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2017年12月11日(月)

沖縄2紙どころか全国紙もほとんど報じないニュース

テーマ:報道

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 「共産は反米にあらず」=安保廃棄堅持でも―志位氏

 共産党の志位和夫委員長は10日、千葉市で開いた対話集会で、「米国は国としては好きだ。米国の悪いことには反対するが、共産党は『反米』ではない」と述べた。
 無党派層や保守層の警戒を解き、支持を広げたいとの思惑からの発言とみられるが、日米安全保障条約廃棄を求める党の主張は堅持していく考えを示した。 
 時事通信 12/10(日) 17:49

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 共産党が迷走している。

 いや、志位氏は以前、

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 共産・志位氏、首相批判「晩餐会に野党招かなくなった」

「かつての自民党政権は首相主催の晩餐(ばんさん)会に、野党党首も招待し、超党派でもてなしたが、安倍政権になって一切なくなった」。共産党の志位和夫委員長は11日付のツイッターで、トランプ米大統領をもてなす6日の夕食会に野党党首を招かなかった安倍晋三首相に苦言を呈した。
 2000年から党委員長を務める志位氏はツイッターで「私も招待があったときは必ず参加した。米国のブッシュ大統領とあいさつ、ツーショットの写真を撮ったこともある」と振り返り、首相に「見直した方がよいと思う」と求めた。同党によると、第1次政権を含めて安倍政権で志位氏が招待されたことは一度もないという。
(後略)
 朝日新聞デジタル 11/13(月) 20:15

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 こんなことを言っていたぐらいだから、自分が「こじらせ系ツンデレ」だということを白状しただけなのかもしれない。

 ツンデレがもてはやされるのはラノベの中だけで、現実世界では「ツン」のところで嫌われるだけだということを知っておいた方がいいと思うな。


 産経新聞が「【沖縄2紙が報じないニュース】」というタグをつけて、

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 危険顧みず日本人救出し意識不明の米海兵隊員 元米軍属判決の陰で勇敢な行動スルー

 12月1日早朝、沖縄県沖縄市内で車6台による多重事故が発生した。死者は出なかったが、クラッシュした車から日本人を救助した在沖縄の米海兵隊曹長が不運にも後続車にはねられ、意識不明の重体となった。「誰も置き去りにしない」。そんな米海兵隊の規範を、危険を顧みずに貫いた隊員の勇敢な行動。県内外の心ある人々から称賛や早期回復を願う声がわき上がっている。ところが「米軍=悪」なる思想に凝り固まる沖縄メディアは冷淡を決め込み、その真実に触れようとはしないようだ。

 沖縄県を席巻する地元2紙のうちの「沖縄タイムス」は2日付社会面で、くだんの事故をこう伝えた。記事はベタ扱いである。
《1日午前4時53分ごろ、沖縄市知花の沖縄自動車道北向け車線で、車両6台が絡む事故があった。県警によると在沖米海兵隊の男性曹長(44)が本島中部の病院に救急搬送されたが、意識不明の重体となっている。事故の影響で、沖縄南インターチェンジ(IC)から沖縄北ICまでの北向け車線が6時間以上通行止めになり、最大で12キロの渋滞が発生した。県警が詳しい事故原因を調べている。
 県警交通機動隊によると軽自動車と乗用車の追突事故が起き、軽自動車が横転。事故に気付いて停車した別の軽自動車に、曹長の車が接触した。曹長は路肩に車を止めて降り、道路上にいたところ、走行してきたキャンプ・ハンセン所属の男性二等軍曹(28)が運転する乗用車にはねられたという。横転車両の50代 男性運転手は軽傷だった》

 重体となった「米海兵隊曹長」の氏名は記事には触れていないが、ヘクトル・トルヒーヨさんである。
 かたや「琉球新報」もこの事故を2日付社会面の準トップ扱いで報じた。内容はほとんど変わりない。
 
しかしトルヒーヨさんはなぜ、路上で後続車にはねられるという二次事故に見舞われたのか。地元2紙の記事のどこにも書かれていない。
 実はトルヒーヨさんは、自身の車から飛び出し「横転車両の50代男性運転手」を車から脱出させた後、後方から走ってきた「米軍キャンプ・ハンセン所属の男性二等軍曹」の車にはねられたのだ。50代男性運転手は日本人である。

(後略)
 産経新聞 2017.12.9 18:00

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 こんな記事を配信していた。

 ツイッターでは【沖縄2紙が報じないニュース】という文言だけに脊髄反射して「沖タイも琉球新報も記事にしている」と揚げ足取りをやって悦に入っている人間もいるようだが、産経の記事をきちんと読めばわかるように、「沖縄2紙が報じない」というのは、このトルヒーヨ曹長がはねられた理由が「横転車両の運転手を救助するため車外に出ていたため」だということである。

 産経が端折っている琉球新報の方の記事に至っては、

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 多重事故で米兵重体 沖縄自動車道、車6台衝突

 1日午前4時50分ごろ、沖縄市の沖縄自動車道下り線で、車6台が衝突する多重事故が起きた。Yナンバーの普通乗用車を運転していた米海兵隊曹長の男性(44)が前方の車と接触事故後、車外に出たところ米海兵隊2等軍曹(28)の乗用車がはねた。曹長の男性は頭蓋底骨折などのけがを負い、意識不明の重体で、本島中部の病院に搬送された。
 県警交通機動隊によると、最初の追突事故で横転した車の後方で停止した軽自動車に、Yナンバー車が接触し路肩に停車した。後方から来た米軍の公用貨物車が軽自動車に衝突後、中央分離帯やYナンバー車に接触した。Yナンバー車から外に出た米海兵隊員男性が、後方から来たYナンバー車にひかれた。
 横転した車に乗っていた50代男性は、軽傷を負ったが命に別条はない。
 事故現場は沖縄自動車道の沖縄南インターチェンジ(IC)から沖縄北ICへの北向けで、同区間は午前5時すぎから11時半ごろまで約6時間通行止めとなった。通勤時間帯と重なり、沖縄南ICから南に最長で約15キロの渋滞が発生した。
 琉球新報 2017年12月2日 10:25

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 一読したところでは「まるで米軍車両が事故を起こして渋滞が起きた」かのような印象を受けるような書き方すらされている。

 琉球新報は、昨年五月に起きたうるま市の女性殺害事件でも、その社説で「黙秘するなど許されない」と書き、「お仲間」の弁護士会から、

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 琉球新報社説「黙秘は許しがたい」 弁護士会が懸念表明

 那覇地裁で続いている沖縄県うるま市の女性殺害事件の裁判員裁判をめぐり、元米軍属の被告が黙秘したことに対し、地元紙の琉球新報が社説で「黙秘権行使は許し難い」などと非難した。沖縄弁護士会は22日、「公平な裁判を受ける権利を軽視している」と懸念を示す会長談話を発表した。
 17日付の社説は、殺人などの罪に問われた元米軍属のケネフ・フランクリン・シンザト被告(33)が黙秘したことについて「順法精神と人権意識の欠如の延長線上に、黙秘権の行使があるのではないか」「遺族が納得する判決を期待したい」などとした。
 これに対し、照屋兼一・弁護士会長は「正当な権利である黙秘権を行使したこと自体を厳しく論難し、一定の方向性を持った判決を期待する旨表明することは、黙秘権及び公平な裁判を受ける権利を軽視し、裁判員に影響を及ぼすことも懸念される」と指摘。社説の再検討などを求めた。
 琉球新報は22日、「被告は全てを話すべきだとの主張に問題はない」などとする玉城常邦論説委員長名の見解を出した。(小山謙太郎)
 朝日新聞デジタル 11/22(水) 21:03

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「それはだめだ」といわれるほど「米兵に関する人権」には無頓着な新聞社である。

 黙秘権に対する無知は彼らの主張する「地位協定改定」にも決していい影響を与えないことすらわからないのだから、頭が悪い(ちなみに、この弁護士会の懸念を伝えている朝日新聞もまた、「容疑者が黙秘しているおかげで捜査が進まない」と黙秘権を否定するようなことを平気で書いている(2016/06/11の記事、「日本の無防備化に子供を使うな、卑怯者!」参照))話だが、それはさておき、産経は、こういう書き方をする新聞社の姿勢を「問題だ」と指摘しているのだ。


 沖縄二紙だけではなく、本土の朝日や毎日などの新聞を読んでいても「沖縄県民はみんな基地反対で米兵におびえて暮らしている」かのような印象を受けるが、このトルヒーヨ曹長の行為に対して、

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 「あなたは真のヒーローです」…邦人救出で重体の米海兵隊員に祈りのメッセージ


(写真、産経新聞より。重体の米海兵隊曹長、トルヒーヨさんへのメッセージをTシャツに書き込む母子=10日夕、沖縄県浦添市(高木桂一氏撮影))

 沖縄県沖縄市で発生した車6台による多重交通事故で、クラッシュした車から日本人を救助し後続車にはねられて重体となった在沖米海兵隊曹長、ヘクター・トルヒーヨさん(44)に「祈りを届けよう」と県民有志が10日夕、浦添市内に集まり、感謝の気持ちや早期回復への願いなどを込めたメッセージを2枚のTシャツにしたためた。
 身を挺(てい)して邦人を救ったトルヒーヨさんの勇敢な行動に心打たれた同市内の会社員、富原夕貴さん(23)がフェイスブックなどで広く参加を呼びかけた。
 米国人を含む約50人が矢も盾もたまらないと駆けつけ、英語や日本語でそれぞれの思いをペンで書き込んだ。
「日本人を助けてくれて本当にありがとう」
「あなたは真のヒーローです」
「早く回復されますように…」
「あなたの勇気ある行動に心から感謝します」
「私たちはあなたを愛しています」
「あなたは我々の良き友です」
「あきらめないで…」
「がんばって!! 祈っています」
「あなたの笑顔と勇気にまた接する日を心待ちにしています」…。
 用意された2枚のTシャツは瞬く間に、真心こもる文字で埋め尽くされた。
 これらは富原さんが自ら折り続けている千羽鶴とともに24日のクリスマス・イブまでに、米カリフォルニア州サンディエゴの海軍医療施設で治療を受けているトルヒーヨさんと、彼に寄り添う>妻のマリアさん、3人に子供に送り届けるという。

 この日の参加者の一人、那覇市の嘉数朗(かかずあきら)さん(55)は「すばらしいこと。トルヒーヨさんに感謝や祈りの気持ちを捧げる人々の輪がもっと広がることを期待している」と語っていた。
 富原さんは「近日中に再度、こうした機会を持ちたい」と話している。
 産経新聞 12/10(日) 22:40

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 こういうことをしている人たちもいる。

 メディアでは「反対する地元」という形でしか伝えられない普天間基地移設先の辺野古でも、

 


 こういうことが行われていて、地元住人と米軍との関係は沖縄二紙や朝日新聞などが刷り込もうとしているイメージとはだいぶ違う。

 こういう話をまるで伝えず、自分たちの主張に合うもの、それどころか「合わないなら合うような印象操作」までして吹聴するマスメディアに、「ジャーナリズム」を名乗る資格はあるだろうか?

 志位さん、共産党がただのイデオロギー集団ではなく「原則は守る」政党だと主張したいのならば、「事実は事実としてきちんと伝えるべきだ。それをしないことこそ差別だ」といってみたらどうでしょう?
 変な「デレ」よりも、あなたたちを見直す人たちは多く出てきますよ。


 本日の対決。

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 <異種武道大会>なぎなた女子、剣道男子を降す 香川


(写真、毎日新聞より。「すね」を狙ったなぎなた部員(右)の攻撃をジャンプしてかわす剣道部員=香川県琴平町の県立琴平高校で2017年12月6日、潟見雄大氏撮影)

 香川県琴平町の県立琴平高校(中西公子校長)で6日、いずれも強豪のなぎなた部と剣道部による「異種武道大会」があった。恒例となった異種対決に、全校生徒や保護者らから歓声が上がり、盛り上がった。10回目となる大会は昨年まで4連敗していたなぎなた部が制し、通算成績を6勝4敗とした。
 大会は6人制の団体戦。剣道にはない「すね」は可能としたため、剣道部員はすね部分を守る防具を着けて試合に臨んだ。また、高校の剣道で認められている「突き」は、なぎなたで高校生に認められておらず禁じ手とした一方、高校の剣道で禁止されている二刀流を許可するなど、双方を取り入れたルールで進められた。
 長いなぎなたに対抗するために二刀流に挑んだ剣道部員は、1本の竹刀でなぎなたを防ぎながらもう1本の竹刀で攻撃したほか、「すね」を狙うなぎなたをジャンプでかわし「面」を狙うなどした。
 1勝1敗4分けだったが、女子生徒6人からなるなぎなた部の方が奪った総本数が多かったため、男子生徒6人からなる剣道部を降し、優勝となった。
 1本を取ったが引き分けた元なぎなた部長の森香澄さん(3年)は「昨年まで負けていたのでリベンジできて良かった。来年も後輩が勝ってくれると思う」と笑顔で話した。【潟見雄大】
 毎日新聞 12/7(木) 10:37

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 う~ん。「武道」として扱われる鹿島新當流とか直心影流など戦国時代を経験しているような剣術には薙刀や槍のような長物と戦うときの「技」もあるのだが、剣道では基本的にそういう技はやらないからなぁ。これは初めから剣道側が不利だよ。

 しかし、薙刀といえば弁慶も持っているような武器なのに、今では女性がやるものというイメージにされているのだから、義経も泉下で苦笑していることだろうなぁ。




 

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2017年12月10日(日)

わざわざ買ってまでするような「苦労」などはいらない

テーマ:報道

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 <雇用促進税制>廃止 有効求人倍率アップ受け

 自民、公明両党の税制調査会は6日に開いた会合で、新規に従業員を雇用した企業の法人税を減税する特例措置「雇用促進税制」を廃止する方針で一致した。雇用情勢の改善で必要性が薄れたのが理由で、税優遇措置の重点を賃上げや設備投資の拡大などに移す。
 雇用促進税制は、従業員を一定以上増やした企業に対し、新規雇用した従業員1人当たり40万円を税額控除して法人税負担を軽くする仕組み。企業の雇用拡 大を促すため、2011年に導入された。ただ、制度導入時(11年)に0.65倍だった有効求人倍率は、今年10月は1.55倍と大幅に改善。多くの業種 で人手不足が深刻化しつつあり、政府・与党は税制で雇用拡大を後押しする必要性が薄れたと判断した。
 政府・与党は18年度税制改正で、賃上げした企業の法人税負担を軽くする所得拡大促進税制の拡充や、生産性の高い設備投資をした企業を税優遇する措置の 拡充を盛り込む方針。安倍晋三首相が目指す3%程度の賃上げや、「生産性革命」の実現を税制面で後押しする。【中島和哉、釣田祐喜】
 毎日新聞 12/6(水) 20:54

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 ほほう。もう企業に便宜を図らなくとも雇用の方は安定しているという判断を与党はしたのか。その判断が間違っていなければいいが。

 この廃止方針が出てきたのが与党というのも注目しておくところだ。
 毎日新聞は記事の途中から守護を「政府・与党」とすり替えているが、この党の税調方針をそのまま財務省が受け入れるか否かは別の話であるわけだし、そのあたりの折衝が党本部など「国会外」で進められ決められてしまわないように議会での与党の質問時間というものをしっかり確保して「国会の中でやってくれ」といわなくては、「権力を監視する」自称するものならば。

 ついでに言えば、こういう一種の優遇税制を廃止するという方針が与党から出てくるあたりを、何かあると「自問党は企業べったりの金持ち優遇」と連呼する勢力はどうとらえるのだろうか?


 さて、(2017/11/25の記事、「景気悪い」を合言葉にしない!)の中で引用した朝日新聞の記事がせっかく「安倍の経済政策は賃金や雇用に結び付いていないが六割以上!」と吹き上がったばかりだというのに、

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 <金属労協議長>官製春闘を批判「政府介入避けるべきだ」

 自動車や電機などの産業別労働組合で構成し、春闘をリードする「金属労協」(組合員約196万人)の高倉明議長は8日、安倍晋三首相が経済界に賃上げを要請する「官製春闘」について、「労働条件はそれぞれの労使が主体的に判断するものであり、政府が不当に介入することは絶対に避けるべきだ」と批判した。
 東京都内であった金属労協の中央委員会で述べた。2018年春闘を巡っては、安倍首相が3%の賃上げを経済界に要請しており、「官製春闘」は5年目になる。高倉議長は「経営者の反感を招き、意地でも賃上げをしないような悪影響も出ている」とし、「政府がやるべきことは、企業や個人が将来の不安を払拭(ふっしょく)できるような明確なビジョンを示すことだ」と語った。
 金属労協はこの日の中央委員会で基本給を一律に引き上げるベースアップ(ベア)の統一要求を「月3000円以上」とする18年春闘の方針を決めた。16、17年と同額になる。
 金属労協は自動車総連や電機連合など5産別労組で構成する。【古関俊樹】
 毎日新聞 12/8(金) 20:45

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 労組の方から「官製春闘に頼らないぞ!」という声が出てきて台無しにしてくれるのだから、脊髄反射を後付けで正当化しようとする「反安倍」勢力というのは哀れである。

 しかし、「経営者の反感を招き、意地でも賃上げをしないような悪影響も出ている」というのはなんなのだろうなぁ。

 経営側も政府の「3%賃上げ要請」に対して、 

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 経団連が3%賃上げ要請へ…異例、初の数値目標

 経団連が2018年春闘で、基本給を底上げするベースアップ(ベア)と定期昇給を合わせて月例賃金を3%引き上げるよう会員企業に呼びかけることが28日、分かった。
 デフレ脱却と経済の好循環の実現に向け、安倍首相が経済界に求めた「3%の賃上げ」に応じた形となる。経団連が具体的な数値目標を示して賃上げを促すのは異例だ。
(後略)
 読売新聞 11/29(水) 1:27

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 素晴らしいほど従順だし、

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 17年賃上げ、過去最高=87.8%実施、月5627円―厚労省

 厚生労働省は29日、2017年の賃金改定に関する調査結果を公表した。
 定期昇給やベースアップ(ベア)などの賃上げを実施した企業の割合は、比較可能な1999年以降で最高の87.8%(前年は86.7%)となった。社員1人当たりの平均月額賃金の引き上げ幅も5627円(5176円)と前年を大きく上回り、過去最高を更新した。
(後略)
 時事通信 11/29(水) 15:02

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 実際データにもそれが出ているというのに。

 ツイッターを見ていたら、

 


 こんなことを書いている人もいたが、この金属労組の発言がただの「縄張り争い」のためのものでしかないのならば、労働者からの愛想つかしはますます加速するだけだろう。


 賃金といえば、先週、

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 息子の悩み苦しんでいる顔を見ると安心する 「勉強はなぜするの?」母親の持論に尾木ママら批判殺到

 NHKのテレビ番組に出演した母親が、子供が勉強している時に「悩み苦しんでいる顔を見ると安心する」「楽しそうにしているから調べ物を止めさせた」などと語ったことでこの母親は番組中、そしてネット上でも批判に晒されることになった。
 番組のテーマは「なぜ勉強しなければいけないのか?」。番組を進行していた教育評論家、尾木ママはこの母親に「子供の可能性を全部つぶす行為だ」とたしなめた。

■ヘラヘラ楽しそうな姿を見ると止めたくなっちゃう
 NHKの教育情報番組「ウワサの保護者会」(2017年12月2日放送)では、小学生の子供を持つ親が集まり、「どうして勉強しないといけないの?」と子供に質問された時にどう答えるべきかの討論を行った。ホリエモンが2人の小学生の質問に対し、勉強がしたくないならする必要はないし、好きなことをどんどん伸ばして行った方が今の時代は有利だ。勉強はしなければいけないのではなく、新しいことをするのが楽しいというということが広い意味での勉強だ、と語るVTRが流れた。
 これに対し小6の男児と小5の女児の子供がいる母親は、学校から日本地図と地名の漢字を覚えるよう宿題が出された、というエピソードを語った。地名には難しい漢字があり、それを覚えようとした息子がたまたまニュースでその地の特産物を知り、もっとその地の食べ物や温泉などを知りたいと母親に言ってきた。母親は初め、勉強に気が乗ればいいという思いからパソコンで検索することを許可したものの、息子は楽しそうに1、2時間パソコンに集中し、調べたものを紙に書き移していた。
「本人が楽しそうにしているのを見たら、これっていいのかな?勉強に繋がっているようで、遊びに行っているんじゃないのか?」
 と感じ、宿題の漢字を覚えるようにとその作業を「止めた」。
(中略)
 この母親にとって勉強のイメージは「苦しみ」なのだという。小学生の時に勉強をする必要性は感じなかったため遊んでいたが、中学に上がりいざ受験となった時に苦労した。子供に同じ思いをして欲しくないから勉強をしてほしいのだという。この発言に対しネット上では激しい批判が起こり、
「こういう親ってあんがいいるよね。分かりやすい虐待よりも、子供は逃げ場がなくて(そもそも逃げた方がいいのかも分からなくて)水面下で歪んでく」
「知る事、理解する事、習得する事が目的なのであり、苦しむ事は目的ではないはずです」
「勉強好きなタイプだったけど、教師から親との面談の時に苦労を感じていない、受験を舐めてる、って言われた辺りからつまらないものになったわ」
 などといったことがツイッターや掲示板に書き込まれた。またこうした親がいることについては、
「勉強に限らず、苦労したり、我慢しないと成長しないと思ってる人は多そう」
「教育は苦労と言わんばかりに、部活や勉強を必要以上にさせたりしますし、過剰な指導をしてるところが多いです」
 などと現状を憂いている人もいた。
(後略)
 J-CASTニュース 12/5(火) 18:21

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 こんな話題があった。

 この母親に批判の声が上がるようになったのは、とてもいいことだ。
 日本には「若い時の苦労は買ってでもしろ」という諺がある。が、やらなくてもいい苦労など、わざわざやる必要などないのだ。そうでなくとも人は生きていると何かしら苦労をしなくてはならないのだから。
 企業関係に話を戻すと、「わざわざエクセルに数値を入力した後計算機を使って検算している」とか、メールで送る文書をプリントアウトしてハンコを押し、それをまたスキャンしてPDFにする」といったわけのわからない「苦労」を強いられているという声を聞く。
 こんなものを「スキル」といって押し付けているのが今の日本の企業風土であり、また「若いうちは給料が少なくてもそれは勉強だ」のような考えが出てくる元にもなっている。

「若いうちは薄給でも~」には「そのまま努めていけば給料も上がるから」というのが免罪符に使われていたが、その根源になっていた年功序列主義も今では中途半端に崩壊しているし、そもそもその企業が「若者が高給取りになれるまで存続しているか」すらわからなくなっている時代である。もはやその形の賃金モデルからの脱却を考えるべき時なのは明らかだろう。
その時の一つの指標になるのが、(2012/01/03の記事、転換できるかな?)以来ずっと書いている「職務給」という考え方。
 あれから五年もたち、国会でも「同一仕事同一賃金」に関する話が何度もされているというのに、この考え方に対する議論はまるで盛り上がらない。

 求人がよくなっている一方、企業の中には「四十代の正社員が足りなくて~」と、自分たちがバブル崩壊後にやってきたことを棚に上げて嘆いているところもあるようで。
 そういうならばなおさら、「企業のやり方の覚えめでたさ」に金を払うのではなく、「その仕事と成果に報酬を払う」この職務給制度の実装を進めるべきだろう。

 それがされると存在価値が脅かされる「労働貴族」になど足を引っ張られている場合ではない。


 本日のエンカウント。

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 無料開放中の「兼六園」にイノシシ、閉園前倒し

 金沢市の特別名勝「兼六園」で6日午後7時頃、イノシシ1頭が入り口付近に侵入しているのを同園スタッフが見つけた。
 約20分後には、約400メートル離れた金沢城公園内にいるのを、近くを歩いていた通行人が目撃。両園は夜間ライトアップによる無料開放中で、石川県警金沢中署員らが捜索したが、イノシシは見つからず、人や建物への被害はなかった。
 発表などによると、イノシシは成獣とみられる。最初に同公園の草むらから出てきたのを通行人が発見し、駆け付けた同署員らが捜索を開始。さらに約20分前に兼六園内の入り口付近でスタッフが目撃したとの情報が寄せられた。
 両園では入場者に「早めの退出をお願いします」などとアナウンスし、1時間前倒しして午後8時に閉園した。
 読売新聞 12/7(木) 11:39

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 兼六園が金沢市街でどのような感じになっているのかわからないが、イノシシが出てくるほど山に近いのか。すごいなぁ。

 水戸でも市街を離れると「イノシシ出没注意」の看板は出ているが、さすがに偕楽園まではやってこない。
 でも狸ぐらいならば出るかもしれないなぁ。
 なにしろ水戸駅から数百メートルしか離れていない中心市街地の道路で、「菱形の顔」をした四つ足動物を見たことがあるから。
 犬ほどの大きさの体に「菱形の顔」とくれば、あれは間違いなく狸だ。


 

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2017年12月07日(木)

正確なデータの前に罵倒の出番はない

テーマ:報道

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 ジョン・マドックス賞に日本人医師 村中璃子氏、子宮頸がんワクチン問題について発信

 英科学誌「ネイチャー」などが主宰し、公益に資する科学的理解を広めることに貢献した個人に与えられる「ジョン・マドックス賞」の2017年受賞者に、子宮頸(けい)がんワクチン問題について積極的に発信してきた医師でジャーナリストの村中璃子氏が選ばれた。ネイチャーの関連団体が11月30日、発表した。同賞は今回が6回目で、日本人の受賞は初めて。
 産経新聞 12月02日 16:39

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 この頃広告だらけになってしまってまるで閲覧者のことを考えていないgooで先日、こんな短い記事が配信された。

 ヤフージャパンでも同時に配信になったこの短いニュースで、ネット界隈が沸騰している。
 いわく、

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 子宮頸がんワクチン問題めぐる英表彰、報じられぬ日本 新聞では「産経」「道新」のみ

 英科学誌ネイチャーなどが「困難や敵意にぶつかりながら、妥当な科学や公益に関する事柄の根拠を世界に広める人」を表彰するために創設した賞が、初めて日本人に贈られた。
 受賞したのは、京都大医学研究科非常勤講師の村中璃子(りこ)氏。子宮頸がんワクチン(HPVワクチン)について、科学的な観点から多数記事を執筆し「安全性に関する根拠を明確に示した」というのがその理由だ。このワクチンをめぐっては、接種後に原因不明の痛みを訴える人が相次いでいるとして、日本では2013年に接種の推奨が中止されている。こういった状況を、発表資料では
「日本ではワクチンの恩恵について信頼性を傷つける誤情報のキャンペーンにさらされている」
 などと批判している。
こういったことが影響しているかは明らかではないが、英国では受賞が相次いで報じられているのに対して、日本での報道はきわめて少なく「黙殺」状態に近い
(後略)
 J-CASTニュース 12/6(水) 19:14

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 と、産経と道新以外の新聞がこぞってこの出来事を無視しているからというのだ。

 なるほど確かに、新聞だけではなくテレビでもこの話を見た覚えがない。
 毎日欠かさず見ているわけではないから何とも言えないが、NHKでも、ニュースサイトに関連項目がないから放送されていないのではないだろうか。五日以上前のものなのでもう消されているかもしれないが。(それに関連して、後日受信料関係の裁判を取り上げるときには書きたいことがある)

 科学をかじったものならば「ネイチャー」がどれほどのものかはよく知っているはずなので、そこが動いたという話は大きなニュースになるはずなのに、

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 英メディアは、大衆紙・高級紙問わず、村中氏の受賞を
「いい加減な研究が、ワクチンが脳にダメージを与えたと間違った主張をした」(デイリー・メイル)
「一般的ながん対策のワクチンをめぐる誤情報キャンペーンに立ち向かった日本の医師が、名誉ある賞を受賞した」(ガーディアン)
 などと報じた。BBCラジオでは、村中氏にインタビューしようとして、誤ってベトナム人の映画監督を出演させるという「珍事」まで起き、英メディアに大きく報じられた。

 一方で、12月6日時点で国内メディアで記事が受賞の記事が確認できるのは、産経新聞、東洋経済オンライン、バズフィード・ジャパン、北海道新聞のみ。道新は村中氏が北海道大医学部卒だという点に着目して報じたとみられ、それ以外のブロック紙や地方紙で受賞の記事を見つけることはできない。村中氏も12月5日に
「日本の新聞でマドックス賞を報じたのは結局、12月2日付けの道新と産経のみ。もう一紙取材を取っていた某紙は記事は書いたのに日馬富士と天皇で没になったそう。取材は今からでも受けます。正しい報道への方向転換のチャンスです。どうか海外の専門家やメディアの評価といっしょに記事にしてください」
 とツイートし、主に大手メディアのあり方に問題を感じている様子だ。
 上記記事より

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 この事態は確かに「あまりにも不自然」である。

 ネットでは、

 


 この市議を「反ワクチン活動の親玉」として叩いている勢力もあるようだが、たかだか地方の一市議にそこまでの力があるとも思えず。これはマスメディアの「中」の方に問題があるものだと考えるべきだろう。
上の市議は「ネイチャーといっても商業誌だから金が絡んでなんたら」と邪推をしているが、ならばこの「反ワクチン」運動をやっている主体を考えて、(2017/11/25の記事、「景気悪い」を合言葉にしない!)で触れた「左による経済ネットワーク」がメディア間の談合につながっているという見方もできるわけで。つまり、「ここで安全性を言った人間が国際的に認められたことを広くみんなが知ってしまうと、反ワクチン運動がしにくくなる」というもの。
 もしそんなことでこの「報道しない自由」をメディアが発動しているのならば、彼らはみな「ジャーナリズム」という看板を取り上げられてしかるべき存在になろう。


 一方で、この話して「ほれ見たことか」と吹き上がっている「ワクチン推進派」にも鼻白む。
彼らは本来、この村中氏のような人をしっかりと支え、福島のことで「放射能デマ」を流している人間やそれに乗っかっている団体に対するように、デマを流している人間には厳しく当たってこれを潰し、デマに不安を感じている人には「心配しなくていいのだよ」といってあげることこそするべきなのに、今までやってきたことといえば、(2016/08/01の記事、喧嘩腰であたるから争いになる)などで書いたように、その不安を感じている人に向かって「お前のせいで病気で死ぬ人が出るのだ! 人殺し!」という罵倒を投げつけることだったのだから。
 それでは味方になってくれるはずの人も離れていくばかりになる。
 この、「自分の意見に反対するものを罵倒する」というのは「反安倍」勢力にも見られるものなので、「そういう人間」というのはイデオロギーなど関係なく「同じ」ということを示しているようで。なんともため息ものである。

 一方的な正義感をもって世間を混乱させることが「政治」だと思っているような勢力と、それに引きずられている人の間に楔を打ち込んで分断させる。そのために「正しいデータ」というものがあるということを、忘れないようにしなくては。


 本日の奇祭……中止。

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 <元旦の奇祭>ゲーター祭り、来年は中止 南北朝時代が起源


(写真、毎日新聞より。ゲーター祭りで、太陽に見立てた白い輪を竹で突き上げる男たち=三重県鳥羽市の神島で1996年1月1日、山口政宣氏撮影)

 三重県鳥羽市の離島、神島の八代(やつしろ)神社で受け継がれてきた元旦の奇祭「ゲーター祭り」(県指定無形民俗文化財)が、来年元日は中止されることが分かった。過疎に伴い「宮持ち」と呼ばれる祭主の成り手がおらず、準備を担う若者も減ったため。主催してきた神島町内会や鳥羽磯部漁協神島支所の役員らが、ひとまず来年の中止を決めたが、復活の見通しは立っていない。

◇担い手不足深刻、復活の見通し暗く
 元日夜明け前に、大漁祈願と平穏無事への願いを込める祭り。毎年、島在住や帰省中の男たち200人超が、グミの木で太陽をかたどった直径2メートルの白い輪(あわ)を竹で突き上げて落と>す。
 島の祭事や神事は全て口頭での伝承のため由来は定かでないが、「太陽」を突き落とすのは「天に二つの日輪なく、地に二皇あるときは世に災いを招く」との言い伝えもあり、南北朝時代(14世紀)を起源とする説がある。
 宮持ちは「神の使臣」とされ、代々、島内の60歳以上の有力者夫婦が就任。島内の祭事や神事の全てを担ってきた。しかし近年は成り手がなく、昨年6月以降、不在となった。今年は漁協の役員が代役を務めたが、不在が続く見通しとなり、祭りの準備をする若者も減ったことから中止を決めたという。
 神島は周囲3.9キロで、三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となった。10年前に480人いた島民は、今年10月末現在で360人に減り、高齢化率も48%に達する。鳥羽磯部漁協神島支所理事の寺田久俊さん(61)は「宮持ちがいなければ、どうしようもない。誰かがなってくれれば復活するのだが現実は厳しい」と話す。
 同市の離島、坂手島でも過疎のため、江戸中期から続いていた神事「棒練り」(市指定無形民俗文化財)が15年を最後に中止されている。【林一茂】
 毎日新聞 12/6(水) 12:13

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「少子高齢化」でこの写真に写っている男衆の成り手がいなくなってしまったのかと思ったら、「宮持ちは「神の使臣」とされ、代々、島内の60歳以上の有力者夫婦が就任。島内の祭事や神事の全てを担ってきた。しかし近年は成り手がなく、昨年6月以降、不在となった」というから高齢者の方に候補者がいなくなってしまったということか。
 これは新しいパターンだなぁ。

 記事によるとこの島の高齢化率は高いというのに、この役目はそんなに皆が押し付け合うほど嫌なものなのだろうか。
「宮持ち」の仕事と責任というものを、考えてみる必要があるのかもしれない。
「象徴天皇と高齢化」議論を先送りせずにきちんとやっていれば、こういうところでもそういう話がされるようになっただろうになぁ。まこと天皇という存在は我が国の価値観の根幹になるものだ。

 ところで、「ゲーター」って、なんだ?

 

2017年12月05日(火)

後期倭寇は明人だった。平成倭寇は……

テーマ:報道

 NHKニュース7が国連の事務次長が訪朝するニュースを流し、「何か動きがあるかも」という期待感をにじませていたが、

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 北「核大国と認めれば米と対話」

 北朝鮮を訪問したロシア下院の議員団は1日、モスクワで記者団に、北朝鮮が「核大国」であることを認めるならば、「米国と対話する用意がある」などと北の指導部が表明したと明らかにした。インタファクス通信が伝えた。議員団は北朝鮮側の招待で11月27日から訪朝し、北朝鮮の金永南最高人民会議常任委員長らと会談した。(モスクワ 黒川信雄)
 産経新聞 12/2(土) 7:55

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 こんなに増長しきった朝鮮人相手に、いったい何ができると思っているのだろう?

 このまま話を進めていくと、北朝鮮は「核大国の自分たちは国連の安保理常任理事国となる権利がある」ぐらいのことは言いだすぞ。
 アメリカのメディアや「識者」の中には無責任にも「まず核保有を認めたうえで話し合いを」といっているものまでいるようだが、あまりにも朝鮮人のメンタリティというものを知らなさすぎる。彼らに「何かを譲る」ということは、「自分が上だと認められた」と思われるだけである。
下手な譲歩は休むに似たり、彼らには彼らが理解できる「甲乙契約(2015/12/31の記事、「そろそろ『約束』の意味を叩きこんでやらねば」参照)」の形で話を進めていくことを心掛けなくては。


(2017/11/29の記事、真剣に話す気のないものはそこから出ていけ!)で取り上げた、北海道に現れた北朝鮮船の乗組員に、

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 木造船漂着の無人島 警察が窃盗の疑いで捜査へ

 北朝鮮から来たと見られる木造船が立ち寄った、北海道松前町の沖にある無人島の建物から家電製品などが無くなっていたことについて、警察は木造船の乗組員が持ち出した可能性があると見て、窃盗の疑いで捜査することにしています。
 北朝鮮から来たと見られる木造船は、先月28日、北海道松前町の沖にある無人島の松前小島に一時立ち寄ったことが確認され、その後、海上保安部の巡視船がこの船を見つけた際、乗組員が家電製品などを海に投棄したのを確認したほか、船の中からテレビなど複数の家電が見つかりました。
 警察や第1管区海上保安本部、地元の漁協の関係者らが4日、島で調査を行った結果、このうち漁協が所有する小屋は玄関のドアが壊され内部が荒らされた状態で、中にあったテレビや冷蔵庫などの家電製品のほか、食器や布団など家財道具一式がほとんど無くなっていたことが確認されました。
 また、海上保安部が管理する松前小島灯台のソーラーパネルの一部も何者かに取り外された状態で、パネルはその後、港で見つかったということです。漁協や海上保安部は4日、島での調査は終えましたが、ほかにも無くなっているものがないかさらに調べることにしています。
 島の漁港の管理をしている松前町水産課の佐藤祐二課長は「予想以上にひどい状況だった。警察に被害届けを出すかは今はコメントできない」と話していました。
 一方、警察は木造船の乗組員が持ち出した可能性があると見て窃盗の疑いで捜査することにしています。

 漁港の管理人「ちょうつがいまで無くなった」
 松前小島で調査を行った、町から島の漁港の管理を委託されている吉田修策さんは「島にある小屋は、中がぐちゃぐちゃでドアのちょうつがいまで、ほとんど全部無くなっている。漁港の管理を今後どうしていけばよいのか、町や漁協と考えていかなければならない」と話していました。
 NHKニュース 12月4日 18時41分

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 漁師たちが避難などに使っている小屋や灯台の備品を盗んでいたという疑いが浮上した。

 さらには、

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 <北朝鮮船避難>小屋にあったもの全てない…長く滞在か


(写真、毎日新聞より。松前小島の漁港内に仕掛けられていた刺し網を引き揚げる、小島管理人の吉田修策さん。誰が仕掛けたかは定かではない=北海道松前町の松前小島で4日午前10時25分、代表撮影)

 北朝鮮の木造船が漂着した北海道松前町沖の松前小島には4日朝、漁港施設の現状を調べるため松前さくら漁協(同町)の職員らが向かった。島の港は海が荒れると避難のため全国の漁業者が利用し、避難小屋もあるが、「小屋にあったものは1から10まで全てない状態」だったという。島の管理人は「これでは仕事にならない」と嘆いた。
 この日、漁協職員らとは別に上陸した島の管理人・吉田修策さん(67)が刺し網を港内から回収していた。引き上げられた網にかかっていた、エイやクロゾイなど30匹以上のほとんどが死んでおり、腐り始めていた。
 吉田さんは前日も島に上陸。その際、刺し網を積んだ磯舟がなくなっているのに気づいた。「網はその磯舟に積んでいたもの。漁港内で刺し網なんて普通は張らない」から、上陸した北朝鮮の乗組員たちがしけか船の故障で外洋に出られず、ここで食糧を確保していたんだろうと推測。避難小屋の鍋にはホッケの生魚が入っており、「
結構な日数、滞在していたのでは」とみる。
 午前11時ごろ、道警と1管の捜査員約10人も漁船で到着した。
感染症予防の白い保護服に身を包み、避難小屋や灯台施設の捜査を始めた。捜査員らは施設を撮影するなど被害現場の状況や施設の構造を入念に確認。漁港の一角で、太陽光パネル4枚も発見した。
 道警と海保の調査は約2時間半で終了。立ち会った漁協関係者は「小屋の中はぐちゃぐちゃだ」と一様に表情が暗い。松前町水産課の佐藤祐二課長(58)は「今後も何が起きるか分からない。監視カメラの設置や遠隔からの確認などを国に要望したい」と語った。
 毎日新聞 12/5(火) 0:05

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こんな可能性まであるとなれば、(2017/09/25の記事、「真剣に考え」て「真剣に考える」人間を支持したい)で取り上げた麻生副大臣の「提言」を、もっと真剣に聞かなくては。

 このところメディアが取り上げるようになったから増えているような印象を受けるが、北朝鮮からの漂着船は、

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 北朝鮮とみられる船の漂流・漂着は28年66件、27年45件、26年65件、25年80件で推移。船体が破損し、乗組員がいない場合も多い。今年は11月に入り、新潟県佐渡市や山形県鶴岡市、青森県深浦町などで、船体にハングル表記がある無人の木造船が打ち上げられているのが見つかっている。
 船内から遺体が発見されたのは29年(22日現在)3件9人、28年2件11人、27年8件27人、26年0件、25年2件4人。一方で生存者は29年(同)、27年、26年に1件ずつで、それぞれ3人、1人、4人が確認された。
 産経新聞 11月24日 18:49配信 「【北朝鮮船漂着】生存者は27年1月以来、増加の恐れも」より

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 以前からあったこと。
 これを知れば、麻生氏がなぜあんなことを言ったのかもわかるというものだ。
 もちろんマスメディアはそれぐらい知っていただろうに、ほとんどのところがただ「射殺」という言葉だけを取り上げて叩き、「そっち系」の人間が「選挙があるらしいからイメージ戦略に使おう」といって騒いだのだ。


 先日の国会では、

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 「天然痘感染者がいたら無限に広がる」 北朝鮮船漂着で自民・青山繁晴氏が指摘 政府にも危機感

 日本海沿岸で北朝鮮籍とみられる木造船の漂着・漂流が相次ぎ、政府・与党に危機感が広がっている。
 自民党の青山繁晴参院議員は30日の参院予算委員会で「北朝鮮が兵器化した天然痘ウイルスを持っているというのは国連の専門官の間でも常識だ。飛沫感染 でうつる。もし上陸者に一人でも感染させられた人がいたら、ワクチンを投与しないと無限というぐらい広がっていく」と述べ、バイオテロにつながりかねない との認識を示した。
 青山氏は「北朝鮮から漂着した人について、帰国したいから帰すという、その場しのぎの対応では重大なことにつながりかねない」と指摘した。
 これに対し、小此木八郎国家公安委員長は、11月に入り北朝鮮籍とみられる木造船の漂着案件が秋田県で2件、新潟県で1件あったと説明した上で「北朝鮮からミサイルが発射された。相当重い状況だと思い、警察幹部に不断の注視を怠らないよう指導していきたい」と述べた。
(後略)
 産経新聞 11/30(木) 17:31

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 こんな質疑があったのだが、これを伝えたのは産経新聞だけだというのだからなんということだろう。

 上で引用した毎日新聞の「<北朝鮮船避難>小屋にあったもの全てない…長く滞在か」の中には「捜査員約10人も漁船で到着した。感染症予防の白い保護服に身を包み」という一文があることからわかるように、政府はこの青山氏の質疑を無駄にするようなことをしていないが、一般人がそれを知ること機会がほとんど奪われているのだ。
 先月韓国ハンムンジョムを通って亡命してきた兵士の体には、考えられないほどの寄生虫がいたという話もある。意図的な拡散を目指して「感染者」を送ってこなくとも、自覚症状なく感染症を持った人間が「いつの間にか上陸して日本の国土で過ごしている」ようなことがあるかもしれない。

 テレビではこの話を「かわいそうな北朝鮮人」の話に矮小化して語る「タレント(テレビ局の言う通りの意見を述べるだけならば、「識者」ではなく「タレント」である)」などもいるという話だが、今はそんな者に騙されている時ではない。

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 警察庁は4日、内外の治安情勢を分析した平成29年版「治安の回顧と展望」を公表した。
(中略)
 組織が弱体化しているとみられている在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)については、大規模会議などでの幹部発言や金委員長のメッセージに言及し、北朝鮮との「密接な関係」の下で活動していると分析。許宗萬(ホ・ジョンマン)議長が新年のあいさつで「滅私服務」を指示したなどとして、金委員長の指示により今後、組織強化に動き、国内で「親北朝鮮世論の形成」などを展開するとの見通しを示した。
 産経新聞 12月04日 19:44配信 「北、日本国内で親北朝鮮世論形成強化か 警察当局警戒 中国は領海侵入を『常態化』 平成29年『治安の回顧と展望』」より

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 という報告書も、きちんと見ておかなくてはならないのだが……これも産経以外のところできちんと取り上げているところがないのだから、もう「国内で『親北朝鮮世論の形成』」のための活動は行われていると見るべきなのだろうな。
 恐ろしい話だ。


 本日の運転。

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 ロールス・ロイス「レイス」は、自らハンドルを握るための2ドアクーペ


(写真、SankeiBizより。ロールス・ロイスのクーペ「レイス」(ブラック・バッジ モデル))

 イギリスの超高級自動車メーカー、ロールス・ロイスの「Wraith(レイス)」は、リヤエンドに向かって流麗なラインを描くファストバックデザインが特徴の2ドアクーペだ。2.4トンを超える迫力のボディに6.6リッターV12ターボエンジンを搭載。0-100キロ加速は驚愕の4.6秒を誇るという、ラインアップの中でもっともパワフルなモデルである。(Sanke>iBiz編集部)
(中略)
◆車内空間に広がる星空
 インテリアはグランツーリスモの4座を配置しており、後席でもゆったりと体を預けることができる。煌びやかなインパネ周りやキャビンを貫くセンターコンソール、乗員を囲むウッドパネルまで、細部にわたって職人の手作業による最高のクラフツマンシップを堪能することが可能。天井には1600個の光ファイバーライトをレザーに織り込んで夜空を再現した「スターライト・ヘッドライナー」(オプション)が広がる。何とオーナーが選んだ星座を描くこともできるそうだ。
◆自ら運転する喜び
 この贅を尽くした大空間を動かす6.6リッターの大排気量エンジンは、624馬力を生み出す。これは、ロールス・ロイス史上もっともパワフルなユニットである。最大トルクを800Nmから870Nmに引き上げた特別車「ブラック・バッジ」モデルなら、停止状態からわずか4.5秒で時速100キロに到達。「ロールス・ロイスはショーファーに運転してもらうクルマ(ショーファードリブン)」といったイメージが強いかもしれないが、レイスは自らハンドルを握る喜びを味わえるハイパフォーマンスカーなのだ。
 SankeiBiz 12/4(月) 7:40

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 へー。記事の中にもあるように、ロールス・ロイスというのは「自分で運転しない人」が買う車だというイメージがあるのだが。その路線だけではもう進めないということなのかなぁ。

 金持ちにはちゃんと金を使ってもらわなくては。
 これが「今時ショーファーを使うなど!」という「僻み煽り」のせいというわけでなければいいが……イギリス人には、「ロールス・ロイスを自分で運転するなんて下品な」という高慢ちき気高さを持ち続けてもらいたいなぁ。




 

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2017年12月04日(月)

コップの水をかき回すだけのものなど

テーマ:報道

 日本ではカタルーニャの独立話ばかりがニュースになるが、

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 カメルーン軍、英語地域での「大規模な軍事作戦」を準備

【AFP=時事】カメルーンのベティアソモ・ジョゼフ(Beti Assomo Joseph)国防担当相は2日、同国軍はポール・ビヤ(Paul Biya)大統領の指示に従って行動し、暴力的な英語話者地域の分離独立派がこれ以上問題を起こさないように対応していくと発表した。治安筋はAFPに対 し、英語地域での「大規模な軍事作戦の準備が行われている」と述べた。
 カメルーンはフランス語話者が人口の多数を占めているが、西部の英語圏では暴動が増加しており、公式統計によると11月には警察官5人、兵士5人が死亡した。
 カメルーンでは分離独立派に対する差別や厳しい弾圧に対する怒りを原因として英語圏の分離独立運動が巻き起こっている。カメルーンの英語話者は人口2200万人の約5分の1を占めている、
 英語話者たちは2016年11月から抗議行動を行ってきた。英語話者らの間には連邦制への移行や、あるいは英語圏の完全な独立を求める声があるが、カメルーン政府はいずれの要求も拒否している。
(後略)
 AFP=時事 12/3(日) 16:46

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 アフリカでもこんなことが起きているという。
 カメルーンはアフリカ諸国の中でも政情の安定している国だと思っていたが、こんな事になっていたとは。

 これも時事が翻訳してくれているが、もとはフランスの通信社の記事。
 地政学的に理解できなくもないが、日本のメディアでは編集権の中で切られてしまうおかげであまり一般人が知ることもないこと(意図的に「自分たちに都合の悪い事実」の隠蔽を図る「報道しない自由」とこれは似ているようで違う)だが……政治にかかわる人間ならば、知っておくべきことだろう。


 前地方創生相が、

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 <山本幸三氏>アフリカ支援に「何であんな黒いのが好きか」

 前地方創生相の山本幸三・自民党衆院議員(福岡10区)が、23日に北九州市内であった三原朝彦・自民党衆院議員(同9区)の政経セミナーで、アフリカ 諸国の支援に長年取り組む三原氏の活動に触れ「何であんな黒いのが好きなんだ」と発言していたことが分かった。山本氏の事務所は「人種差別の意図は全くな い」としている。
 山本氏は来賓あいさつで、三原氏の政治姿勢をたたえた上で「ついていけないのが(三原氏の)アフリカ好きでありまして、何であんな黒いのが好きなんだっていうのがある」と述べた。三原氏は国会議員らでつくる日本・アフリカ連合友好議員連盟(会長=逢沢一郎衆院議員)の会長代行を務め、今年7月は現地視察している。
 山本氏は25日、福岡市内で取材に応じ「アフリカが『黒い大陸』と呼ばれていたことを念頭にとっさに出た言葉だった。差別的な意図はないが、表現は撤回したい」と話した。【取違剛、西嶋正法】
 毎日新聞 11/25(土) 10:38

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 こんなことを口にして、

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 山本議員「黒いのが好き」発言、アフリカ研究者ら抗議文

 前地方創生相の山本幸三・自民党衆院議員(福岡10区)が先月23日の会合で、アフリカ各国との交流に触れ、「何であんな黒いのが好きなのか」と発言した問題で、アフリカ研究者らでつくる日本アフリカ学会(事務局・京都市、会長・太田至京大教授)の有志が2日、山本議員に対し、発言への反省と謝罪を求める抗議文を送付した。
 抗議文では、山本議員の発言について「アフリカを蔑視し黒人を差別する許しがたいもの」と指摘。「アフリカが『黒い大陸』『暗黒大陸』と表現されたことが念頭にあっての発言」と後日説明したことについても「差別をさらに助長していることに、議員自身が無自覚」と批判している。
 朝日新聞デジタル 12/2(土) 18:52

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 学会から抗議をされた。

 抗議をしたのがアフリカ諸国の政府や組織ではなく日本人が作っている団体でというところは、政治的な思惑は抜きにして我が国の健全さを示すものといえるが、それはともかく、山本氏の「アフリカが『黒い大陸』と呼ばれていたことを念頭にとっさに出た言葉だった。差別的な意図はない」は―初めの発言にいつもの「マスコミ切り張り」がされているのかはわからないが―あまりに苦しい言い訳である。これを「人種差別」のカテゴリーとは違うところで見たところで、アフリカ人を「遅れたやつら」と見下す変な「上下意識」の発露でもあるのだからまったくよろしくない。

 そういうことを抜きにしても、この発言は近年アフリカでその影響力を増している中国の存在が念頭にないというところで、「南沙諸島のことは日本に関係ない」といった野田現総務大臣(2015/11/10の記事、「『ほら、みたことか』(笑)」参照)並みの鈍感さである。
 そこをきちんと批判するマスメディアが多く出てくれば、日本の政治家の意識も向上していくのだろうが……彼らがやることといえば、

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 社説[政治家の差別的発言]人権意識の欠如あらわ

 前地方創生担当相の山本幸三・自民党衆院議員が、アフリカ支援に取り組む同僚議員の会合で「何であんな黒いのが好きなんだ」と発言していたことが分かった。
 政治家の暴言、失言には慣れっこでも、人権感覚を疑う発言は、「誤解」では済まされない深刻な問題を含んでいる。
 山本氏は同党の三原朝彦衆院議員が開いた政経セミナーに出席し、三原氏の政治活動を紹介した上で「ついていけないのが(三原氏の)アフリカ好きでありまして」と述べ、問題の発言をした。
 発言が表面化すると、「アフリカを表す『黒い大陸』ということが念頭にあり、とっさに出た」と釈明し、「撤回したい」と述べた。
 苦しい言い訳である。不快に思ったり、傷ついた人もいただろうに、謝罪の言葉はない。
「人種差別の観点は全くない」と説明しているようだが、「何であんな」とはどういう意味だったのか。差別的発言だという自覚がないとしたら、その意識のズレが問題である。
 山本氏は地方創生相だった今年4月、外国人観光客に対する文化財の説明に関し「一番のがんは学芸員。この連中を一掃しないと駄目」と語り、批判を浴びた。
 加計(かけ)学園の獣医学部新設を巡り、官房副長官の指示があったとするメールを送信した内閣府職員を「陰に隠れてご注進」と中傷したこともあった。
 これだけ放言が続いているのだから、党としても厳しく対処すべきである。
(後略)
 沖縄タイムス 11/28(火) 7:20

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 と、「モリカケ」を持ち出しての政権叩きのための道具としての扱い。

 同紙は同じ記事で、

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 人種差別と受け取られかねない発言は、昨年2月の参院憲法審査会でも飛び出している。
 同じく自民党の丸山和也参院議員が、オバマ米大統領について「今、米国は黒人が大統領になっている。黒人の血を引くね。これは奴隷ですよ」と述べたのだ。
 丸山氏は厳重注意処分を受けたが、同じような発言が繰り返されれば、日本の国際的信頼にも傷がつく。
 上記記事より

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 こんなことまで書いているが、丸山氏の発言は(2016/02/20の記事、イエロージャーナリズムとそのレベルの政治家に用はない)で書いたように「アメリカでは黒人というだけで今までは奴隷の子孫扱いだったが、その認識を打ち破ってオバマ氏が大統領になった」という意味のものである。それをマスコミが「丸山はオバマを奴隷だと言った!」と歪曲して報じたもので、きちんと言葉のわかるものが聞けばマスコミの方が批判されるべきものである。

 こんな言葉の揚げ足取りばかりやっていては、政治家も「嵐が過ぎるまで首をすくめていれば」という意識になってしまうだけ
 こんなことしかやらない新聞が「社会の木鐸」だの「民主主義の糧」だのと称して「税金負けろ」といっているのだから、まったく図々しいにもほどがある。


 本日の通信。

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 ボイジャー1号の軌道修正エンジン、37年ぶりの噴射に成功

(CNN) 米航空宇宙局(NASA)はこのほど、太陽系外を飛行している無人探査機「ボイジャー1号」の軌道修正(TCM)用エンジンを37年ぶりに噴射させることに成功した。
 アンテナの向きを修正するために、老朽化した姿勢制御用の噴射エンジンに代わって起動した。
 TCM用のエンジンは37年前から使われていなかったため、うまく作動する保証はなかったという。
 NASAのチームが11月28日、噴射の操作に踏み切った。その結果が19時間35分かけて地球に届き、4基のエンジンが完璧に作動していることが分かった。
 NASAのエンジニアによると、エンジンのテスト結果が一段階ずつ判明し、チームから安どと喜びの声が上がった。長い休眠から覚めたエンジンは、何事もなかったかのように役割を引き継い>だという。
 ボイジャー計画の責任者によると、エンジン噴射が成功したことで同機の寿命は2~3年延びる見通し。
 ボイジャー1号と2号は1977年、16日違いで発射された。1号は2013年9月、人工物として初めて太陽系外の「星間空間」に飛び出した。2号も数年後にはこれに続く見通し。
 両機は現在も観測を続け、地球と毎日交信している。
 NASAは今後、ボイジャー2号でもTCM用エンジンの噴射を試みる予定。ただし2号は姿勢制御用エンジンの劣化がそれほど進んでいないため、TCM用をただちに起動させる必要性は低いという。
 CNN.co.jp 12/3(日) 13:04

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 ボイジャーってもうとっくに通信途絶していると思っていた。これほどの距離でも機械が動かせるほどのコンタクトが取れるってすごいなぁ。

11月28日、噴射の操作に踏み切った。その結果が19時間35分かけて地球に届き」ということは、作動指令も19時間以上前に送信されたのだろう。ボイジャーは今特に目標を定めて飛んでいるわけではないからタイミングは厳しくないとはいえ、あまりに遅れるとアンテナの向きが変わってしまって電波が受けられなくなる可能性もあっただろうしなぁ。

 電波といえば、ボイジャーぐらいの速度になるとドップラー効果による周波数の変調も考慮に入れなければならなくなるのではないだろうか?
 昔まだコンピュータのプログラムをテープに「録音」していた時代、最盛期の老朽化などでテープの速度が変わったり、またテープが伸びてしまったりして「音のタイミング」などが変わってしまったら、コンピュータが記録データを読み出せなくなるトラブルがあったことを思い出すよ。


 

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