あやさん、初めまして。こんにちわ^^ 28歳フリーター(家事手伝い)、momoと申します。

 

毎日過去の記事に遡りながら読ませて頂いております。

最近年頃のせいもあり、周りが結婚をしたり、子供が生まれたりしていくのをまざまざと見た時に

 

波が来て過食する事も2回程ありましたが、

嘔吐はせず”

 

いっぱい栄養を欲してたんだな~

”美味しいものを食べて幸せ★

と自然と思えるようになりました。

 

(何パーセントか次の日の体重への恐怖感はあったのは事実です)

 


今では朝昼は主に

大好きな甘いものを適度な量食べ、
夜は普通にピザや揚げ物も食べ、
毎日幸せと感じることが出来る位にまで回復してます。

ただ、、、過剰運動(脅迫運動)は治ってません。

そのせいか、仕事もろくにつけず、

時短の仕事を見つけ入ってみるものの

対人関係や仕事のプレッシャーで辛くなり辞めてしまいます。

ただ、私は

こんな生活を送ってていいのか、

ナマケモノで世間では。。。とまた

周りの評価・世間体に傾きそうになります。

 

こんな状態がもどかしく

かといって何か積極的に

興味の湧くものや人に出会おうとせず

変わらない毎日を送ってます。

ブログをコツコツ読ませて頂いておりますが、

 

あやさんは周りのご友人が

色んな人生のコマを進めて行く場面を

見ていた時、どんな風に乗り越え、

また進まれたのでしょうか。

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ここからステップあやです。

メールありがとうございます。
頂いたメールは簡略化させていただきましたが

試行錯誤しながらも、

ここまでこられたご様子が伝わってきましたよ。

 

頑張ってきましたね^^。

 

何より、ここまでよくなったコトを

ご自身で実感できるようになっていることが、

本当によかったなって思います。

さて、ご質問の件についてですが。。。

 

あやさんは周りのご友人が色んな人生のコマを進めて行く場面を見ていた時、どんな風に乗り越え、また進まれたのでしょうか。

これはそうだなぁ。。

私の場合は摂食障害は18年、その前後も、病気というほどの症状はないものの、生き辛さや心のウツ、苦しくなると自分の体型が問題のような気がする・・という状態で、人生の半分くらいは苦しみながら生きてたので・・・

 

あまりに長すぎて

「このように乗り越え、このように進んできました」

って一つの記事に纏めるのは難しいのですが、

 

いただいたメールを読んで思い浮かんだ

エピソードならお話できそうです。

いろいろあったけど、

私が「浦島太郎事件」とよんでいる出来事が、

頂いたメールをよんで真っ先に思い出したことでした。。

あれは、摂食障害になって

8~10年めくらいだったかな。

昔の友だち(グループ)に連絡をとる機会があり
その時、みんなは

「その間にこんなことやってみた」とか

「こんなことに失敗した」とか、「結婚した」とか、

それこそ色んな変化を話していて。。。

 

私はひとり唖然としました。

私は、最後に会ったその時と

まったく変わらないつもりで、

相手の状況も全て変わらないつもりでいたけど、

 

みんなは確実に

色んな体験をし成長していたことに

驚きショックをうけたのです。

皆が色んな経験を重ねて、

いろんなコトを感じているあいだ、

 

私は毎日毎日、来る日も来る日も、

とりすぎたカロリーをどう帳消しにするか、

ダイエットの反動の過食をどう回避するか、

太らないために運動しなきゃ。。

 

それだけしかない日々を続けていて、

私だけ時間がストップしていたような気持ちになったのです。

まさに、ほんの数日、

竜宮城で遊んで帰ったら

長い長い月日が流れていて、

自分も他人も年をとっていたと気付いた浦島太郎みたいな気持ち。

それはそれはショックで、何日も泣きました。

その偶然の再会まで、

ダイエット優先で人間関係も切っちゃってたから、

 

他人の変化をみて

時間の流れを感じ取るチャンスも

なくなっていたのだと思います。


しかも、コレだけ全てを犠牲にして

ダイエットしてても運動してても太る、

 

食べなくても太る、

 

ダイエットの反動で過食はとまらない、

 

太りたくないからって

嘔吐しても、下剤使っても、

運動しても太るという変な体質

になっていたので、

 

(あとからおもえば当たり前のことだったんだけど、

 年に1~2キロずつという

 ゆっくりな増量だったから気付きませんでした)

 

中身もないのに外見もダメになる恐怖に、

焦り、もがき、苦しみました。


その浦島太郎事件から、

元々あったけど見ないふりしていた

「自己否定感」がはっきりとしたものになりました。


痩せるコトにしがみつきながらも、

痩せることしか考えてない

摂食障害の自分がいやだって。

でも、あとから思えば、なんだけど、

その自己否定も、後々の

「摂食障害の自分も認める」

ステップにつながる必要な過程だったと思っています。

「病気も自分の一部」

「拒食・過食を受け入れる」って
私が書いてきたことと逆じゃない?

って思う方もいるかもしれないけど、逆じゃないよ。

摂食障害を受け入れるって

「痩せてるか太っているかで 

自分や他人を評価することを

=良いものとして開き直る、という意味ではなくて、

 

病気に助けられていることを知り

それに助けてもらいながらも、
失うものの大きさも認めつつ、
症状がなくても大丈夫な自分をつくっていく

というものだから。

やっぱり、

 

病気で失ったものに気付き

それを嫌うプロセスも、必要だったんですね。


だって過食や拒食してでも

痩せる優越感や達成感があれば幸せ!

私は正しいことをしているんだ!

 

って信じて疑わない状態では、

治したいとは思えないもの。

 

そのうちに、

 

「中身がないような空虚感を今までも本当は気付いていたから、外見に固執していたのかな」「だとしたら命がけでダイエットしても何も解決しないのでは・・」と気付いたりしました。

このように、

 

治りたい気持ちが
「痩せたいから過食の症状だけ止めたい」
というだけのものから

⇒太るのは怖いけど
太っても健康な心と健康をとり戻したい

…に変わるきっかけは、
やはり「痛い」プロセスを通ることもあり、
その痛みは決して無駄ではなく意味があるものでした


その時は、失敗した事実・痛かった事実しか見えてないから、それが前進のプロセスなんて思えないけどね

でも、あとから全体でみる余裕がでてきたら、
どの体験も繋がっていて
全てが必要だったことに気付いたりします。


その他、私の色んな体験、
色んな感情や考え方が変わるきっかけになったこと、
考えはすぐに変わらなくても「こっちの考え方を選びたい」と感じてたときのこと、、

 

考えが変わるのを待たずに、
選びたいほうに基づいて

行動を先にかえてみたときのことなど、

具体的なエピソードもたくさんあるけど、

 

それを書くと一冊の本になってしまうくらい長くなるので今日はやめときます^^

でも、私自身が、

「重要な」ターニングポイントになったなと思う体験、

どんなコトをどんな風に受け止めてきたのか・・・

 

ってことについては

2冊の本に一部のせてありますので、これからの方はゆっくり目を通してみてください。

ブログに書こう書こうと思いながら、かけてないことも沢山あります、。

私の体験よりも、みんなの質問や悩みをとりあげたくなっちゃうので、なかなか進みませんが

 

おいおい書いていけたらいいなと思います。


そうそう、今日私が書いた、「中身が空っぽの感覚」については、本にも書いてるけど、本当に空っぽなわけじゃないよ。

 

その時は私何もない、って思うんだけど、「中身が見えなくなっていただけだった」ってことだとあとから気づく時もきたよ。

それについては、この辺の私やみんなの体験を参考にしてください★

>摂食障害を受け入れる、とは?

>摂食障害は「私が生きた証」です。

では、またね~★

 
 
 
 
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