2017年09月04日(月)

あなたは、わかってるかな?

テーマ:教育

 今日はちょっと具合がよくないので、ニュースを見ていて気になったことを一つだけ簡単に。

 産経新聞が、
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 正答率13%…あなたはわかりますか? 全国学力テストで苦戦した問題


(写真、産経新聞より。全国学力テスト)

 全国の小6と中3計約203万人が参加した今年4月実施の全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果が8月下旬に公表されたが、対象となった国語と算数・数学では知識を問う「A問題」に比べ、知識の活用力を問う「B問題」への苦手意識が改めて浮き彫りになった。算数・数学の平均正答率は5割以下と低く、小6算数Bでは13%台という“難解”な問題も。B問題は全国学力テストが始まった当初から課題が指摘されており、授業の改善が求められている。

■記述式で苦戦
 平成29年度の全国学力テストの結果によると、平均正答率は小6国語Aが74・9%でB問題は57・6%。小6算数Aは78・8%で算数Bは46・2%。中3では国語Aが77・8%、B問題は72・7%。数学Aは65・2%でB問題は48・7%だった。
 A問題とB問題の正答率の開きが大きいのは算数・数学で、特に小6の算数Aと同Bの開きは32・6ポイントと各科目の中で最大だ。中学より小学校の方が知識の活用力に課題があることがうかがえる。
 小6算数Bで児童たちが最も苦戦したのが記述式だ。とりわけ日常生活の事象の数学的な解釈と判断の根拠を説明させる問題は正答率が伸び悩んだ。
 月の見かけの直径が最小と最大で14%の差があることを題材に、月を硬貨に置き換え、「最少の満月の直径」を1円玉(直径20ミリ)の直径としたとき、「最大の満月の直径」は100円玉(同22・6ミリ)と500円玉(同26・5ミリ)のどちらの直径に近いかを説明させたが、正答率は13・5%。正答は100円玉。
 理由例はこうだ。「最大の満月の直径は20×1・14=22・8ミリです。100円玉の直径との差は22・8-22・6=0・2で、0・2ミリです。500円玉の直径との差は26・5-22・8=3・7で、3・7ミリです。100円玉の直径との差のほうが小さいので、100円玉のほうが近いです」
 こうした説明を書けないケースが多く、身近な物に置き換えて割合を考えることに苦手意識がうかがえる。
 昨年も小6算数Bでは、記述式問題でつまずく児童が目立ち、二等辺三角形と正三角形の関係について説明させる問題の正答率はわずか7・0%だった。
(後略)
 産経新聞 9/4(月) 9:30

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 先日結果が発表された学力テストのことで、こんな記事を書いていた。

 この「文章題が苦手」というのは近年言われ始めたことではなくもう何十年も前から問題視されていることなので、いったい本当に解消していこうという気が教育現場にあるのかとも思ってしまうのだが……記事で上げている問題は、比較を使うことでうまく「マイナスの数字」の概念に触れず内容に作っていて工夫がみられていいものになっている。

 小学校のレベルではまだ段階を踏んで「ルール」を覚えさせている段階なので、問題を作るのはなかなか難しいのだ。


(2012/01/13の記事、♪もう~終わりだね 君が小さく見える)で「8×5で飴の数を求める問題」にいちゃもんをつけて教師を叩いている人間たちの「頭の悪さ」を指摘したように、そういうことがわからず、「交換法則がどうの」と次の段階の話を持ち出して教師を見下そうとする人間が定期的に現れる。
「式の立て方」と「計算の手順」の違いがわからずにごちゃごちゃいう、数学の基礎ができていないこういう大人の存在は、教育の邪魔にしかならない。
 子供の「応用問題が苦手」を指摘するならばその前に、まずはこういう大人を何とかしなくては。せっかく正しい指導をしても、横から「いや計算がどうの」と茶々を入れられていては教えられるものも教えられない。

 そして、文章を式に落とし込む時には、数学的視点以上に文章読解力が重要になるのは言うまでもない。
 文章題などの応用問題の正解率を上げたいのならば、「英語だ!」「プログラムだ!」とやる前に、国語をしっかりとやることが必要なのだ


 ところで、この産経の記事に「子どもに戻ってくるのが遅くて役に立たないテスト。」というコメントをつけている人もいるが、全国学力テストは文字通り全国の子供の習熟度を学校単位で測るもので、個人の成績を測るものではない。だから「学校ごとの差がわかってしまう」と教師が反対しているのだ。
 それがわからない大人というのもまた、困ったものだ。


 本日の一本橋。

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 「高所恐怖症の人は来ないで」スイスに世界最長のつり橋


(写真、BUSINESS INSIDER JAPANより。スイスのチャールズ・クーネンつり橋。)

 世界最大の長さを誇るスイスのチャールズ・クーネン(Charles Kuonen)つり橋が7月に完成した。
 全長1621フィート(約494メートル)のチャールズ・クーネンは、アルプスの最も深い谷にかかっている。

 7月29日、正式開業した橋を見てみよう。
 スイスアルプスに位置するチャールズ・クーネンつり橋は、グレッヘン( Grachen)とツェルマット(Zermatt)という2つの町を結ぶ。
 金属の橋はスイス最深の谷をまたぎ、地上275フィート(約83メートル)の高さに架かっている。デッキの幅はわずか63センチメートルしかない。
 同橋はオイローパベーク(Europaweg)と呼ばれるハイキングコースにもつながるが、2010年の岩石なだれによってコースはふさがれてしまった。
 崩れた岩石は、なだれ発生2カ月前にオープンしたばかりの820フィート(約250メートル)の橋をも破壊した。チャールズ・クーネン吊橋はその代わりとも言える。
 新たな橋は岩石にぶつかるのを避けるためより高い場所に建設され、前回の橋よりも頑丈なケーブルを使用している。チャールズ・クーネンつり橋の建設費用は約77万5000ドル(約8460万円)。
 屈曲や回転に対する耐性があるトラス構造により、つり橋は一般的に他の種類の橋よりもはるかに長い。
 ツェルマット(Zermatt)の観光局は最近、高所恐怖症の人は橋の通行を避けるよう呼びかけた。高い場所が苦手でなければ、最高の景色を堪能できるだろう。
 Source:Architectural Digest
[原文:The world's longest suspension bridge has opened in the Swiss Alps ー and it looks terrifying]
 BUSINESS INSIDER JAPAN 9/3(日) 12:10

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 う~ん。高所恐怖症がどうのという前に、橋の真ん中が「たわんで下がっている」のが怖いなぁ。「デッキの幅はわずか63センチメートル」ではまるで綱渡りのようだし。
 どうせならばロープウェイにした方が捗るのではないかという気もするのだが……。動力がいるなどいろいろ難しい事情もあったんだろうなぁ。

 常陸太田にある竜神大吊り橋のようにバンジージャンプの飛び降り台を作ったら、ものすごく人を呼べそうだ(笑)。


 

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2017年09月03日(日)

善人面に騙されるな!(怒)

テーマ:教育

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 <民進党>幹事長に山尾氏検討 前原代表、刷新演出狙う

 民進党の前原誠司代表は2日、幹事長に山尾志桜里元政調会長を起用する検討を始めた。若手の起用で党風の刷新を印象付ける狙いがあるとみられる。また、前原氏は2日の読売テレビの番組で、代表選で戦った枝野幸男元幹事長について「どういう立場かは全く白紙だが、中心の一翼を担ってほしい」と述べ、要職起用の考えを改めて示した。
 前原氏はテレビ出演後、5日にも開く両院議員総会で「骨格の人事の承認を得たい」と記者団に述べた。「骨格」の役職には幹事長、政調会長、国対委員長、選対委員長、組織委員長、代表代行を挙げ、枝野氏をいずれかに起用すると示唆した。
 幹事長は選挙対策の責任者で、共産党を含む野党連携に前向きな枝野氏の起用は、前原氏の支持議員の反発を招く可能性もあった。前原陣営では「融和の名の下に、何も変わらない民進党を印象付けるだけだ」との声も漏れていた。
(後略)
【樋口淳也、真野敏幸】
 毎日新聞 9/3(日) 2:30

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 一部マスコミ以外まるで注目されていなかった民進党の代表選挙が終わり、新代表に選出された前原氏の党人事構想が出てくるようになったのだが……「前原代表、刷新演出狙う」と書く毎日新聞は本気でそんなことを思っているのだろうか?

ただでさえ外国人献金の話が中途半端に終わらされている前原氏の「再演」に、(2016/04/11の記事、厚顔無恥も行き過ぎるとただ醜い)でガソリン代疑惑を「秘書のせい」にして逃げた人間の幹事長。
「日本死ね」という「流行語」の受賞に嬉々として現れた人間に党を仕切らせようというのだから、民進党のこれからの路線は「ますます政府にいちゃもんをつけて足を引っ張って行く」宣言をしたと受け止めていいだろう。
「森友だ! 加計だ! 忖度だ!」とやった挙句に自答の支持率がどうなったかも見えない代表に率いられて、民進党の社会党後追いはいよいよ最終段階に入ることになる。


 ところで、その民進党が「安倍叩きのヒーロー」と持ち上げた前川前次官が講演で、

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「夏休み明け、死にたいくらい辛いなら、学校に行くな!」前川喜平・前文科省事務次官が子供たちに呼びかけ

◆“学校に行かない”キャンペーンをしたいくらい
「日本中の、学校に行きたくない子供に言いたい。死にたくなるぐらいの気持ちがあるのなら絶対に学校に行くな!」
 前川喜平・前文科省事務次官が8月20日、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町で行われた講演会でこう呼びかけた。その講演会とは、東北6県の高校生約50人が参加した「U-18東北次世代リーダーカンファレンス」(NPO法人「キッズドア」主催)。

 前川氏はこう続けた。
「『学校はどうしても行かないといけない所』という強迫観念が日本中を未だに覆っている。これをいかになくすのかが大事です。“学校に行かない”キャンペーンをしたいぐらいです。これから2学期が始まります。(夏休み明けが)本当に危ないのです」
※講演のときはまだ夏休み中
◆学校に行くのは、子供の「義務」ではなく「権利」
 男子高校生が前川氏に質問をした。
男子高校生:僕の学校に『学校に行かないといけない“義務”がある』という先生がいるのですが、それで学校を休めなかったりして心を痛めている人が友達にいます。どういうふうにお考えですか?
前川氏:「死にたいぐらい学校に行くのが嫌だ」とか、「またいじめられてしまう」とか、ものすごく辛い思いをしながら学校に行っている子供は多いわけですよね。いじめによる自殺は後を絶たない。学校に行って、死にたくなるくらいの思いをするのなら、絶対に学校に行くべきではない。
 自分の命が絶対に大事なのであって、命よりも学校に行くことを優先する考え方はまったく馬鹿げています。義務教育の「義務」というのは、親のほうの義務なのです。憲法第26条第二項、「すべての国民は法律の定めるところにより、その保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負う」とあります。
 つまり「保護する子女に受けさせる」というのは、「親が子に対して教育を受けさせる」ということ。義務教育の義務が課されているのは親、保護者のほうなのです。
 子供は権利者なのです。「(憲法第26条にある)すべて国民は、法律の定めるところにより、その能力に応じて、ひとしく教育を受ける権利を有する」とある。子供は権利者なので、これを「学習権」と呼んでいるわけです。
(後略)
<取材・文・写真/横田一>
 HARBOR BUSINESS Online 9/1(金) 16:00

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 こんなことをいっていたという。

 ツィッターで動物園の人間が「動物は命の危険を感じたら逃げる。学校が嫌なら逃げろ」とつぶやいて話題になっているからとも思ったが、その十日前に講演は行われているということなので、感化されたわけではなく彼の持論なのだろう。
 ふざけた話である
 前川氏は「学校に行くのは権利で、子供は権利者だ」という。ならばどうして、いじめっ子という犯罪者のために自分の権利が侵害されなくてはならないのか

 彼は、

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 その学習権は、学校に行かなければ満たされないのかというと、そんなことはない。学校以外にも方法がある。だからフリースクールが存在しているし、フリースクールで学んで立派な社会人になった人もたくさんいる。学校がすべてではない。
 むしろ、学校に行ったら死にたくなるぐらいなら、絶対に行ってはいけない。そんな危険なところはないでしょう。命をかけてまで学校に行くべきではないんです。だから、学校外で学ぶ場を正面から認める法律ができたんです。
 学校に行けないこと、行かないことに負い目を感じる必要はない。「何か悪いことをしているのではないか」とかという気持ちを抱く必要はまったくない。もっと明るく不登校をするといいと思います。私のこの考えは、文科省の中でもかなり異端なのですが、この新しい法律ができたことでだいぶ変わってきています。
 HARBOR BUSINESS Online 9/1(金) 16:00配信 「「夏休み明け、死にたいくらい辛いなら、学校に行くな!」前川喜平・前文科省事務次官が子供たちに呼びかけ」より

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 というが、世間的にはまだまだ「何か問題があったからそういう学校に行ったんだね」とみられることの多い道をいじめという犯罪被害者に勧めるというのは、本来の教育権の考えからは本末転倒ではないか!

 いじめをするような問題生徒に対する対応を考えて「権利者」を守るべき文科省のトップにまで上り詰めた人物が、いじめっ子をそのままにしていじめられて苦しんでいる方により社会的な苦難の道を進めるなど、許されることではない。
 ヤフーニュースで配信されたこの記事には、「前川氏素晴らしい!」「正論!」というコメントが山ほどついている。
 そのどれほどが言葉の上っ面に騙されている人間で、そのどれほどが「反安倍」で前川氏を持ち上げているだけの人間なのかはわからないが、こんなすり替えを称賛してはいけない
「いじめで学校に行くのがつらい」というほどの状況に子供が置かれているというのならば、学校がやるべきはその生徒を「逃がす」ことではなく、そういう行為を行っている子供にしっかりと罰を与え、「悪いことをする人間は報いを受ける」ということを当人やその周りの子供たちに教えることである。
 そして文科省は、いじめを「隠す」ような学校が出ないようにするのが仕事である。

 動物園の人は「動物は逃げる」というが、それは捕食されることからの逃避であって、「法と社会制度」によって人が守られる人間社会にそのまま当てはまるものではない。
「辛い」という子に「だったら逃げていいよ」というのは最悪な偽善行為で、物事の解決を放棄するもの。それを何よりの当事者でありその任を追っていたものが口にするのだから、こんな無責任人間をただ「政権叩きに使える」というだけで持ち上げている野党連合やマスメディアの罪もまた、重い。


 本日の停止線。

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 ヤマハが生産終了を相次いで発表 40年のロングセラー車種も


(写真、BuzzFeed Japanより。ヤマハの発売35周年記念の限定バイク「SR400」)

 ヤマハ発動機は9月1日、「SR400」や「ドラッグスター」、「セロー250」など9車種の生産終了を相次いで発表した。【BuzzFeed Japan / 播磨谷拓巳】
 生産終了が発表されたのは以下の9車種。
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 SR400
 セロー250
 ドラッグスター400
 ドラッグスタークラシック400
 トリッカー
 マグザム
 VOX デラックス
 アクシス トリート
 BW'S
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 同日、公式Twitterとホームページにて発表された。ファンからは「古き良き思い出が消えていく」など悲しむ声や、「ヤマハどうした」と驚きの声も上がっている。
 ヤマハはTwitterで「本日は、ヤマハバイク生産終了のお知らせを多数しました。欲しくてたまらなくなった方は、在庫を販売店にお問合せのうえ、お早めにお買い求めください。いま所有されているオーナー様は、大事に乗り続けていただけると嬉しいです」と投稿した。

 今回、生産終了が発表された機種の中でもっとも歴史が長いのは「SR400」。
 同機種は、1978年に“ビンテージ・アクティブ・カジュアル”をコンセプトに発売開始。2008年に販売30周年を迎えたが、自動車排出ガス規制強化に対応できず、同年9月に一時生産を終了。翌2009年に排ガス規制に対応した設計を加え、販売再開した。
 販売当初から大きなデザインの変更がない、ヤマハのロングセラー車種のひとつである。規制に対応した新型車両が発売されなければ、約40年の歴史に幕を閉じることになる。
 2015年7月に公布・施行された「バイクの排出ガス規制」強化により、国内メーカーの車、バイクのラインアップが大きく変化していた。
 9月1日からは「平成28年排出ガス規制」対応適応となり、同日までに適応できない現行バイクは販売できなくなり、各社のモデルは岐路に立たされていた。
 BuzzFeed Japan 9/2(土) 15:29

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 二昔ほど前にはその「飾らない、いかにもバイクらしい姿」で人気のあったSR400に、「林道で無敵」のセロー。ホンダのスティードと並んでアメリカン人気を作った「ドラスタ」。
(2017/06/23の記事、「鈍」なのは「貧」しているからなのか?)で取り上げたモンキーに続いて、どんどん個性的なバイクがなくなっていってしまう。
(2017/04/27の記事、「報道しない自由」度は?)で取り上げたように今は250ccスーパーバイク系に若い層に目が言っているというが、「その先」につながる多様性がなくなってしまうと、「若い時の趣味」で終わってしまうことにもなりかねない。

 BuzzFeed Japanは排ガス規制の話を記事にくっつけている。
 50cc原付は排ガス規制との兼ね合いで開発が難しいというが、400でもそうだというのだろうか? 軽自動車のエンジンのことを考えれば、そんなことはないと思うのだが。
 もし400ではというのならば、免許制度を変えて軽自動車に準ずる660ccまでを「普通二輪」とする新規定を作るよう陳情していくのも、考えるべきではないかな?



 

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2017年05月14日(日)

時代遅れの上に危険を生む

テーマ:教育

 この間の暑さが嘘のような「寒い日」が続いている。
 今日は久々に大洗の方に行ってこようかと思ったのだが、天気も良くないし寒いしで、結局家でゴロゴロしてしまった。
 暑いのは嫌なので涼しいのはいいのだが、寒いほどというのは。せめてもう少し気候が安定してほしいものだなぁ。


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 高校生のバイク指導、検討会開催の前後でここまで変わった---埼玉県


(写真、レスポンスより。バイク禁止を訴える入学説明会が、2017年度から内容が大きく変わった。17年度入学の資料)

 バイク指導の効果や今後の指導のあり方を検証している埼玉県。開催後、新入学生徒への説明資料が大きく変わった。
 埼玉県は県教育委員会が主導して、三ない運動を推進する全国的に珍しい地域だ。学校単位ではなく埼玉県教育委員会、さいたま市教育委員会が連名で、『高校生にバイクは不要』と大書した説明資料を、新入学説明会で配布してきた。
「二輪車等による事故・暴走行為等防止指導要綱」で三ない運動について説明。バイクの免許取得、購入、乗車を認めないことを説明するがその内容は、「バイク通学を認めないというのは教育指導だとしても、合法的なバイクの価値を否定するかのような説明には疑問を感じた」と、説明会に出席した一部の保護者が語るほど過激だった。
 生徒には、事故で生じる重い賠償責任を強調。その上で「一人ひとりが張りのある高校生活を送るためにはバイクは不要。学業、部活動、ホームルーム活動、学校行事などに本気で取り組みましょう」と、諭していた。また、保護者に対しても「子供の命を守るのはあなたです」と、事故被害者の保護者の手記や「前科者になる」「職業制限が生じる可能性がある」という弁護士の談話を掲載して戒めてきた。

 ところが、今年度の新入学生に配布された説明資料は、自転車や公共交通機関の利用注意が中心で、「高校生にバイクは不要」という文字は消えた。バイク利用に限定した記述は、3ない運動に基づく指導要綱の説明のみ。事故の賠償や保護者に対する要請は、バイク利用に限定しない記述に変わった。
 また、利用を禁止している中で発生するバイク事故と死者数の掲載も、今年度の説明資料から削除された。埼玉県はバイク利用を禁止した1982年以降、警察資料を利用して統計を取っているが、2015年度まで過去一度も死者数をゼロに抑えたことはなかった。16年度の統計は出ていない。
 記載の変更について同教育局は「紙面上で自転車や公共機関の利用を優先したもので、(バイク利用を禁止する)内容に変更はない」(生徒指導課)と語った。
 埼玉県は昨年12月に「高校生の自動二輪車等の交通安全に関する検討委員会」の初会合を開催。バイク利用よりも、自転車利用で増加する事故について記載すべきだという意見が出ていた。
《レスポンス 中島みなみ》
 レスポンス 5/10(水) 18:56

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 いやはや驚いた。まだこんなことを県ぐるみでやっているところがあったなんて。
「高校生にバイクは不要」って、そんなことを教育委員会が勝手に決めて押し付ける。「制服がー」とか「髪型がー」と騒いで「人権侵害!」と訴えている勢力は、なぜこんなことを許していたのだろう? 二輪免許を16歳からとれるというのは、国が決めた法律にあるというのに。

 私が高校のころは、全国の学校が平気で「三ない運動」なるものをやっていた。
 当時社会問題になっていた「暴走族」をエクスキューズにしたもので、一部の犯罪者(当然ながら、彼らは道路交通法や道路運送車両法の違反者であった)のために全体を規制しようという、「臭いものには蓋」的なとんでもない考えだったが、「カミナリ族」以来の「バイクは悪者」の風潮のあった社会では大きな抗議の声もなく受け入れられていたものだ。
 当時は「仮面ライダー」にはまって「クラスの男子の自転車はみんなサイクロン号」の世代が免許取得年齢になっていたころで、バイク市場を爆発的に広げかつそれを社会に「普通になじませる」絶好の機会であったのに、この「三ない運動」はそれを潰してしまう行動になってしまったのだから、なんとも馬鹿馬鹿しい。
 これを生んだのは「左翼的な教条主義のPTA思考」で、そのあたりに話を持っていくといつもの「左巻きが支配する社会の窮屈さ」になるわけで、上で上げた「人権屋」がこの話は黙殺していたことなどもそのあたりに帰結するおかげだとわかるのだが、今回それはこのぐらいにとどめて……この埼玉のことである。

『前科者になる』『職業制限が生じる可能性がある』という弁護士の談話」というのだから、どこまで異常なのだろうか。 
 こういう考えを学校に刷り込まれた子供は、長じて車の免許を持った後も、無意識のうちに「バイクなんて悪者だ」という価値観に縛られることはないだろうか。
 そして、そういう価値観を持った四輪運転者は、平気でバイクを軽んじた運転をするようになる可能性は、ないだろうか?

 私は以前バイクで走行中、横道から出てきた車にいきなり前をふさがれて衝突したことがある。
 そのとき相手のいう言葉は、ふざけたことに「お前がすごいスピードを出していたから」。「すごいスピード」だと思ったのならば、どうしてのこのことバイクの前に出てきたのだ? 「大した速度ではない」と思ったから「前を抜けられる」と思って十メートルもない直前を横断しようとしたのだろう?
 免許を取りに教習所に通った人間ならば、「二輪はただでさえ小さく遅く見えてしまうことがあるので気をつけましょう」と習ったことだと思う。
 だが、バイクを軽んじる価値観が基礎にあると、「それがどうした」と端から頭の中からなくしてしまうことになりかねないか。

 埼玉県のようなやり方は、かえって交通事故の危険を増やすことにもなりかねない。
 今年度ようやく少しはましになったというこの「トンデモ三内運動」、ほかの県でもここまで極端ではないが似たようなことが行われていないだろうか。
 それが続いているようならば、いい加減に文科省や総務省が指導に乗り出すべきだ。


 本日の改造車。

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 <軽乗用車>「世界に1台」、左ハンドル化 輸出構想も


(写真、毎日新聞より。左ハンドルに改造した軽乗用車の運転席に座る真鍋さん=香川県三豊市で、植松晃一氏撮影)

 香川県三豊市詫間町詫間で自動車整備工場を営む真鍋貴行さん(57)が、軽乗用車を左ハンドル車に改造し、愛好者のハートをつかんでいる。純正部品を可能な限り活用し、公道も走れるのが特長。軽は日本の独自規格で、メーカーは左ハンドル車を製造しておらず、「世界でたった1台、自分だけの車」が受けているようだ。
 真鍋さんは、市販車から福祉車両やキャンピングカーなどへの改造をこれまでも手掛けてきた。2014年2月に軽乗用車の左ハンドル化を計画。スズキの軽乗用車「ハスラー」について、ハンドルやメーター類はもちろん、パワーウインドーの操作スイッチも左右を入れ替えた。自動車検査(車検)に適合させるため、運転席側のフロントガラスの雨粒を十分に取り除く必要があり、ワイパーはモーターごと入れ替えた。
 軽乗用車の左ハンドル化は全国的にも例があるが、「軽商用車」への登録変更が多いという。だが、軽商用車の後部座席は折り畳み式などの制約があり、真鍋さんは使い勝手も同じ「軽乗用車」登録にこだわった。ダッシュボードの入れ替えでは、安全性証明のため、鉄球を衝突させる実験を繰り返した。陸運支局への提出書類は厚さ約1センチに達したという。
 車は16年5月に完成。定員や安全性、走り心地は市販車と同じだ。普段は工場にとめているが、インターネットで情報は広まった。ハスラーなら80万円あまりで改造可能という。ハスラー以外を含め、これまで10台近くを左ハンドルに改造した真鍋さん。左ハンドル車を巡っては、右折時の前方の見えにくさなど国内で議論もある。しかし、真鍋さんは路肩に止めた左ハンドル車から運転手が安全に乗降できるメリットにも気がついたという。
「福祉車両が左ハンドルなら、安全に乗り降りできるはず。世界一厳しい車検に通る左ハンドルの軽乗用車なら、海外でも通用する。将来は輸出もやってみたい」。左側の運転席から望むのは、原点の福祉車両と世界市場だ。【植松晃一】
 毎日新聞 5/14(日) 13:42

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 ああ、そういえば軽自動車の左ハンドルってないな。そもそも左側通行の国に輸出していないし。
 フィアット500のあるヨーロッパならば受け入れる土壌もあるだろうけど、デザインがな。

路肩に止めた左ハンドル車から運転手が安全に乗降できるメリット」というけど、どうだろう。
これは逆に乗る時にも「道路からさっと乗れてしまう」ということにもなって、それでは「乗車前に車の前後をしっかり確認してから乗り込むこと。それを忘れないように車の前などを歩かせる」という教習での指導方針を無意味にしてしまうことにならないかなぁ。
 ライダーとすれば「後ろも見ずにドアを開ける馬鹿」が減るだろうというのはうれしいけど。



 

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2017年04月04日(火)

これは中華の「易姓改革思想」の尻尾だな

テーマ:教育

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 「聖徳太子」「鎖国」変えず=小中の新学習指導要領告示―文科省

 文部科学省は、小中学校の新学習指導要領を31日付の官報で告示した。
 2月に公表した改定案の小中社会で、「厩戸王」などと表記を変更した「聖徳太子」は元に戻したほか、「江戸幕府の対外政策」に変えた「鎖国」も復活させた。
 改定案で、現行の聖徳太子は小学校で「聖徳太子(厩戸王)」、中学校は「厩戸王(聖徳太子)」と教えるとしていた。聖徳太子が没後1世紀後ごろから使われた呼称と考えられること、日本書紀や古事記で「厩戸皇子」と表記されていることなどを反映させた。
 しかし、パブリックコメント(意見公募)で「小中で表記が異なると教えにくい」など批判的な意見が相次ぎ、聖徳太子だけの表記とした。
 鎖国も改定案で「幕府の対外政策」に変えたが、「『開国』はあるのに鎖国がなくなると教えにくい」といった意見があり、「鎖国などの幕府の対外政策」などとされた。
 時事通信 3/31(金) 5:02

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 先月末、新しい教育指導要領の発表があった。


 その中身でまたいちゃもんをつけてきているおかしな国もあるようだが、それは後日にでもまた取り上げることにして、とりあえず、聖徳太子の名前をきちんと書くようにとあるところなどは評価に値する。
 この話では「当時呼ばれていなかったから」というバカないちゃもんが「抹消」のきっかけに担ったものだと記憶しているが、馬鹿だなぁ。「当時は言われていなかった」というのならば、みんなが知っている「後醍醐天皇」以外の天皇の名はみな崩御後に送られたもので「在位時はその名で呼ばれていなかった」のだから、すべての表記をそれで統一しなければならなくなる。
 そんなことをしていたら歴史の勉強などできなくなるではないか。


 そもそもこの「聖徳大使」否定論は大和朝廷を「ヤマト王権」と書こうという運動などと同じで、古代日本の評価を「低くしよう」という歴史学者一派がやり始めたもので、そういう一派がおかしな譲歩をしてしまったことが、韓国に「日本の学者が任那日本府を否定している。わが半島が『ヤマト王権』の下にあったなどというのは嘘」といういつもの「捏造起源を主張して偉ぶる」姿勢を生むという愚かなことにもなっているではないか。
「鎌倉幕府の成立年を変えよう」など、「そもそも幕府とは征夷大将軍の称号を得るのが条件」という今までの日本史の決まり事を破って「俺が主張している節を定着させたい」という学者の功名心でかき回されている例もあるし、いい加減そんな輩とは縁を切らなくては。



 ところで、今回の指導要領改訂で中学武道に追加種目があったのだが、その中に「銃剣道」があったということで、左右両方が騒がしい。

 右の方からは、

 

 

「『もともと日本武道協議会に加盟している九武道すべてをを入れようという話なのに銃剣道だけ外されそうになったのを止めた』という話を『銃剣道だけ入れた』かのように書いている」ということで、「朝日新聞がフェイクニュースを流した!」という非難の声が上がっているのだが、これに関しては、

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 中学武道に木銃使う「銃剣道」追加

 文部科学省は2020年度以降に実施する小中学校の次期学習指導要領を31日付の官報で告示する。
 2月に公表した改定案に対するパブリックコメント(意見公募)の結果を考慮し、表記を改める予定だった「聖徳太子」や「鎖国」を一転して変えないことにした。中学校の保健体育で必修の武道の例としては、柔道や剣道など8種目に加え、木銃を使って相手を突く「銃剣道」を加えた。
 また、小学3~6年で授業時間が増える英語を不安視する声も相次ぎ、文科省は18~19年度を移行期間として各校の「総合的な学習の時間」を英語に充てる措置を検討する。
 パブリックコメントは改定案公表後の2月14日~3月15日に実施され、9年前の前回告示時の約2倍にあたる1万1210件の意見が文科省に寄せられた。
 読売新聞 3/31(金) 7:58

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 読売新聞もこんな書き方をしているから、官庁側の説明がよろしくなかったというのが本当のところではないのだろうか。


 もっとも朝日はその後、


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 憲法に反しないように「爾(なんじ)臣民」の道をどう教える。教育勅語を教材に? やっぱり森友学園と同じ志向の政権。
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 突撃と玉砕の旧日本軍を思い起こす。「一旦緩急アレハ義勇公ニ奉シ」の姿そこに。中学の武道に「銃剣道」を追加。
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 いまさら何も驚かぬ。毎日偽ニュースが蔓延(まんえん)し。トランプ大統領、さあ思うままにツイートを。きょう4月1日。
 朝日新聞デジタル 素粒子 2017年4月1日16時30分

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 というものを書いているのだから、発端はともかく「それで煽ろう」という気は満々のようで、ご希望通りに左の人間が「戦争!」「右傾化!」と安倍政権叩きを始めているわけで。
 ネットを見ていると「剣道だってもともとは戦場で使われていた人殺しの技術じゃないか」という人間に対しても、とにかく「戦争!」「刀は銃剣とは違う」という頭の悪いすり替えをしているような人間ばかりが目について、以前「戦争法反対!」「安倍は戦争をする!」といっていた憲法学者が「好きな偉人は徳川家康」といっていたような脱力感しか感じないが、まったく、とにかく「戦前! 戦中!」といっておけば「悪を否定する正義」になれると思い込んでいる人間というのは、なんと頭が悪いのだろう。


 彼らはまるで「戦前・戦中は暗黒時代」であるかのようにいう。
 学校でも子供たちにそう教え、「権力の弾圧がどうの」といって反国家思想をすり込もうとするが、私がツィッターでフォローしている内海圭子師匠の話などを見ていれば分かるように、その時代でも人々は今と変わらず、「普通」に生きていたのだ。
 私が子供のころには街にまだ傷病帰還兵の姿もあったし、親も戦争経験世代だから、当時の話を普通に聞くことができたし、私の父は大東亜戦争時には小学生だったが、米軍機の機銃掃射を受けて命からがら逃げたといっていたものだ。そんな戦争がやられていたのに、なぜか今では「日本だけが悪かった」という話になっている。

 左巻きは「右傾化!」右傾化!」と騒ぎ、「暗黒の戦前回帰」といって安倍総理を叩くが、私が子供のころにあったような映画では普通に描かれていた「慰安婦」がいつの間にか「性奴隷」という捏造話になってしまうなど、ここ数十年、エンタメから社会から教育現場まで著しい「左傾化」が進んでいたというのが本当のところ。それが今、左の頭が悪くなったおかげで、元に戻りつつある。

「戦前戦中暗黒観」が蔓延する社会に一石を投じたのが、昨年大当たりした「この世界の片隅に」という映画だろうし、「聖徳太子」を否定しないという今回の学習指導要領だろう。

「銃剣道」は、国体でも普通に行われているもの。それに「戦争」というレッテルを貼ってこの流れをつぶそうとする勢力が何をしたいかも、よくわかるというものだ。



 おまけ。


「素粒子」でも曲解してくだらない当てこすりをしているが、

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 道徳授業に教育勅語「ダメとは言えない」 松野文科相

 松野博一文部科学相は4日、戦前・戦中の教育勅語を教材で使うことを政府答弁書で認めたことに関し、「この教材はだめなどと発言するのは、教員の教材や教え方をつぶすことになる」との認識を示した。そのうえで「道徳を教えるために教育勅語を使ってはいけないと私が申し上げるべきではない」と述べた。
 教育勅語には、父母への孝行など「臣民」が守るべき徳目が示され、国の一大事には「一身を捧げて皇室国家のためにつくせ」(旧文部省図書局の通釈)とも書かれている。戦後の1948年に国会が排除・失効の確認を決議した。
 松野文科相は4日の記者会見で、いまの歴史や公民の教科書にも教育勅語が掲載されていることに触れ、「教材自体の性質を問うより、教材で教育がどう進められるかにポイントを置いた」と答弁書の趣旨を説明。「(勅語が)出された歴史的な背景や問題など、様々なことをその資料を通じて教えるために使われることは問題ない」との認識を示した。そのうえで「教え方が憲法や教育基本法に反するのであれば、所管庁(都道府県)が適切に指導する」と述べた。(水沢健一)
 朝日新聞デジタル 4/4(火) 11:32



 教育勅語活用は現場判断=菅長官

 菅義偉官房長官は4日の記者会見で、戦前の教育規範を示した教育勅語の教材利用を否定しないとした政府答弁書に関し、「教育は教育基本法の趣旨を踏まえ、学習指導要領に沿って学校現場の判断で行うべきだ。それ以上でもそれ以下でもない」と述べた。
 同時に「政府として積極的に教育勅語を教育現場で活用するとの考えは全くない」と語った。
 時事通信 4/4(火) 12:01



 教育勅語活用に野党反発=「国会決議違反」と抗議

 教育勅語の教材活用を否定しないとした政府答弁書に対し、野党各党は反発を強めている。
 民進党は4日の衆院議院運営委員会理事会で、教育勅語の「排除」や「失効」を確認した1948年の衆参両院決議に「大きく反する」と抗議した。
 民進党の大串博志政調会長は4日の記者会見で、「戦前回帰の安倍政権の動きを如実に表すものだ」と述べ、国会審議を通じて追及していく考えを表明。答弁書が示した「憲法や教育基本法などに反しないような形で」との条件に関し、「一体どういう意味なのか。曖昧なままだと、なし崩し的に教育勅語が教育現場によみがえることになりかねない」と指摘した。
 社民党の又市征治幹事長も同日の会見で「安倍政権の好戦的、国家統制的なところが出ている。時代錯誤の動きを厳しく批判しなければならない」と述べた。共産党の小池晃書記局長も3日に「異常な決定だ。そもそも教育勅語は憲法と教育基本法に反する」との見解を示している。
 時事通信 4/4(火) 15:09



 民進、「教育勅語の教材使用」見解を与党に要求 過去の国会決議に違反と批判 衆院議運委理事会

 民進党の泉健太衆院議院運営委員会理事は4日の同委理事会で、教育勅語の教材使用を否定しない政府答弁書について、昭和23年に国会で教育勅語の排除決議が行われたことを念頭に「過去の国会決議に大いに反する」と述べ、与党に見解を示すよう求めた。与党側は「整理して後日、話をする」とした。
 また、泉氏は佐藤勉議運委員長(自民)に対しても政府答弁書が国会決議に反するかどうか調査し、見解を示すよう求め、佐藤氏も了承した。
 産経新聞 4/4(火) 13:32

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 教育勅語でもまた騒いでいる者がいる。


 野党が騒いでいるのは森友学園関連で「とんでもない教育」というレッテルを貼って「そんな学校を安倍は応援していた!」とイメージ落としをやろうというだけなので構うのも馬鹿らしいが、朝日が書く国会決議にしても、ドイツのように「ナチスのことは勉強してもいけない」というようなものではない。我が国は「過去をすべて黒とすることで白いふりをする」ような国ではないのだ。


 私は自分の国が脅かされているときには国民団結してこれに対抗するのは間違っていないと思うし、「臣民がどうの」というすり替えでそれを否定する朝日の考えなどまったく間違っていると思うが、それを別にしても、「戦前!」「弾圧!」と騒いでいるような勢力が、これに関しては「焚書だ!」「弾圧は正義!」という姿勢を見せるのだから、いったい彼らのいう「暗黒の社会」を作っていたのは誰なのか、きちんと見直してみる必要があるといえるな。


 

 本日の分割。


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 「分数ものさし」小学生が発案 計算法、目盛りで理解


(写真、朝日新聞デジタルより。分数ものさしでの割り算の計算方法。「6分の1÷2分の1」は、基準となる「12分の1」が2個と6個と考えて、「6分の2=3分の1」と解く)

 苦手な子どもが多い分数の計算。それを視覚的に理解しようと、浜松市内の小学生=当時=が「分数ものさし」を考えた。長さ12センチのものさしに5列の目盛りが付き、基準単位の「12分の1」がいくつあるか数えて計算する――。この発想に静岡大が注目し、教材化に向けた研究も進む。
 浜松市立神久呂小学校を今春卒業した山本賢一朗君。小5の時、分数に苦手意識を感じたという。友人も悩んでいた。掛けるのになぜ、答えは小さくなるのか。割り算ではなぜ、割る方の分母と分子を入れ替えて逆数にするのか……。
 学習塾の経営に携わる父裕一朗さん(40)にも疑問をぶつけ、やがてものさしで分数を考える発想にたどり着く。1とその数以外では割り切れない「素数」の目盛りだけがついた京都大の「素数ものさし」がヒントになった。
 分数ものさしには、12分の1ずつ刻まれた目盛りに対応して「6分の1」「4分の1」「3分の1」「2分の1」ずつ刻まれた全5列の目盛りが付く。基準となる「12分の1」が何個かを数えて計算する。「4分の3」と「3分の2」、どちらが長いかも分かる。
 朝日新聞デジタル 4/3(月) 7:01

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 う~ん。普通に生活していれば、分数を教えられるころには「何分の一」という荷がどういう概念なのかということぐらい感覚として身についていると思うのだがなぁ。
 そう感じてしまうのは、「あなたは理系だから、何がわからないのかわからないというのがわからない」という数学嫌いの人に言われてしまうような人間だからだろうか。


 でも、小学校でやる「分数の割り算」というのは、そもそもが計算の方法というテクニックなのだから、わかるわからないなど関係なく「そういう風にするものだ」と覚えておけばいいだけで、その意味するものは、もっと高等教育を受けるようになってから考えればいい。「分数は割り算」という基本さえ押さえておけば。
 だから、分数計算を「難しい」と考えること自体が間違っていると思うのだけど。




 

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2016年12月25日(日)

それでも地球は回っている

テーマ:教育

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 影の向き変化理由「地球が回るから」は「×」 こんな小学校教育は問題ないのか

「時間がたつと、かげのむきがかわるのはなぜですか」――。こう問われた際、皆さんなら、どんな答えを用意するだろうか。
「もちろん、地球が回っているから」と答える人は多いだろう。コペルニクスの時代からおよそ500年を経て、地動説はもはや常識になっている。しかし、もしあなたが日本人の小学3年生なら、先生に「誤り」を指摘される可能性がある。そんな「理不尽」とも言えそうなエピソードが、あるツイッターユーザーに報告された。

■教育関係者も「私なら正解にしている」
「僕は間違っていると思う」と強い調子で訴えるのは、ある男性ツイッターユーザーだ。男性は2016年12月18日、小学3年生になる息子の答案用紙を写真で投稿した。理科のテストなのだろう。かげの向きが時間の経過で変わる理由を、地球と太陽の関係から導き出す設問だ。
「時間がたつと、かげのむきがかわるのはなぜですか」
 これに対し、小学生の息子は「地球が回るから」と回答。しかし、採点で「×」となり、「太陽が動くから」と修正されている。さらに教師は、「学習したことを使って書きましょう」との注意書きを追記した。
 男性は、この採点基準を「『地球の自転』をまだ習っていないという理由で、『太陽が動く』と答えろという教育」だと批判。すると、これに同調する教育関係者も出てきた。
 陰山英男・立命館大教授は同日のツイッターで、「私なら正解として認めてると思う」。『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』の著者で「坪田塾」の塾長、坪田信貴さんも同日、「『教科書や授業から学ぶこと=学習』ではない」とツイートした。
 太陽はあくまで「見かけ上の位置」を動いているに過ぎない。影の向きの変化や日の出・日没はすべて、地球の自転によって起こるため、「地球が回る」という回答は正しいように思える。

 学習指導要領「日陰の位置は太陽の動きで変わる」
 しかし、ツイートのリプライ欄には、こうした同調意見とともに、男性への厳しい指摘もまた多数寄せられた。
「影が動くことから直接地球が動くことと繋げるのは論理の飛躍がある」
「問いは影の向きであって、影を作る要因となる太陽が文字として書かれないと正解とは言えない」
 主な理由として、「地球が回る」では自転なのか公転なのか判断できない、地球の自転を理解するのに必要な「天球」の概念が把握できているか分からない、といった点が挙げられた。つまり、「地球が回る」と回答するならば、説明を補足すべきというわけだ。
 実際、地球の自転を公立小学校の3年生で習うことはまずない。現行の学習指導要領上、「日陰は太陽の光を遮るとでき、日陰の位置は太陽の動きによって変わること」(文科省HPより)を学ぶのが目標とされているからだ。
 地球の自転のメカニズムを正確に把握しているかどうかにかかわらず、「太陽が動く」という答えは、学習指導要領上「正しい」。
 どちらも正しい、とも言えそうな今回の一件。賛成派、反対派双方の熱い議論は、なおも続いている。
 J-CASTニュース 12/19(月) 18:20

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 またネット上で「小学生のテスト回答の正誤」で論争が起きているという。

 これは(2012/01/13の記事、♪もう~終わりだね 君が小さく見える)で取り上げた「8×5」問題と違い、教師の方が石頭で能力不足である。

 確かにこれだけでは「桶屋が儲かるのはなぜでしょう?」「風が吹くから」と書いているに等しく、回答になっていないので×がつくのは仕方がない。
 だが、引用したJ-CASTニュースでもいろいろ書かれているように、これは単に「論理説明が不足しているので回答として体をなしていない」からダメというだけで、「指導要領を逸脱しているから×」とするものではない。

 この投稿者のツィッターに貼られた画像では、



(写真、Wataru Katsurashimaより)


 と、「太陽が東から~」と回答書き直しをさせられているようだが、教師ならばこの生徒に「地球が動いている」から「どうして影が動くのか」の説明をさせるように仕向けるべきだ。


 私の小学生時代、「世界4大文明」が社会で取り上げられた時、「メキシコなどにも文明はありました」と発言したことがある。
 当時の教師は「うん」とその発言を認めたうえで「でも時代が違うよね」と指摘してくれたので、「確かに千年以上遅いです」と納得できたのだが、一方的に「これが正しい」と書き直された子供は、はたしてこの後勉強にどういう気持ちを抱くだろう。「それでも地球は回っている」と背中を向けて呟けるほどならば頼もしいのだが。


 十年以上前だったか、「飛び級」の話がされたことがあった。
 優秀な人間には年齢に関係なく「さらに上」の勉強をさせようというもので、勉強は上級になるほどそれまで習った知識を「ツール」として論理を噛みあわせていくものだと知れば、子供の知識欲をうまく使って知力を延ばす良い制度である。
 が、はっきりいってまるで機能していない。
 その原因に、こういう「教育指導要領という枠をはめてそこから逸脱することを許さない」という教師の存在があるのではないだろうか?



 話は飛ぶが、来年度の予算が閣議決定されたということで、


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 <17年度予算案>アベ家の家計に例えると 家計は火の車

 2017年度の政府予算案をアベ家の家計に例えると--。
 シンゾーは17年度の年収(税収)が577万円と、16年度の見込みより1万円増えるとソロバンをはじく。16年度は勤め先の業績が悪く、年収は見込みよりも17万円減ってしまったうえ、来春に予定されていた基本給の引き上げ(消費税率10%への増税)は延期になった。だが、取引先の次期社長となるトランプさんが景気の良い話を振りまいているおかげで、来年はボーナス(法人税収の増加)が期待できそうだからだ。父タローがかき集めてくれたへそくり(税外収入)54万円を足すと、収入は631万円になる。
(以下馬鹿馬鹿しいので略)
【横山三加子】
 毎日新聞 12/22(木) 20:32

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 こんな記事を書いている新聞がある。

 まったく、自分で債券を発行できまた貨幣鋳造権のある国と、他から金をもらわなくてはならない家庭を同列に扱う「頭の悪い」記事で、いいかげんにこういうくだらない当てこすり記事など無くなってほしいものだ。


 こういうものにうなずく人が多いと、


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 国と地方の借金、1094兆円に…17年度末

 財務省は22日、2017年度末の国と地方を合わせた長期債務(借金)の残高が、16年度末の見込み(1073兆円)より約21兆円増え、1094兆円になるとの見通しを発表した。
 08年度からの10年間で約320兆円増え、過去最大を更新する。内訳は国が約899兆円、地方が約195兆円となる。
(後略)
 読売新聞 12/22(木) 19:53

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「徴税屋」がこんなことをいって国民不安を煽り、ますます景気が上向かなくなる。


 毎日新聞の記事のような頭の悪い記事が無くなるようにするには、国民全体がこんな記事につられないしっかりした目を持つことが必要になる。
 そのためにも子供時代の教育は大切で、「型にはまったこと」しかできない教師は淘汰されていかなくてはならない。



 本日の造型。


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 自販機で折り紙のゾウ・手裏剣…「珍百景」に観光客続々


(写真、朝日新聞デジタルより。折り紙の自動販売機。1個10~50円の作品が並ぶ=愛媛県内子町平岡)

 世界に類のない「自動販売機大国」ニッポン。愛媛県内子町には、丁寧に折られた「折り紙」を売る自販機がある。値段は一つ10~50円。売り上げは少ないが、テレビ番組で紹介され、観光客が訪れる町の「新名所」になった。
 田園地帯にある中学校近くの日用雑貨店「岡野商店」の店頭に、その自販機はある。色テープで作った「おりがみ」の文字の下に、紙飛行機や紙風船など18種類の折り紙が並ぶ。
 折り紙を折るのは店主の岡野千鶴さん(60)。値段は10円、30円、50円の3種類。くちばしが動くカラスや鼻が動くゾウ(いずれも50円)など、複雑なものほど高額だ。100種類以上の紙を作品によって選び、一つひとつ丁寧に折った作品には、繊細な技が光る。一番人気は手裏剣(10円)で、30円の商品は2カ月に1回、季節に合わせたものと入れ替える。
 朝日新聞デジタル 12/24(土) 13:20

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う~ん。完成品を売るのかぁ。

(画像、「ある折紙創作家の頁」より)


 こんなレベルのものならばともかく、自販機で扱える大きさのものならば、折り方と原材料(!)のパックで売った方がいいと思うのだがなぁ。
 雑貨店の中で「折り方教室」をやるとか。

 

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