パラレルキャリアで自分を活かす! -3ページ目

パラレルキャリアで自分を活かす!

スモールビジネスでもOK!
自分サイズのキャリアを創りましょう。

先日、あるパネルディスカッションを聴講したところ、

パネリストの中に、

素敵な女性経営者がいらっしゃいました。
 

 

仕事への熱意と部下への愛情に溢れていて、

近くにこんな人がいたら人生変わるかもなぁと、

話を聴いてほれぼれしました。



この方の仰るには、

迷った時はやりたくない方を選ぶ
のだそうです。



 

その趣旨はおそらく、

「敢えて困難な道を選んで挑戦しましょう」

ということだろうと思います。

 

そうすることで、能力が開発されたり、

自信がついたりするわけです。


 

以前、ある心理カウンセラーの方からも、

「やりたくないことを敢えてやれば成長できる」
と聞きました。


 

 

いわく、

何かの問題に直面した時、

その原因は「タブーだと感じているもの」の中にある。
 


「苦手だ、恥ずかしい、怖い」と感じることを

敢えてやることでタブーを克服できる。

 

そうすれば、自分の殻を破り、

枠を広げることができるそうです。


 

つまり、
「やりたくない」と思うことの中に、

自分を成長させる要素があるのです。


 

私は、このブログの以前の記事で、

 

やりたいこともやりたくないことも、

必要なら全部やりましょう


と書きました。



 

それは、この話を意識したわけではありませんが、

結果としては同じことかなと思っています。


 

さて、読者のみなさん。

 

あなたにとって、

「タブーになっていること」や、

「やりたくないこと」は何でしょうか?

 

弱っているときは無理しなくて構いませんが、
 

ちょっと元気な時は、

そういうことを考えてみるのもいいかもしれませんよ。

「無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)」

という言葉をご存知ですか?
 

恥ずかしながら、私は最近知りました。

 

「無意識のうちに、

客観的な根拠がないまま持ってしまう偏見」
 

のことだそうです。

 

たとえば、
 

女性は管理職に向いていない、とか、

子どもを持つ女性は仕事よりも家庭が大切、
 

とかいうのも無意識の偏見だそうです。

 

「これは差別につながる」と直感的に思いました。

 

というのも、私の勤務先でも

似たようなことが起きているからです。

 

以前に、私自身が、

ジョブローテーションの対象から外れ続けるという

事態が発生したことがあります。

 

責任者に理由を聞いたところ、

「すまん。気付かなかった。偶然そうなった」

と言われました。

 

また比較的新しい話では、

ある研修について、

40代以上の女性がことごとく対象から外れました。
 

中には、なぜ自分が外れるのか!と

憤慨している人もいたので、

それを研修担当者に伝えたところ、
 

「そのような人がいるとは思わなかった」
 

と言ってショックを受けていました。


 

いずれのケースも担当者に悪気はありません。

しかし、だからこそ厄介なのです。
 

無意識のうちに男性や若い人を優先させて、

公平に決めたつもりになっているのです。


 

指摘すると「わざとではない」

という答えが返ってきます。
 

しかし、ハラスメントもそうですが、

被害者側がそうだと認識している限り、

故意であろうとなかろうと加害者だと思います。
 

重要なことなのでもう一度言います。

 

 

故意でなくても差別は差別です。


 

 

偉そうに言っている私も、

どこかで過ちを犯しているかもしれません。

 

差別は、悪意のあるケースだけでなく、

無意識にしてしまうケースも多いということを、

よく肝に銘じておきたいものです。

 

もし不幸にも被害者になってしまったときは、

「仕方がない」と諦めたり、

「差別された」とふてくされたりせずに、
 

公平に扱われる権利があると、

堂々と主張した方が良いと思います。

 

相手は単に気が付いていないだけで、

あっさり認めてくれるかもしれませんよ。

あなたには、
どうしても伝えたいメッセージがありますか?


私にはあります。

 

「選ばれた一部の人だけではなく、

 誰もが満足できるキャリアを手に入れられる
 社会であってほしい」
ということ。

 

「高い教育を受けている日本の女性が、

 もっと自分の能力を生かし、

 経済力や社会的地位、そして発言力を

 持つ社会であってほしい」ということ。

 

ですが、その思いは、

果たしてどの程度伝わっているのでしょうか?

 

私はこれまでに、

「伝えたはずなのに伝わっていない」ということを、

何度も経験してきました。
 

そしてその一番の原因は、

伝える回数が少ないことだと思い至りました。

 

最近分かったことですが、

どうやら私の潜在意識には、

「一度言えば分かる」という思い込みがあるようです。
 

しかしそれでは、思いは十分伝わらないのです。


 

そこで私は先日、あるコミュニティで宣言をしました。

コミットメントを兼ねてここでもシェアします。


 

思いを何度も伝えて、共感してくれる仲間を増やします!
 

 

 

これをお読みになったあなたが、

私の考えに共感してくださる仲間であることを
切に願います。

 

暑い日が続きますね。

そうかと思えば、急に豪雨になるので困ったものです。
 

 

今日は「相手のためにできることは何か?」

というテーマで書いてみます。

 

私はライフワークとしてコーチングに取り組んでいますが、

もともとは心理学系は専門外で、

40歳を過ぎてから学び始めました。

 

私よりも心理学に詳しい人や、

コーチングの技術が高い人が大勢いらっしゃる中で、

私をコーチに選んでくださった方のために、

自分ができることは何だろう? と思っています。

 

初めは、ワーキングウーマンや女性管理職としての経験が

役に立つのかな、と思ったりもしていましたが、
 

実際にやってみると、

要求されているのはもっと根本的なところですね。
 

「何があってもクライアントの人生を丸ごと応援する」という

確固たる信念が求められているのだと感じています。

 

考えてみると、これはコーチに限らず、

その他の多くの仕事にもあてはまるのでしょう。

 

仕事をテーマとするコーチングをやっていると、

必ずと言ってよいほど出てくるクライアントの悩みに、

「評価されない」というものがあります。
 

そういう訴えをするクライアントの思考のベクトルは、

内向きだと感じることが多いです。

 

顧客も含めて、周囲は何を求めているのか?

周りの人に対して自分ができることは何か?

 

そのことに注意を払えば、ベクトルが外を向くと思います。

 

相手のことを必死で考えているとき、

「自分の評価は?」とは考えないような気がします。


 

話を戻しますが、

まず第一に考えるべきことは、

相手のために何ができるのか、ということ。

 

それを真剣に考えて行動した結果、

評価が得られて、選ばれる人になれるのだと、

そんな風に思っています。

早くも今年が半分終わってしまいました(汗)
 

上半期は充実していましたか?

 

私は、新しいことにいくつか取り組んで、

小さな一歩を踏み出しつつあるような感覚を感じています。
 


 

今日は、「やりたいことをする」ということについて、

最近ふと思ったことを書いてみます。

 

私はこれまで、

「やりたいことをやりましょう」とか

「やりたいことを言いましょう」とか、

「やりたいことを明確にしましょう」とか、

何度もしつこく、このブログに書いてきました。
 

 

私は、「やりたいことはやれば良い」

と考えています。
 

 

ただし、「やりたいことをやる」というのと、

「やりたいこと『だけ』をやる」というのは、

違うと思っています。

 

特に「やりたいことを仕事にしたい」

と思っている場合は注意が必要です。

 

「仕事って何?」という話もありますが、

ここでは「仕事=生業」だと思ってください。

 

私自身の経験では、

どんなに好きなことをやっていても、

嫌なことは発生します。

仕事であればなおさらです。
 

 

また、よくある話として、
「やりたいことは収入にならない」とか、

「やりたいことではないが収入になる」

という場合もあると思います。

 

だから、やりたいことを仕事にしたい人は、

次のように考えてみてはどうでしょうか?

 

 

やりたいこともやりたくないことも、

必要なら全部やりましょう!



 

そのぐらいの気持ちで取り組めば、

やりたいことを仕事にできるかもしれません。

 

もし自信がないのだったら、

やりたいことは、いきなり仕事にするのではなく、

ボランティアか、

ライフワークとして始めてみてはどうでしょう?

 

もう一度書きますが、

「やりたくないこともやる」と腹を括った方が、

結局は「やりたいこと」に早く近づけるのではないかと、

私は考えています。

 

「可能性を信じる」と聞いて、

あなたは何を思い浮かべますか?

 

 

私は、上司としてもコーチとしても、

部下やクライアントの可能性を、

本人以上に信じ抜く必要性を感じています。

 

 

 

仕事でもプライベートでも、

やる前から無理だと思ってしまった経験は、

誰にでもあるのではないでしょうか?

 

 

そんな時、

「あなたならきっとできますよ」

という態度で接してくれる人がいるかどうかで、

結果は随分違ってくるように思います。

 

 

つまり、ピグマリオン効果ですね。

「人間は期待されたとおりの結果を出す傾向がある」

ということです。

 

 

 

今、私が面談を担当している部下の中に、

与えられた仕事が能力を超えていると思って、

尻込みしている人がいます。

 

 

管理職の中にも、

「どうせ無理だろう」と、

お手並み拝見的な、

冷ややかな視線で見ている人がいることを、

本人も私も知っています。

 

 

だけど私は、

「やりたい」という気持ちが

少しでも本人に残っている限り、

絶対に本人よりも先に諦めないと決めています。

 

 

 

「どうせできないだろう」と決めつけて接していては、

人を育てることはできません。

 

 

 

本人が「駄目かもしれない」

と弱気になっている時こそ、

その人が自ら解決策を見出して乗り越えていけると、

強く信じたいと思います。

 

 

 

そして私自身も、

まだ成長できると信じて進みたいです。

 

前回の記事で、女性の働き方が、

「正社員で長時間労働」と「専業主婦」の

二者択一しかないのは問題が多いと書きました。
 

ですが、選択肢が少ないことで不利益を被るのは

必ずしも女性だけではないのです。

 

以前、ある男性からこんな話を聞きました。
 

「自分は妻の社会復帰をサポートしたいし、

 家事も育児も協力したい。
 

 でもそれだとあまり遅くまで働けないし、

 転勤も断ることになる。

 妻が専業主婦の人と競争すると出世が難しいかもしれない。」

 

なるほど、

男性目線の「家庭と仕事の両立」とはこういうものかと、

目からウロコが落ちました。

 

長時間働いて初めて評価される、

転勤を受け入れて初めて出世できるという仕組みだと、

専業主婦の妻のサポートを得て働く男性が偉くなり、

その人達が組織のルールを決め続けるので、

いつまでたってもダイバーシティにならないのです。

 

この悪循環をどのように断ち切るか?

 

私は、男女の区別なく

働き方のメニューを増やした方が良いと、

そんな風に考えています。

 

これまでの日本企業は、

長時間労働というメニューと
若い男性用の衣服しかない、

極端に品ぞろえの乏しい店のようなものでしたが、
 

これからは、品揃えを増やさないと

人が定着しなくなるのだと思います。

 

伝統的なものが合わない人にだけ

仕方なく新しいものを用意するというよりも、
 

元々いろんなものが揃っていて誰でも自由に選べる、

という風にすれば状況は改善されると思います。
 

普通のお店だと当たり前のことが、

どうして労働市場だとできないのでしょうか?

 

因みに、その新しいメニューやデザインは、

経営者や管理者が考えてくれるのを待つのではなくて、

当事者が自分でどんどん提案した方が良いと思います。

 

それが組織にとってプラスに働く限り、

必ず受け入れてもらえると信じています。

 

早くも年度末ですね。あっと言う間に春が来ました。

 

今日は「結婚退職」について書いてみます。

最近、結婚退職をする複数名の女性と

接する機会があったからです。

 

私は「結婚退職します」と言う女性を見ると、

その人の技能が高ければ高いほど、

「本当の理由は何だろう?」と思ってしまいます。

 

本人は波風を立てないよう多くを語りませんが、

「仕事にそこまでの価値を見出せない」とか、

「苦労をして働き続けても報われない」

というような気持ちが根底にあるように思います。

 

それを理解せずに能天気に祝福している人をみると、

残念だったり、少し腹立たしく思ったりもします。

 

こういうとき、どのように対応すべきでしょうか?

 

私は正解を持ち合わせていませんが、

無理をして働きたくない気持ちを尊重すると同時に、

技能を生かせないのは惜しいと感じていることを、

隠さずに伝えてもいいかなと思っています。

 

「正社員で長時間労働」と「専業主婦」の

二者択一しかない環境は、
本当に問題が多いと感じます。


 

私が気になるのは、

人の価値観は途中で変わる場合があるということです。

 

結婚するときには、
これ以上働きたくないと思っていても、

いつ気が変わるか分からないし、
病気や失業などで夫が働けなくなるかもしれません。


 

必要以上に可能性を狭めることなく、

身につけた技能を磨き続ける機会があればと思います。
 

でも、なかなかそういう環境に恵まれないので、

ハイスペックな主婦が増えているのが
日本の現状でしょうね・・



 

もう少し何とかならないのだろうか?

何かできることはないのだろうか?と思いつつ、

ひとりごとを綴ってみました。

 

こういう悩みをなくすことが、

働き方改革の目指すところであろうと、

そんな風に考えています。

 

最近、起業や副業の話ばかり書いているので、

今日は少し趣向を変えてみます。

 

私はこれまでの記事で、
 

「やりたいことをやりましょう」とか、

「やりたいことを言いましょう」

などと
書いてきましたが、

実は、もう一つ手前の話があります。

 

それは「やりたいことを明確にしましょう」です。

 

「今の仕事はやりたいことではない」と

感じている人は大勢いらっしゃると思います。
 

でも、

「それでは何をやりたいですか?」

と聞かれたときに、
分かりやすく説明できるでしょうか?


 

当たり前のことではありますが、

案外盲点になっているかもしれません。

 

実は、私自身も経験があるのです。
 

「やりたいことが伝わらない」

と悩んでいましたが、
 

そもそも「何をやりたいのか」が

明確ではありませんでした。
 

だから、誤解されたり、

必要な協力が得られなかったり、

という状態になりました。


やりたいことを実現するための第一歩は、
「何をやりたいのかを明確にすること」です。



 

やりたいことが明確ならば、

周囲に伝えやすくなりますし、

協力も得られやすくなります。

 

定職に就いている人は、

勤務先に見切りをつける前に、
 

・やりたいことは明確なのか?

・それが周囲に伝わっているのか?

・今の職場では本当に実現できないのか?
 

と、もう一度考えてみることをお奨めします。
 

そして、転職を考える前に、

今できることを十二分にやりましょう。
 

その結果、

一段上の考え方やスキルが身につき、

今の仕事で評価が高まったり、

新しいポジションが得られたりして、

結果として転職が不要になる可能性もあるのです。

 

やりたいことがはっきりして、

今の職場では実現できないと分かったなら、

その時こそ、新天地に向けて動く時です。
 

仕事はいつでも辞められます。
 

 

迷いや後悔を残さないために、

しっかりと時間をかけて熟慮し、

自分が何をやりたいのかを明確にしましょう。

 

最近、サラリーマンの
副業解禁の動きが増していますね。

 

ついに国主導で推奨するようになりました。

 

「副業」の後ろめたいイメージは、

今後は徐々に変わっていくのかもしれません。

 

「できるサラリーマンは、
 個人でもビジネスをやるのが当然です」

 

というぐらいのマインドになれば、

日本社会も変わるでしょうね。

 

ですが、実際には、

1つのことに専念するのが望ましい
と考える風潮が強いので、

急激には変わらないのかもしれませんね。


 

あなたは、副業についてどう思いますか?

何かを始める予定はありますか?

 

私は、次のように考えています。

 

どんなスモールビジネスであっても、

準備をしたり、実際に始めたりするには、

ある程度の時間がかかります。

 

副業禁止といっても、
勉強は禁止されませんので、

まずはビジネスを学んでみてはどうでしょうか?

 

学んだからといって、

必ずしも副業をする必要はありませんし、

本業に生かせる場面もあるだろうと思います。

 

それに、たとえば、

責任をとりたくない、失敗したらどうしよう、

というような恐怖感を克服したい場合、


ほんの小さなことでも、
自分で何かをやってみることは、
またとない訓練になります。

 

なぜなら、
全てを自分で決めて自分で責任を取るのが

個人のビジネスですし、

大抵は失敗がつきものだからです。


 

私は最近、
自分やその下の世代の人は

一生働かねばならない可能性が高い、
ということを考えたとき、

 

副業やパラレルキャリア、
セカンドキャリアは、

 

「やるかやらないか」ではなく、

「いつやるのか」の問題

だと思うようになりました。


 

以前に流行った、

「今でしょ!」みたいなことは言いませんが、
 

この環境で何もせずにいることはリスクである、

と思うようになりました。

 

この考えに賛同して下さる方に対しては、

声を大にして伝えたいです。


その時がくるまでに、
いい準備をしましょう!


 

 

賛成できないという方も多いでしょう。

それはそれで良いと思います。

 

いずれにしても、
自ら考え、決断し、

結果についても自分で責任を負う、

という当たり前のことが、
 

これまで以上に求められるのだろうと、

私は考えています。