口の周りが黒い・くすむ 原因も対策も♪ | 札幌中医学講座 漢方的食事で体質改善

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☆口の周りが黒い・くすむ 原因も対策も♪


ひとに言えない疑問、言っても分かってもらえないお悩みとして、


・口の周りの色


があります。


よくあるのが、


・黒い・黒っぽい


・くすみ


です。


まつもとはご相談をお受けしている中で、たまに出会いますが。


みなさまはいかがですか?




口の周りの色調がほかと違う、という症状、「肝斑(かんぱん)」が代表ですね。


肝斑とはシミの一種で、一般的にはホルモンバランスの乱れによって起こるとされ、女性の頬の高いところを中心に、左右対称に発生します。


が、口の周りも実は肝斑の発症ポイントなんです。


頬の肝斑が褐色系なのに対し、やや黒っぽい、青みが差したような色で現れることが多いように感じます。


また、シミはハッキリしなくても、口の周りがどんよりと、くすんだ色調になっていることもあります。


これはどうして起こるのでしょう?


改善の方法はないのでしょうか?





中医学では、「黒」はある臓器と関係が深い色だとされています。


その臓器とは……


はい、「腎」、なんですね!


中医学(東洋医学)で「腎」といったとき、いわゆる西洋医学の「腎臓」とは、指している内容が違っていることにご注意ください。


黒っぽい色として表れたものは、腎の働き具合が表れていると考えます。


黒々としたツヤ髪は、腎の働きがしっかりしている証拠。


一方、顔色が黒っぽくくすんでいるときは、腎の働きが落ちているかもしれません。




更に、黒は「冷え」を表す色でもあります。


寒さにふるえているとき、人間の顔は頬から赤みが失せ、青みがかったくすんだ色に変わります。


もうひとつ。


黒は、体内で処理しきれなかった、余分な水分によって表れることもあります。


この余分な水分を「湿」といい、溜まると病気の原因となります。





総合すると……


「口の周りの黒ずみ・くすみは、体内に処理しきれずに溜まった、水っぽい老廃物が冷えていて、水分の最終処理を担当する『腎』の働きが間に合わなくなっていることの表れ」


であることが多いです。


もちろん、口の周りが黒っぽくなる方の全てがこの「腎・湿・冷え」パターンとは限りません。


ですが。




例えば、肝斑もあるけど、頬の茶色よりも口許の黒が目立つ、とか。


疲れてくると口の周りが黒くくすむ(とくに冬)、とか。


そういえば、生理のときには腰がだるい、なんてことがあったり、とか。


そろそろお年頃、40代後半に差しかかるわ、とか。


……こういうときには、「腎」の働きを落とさないように、日常生活でも注意しましょう。


具体的には、


腎を補う「黒いもの」を摂る:

 黒ごま、黒豆、海藻類は腎の栄養になります


腎のダメージを避ける:

 長歩き、恐怖、睡眠不足、性交の回数が多い………のないように


こうした中医学の観点から見ると、40代以降の腎の働きが落ちてくる年齢ならまだしも、「20代の腎が活発な時期に口の周りが黒い」場合は、危機感を持って対策した方がいいですね。





まさか皮膚のお悩みが、内臓に関係するなんて!


ビックリしますが、事実です。


同じ「シミ」や「くすみ」でも、色によって、できた場所によって、体内で起きていることは違います。


体内の、「シミ・くすみ」の原因を解消することをしないと、化粧品にこだわっても、エステで施術を受けても、イマイチキレイなお肌に戻りません。


「シミ・くすみ」のタイプ分けと、それぞれのタイプに合った生活の工夫について、こちらでパッと分かるように分類していますので、よかったらどうぞ^^


まつもととしては、「シミ・くすみ」で困っておられるご本人さまにはもちろん、「シミ・くすみ」のお悩みをご相談される、施術家さんたちに、理解しておいていただきたいと願っています!















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