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初めての方はリンク集から読んでね★

 

 


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こんにちは(^-^)

ステップあやです。
今日も引き続き、先日の記事の続きです。

▼まだ読んでいないかたは↓こちらからどうぞ

>その1 
>その2
>その3 



****


>はまっていく人に共通しているのは、やはりなんらかしんどい経験があることです。
ストレスだったり、痛みだったり。そこで、手をだす。



ダイエットははじめたときこそ
ストレスがあったからじゃなく
何となく始めただけっていうひとも多いと思うけど

たまたま始めたダイエットでしった
「痩せること」の一瞬快楽や安堵や
「食べること」の快楽や不快感で

本来のストレス生き辛さが
曖昧になる、解消される気がする感覚に
ハマっていく背景に
大きなストレスがあったというのは
摂食障害の人も同じだよね

((/_;)


ストレスっていうのは
環境的に外からみてもワケありと
分かりやすいパターンばっかりじゃなくて

外からみたら
「ふつう」だったり「恵まれた環境」でも
その人自身がストレスを感じやすい考え方
[心のフィルター)があったりすると
↑これも自分を守るためにできたものなのですが

同じ状況でも
「感じる」ストレスは
耐えがたいもの」になります。

それを、自分も他人も
誰にでもストレスはある、とかいってせめるけど
そんな程度のもんじゃないの。


そのほかの部分についても、

依存対象の「薬物」を
「痩せること」に変えてみると

>まず痩せることが
大事なもの第1位になって、
あとは全部それに絡んだランキングになる。



もう少し詳しく書くと

痩せるために
邪魔な人付き合いはしなくなる。

仕事も趣味も自分がやりたいかどうかより
「痩せるかどうか」で選ぶようになる。

食べる物も、運動も
自分が食べたいか、楽しめるかより
「痩せるか太るか」に絡んだランキングになる。



てなるので、
全く薬物の人のそれとは違うとしても、
「依存症」の性質としてそういう”感じ”はあると思います。


私がダイエットに依存していたときも

親がガンで入院してるときでさえも

痩せるための食事や運動ができるかどうか、
過食ができるかどうか

嘔吐があるときは、早く吐かなきゃ・・・って
自分の痩せコト、食べるコトしか考えらなくて、

痩せること、食べること
それだけが大切なものランキングの上位になっていました。

その時は、そんなことになってるっていう自覚はなかったんだけど、

ダイエットのためにすべて犠牲にする生活してて
気づいたらこんなふうになってた。
 ↓
私の中身空っぽ!? 浦島太郎事件



「痩せること」「食べること」への
依存が進行していくなかで

一日中、痩せるための食事や運動のプランや
これから食べる物のカロリー
食べてしまったもののカロリー、
食べ過ぎた分をどう消費しようか・・・ということで頭が一杯。

その繰り返しの毎日を続けて
気づけば何年、十何年とたっていた。

それに気づいて大ショックを受けたときの記事がこれです。



本当に酷いときは
実際に、家族に酷い言葉を浴びせたこともあります

やせること、たべること、止めようとする親に。

暴言。ときに暴力的にもなっちゃって。。。
今でも思い出しても涙がでてくる。


そんな自分を
「冷たい人間だ」
「自分のことしか考えられないわがままだ」
「意志が弱いだけ」

と自分でも軽蔑するようになっていたし、
周りからもそのように責められいて、

私ってそうなんだな・・・って
自分の内面に自信なすほど

せめて体型くらいはちゃんとしてなきゃ
って痩せることへの依存に走ったり
食べることで一瞬でもラクになろうと過食の量が増えたりしねね。

これ、

>欲求を抑えられない自分の意志をせめるほど、薬物に手を出すことも

っていう先日の先生の言葉を読んで
その苦しみやそうならざるを得ない事情があったことが
全部わかるなんていったら失礼だけど

何に依存してる人も
そうなるくらい辛かったんだって思ったんだ。


****

そういう意味で
私も、本質が変わるという言葉と
同じようなことを書いていますが

ただそれは
依存症という病気がさせてることなので

私は

「それは本当のあなたじゃないよ、
 本当のあなたの優しさも
 本当にあなたがしたいことも
 いまは”病気”で見えなくなっちゃてるだけだよ」


みたいなこと書いたりしてます。

本当だよ。

あんなに自分の
痩せたい食べたいしかなかった私も
痩せること食べるコトへの依存が
ラクになるにつれて、

人の痛みに寄り添ったり
人から温かい気持ちを受取ったり
お日様や四季の綺麗な景色や
可愛い動物にホンワカした気持ちになったり

そんな私の本質(←だと思ってる^^)、
ちゃんーとカムバックしてきたよ。

ていうか病気になる前より
ぽかぽかあったかいものを感じられる心になりました。



次は最後の部分にあったこれ。


>そして、どんどんウソつきになります。

これ、、、摂食障害でも、、
分かるっていうひと多いんじゃないかな。

私もあのころは

またダイエット!?
また運動?
また過食?また嘔吐?って

自分でも自分を軽蔑してるから
人にも軽蔑されるんじゃないかって
びくびくしてて

人には適当な嘘ついて
家族づきあいも断って
一人でダイエットしてるか運動してるか過食してた。


食べたって嘘ついて、
お母さんが作ってくれたお弁当捨ててた。

家での食事も食べた振りしてこそっとすててた。

教科書代って嘘ついて、
過食に必要なお金もらってたこともある。


過食嘔吐や拒食や死に物狂いの運動して
やっと今の体型保ってるのに
「痩せの大食いだから太らないの」ってまた嘘。

〔嘘ついて自分のほうが痩せてるとか
 優越感じてる自分もやだった・・・)

学校や仕事の付き合いも
”やせること”のために
色んな嘘ついて、断った。


それにね。

さっきの私の話に戻るけど
親がガンで入院してるときね、
そんなに大変なときだっていうのに

看病もろくにできなくて
仕事って嘘ついて
運動しにいったり過食嘔吐しにいったり。

本当にピークのころは
ダイエットのために
嘘ついて仕事休むようにもなっちゃったし。

とうとう辞めちゃったときもあったし・・


でも、あのころはそうするしかなかった。。。

 

 

 

>>その5へ続く

 

 

 


▼依存症シリーズ一覧

■「痩せること」「食べること」に”依存する”とは(依存症とは-その3)

*その4はこの記事。

■摂食障害・依存症の人は強さにとらわれている・頑固である-〔依存症とは-その5)

■摂食障害と薬物・アルコール依存は違うのではないですか?〔依存症とは-その6)


《依存症からの回復》

摂食障害は「治らない」=「治る病気」(痩せこと・食べることへの依存からの回復とは何か)

まずは「痩せたい症状」「食べたい症状」を認める(回復の指針その1)

摂食障害からの回復、体に「入れる」「満たす」がキーワード(回復の指針その2)

摂食障害の心の回復、健康的な依存対象を増やす=快楽物質の分泌経路を増やす(回復の指針その3)

 

 

 

 

 

 

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