に人身事故があった。


恐らく長い連休が明けてというのも、理由の一つだったんだと思う。


昨日は中央線でも人身事故があったようで、その影響で関連する路線の最終時刻に影響がでていたらしい。


本数が少なくなるとかなりの混雑になるから、金曜の夜ということもあって大変だったと思う。


人身事故発生率が一番高い曜日は金曜日で、次は土曜日なのだそうだ。


ちなみに月曜日は3番目。


最近の地下鉄には転落防止の柵が設けられているところもあるが、JRでは新幹線くらいでしか見かけたことがない。


酔って転落する方もいるくらいだから、できることなら順次こうした防止対策を講じらいいと思う。

孫正義氏の実行力

ソフトバンク代表孫正義氏が子供の頃に、マクドナルド社長だった故藤田田氏にアポを入れて面会していたというのは有名な話。


やはり久留米から毎日毎日秘書の方に藤田さんに会わせてくれと電話していたのだが、最後はアポも取らずに羽田まで来てしまい秘書の方に再度こんな電話をしたそうだ。


「私は藤田さんの本を読んで感激しました。是非一度お目にかかりたい。しかし、藤田さんがお忙しいことは重々承知しています。顔を見るだけで良いんです。3分間社長室の中に入れてもらえればそれで良い。私はそばに立って藤田さんの顔を眺めています。目も合わさないし、話もしないということなら藤田さんのお邪魔にはならないんじゃないでしょうか。私が話した通りのメモを作って、それを藤田さんに渡してください。それでも会わないというのなら私は帰ります。でも秘書のあなたが判断しないで下さい」。


その後、内容を秘書の方に紙に書いてもらって、更には“てにをは”の間違いまで直してもらい、とうとう15分間の時間を頂いたそうです。


もう世間の高校生が考えるレベルを超えている。


また、確実に会えるようにするためにはどう話を持っていったらいいかも考えられている。


これを16、7歳の時にやったというのだから本当にすごい。


自分の実行力の無さがよくわかってしまう。

耐震偽装は業界体質

また耐震偽装が発覚した。


全国に展開するアパホテルの京都にある2ホテル。


問題なのは姉歯元建築士とは違う建築士が、また同じようなことをしていたということ。


代表と奥さんが涙を流しながら謝罪していたそうだ。


代表は「建築士が大丈夫というのを信用し過ぎた」とコメント。


そういえば3年前にゼネコンに勤務されるお客様から、不景気で鉄筋の数はどこもかなり減らしていると思うと伺ったことがある。


たぶん業界では、こうしたことは結構多いのかもしれない。


もうこうなったら何を信じたらいいのか、それさえ分からなくなりつつある。



あり得ないようなところまで想定して行動される方

オートトレーディングの南原社長の面白いエピソードがある。


以前、某国の首相(現在も現役)が来日した際、直接会談できる機会があったそうだ。


その首相とトヨタやホンダの幹部の方と南原社長の4人くらいの少人数。


そこで南原社長は会談中、首相が読んだスピーチ原稿のコピーにサインをもらったそうだ。


「恐らく○○○(首相の名前)からサインをねだる人は少ないと思う。だからこそやれば印象に残る。次に相手の国に行った時、何かの機会でまた会うことがあるかもしれない。そんな時にもし、あの時サインをねだったのは私ですと言ったら、ひょっとしたら覚えているかもしれない。例え覚えていなくても、覚えているふりをしてくれるかもしれない。そうしたら、その後のすべてのことがやりやすくなる。場合によっては、今日の夕食会に飛び入りで参加しなよなんて言ってもらえるかもしれない。だからダメでもやっておいた方が良いんだ」


その時サインをもらった理由を、確かこんな風におっしゃっていました。


その話を伺ったのは昨年の夏のこと。


南原社長は今、実現すれば日経新聞の一面を飾るような大きな案件に取り組まれていらっしゃるが、昨日届いたメールによればなんとその過程でその時の首相に直談判しに行くことになり、ちょうど現地に行っているそうだ。


本当にびっくりである。


もちろんサインをもらったのは数年前の話だから、今回の案件なんてまったく想定されていない。


今回相手が覚えていたかどうかはまた伺ってみたいと思うが、そういう意味では人生ってどこでどうつながるか本当にわからない。


思ったことはやっておいた方がいい。

ワタミの渡邉社長の失敗談

「自分の店が流行っているのは「つぼ八」だからではなく、自分の力だと思っていたわけです。どんな居酒屋をやっても絶対流行るはずだと思っていました。」


ワタミ社長の渡邉美樹氏が、雑誌のインタビューで創業当初の失敗談についてこんなエピソードを披露されていました。


渡邉社長は「和民」を始める前の26歳の時、赤字の「つぼ八」の店舗を引き継いで大繁盛店に育て上げた。


その成績は非常に優秀で、当時の全国の「つぼ八」のモデル店となったようです。

そこで自信を付けた渡邉社長は、次に「つぼ八」とは違う新たな業態で出店しますがそこでは大失敗します。


これまでの成功は完全に自分の実力と信じて疑わなかった渡邉社長も、さすがにそうではなかったということに気がついたそうです。


早速手遅れになる前に「つぼ八」に業態を変更すると、あっという間に売り上げも4倍5倍と増えて借金も一気に返済できたそうです。


渡邉社長はその時に学んだこととして下記の3つのことを挙げられています。


①常に謙虚でなくてはならない

②自分を過大評価してはいけない

③立地と業態


人間誰でも、少しうまくできるといつの間にか自信がついてくる。


自信があるからこそ、更に良い仕事して成果に結びつくというものである。


でも、問題はその時である。


常に自分を見つめながら進んで行くことが大切であると思う。



グーグルの採用方法

アメリカの高速を走ると、道路脇に一時期こんな看板があったそうだ。


{自然対数eの値の中の最初の連続する10桁の素数}.com


答えは、7427466391。


それに.comを付けて検索すると、グーグルの採用ホームページに入れたそうだ。


グーグルには毎月世界中から入社希望者が10万人も集まる。


だからまずはこうやって人選しているとのこと。


頭の良い人材が集まる理由がわかる。


どんな人材がほしいのか、非常に明確になっている。