どうも日曜祭日になるとアクセス数が下がるな。皆さん職場のパソコンで観てくれているのでしょうか?(笑)
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「蛙」?知らない大学生35%
大学生の3人に1人は、「春はあけぼの」の意味が分からない――。国立国語研究所の島村直己主任研究員らの研究グループが17日、千葉市で開かれた日本教育社会学会でこんな調査結果を発表した。
現代文は高校生より正答率が低く、研究グループは「大学生の活字離れが深刻になっているのではないか」としている。
調査は今年6~7月、国立大5校と私立大3校の1~4年生までの約850人に実施。古文4、現代文2の計6問を出題し、2年前に高校生1~3年生約1500人に実施した同一問題での調査結果と比較した。
それによると、古文では、枕草子の「春はあけぼの」の意味を「春は夜が明け始めるころが素晴らしい」と正答できた大学生は62・9%。松尾芭蕉の俳句「古池や 蛙飛び込む 水の音」の「蛙」について、「カエル」と答えたか、「かわず」という正しい読み方を答えた学生は65・3%だった。
また、童謡「赤とんぼ」の「負われて見たのは」の歌詞の意味を「背負われて見たのは」と正答できたのも61・6%にとどまり、「追いかけられて見た」という誤答が目立った。唱歌「夏は来(き)ぬ」については、「夏が来ない」と逆の意味にとらえた学生が多く、正答率は47・8%と半数を割った。
(読売新聞) - 9月18日12時42分
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この調査結果というのは本当なのだろうか? 学生たちがしゃれで嘘の答えをしているのだと思いたいではないか。そうでなければあまりにひどすぎる。
私が大学受験をした頃も「受験のための勉強」というのがあって、知識や知恵のためではなく、入試問題を解くためのテクニックを勉強する必要があるとされていたが、それが肥大して本来の勉強を駆逐してしまったのだろうか。ゆとり教育で本来覚えることは減らされ、受験テクニックを塾で覚えこむ。これでは勉強などしても楽しくないし、身にもつかない。
結局大学受験が一つの癌になっているのだし、大学受験が歪んでしまったのも、企業やマスコミと官公庁の学閥偏重の気風があるのだ。
いわゆる自称エリートほど学閥偏重に使っているのだから、この連鎖を断ち切るのは難しいだろう。まず、官公庁のキャリア制度からメスを入れるべきであろう。せっかく強い与党ができたのだから、大鉈を振るうチャンスである。
ところで、学力低下を嘆く記事なのに、「夏は来(き)ぬ」と書かなくてはならないのは悲しいなぁ。
さて、
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北朝鮮が核放棄を約束…6か国協議で共同声明
【北京=加藤隆則、池辺英俊】北朝鮮の核問題をめぐる第4回6か国協議は再開7日目の19日正午(日本時間同日午後1時)過ぎから、北京の釣魚台国賓館で全体会合を開き、新華社電によると、「共同声明」を採択した。
共同声明の採択は2003年8月の第1回6か国協議開催以来、初めて。
また、中国中央テレビは、中国首席代表の武大偉外務次官が、次回の第5回協議が11月初旬に開かれると述べたと伝えた。
共同声明は、朝鮮半島の非核化実現に向けた原則的な目標を示したもので、全6項目。
第1項では、北朝鮮が<1>すべての核兵器と現存する核計画を放棄する<2>早い時期に核拡散防止条約(NPT)に復帰し、国際原子力機関(IAEA)の査察を受ける――ことを約束したと明記。米国は、朝鮮半島に核兵器が存在しないことや、核兵器や通常兵器で北朝鮮を攻撃・侵略する意思がない事実を確認した。
さらに、韓国は、1992年の「朝鮮半島非核化宣言」によって核兵器を搬入・配置しないとした約束を再確認し、現在、韓国領土内に核兵器がないことを確認した。北朝鮮が強硬に主張していた「核の平和利用」や軽水炉建設要求に関しては、「北朝鮮は核の平和利用の権利を有することを表明した。その他の各者はこれを尊重し、適切な時期に北朝鮮に軽水炉を提供する問題を討議することで合意した」としている。
第2項では、米朝は「相互に主権を尊重し、平和に共存し、各自の政策に基づいて徐々に関係正常化を実現する措置を取ることを承諾した」と明記。日朝は「『平壌宣言』に基づき、過去の歴史を清算し、懸案を適切に処理するという基礎に基づいて、徐々に関係正常化を実現する措置を取ることを承諾した」としている。
また、北朝鮮へのエネルギー支援については、第3項で、「日米など5か国が北朝鮮にエネルギーを援助することを望む」とし、さらに「韓国は200万キロワットの電力援助の提案を再び述べた」としている。
全体会合は当初、午前8時半から開かれる予定だったが、同会合に先立って米中2国会談が行われた。米国首席代表のクリストファー・ヒル国務次官補は19日朝、宿舎のホテルで記者団に、「北朝鮮がいくつかの要求を持ち出している」と述べており、土壇場で最後の調整が行われたと見られる。
(読売新聞) - 9月19日14時32分
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夕方のニュースを見ていたら、何か進展があったような報道がされていたが……この共同声明に何か見るべきものが有ると本当に思っている人がいるのだろうか?
これらの内容は、すべて六ヵ国協議が始まったときの前提条件に過ぎない。「こういった提案をしますのでこれを実現するための方策を話し合いで決めましょう」というのが六ヵ国会議の意義であったのだ。
今回、ようやくスタートラインをここにするということが合意されただけである。
いったいこの二年間何をやっていたのだろう。
しかも結局、すべては北がどう動くかにかかっている。
彼の国は、ほんの二日前にこんなことをいっているのだ。
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<6カ国協議>北「軽水炉がだめなら核活動続ける」
第4回6カ国協議再開4日目となる16日、軽水炉問題をめぐる朝米両国の対立が続く中、議長国の中国が4次草案の修正案を出し、交渉のヤマ場を迎えている。
今回の修正案は、各国の立場を反映しながら軽水炉問題の折衷案が投影されたものと観測されており、17日午後3時までに中国に提出する残り5カ国の反応しだいで、交渉の継続、休会、妥結、決裂などの結果が決まる見通しだ。
一方、北朝鮮代表団は16日、「米国が軽水炉を建設しないと主張し続ければ、核活動はやめない」と明らかにした。
北朝鮮代表団は協議再開4日目のこの日午後6時30分(現地時間)、北京の釣魚台迎賓館で記者会見を行い、「米国が核抑止力を差し出せというのは武装解除を要求するのと同じ」とし、このように述べた。
北朝鮮代表団の玄鶴峰(ヒョン・ハクポン)スポークスマンは「米国は、自体防御のために作った核抑止力をまず出せと話している」とし、「これは、われわれにまず武装解除をしろというものであり、あまりも天真らんまんな要求だ」と語った。
中央日報 2005.09.17 10:55:26
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こういう態度が合意を遅らせるということすら分っていない国が、果たしてこれから先、核廃棄と軽水炉提供のスケジュールを決めたところでそれに従う保証があるのだろうか。
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食糧購入費 北、軍事費に転用 米NGO報告「支援調査も妨害」
【ワシントン=有元隆志】北朝鮮がここ数年、食糧輸入の九割を外国や国際機関からの援助に頼り、本来、食糧購入費にあてるはずの資金を戦闘機などの購入に転用していたことが一日、米国の非政府組織(NGO)「北朝鮮の人権に関する米国委員会」の調査報告で明らかになった。
報告は、北朝鮮が国際機関や民間団体の活動を制限するだけでなく、支援が住民に行き渡っているかどうかのモニタリング調査まで妨害しているとも指摘しており、世界食糧計画(WFP)とは別に北朝鮮に食糧支援をしている最大の援助国、中国と韓国に対し、WFPを通じた支援に切り替えるよう求めている。
報告は北朝鮮経済に詳しい米国際経済研究所(IIE)のマーカス・ノランド上級研究員らがWFPや国連食糧農業機関(FAO)の統計や脱北者約千人からの聞き取りなどを基にまとめた。
それによると、食糧輸入に占める外国からの支援の割合は一九九五年以降増え続け、二〇〇一年からは全体の九割以上を占めている。北朝鮮は外国からの食糧支援に頼る一方で、外国からの食糧購入を減らし続けた。
報告は「軍事品や幹部のためのぜいたく品の購入にあてた」とし、具体例として、九九年に食糧購入を二十万トン以内に抑えた代わりに、カザフスタンからミグ21戦闘機や軍用ヘリコプターを購入したことを挙げた。
また、支援物資は一般住民には行き渡らず、軍や高級官僚などに横流しされたほか、最近では市場に出回っていることも確認されたとしている。
これを裏付けるように、脱北者からの聞き取り調査では、四割が外国などからの支援を知らなかったという。支援を受けていることを知っていた人の中でも、支援物資を受け取ったのはわずか7%しかいなかった。
同委員会のデボラ・リャンフェントン事務局長は「北朝鮮は援助国の寛大さを悪用している」と非難した。
北朝鮮は一九九〇年代に干魃(かんばつ)や洪水による飢饉(ききん)に見舞われ、同委員会の推計では六十万人から百万人が死亡した。九〇年代ほどではないものの、今もなお、数百万人が慢性的な食糧不足に苦しんでいるという。
(産経新聞) - 9月3日2時59分
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北朝鮮は、他人の善意の支援すらも平気で踏みにじるような国である。
約束というものにも、まったく重きを置かない。そもそも北の軽水炉開発が凍結されたのも、北朝鮮がKEDO合意を破ってウラン濃縮を行ったと発言したからである。
とりあえず、査察のところで一悶着あることに1000ウォン(笑)。
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【6か国協議】北朝鮮の日本への配慮 その背景は?
北京で開かれている6か国協議に出席している北朝鮮代表団が、日本代表団に特別な配慮を見せており注目を集めている。北朝鮮は14、15の両日、相次いで日本と2か国協議を行なった。13日間続けられた先月の第1段階の協議では、一度も会っていない。最終日の夕食会でしばらくの間会っただけだった。
しかし、今回の2回に渡る協議は北朝鮮側から先に合うことを要求したと伝えられる。初協議では、小泉首相の総選挙での勝利に関心を示したこともあった。 とりわけ、これまで言及を避けてきた日本人拉北者問題に対しても「本国で適切な検討をしている」という肯定的反応まで示した。
背景をめぐっては、いくつかの解釈がある。いずれ資金を提供してくれる国は日本であるため、あまり無視してはならないという分析とともに、選挙勝利によって力を増した小泉首相を利用して米国を説得しようとする思惑などとする見方がある。
朝鮮日報 2005/09/18 08:03
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今回の共同声明でも「日朝はピョンヤン宣言に基づいて不幸な歴史の清算~」などという文言が入っているようだが、北が核配備宣言をしたところで、ピョンヤン宣言は無効である。
核問題が解決したところで新たに共同宣言を出さなくては、日本は北にいいように舐められるだけである。もちろん、そのときは外交相互主義に則って金氏に東京に来ていただこう。飛行機がいやならばマンギョンボン号で来て新幹線で東京入りしてもいい。相手の招待を受入れられないような不信感を国家元首が抱いているような国とは国交などできないし、元首が堂々と国を空けて外遊できないような不安定な国とは、なおさら国交などできない。
それにしても、北朝鮮が「いずれ資金を提供してくれる国は日本であり」などという虫のいい分析をしているのならば、図々しいし、それを無条件に書いている韓国も同類である。こいつら本気で「半島分断の責任は日帝にあるニダ。統一費用を出せ!」といってくるつもりではあるまいな?
「不幸な歴史」にしても、韓国ですら未だに併合時代の正しい評価をしないぐらいである。嘘八百の「日帝の悪事」をいいだすのは目に見えている。
「泣く子は一つ餅を多くもらえる」ということわざは、朝鮮半島でしか通用しないということを知るべきだ。
一方、北京政府は相変わらず反日活動にいそしんでいるようで、
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「9・18を忘れるな」 記念大会を盛大に開催 大連
大連市旅順口区の各界の人々は18日午前、旧中国侵略日本軍・関東軍司令部の跡地で「9・18(満州事件)を忘れるな」をテーマとした記念大会を盛大に催した。
日本の侵略者は74年前、旅順口の関東軍司令部で悪名高い「9・18」事変を画策した。(編集NA)
「人民網日本語版」2005年9月19日
柳条湖事件74年で記念行事 中国各地で追悼式
【瀋陽(中国遼寧省)18日共同】満州事変の発端となった1931年の柳条湖事件から74年の18日、中国各地で空襲警報を鳴らしたり抗日戦争犠牲者への追悼式が行われた。同事件は「日本軍国主義による全面侵略の始まりで、中国人民の抗日の起点」(中国共産党機関紙、人民日報)とされ、今年7月から本格化した抗日戦争勝利60周年の愛国キャンペーンの最終的なヤマ場となった。
事件現場となった中国遼寧省瀋陽市では18日夜、同市主催の記念行事を開催。現場に建てられた“9・18”歴史博物館の広場で午後8時(日本時間同9時)からコーラス隊による抗戦歌曲の合唱の後、「国辱を忘れるな」との文字が記された「警告の鐘」が省や市、軍の関係者によってつかれ、同9時18分には空襲警報が鳴らされる。
(共同通信) - 9月18日16時21分
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「日本の侵略者は74年前、旅順口の関東軍司令部で悪名高い「9・18」事変を画策」と来たもんだ。何が悪名なのか書かずにレッテル貼りをするところなど、「扶桑社教科書は戦争美化」と騒ぐ反日団体と同じ思考なのが笑える。
9・18事変とは柳条湖事件のことなのだが、この事件は満州建国の手始めで、確かに日本軍の策略で国民党軍を駆逐するきっかけとなったものだが、当時の満州は別に中華民国の支配地であったわけではなく、これを「日本の侵略」といったり、「抗日戦争の始まり」というのはまったくのプロパガンダである。また、満州事変は満州帝国建国によって一応の終結をみている。
要するに「日本は悪」を国民に刷り込みたいだけなのだ。
そもそも二ヶ月前には同じ中国の報道で、「盧溝橋事件が抗日戦争の始まり」といっていた(7/10 付き合う必要はない)
ではないか。忘れてしまったのか?
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中国の都市、農村の経済格差は世界一
【大紀元日本9月18日】中国社会科学院経済研究所がこのほど発表した調査報告によると、都市と農村の経済格差はますます拡大し、深刻化してきた。医療、教育、失業保険などをみると、6倍の格差が広げており、世界一。内陸部に行くほど農村の状況はもっと深刻的な状況にあるようだ。
中国経済の専門家は、改革開放27年間の経済発展がある意味では資源、環境と多くの農民達の利益を犠牲にしたものだと指摘している。温家宝は2004年初めに出した「1号文件」(執行部による公文書)で、中国の農民、農業、農村は改革開放以来最も厳しい時期にあり、多くの農業従事者の収入は低迷、減少し、ますます貧しくなっており、都市部住民との収入格差は広がる一方であるということを明らかにした。
農村部の貧しさは中国共産党(中共)が政権をとってからの戸籍制度に直接関わっている。中共は極めて不公平な戸籍制度を制定した。「農業従事者と非農業従事者」を強制区分し、農民には医療保険も失業保険もなく、退職金も融資制度もない。農民は中国で最も貧しい階層であるにも関わらず、最も重い税金が課せられている。農民は公積金、公益金、行管金、教育費附加、計画生育費、民兵建設訓練費、郷村道路建設費、特別慰問金(戦没者の家族、軍人家族などに与えられる)などが課せられる上、公糧、農業税、土地税、特産税、屠宰税なども支払わされる。一方、こういった税金は、「非農業従事者」には課せられない。
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国内の不満をそらすために必死になっているのだろうが、嘘はつじつまを合わせておかないと、綻びから真実が暴かれ、嘘をついた人間にその反動が返ってくるのだ。
もう遅いだろうが。
国内の不穏分子はどんどん取り締まられる。禁固などまだいい(中国の刑務所の劣悪さはひどいもので、およそ人間の暮らす環境ではないらしいが)ほうで、命をなくすことも多々ある。全世界で去年一年間に執行された死刑約5500件のうち、中国国内のものが5000件あまりを占めているというデータがある(イギリス・ガーディアン紙の報道による)のだ。この中のどれほどが「本当に」死刑に値するほどの罪を犯した者で、どれほどが国に黙らされた者だろうか?
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盧大統領「帝国主義的思考・残滓を清算すべき」
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は15日(日本時間)、第60回国連総会特別首脳会合の基調演説を通じて、「世界の数カ国に残っている帝国主義的思考と残滓を完全に清算しなければならない」とし、「一部でまた表れている強大国中心主義傾向も警戒すべきだ」と強調した。
盧大統領は「この点については、今日の国際秩序を主導している国からまず、自らの過去と未来に対する格別の省察と節制がなければならない」と指摘した。
盧大統領は「21世紀の新しい国際秩序は、強大国と弱小国、中堅国を含むすべての国が共存し、ともに利益を享受する共同繁栄の秩序であるべきだ」と付け加えた。
特に「隣国に対する尊重と国際的な合意創出、そして対立解消のための努力をいっそう強化する必要がある」とし、「強大国が平和と共同繁栄という大義の国際秩序を成し遂げようと努力すれば、‘力’と‘大義’の間の緊張は解消されるだろう」と述べた。
国連の改革方向に関し、盧大統領は「国連の指導力を象徴する安保理の改革も、民主性、責任性、効率性の土台上で道徳的権威を増大する方向へ進まなければならない」と提案した。
盧大統領は「もう一つの強大国中心主義ではなく、国際社会の和合を促進する改革案が導出されるべきだ」と主張した。
盧大統領のこうした発言は、常任理事国増設に主眼を置いた日本などの案に対抗して、韓国側の立場である非常任理事国増設案への支持を訴えたものだと、青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は伝えた。
ニューヨーク=崔勲(チェ・フン)記者
中央日報 2005.09.15 17:58:25
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ほら、属国の元首もこう言っている。
(記事中の大統領府関係者の言葉を無視して、ノ大統領の言葉だけを素直に読んでみましょう。するとすばらしいほど北京政府非難の言葉になります(笑))
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国民党、抗日戦争の勝利60周年を記念
中国国民党は9日、台北市で「勝利・平和」をテーマに、抗日戦争の勝利と、台湾の祖国復帰60周年を記念する活動を催した。
台湾メディアの報道によると、国民党の馬英九主席は活動で「抗日戦争の勝利は、中華民族にとって重要なターニングポイントだ。1943年の『カイロ宣言』で、日本が奪った東北や台湾・澎湖などの中国の領土は、必ず中国に返還しなければならないということが決定した。この条件は、日本の降伏文書の中で明文化されている。『ポツダム宣言』は、日本が必ず『カイロ宣言』の条件を実行し、台湾・澎湖を返還するよう求めている」と指摘した。(編集UM)
「人民網日本語版」2005年9月10日
台湾の高金素梅氏、米で日本の植民地支配を告発へ
台湾「立法委員」の高金素梅氏は15日午前、台湾の先住民がかつて日本の戦争のために「高砂義勇隊」の結成を強いられたことなど、植民地時代の日本による台湾先住民への迫害を国連本部前で告発するため、空路ニューヨークへ向った。
国民党の馬英九主席は見送りのために特別に空港へ足を運び、その場で高金素梅氏に3千ドルの寄付金を送った。(編集NA)
「人民網日本語版」2005年9月16日
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その台湾では、野党が北京政府とまったく同じ論を張り、大陸への帰属を求めている。だが、相手がこういう国だとわかって台湾国民にアピールしているのだろうか?
高金素梅氏のような日本の「反日左翼勢力」と同質の人間と手を組むなど、正気とは思えない。日本政府は今のうちに台湾与党と組んで啓発活動をやらないと、当時のことを知る人間が亡くなった後、台湾が朝鮮半島のような嘘の歴史で満たされてしまうことにもなりかねない。
それにしても、「台湾・澎湖を返還するように」というのは何の寝言なのだろう? そもそもカイロ宣言そのものが、現在は法的効力があるものかどうか議論の的になっているのだが。それはそれとしても、現在日本は台湾も澎湖島も領有していないのだ。持っていないものを返せといわれても……どうする、日本政府?
今日の歪曲
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小説「馬賊戦記」20年ぶり復刊、差別表現も修正
「馬賊もの作家は私で最後でしょう」と語る朽木寒三さん
戦前・戦中の中国大陸で「馬賊王」と呼ばれた日本人・小日向白朗(こひなた・はくろう)(1900~82)の波乱万丈の半生を描き、60年代にベストセラーとなった小説「馬賊戦記」が、約20年ぶりの新装改訂版として刊行された。
「馬賊戦記」は、16歳で単身中国に渡り、陸軍密偵として蒙古潜入中に馬賊に捕らわれた小日向さんが、才気と度胸で満州(現中国東北部)馬賊を束ねる大頭目にのし上がり、中国民衆の伝説的ヒーローになったという史実を基に、伝記作家の朽木寒三(くちき・かんぞう)さん(80)が小説化した作品。戦後、日本に戻った小日向さんに、朽木さんが1年半にわたって直接取材、66年に番町書房から刊行した。
馬賊小説としては、やはり日本人馬賊として名をはせた伊達順之助を描いた檀一雄の「夕日と拳銃」(55年)が知られるが、「馬賊戦記」は、それをしのぐスケールの英雄ロマンとしてベストセラーになった。82年に徳間文庫に入ったが、文中の差別的表現などがネックとなり、近年は事実上の絶版状態が続いていた。
今回の新装改訂版は、発行・ストーク、発売・星雲社。原著の「支那」という表現だけはことわり書きを入れて残し、それ以外の差別的表現を全面修正、資料写真や歴史年表も増補した。馬賊の生態を克明に描いた小説としてはほぼ唯一の作品で、最近の出版界の「満州ブーム」もあり、歴史的資料としても再評価が高まっている。
朽木さんは、「私が生きている間に再刊できたのはうれしい。この作品には、私が戦中に感じた中国民族への尊敬の念と、日本人のエネルギーを描きたいという思いがこもっている。中国にも読者がいると聞くし、今だからこそ、民衆レベルでの日中友好の書として読まれてほしい」と話している。
◆馬賊=中国の郷村が組織した騎馬の自衛遊撃隊。日中戦争時は軍閥や日本軍の対抗勢力にもなったが、共産中国の成立と共に歴史から消えた。「馬賊」とは日本側が付けたべっ称。
(読売新聞) - 9月16日14時51分
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昔の傑作小説まで、今では歪曲され、プロパガンダに用いられるようになってきた。「差別的表現」というのは、おそらく中国人を馬鹿にしたり笑いものにしたりするようなものなのだろうが、それはそのまま残してこそ、当時の日本人が中国人に持っていた感情を示すよい資料になるのである。過去を隠蔽してしまったら、未来に同じことをする。過去を歪曲している中韓の国民を見るがいい。
当時の日本人が差別的表現をしていたのならば、現代の日本人は甘んじてそれを受入れ、反省するべきである。未来志向というのはそこから始まるのだ。
ところで、記事の解説では馬賊をよく書いているようだが、なるほど雇われて村を守ったり、国民党や共産軍に協力した馬賊もいただろう。だが、ほとんどの馬賊は無頼の徒であり、単なる盗賊団である。主に馬を移動手段にした盗賊団を馬賊と呼んだので、別に蔑称でもなんでもない。中国では取締りの対象であり、官憲に捕まれば「打ち首のうえ晒し首」にされたのである(その写真を国民党軍は「日本軍に殺された中国人」と偽ってプロパガンダに使った)。
馬賊を自衛遊撃隊などというのは、地回りのヤクザを警察官だというようなものである。さらにいうならば、馬賊になっていたのは漢民族だけではなく、(この作品に書かれているように)日本人もいれば、モンゴル人、ロシア人などもいたのである。
「ディスティニープラン」……基本的なところは、私が昔から持っている「人はみんな何かの天才」説と同じだ。たとえば、そこらの八百屋の親父が実は早撃ちの天才だったり、将棋など見たこともないアフリカ奥地の人にすごい将棋の才能があったりといった感じの。
だが、それをどう生かすかはその人の勝手であり、才能に従って生きれば幸せになるというものでもない。環境が生み出す後天的な能力もどう扱うのか分らない。才能がないというだけでやりたいこともやれないとなると、結局は不満をもって生きていく人があふれることになる。
そんな穴だらけのものに従えといわれても、誰だって躊躇するだろう。
それなのにそれを強制するため武力に訴えるというのは、議長、争いのない世界を作るという自分の言葉を自分で否定していませんか? それを防ぐために戦うんだという主人公側もなんだかなぁ。
あの世界には民主主義の考えはないのだなぁ。
それにしても、いきなり出てきたコンピュータ・コンプレックスは何なんだろう? 全人類の遺伝子データが蓄積されているとでもいうのだろうか? 全面戦争やっているのだから、誰が生きていて誰が死んでいるかすら定かではないだろうに。それとも、これから地球上の人間みんなが選別されるためあそこにぞろぞろ並ばせられるのだろうか? 地球は百人の村ですか、監督?